笹山・白峰南嶺北上

2025年01月25日(土) ～ 2025年01月26日(日)

• GPS: 20:14
• 距離: 26.4km
• 登り: 2,923m
• 下り: 2,921m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:06
• 休憩: 0:29
• 合計: 10:35

距離 9.5km 登り 2,140m 下り 186m

4:08 早川町営奈良田第1駐車場
4:15 4:16 奈良田八幡社公園
5:41 5:42 1344
6:31 6:48 水場入口
9:12 9:15 2256
11:32 11:33 笹山 南峰
11:42 11:48 笹山北峰
14:17 白河内岳
14:43 宿泊地

2日目

• 山行: 8:33
• 休憩: 1:08
• 合計: 9:41

距離 16.9km 登り 783m 下り 2,735m

6:22 宿泊地
7:02 7:05 大籠岳
9:07 9:15 広河内岳
9:54 9:58 大門沢下降点
11:48 12:32 大門沢小屋
13:58 14:05 大古森沢出合
14:37 14:38 早川水系発電所取水口
14:50 14:51 森山橋
15:22 大門沢ゲート
15:44 丸山林道入口
15:56 奈良田バス停
16:02 奈良田湖バス停
16:03 ゴール地点

天候

1日目　曇り→稜線上は晴れ
2日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田湖駐車場　無料　簡易トイレ使用可。
現在は入口に駐車場を示す看板等無く、他に車が無いと三角コーンが並んでいて一見工事関係者の敷地に見えてしまう。
でも仮設トイレはちゃんと女性用もあってキレイ。

コース状況／危険箇所等

・笹山へのダイレクト尾根
雪は1700m位から出てきて1800位から雪が繋がる。この日はトレースあり。

・笹山〜大門沢下降点(白峰南嶺)
笹山〜広河内岳へ向かう樹林帯が一部分かりにくい。ほぼトレースはあったが時々消失。トレースないと深いところで腿まで沈む。稜線上はペンキマークあり。

・大門沢下降点〜駐車場
一部登山道から外れショートカットしました。この日は数日降雪なかったので大丈夫でしたが、雪崩れそうな地形なので、降雪後や降雨、気温上昇時は通らない方が良さそう。
大門沢小屋から下は丸太橋やまたぐ程度の軽い渡渉、落ち葉のトラバースなど。テープ、ロープ等豊富にあり。
大門沢小屋でトイレお借りしました。

※2日目GPSの不具合あり。何度もルート逸脱の音声があり軌跡が蛇行。実際の距離、標高差共に多く表示されてます。前回の距離で23キロ、標高差2500m位です。

写真

1/25 4:10

奈良田湖の吊り橋。長いけどここはあまり揺れないからいい。

1/25 7:04

ここから雪道。

1/25 9:52

曇ってて眺望もなく淡々と登るだけ。飽きる、、、

1/25 11:28

山頂近くで雲を抜けて青空。トレースのお陰でほぼ予定通り。

1/25 11:32

3度目の笹山南峰。積雪期は初めて。

1/25 11:32

山頂にテント跡あり。
南峰は眺望が少ない代わりに風の影響受けにくい。もうテントに入りたい気分だけど、、もうひと頑張りして先に進もう。

1/25 11:43

10分ほど歩いた先の北峰は大展望！

1/25 11:45

塩見岳

1/25 11:46

蝙蝠岳

1/25 11:46

荒川岳

1/25 12:21

ここから白峰南嶺を北上。ずっと尾根の西側をトラバース。雪も深くなり、ここはノートレースだとかなり大変そう。

1/25 12:52

やっと稜線に出られた。西側なので雪は飛ばされて殆ど雪ない。

1/25 13:02

夏道通りにペンキマークを辿る

1/25 13:50

あの上が白河内岳の山頂

1/25 14:18

白河内岳。取りあえず撮った標柱が正面じゃ無いのは疲れてたから、、、

1/25 14:18

向かう稜線。もうだめだ、テント張る場所探しながら歩く。

1/25 14:34

登山道の少し西側、一部雪のある小さな谷地形の場所にした。北西が小高い尾根になってるのでここだけ無風。

1/25 15:15

整地して気持ち程度の風よけ作ったら力尽きる。水作りして夕飯食べて18時就寝。初のマイナス15度以下の夜を迎える。防寒装備更に追加したけど、朝方は恐ろしい寒さだった。

