釈迦ヶ岳(太尾登山口から往復)
- GPS
- 03:51
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 595m
- 下り
- 584m
コースタイム
- 山行
- 3:19
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 3:48
不動木屋谷林道分岐0931
高度計読み1600m0953-1004
古田の森 1009
千丈平 1031
水場 1036
大峰奥駈道 1045
釈迦ヶ岳 1053-21
大峰奥駈道 1125
水場 1129
千丈平 1133
古田の森 1153
不動木屋谷林道分岐1217
太尾登山口 1248
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
するどく割れているものが多いので注意。(感想参照) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口にポスト。コース問題なし。 ただしP1468から分岐する旧道は荒れているという掲示が分岐にあり。 |
その他周辺情報 | 登山口は携帯不通(au4G)。ダムの所に公衆電話あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地形図
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|---|
備考 | 持って行って良かった: スペアタイヤ。(スタッドレスで代用。パンク修理剤では直らなかった) |
感想
この日は釈迦ヶ岳、翌日は能郷白山の予定であった。深田クラブ200名山の残りは10座で
あるが、一度のお出かけで2座登れるのは、今回とあとは九州の2座(一つは桜島で扱い
未定)だけであり、残りは全国に散在している。百名山の時と違い、難易度もさまざまだ。
2座登るという話になると、一年半ほど前に伯母子岳から下山したのが昼。車を
飛ばせば、その日のうちに釈迦ヶ岳にも登れるのではないかと、チャレンジしたが、
紀伊山地の狭隘路に歯が立たず、全く間に合わなかった。このあたりは四国と同じで、
中央構造線沿いの為、谷は深く、屈曲も激しい。
さて、今回、例によってもたもたして自宅発が遅れ、吉野路大塔道の駅で1時間程の
仮眠のみで、太尾登山口へ向かう。
道は狭く、落石も多いが舗装はされている。(全面舗装は理由があった)
紅葉がなかなか見事だ。最後3km、妙に規則正しい変な走行音が聞こえる。しかし、
常時ではなく途切れることも多いから、パンクではないだろうと思ってそのまま走る。
登山口で車を降りたら、パンクしていた(涙)。
最近の車の常で、スペアタイヤがなく、パンク修理キットのみだ。まずマニュアル通りに
パンク修理を試みる。10分経っても空気圧が上がらず、見ると踏面から盛大に漏れている。
幸い、スタッドレス(冬はサマータイヤ)を一本と、不整路でもジャッキアップできるように
木の板を積んでいる。スタッドレスに交換して事なきを得たが、ここ圏外だ。
タイヤ積んでなかったら面倒だったな。
そんなこんなで一時間もロスして、登山開始。林道程ではないが、最初の20分ほどは、
紅葉がなかなかきれいだ。その後、標高が上がってたるみが混じるころになると木々は
落葉がほとんど。よく見ると立ち枯れのほうが多い。右側の奥駈道南部に見える岩峰の
ピークが印象的だ。
1600m付近では、その立ち枯れた木すら少なくなる。見通しは良いのは良いが、鹿の
食害が酷いようなのは悲しい。わずかに見える幼木はネットで保護されているが、
あまりにも少ない。
奥秩父で、四国で、南アルプスで見たように、このままでは太平洋側の山々は、
みな遠からず丸裸になってしまうのではないだろうか。
休憩後、古田の森・千畳平・水場・大峰奥駈道分岐と数分おき位に何らかのイベントがあり、
山頂着1053。最近、(重荷時のぞいて)予定より早くもなく遅くもないことが多いな。
大勢の人が休んでいる。残念ながらガスが多く、大峰奥駈はほぼ見えない。
が、北に向かって下るその出だしの傾斜だけでも、険しいということだけは判る。
下山間際になって晴れて、弥山方面まで見えた。が、どういうことなのか、山頂前後で撮った
写真はすべて左側がボケてしまっていた。単にレンズの曇りではないような....
手ぶれ補正の異常か?。自分の目で見たから良しとするか。
200名山にこの山が入ったことには、大峰奥駈道を縦走してほしいという意図を感じる。
これは、先月登った以東岳、飯豊の杁差岳、四国の三嶺も同様だ。が、未登の杁差岳
(飯豊は門内以南は歩いてはいる)をのぞき、いずれも単独で登ってしまっている。
この山も、面倒になって、とりあえず「片付ける」ような感じで登っているが、それは
登山を楽しむやり方としてまっとうなことだろうか?。
日本海太平洋をつなぎ、山梨県境一周には王手をかけ、それに飽きたらず、
(ほぼ完遂不可能な)日本海太平洋間を稜線通しにつなぐとか、(絶対不可能な)
中央分水嶺踏破にまで手を出しているのに、1000年前から歩かれている大峰奥駈道を
歩かないのはどうなんだろう。パンクは仏罰だろうか?
やはりいつの日か、大峰奥駈道を縦走せねばならない。紀伊山地にはほかにも、大杉谷
(大台ケ原とつなぐもくろみだったが、数年間不通の為、大台ケ原のみ「片付けて」しまった)、
弥山双門ルート(八経ヶ岳のルートとして考えていたがこれも最短ルート往復で、
片付けた)も行かねばならない。
明日の予定をどうするか迷っていたが、スペアタイヤなしで能郷白山の温見峠まで
行くのは不安でもあるし、今回はこれで帰ることにする。
帰路、林道をよく見ると、落石はするどく尖っているものが多い。もう一度パンクする
わけにはいかないから細心の注意を払って運転したが、これで未舗装では、とても
登山口までたどりつけないだろう。
一本だけスタッドレス(ホイール径もインチダウンしている)での高速走行には
若干の不安があったが、オートクルーズの設定範囲内では、全く問題なし。
しかし、結局、パンクは修理不能で、タイヤ交換ということになった。
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