笹山（黒河内岳）

2018年11月03日(土) ~ 2018年11月04日(日)

• GPS: 31:06
• 距離: 14.6km
• 登り: 1,986m
• 下り: 1,995m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:14
• 休憩: 1:38
• 合計: 8:52

7:15 奈良田バス停
7:22 7:22 奈良田湖バス停
9:24 9:25 1344
10:17 10:23 水場入口
12:58 12:59 2256
14:26 15:52 笹山 （黒河内岳）南峰
15:58 16:02 笹山（黒河内岳）北峰
16:07 笹山 （黒河内岳）南峰

2日目

• 山行: 4:44
• 休憩: 0:58
• 合計: 5:42

8:39 笹山 （黒河内岳）南峰
8:42 9:25 笹山（黒河内岳）北峰
9:41 9:51 笹山 （黒河内岳）南峰
11:09 11:09 2256
12:45 12:46 水場入口
13:12 13:15 1344
14:10 14:10 奈良田湖バス停
14:19 14:20 奈良田バス停
14:21 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田のバス停近くの駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所もなし。
そっちがコース？と思われる赤テープも、一部不明瞭な箇所もありますが、この山を登ろうとする人にとっては必要十分なテープと踏み跡で、基本尾根を歩けば大丈夫です。

写真

11/3 7:16

奈良田のバス停近くにある駐車場に駐車

11/3 7:16

あの吊橋を渡っていきます。

11/3 7:20

吊橋ちかくの駐車可能スペース

11/3 7:21

こんな、看板があるのでなんとなく、不安になったのでバス停近くの駐車場まで停めに行きました。まあ、たいした距離じゃないので安心料みたいなものです。

11/3 7:21

吊橋を渡ります

11/3 7:25

渡りきると、笹山の案内があります。ありがたい。

11/3 7:27

放水トンネルをくぐります

11/3 7:30

なにかあります。

11/3 7:30

水力発電所ですね

11/3 7:31

この発電所の横の道路を入っていきます（右折する）。

11/3 7:31

そのまま進むとトンネルですが、通行止めとなってます。

11/3 7:33

水力発電所の真下

11/3 7:36

水力発電所の横を右に曲がった道をすすむと「笹山登山口」につきます。ここからです。

11/3 7:39

水力発電所の関係でしょうか？転落防止のパイプに階段と整備されていますが、急坂です。厳しいです。

11/3 8:07

水力発電所の上に出ます。

11/3 8:19

普通の登山道に戻って一安心です。こっちの方がおちつく。

11/3 8:21

少し歩くと、山ノ神。登山の安全と頂上での好天を祈願。

11/3 8:26

山ノ神を過ぎても、歩きやすい道が続きます。

11/3 8:43

ぼちぼち色付いた木々が見えます。

11/3 8:43

とにかく尾根をぐいぐい登ります。

11/3 9:13

また、植生が変わってちがった雰囲気の森へ

11/3 9:22

標識、見つけると安心します。

11/3 9:23

いい色になってます

11/3 9:24

たぶん、2256mピークあたりが見えてると思う。

11/3 9:24

日の光が当たると、また一段と綺麗に見えますね

11/3 9:36

ふたたび緑の森へ

11/3 9:50

緑、黄緑、黄色の森

11/3 9:52

ハッキリしない尾根筋のときは赤テープ、ペンキが助かります。コースを外すとフカフカの土で歩きにくいです。

11/3 9:56

黄色の世界。

11/3 10:10

水場への分岐、今回は水場には行ってません。

11/3 10:44

左側のピークではなくて、奥の稜線沿いの小さな双耳峰は目指す笹山か？

11/3 10:48