1/26 6:19

2日目。テント内マイナス17～8度。うっかり靴をシュラフ内に入れ忘れたらガチガチに凍ってて履けない。仕方なくガソリンストーブまた出して、あぶって温めてやっと履けた。

1/26 6:29

風は5m前後。行動始めれば前回の仙丈ヶ岳より全然暖かい。

1/26 6:46

富士山の横から。良い日の出。

1/26 6:47

中央アルプス

1/26 6:48

白峰三山

1/26 6:48

塩見岳

1/26 6:51

白峰三山と右に鳳凰山

1/26 7:02

大籠岳山頂

1/26 7:04

白峰三山
色合いが変わる

1/26 7:17

マーク無視して稜線寄りを歩いてたら合流する先で雪が深そうだったのでマシなところで横断して復帰。ちゃんとマーク探さないと余計なエネルギー使う。

1/26 8:11

広河内岳への稜線

1/26 8:18

広河内岳の登りを見上げて身体の重さにため息。暖かくなってきたので休憩。

1/26 8:20

一晩でパンもほぼ凍って食べられない。「雪見だいふくみたいなパン」だけかろうじて食べられた。

1/26 9:09

広河内岳。農鳥岳行きたかったけど完全に諦めた。自分の体力はこんなもんか。。

1/26 9:10

農鳥岳

1/26 9:11

歩いてきた白峰南嶺

1/26 9:11

塩見、仙塩尾根

1/26 9:13

荒川、蝙蝠〜塩見

1/26 9:17

農鳥岳に後ろ髪引かれながら、、

1/26 9:45

大門沢下降点の黄色い標識が見えた。降りるルートがわからず探す。少し戻って東側にトラバース気味に降りるようになってた。

1/26 9:53

大門沢下降点。ここからの下山は前回もボロボロで散々だった記憶。

1/26 10:05

ちょっと一般道から外れて良さげな斜面でシリセードで降りる。
でも雪が柔らかい所はすぐ止まっちゃう。色々体勢を変えながら。上手く滑れると楽ちん、面白い。ん？上から雪が落ちてくる。振り返るとまさかの登山者1名。同じようにシリセードで降りてくる！ここ一般道から外れたのに、何で？

1/26 12:29

大門沢小屋。さっき会った若者は二十歳の大学生の男子！　いかにも若者らしく可愛い😅　スマホの充電器忘れて不安だからついてきたと（笑）ここで40分近く話しながら休憩。この先私にとって核心部の丸太橋あるので先に下山してもらい別れる。

1/26 12:35

もう何度渡っても手すりのない橋は緊張しまくり。これはどうすれば克服できるんだろう。バランス力鍛えるしかないか。。

1/26 14:20

ビバークに良さげな岩

1/26 14:34

見た目より揺れる吊り橋

1/26 15:16

林道横のミニ氷瀑。カッチカチ

撮影機器：

KYG03 KYOCERA

感想

えっちゃん

2021年5月に歩いた笹山からの白峰南嶺。あの稜線でテント泊出来たらいいなと思ってたけどマイナス17度は寒すぎ。。これまでのテント泊とは明らかに寒さのレベルが1段上。靴とパンがあそこまで固く凍ったのは初めてで、過去最高の寒さを実感。。
もちろん防寒は今までより更に増やしたものの安眠出来ず、もうこれ以上寒さのレベルは上げなくていいやと思いました。
農鳥岳へ行けなかったのは残念だったけど、冬のテント泊での行動時間を考えると無理があったことは承知の上。今回で冬の泊まり装備では10時間までと把握出来た。あとは快適じゃない環境の中でも眠れるず太い神経になれれば、2日目はもう少しマシになるだろう。