大きく角度を曲げるところにある標識、登るときよりも、下りてくる時まっすぐ進まないための注意だと思います。

11/3 10:49

だんだん、紅葉も終わって、冬の山の様相になって来ました。

11/3 11:48

しずかな森を歩いていきます

11/3 12:14

ふたたび急坂をのぼります。

11/3 12:19

ひょっこり現れる、幕営好適地！まさにテント張ってくださいと言わんばかりの場所です。

11/3 12:48

ちょっとガスってきました

11/3 12:49

ガレから北側の視界があるようですが、ガスで見えず。

11/3 12:55

2256地点

11/3 13:12

山梨百名山の本に出てくる、幕営好適地か？
確かに何張りかできそうだ。

11/3 13:20

見事に人が歩いた部分だけコケがなくなっています。でも、まわりの苔むした感じがいいです。

11/3 13:56

ここにも、一張りなら幕営できそう。というか、一張りくらいなら幕営できそうな場所はけっこうあります。

11/3 14:07

木の間からひょっこり見えた鳳凰山、雪じゃなくて花崗岩の白

11/3 14:29

笹山（黒河内岳）南峰の頂上にある、山梨百名山の標柱。ここも新しいタイプですね。98本目。

11/3 14:30

北の方の展望が開けてます。ギリギリ雲と戦っている感じです。

11/3 14:31

富士山は登ってきた道をちょっと戻れば木々の間からよく見えます。

11/3 15:58

南峰にテント張って、寝床を確保したので北峰に散歩に来ました。背後の塩見は雲の中。

11/3 15:58

白河内岳だけみえます。その先は雲の中。

11/3 15:58

ここでも鳳凰山は見えました。

11/3 15:59

南峰と富士山。南峰は森の中なのに対して、北峰は森林限界越えてガラ場です。展望はいいけど、泊まるとなると風が吹いたら面倒かも。

11/3 15:59

甲府盆地のほうは雲の中。

11/3 15:59

ちゅうしんにある双耳峰は、この前行った、笊ヶ岳じゃないかな？

11/3 16:06

寒いので、南峰のテントに戻って来ました。

11/3 17:03

寒いなぁ〜と思い、温度計を外に置いておくとー4℃でした。まだ17時なんですけど、日没後が思いやられます。さっさと寝ます。お休みなさい。

11/4 5:56

翌朝、起きてみると一面真っ白のガスの中でした。夜中は凄い星空だったのに残念。寒いので暫く様子を見ることに。

11/4 6:33

太陽が出ても、この感じなので、さらに様子を見ることに。

11/4 7:36

気が付くと、晴れてました。中心の雲がこんもりしてるのは富士山なんだろうなぁ〜

11/4 7:37

北側の展望も良さそうなので、北峰へ行ってみることにします。

11/4 9:20

北峰にて、かなり粘ってみました。
南側（左）から悪沢岳、中岳か？
北峰展望��

11/4 9:19

蝙蝠岳と塩見岳と笹山北峰（ここ）
北峰展望��

11/4 9:19

仙塩尾根をつたって北側をみると
北峰展望��

11/4 9:19

手前に大きく白河内岳、西農鳥岳、間ノ岳、農鳥岳、北岳だと思います。間ノ岳は冠雪してますね。
北峰展望��
�　銑い鳩劼�って生で見るとなかなか壮観です。

11/4 9:40

北峰と南峰の間にあった、幕営好適地、風が強いときにいいかも。

11/4 9:47

南峰に戻って来ました。まだ、展望は大丈夫。でも、下ります。随分長いこと、頂上に居た気がします。そりゃ、昨日の14:30からいますからね。

11/4 9:53

最初は、ハイマツの森を抜けます。歩きにくい。

11/4 10:02

ひょっこり、綺麗に北岳

11/4 10:17

木は枯れているのにもふもふのコケ

11/4 10:24

独特のいい雰囲気があります。

11/4 10:50

窪地の水が凍ってます。

11/4 10:52

幕営好適地、なぜ、木が無いんだろう？

11/4 11:07

尾根には綺麗にコケが生えてますので、その横（下）を歩きます。

11/4 11:09

2256mポイント、ルートを外れるととても歩けませんね。

11/4 11:29

登りの時も気になった、幕営ポイント、平らでちょうどいいので昼食にします。

11/4 12:05

切り株の上にコケが生え、小さな木が生え、なんとなく不思議な空間です。切り株の上の小さな世界ですかね。

11/4 12:20

冬の山から、秋の山に戻って来ました。

11/4 12:39

色彩の乏しい冬の山の世界から戻ると、この色はとても綺麗に感じます。

11/4 12:41

このあたりが、今の紅葉ポイントですかね

11/4 12:45

水場分岐まで戻って来ました。まぁ、水は足りそうなので今回はパスで。

11/4 13:09

一本の木に、緑の葉、黄色の葉、赤の葉と多色の一本

11/4 13:16

木々の隙間から、早川が見えます。大分下りてきました。

11/4 13:33

山ノ神に、無事の下山と、好展望に感謝。

11/4 13:58

水力発電所の横を歩いていくと奈良田湖が見えて来ました。

11/4 14:05

登りの時は気にも留めなかった、看板。

11/4 14:06

この橋を渡れば、ゴールは目前です。なんとなく旅が終わる気分。

撮影機器：

OLYMPUS PEN mini E-PM2 オリンパス

感想

papakuri

平日に好天が続き、そのまま週末まで天気が持ちそう（曇りマークはあったが、降水確率は低い）だったので、そろそろ寒さが限界になりそうな笹山に行って来ました。
この前の笊ヶ岳と比べて、危険箇所はほぼ無く、倒木も少なく、道も歩きやすくて快適に歩けました。
当初の予定では2256地点の上の窪地付近で幕営しようと考えていたのですが（山梨百名山の本のガイド通りに）、そのポイントに13時過ぎと割合早い時間について、体の疲労具合もまだ行けそうだったので、そのまま頂上までいってきました。結果として、頂上で非常にのんびり出来て良かったです。ただ、この時期に2700m地点の夜は寒かったです。
二日目の朝起きたらガスで真っ白で参りました。昨夜の満天の星空は何処に行ったんだ〜と思いましたが、時間に余裕があるので待つことに。時間に余裕があるって素晴らしいです。だいたい晴れて北峰行ってからも、ちょうど頂上に雲が掛かったりして40分くらい待ちましたが、今日はこれが限界で、でも、十分いい景色が見れたじゃないかと思います。
景色も見れたし、紅葉も見れたし、頂上独り占めできたし（この山行で会ったのは一日目に一組、二日目に一人でした）、夜も昼も山を楽しめました。
ただ、ストックの先のゴムのキャップがいつの間にか無くなっていたのは残念です。これって、もうちょっと取れにくくならないものですかね。

コメント

辻 平内

こんばんは
papakuri　さんのレコは何時も楽しく拝見しております。
笹山へテン泊で、などと考えていた矢先にこのレコを拝見し、気温の情報など大変参考になりました。以前、夏に日帰りでピストンした経験から、ほぼ水場の無いあのコースをテン泊装備で登るのはきつそうで・・・。持参した水の量とか、使用したシュラフ、夜間や明け方の気温などの情報を教えていただけるとありがたいです。
お疲れ様でした。

papakuri

Re: こんばんは
heinaiさんこんばんは
水は3L持参で、消費したのは2.5Lです。水場へは行ってません。この時期は汗の量も抑えられるので持参する水も抑えられると思います。
食料を前日にちょっと豪勢に買ってしまったので、もったいないので全部つめたら17kgにもなりました。もうちょっと減らせますね。
使用したシュラフはモンベルのダウンハガー800 #2です。夜でもテントの中は0℃ちょいくらいでしたかね。この寝袋ですこし着込んで朝の5:30までよく寝れました。夜中に一回起きて満天の星空の下で用を足したときはさすがに寒かったです。
朝は気温は見てなかったので解らないですが、ガスの中でしたので逆にあまり冷えなかったかもしれません。テント内にある水は全然凍る気配も無かったですし。
気をつけて行ってきてください。

辻 平内

Re[2]: こんばんは
papakuri さん
情報ありがとうございます。たいへん参考になります。