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記録ID: 164714
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山滑走
丹沢

大室山

2012年01月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:14
距離
7.8km
登り
1,178m
下り
1,185m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:34
休憩
0:39
合計
6:13
距離 7.8km 登り 1,189m 下り 1,185m
8:24
8:25
161
11:06
11:40
39
12:19
12:20
52
13:12
13:15
1
13:16
ゴール地点
7:00登山口-10:55山頂11:30-13:15登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R413 登山口の久保の吊橋に駐車スペース〜2台
コース状況/
危険箇所等
R413路面凍結箇所あり 滑り止め必要
吊橋を含め、登山道には積雪あり、上部はツボ足では潜ります。
トイレはあるが登山ポスト見当たらず
いやしの湯 休業中
吊橋入り口に隣接して直売所あり
装備:兼用靴、フリーベンチャー
吊橋を渡った先の指導標
by  S004, KDDI-SN
吊橋を渡った先の指導標
大渡からの登山道との合流地点
by  S004, KDDI-SN
大渡からの登山道との合流地点
ブナの原生林が始まる辺り
by  S004, KDDI-SN
ブナの原生林が始まる辺り
適当な樹間が続く
by  S004, KDDI-SN
適当な樹間が続く
大室山頂 山梨百名山
by  S004, KDDI-SN
大室山頂 山梨百名山
下山後、吊橋に向かう途中の着雪した樹林のアーケード
by  S004, KDDI-SN
下山後、吊橋に向かう途中の着雪した樹林のアーケード
巌道峠と無名峰
帰りの吊橋、真ん中の雪が解けている
by  S004, KDDI-SN
帰りの吊橋、真ん中の雪が解けている
大室山方向、朝は見えていた山頂は雲の中
by  S004, KDDI-SN
大室山方向、朝は見えていた山頂は雲の中
撮影機器:

感想

久しぶりに天気が良さそうなので、どこに滑りに行くか?
木曜までは、那須と決めていたのだが、予報では天気が崩れてきたので、他を探
していたら、ヤマケイのニュースで「丹沢で100センチ!」というのが飛び込んでき
た。今年はあちこち雪が多いようだが、丹沢でも腰ラッセルらしい。

もしかしたら、大室山いけるかも?
「ハイグレード山スキー」の最後に載っている隠れパウダーエリア。
一度、行ってみたいと思っていたので、これは絶好のチャンス。
金曜日になって、急に行き先変更。情報を漁ってみると、まともに滑れるのは
山頂部の一部で、後はほとんど登山道をそのまま滑るしかないようだ。

そうなると、長い板だと難しくなるので、押入れにしまいこんでいたフリーベン
チャーを急遽引っ張り出して、とりあえず滑走面の手入れだけ済ます。
靴はTR12にするか、新しいTLT5にするか?ここは軽さでTLT5を選択。
準備をして就寝。

4:30起床。丹沢だと近いので、ウェアを着ていっても良いのだが、ほんとに
滑れるのか?という一抹の不安もあり、とりあえず、ウェアは現地で着替える
ことにして5:00出発。

早朝なので、混雑もなく道志みちR413に入る。途中から路面凍結チェーンの表示
が出ているので、慎重に運転するが、それほどひどい状況では無かった。
道志みちは何度も走っているが、久保の吊橋で停まったことはなかった。着いて
みると、長時間駐車がはばかられるような狭いスペースだったが、この日、結局他
に停めた車は無いようだった。

簡単に朝食を済ませてウェアに着替え、板をザックに取り付けて出発。
吊橋の上まで積雪しており、下の川から結構な高さがあるので、慎重に渡る。
渡った対岸は一面の雪面となっており、情報通り、今年は雪が多いようだ。
これならシールでも行けそうだが、雪が締まっていて、ツボ足のトレースもあるの
で、とりあえず行けるところまでツボ足で行くことにする。

山頂までの標高差1100mを越える、丹沢でも指折りのルートらしいが、確かに
尾根づたいにずっと登りが続く。帰りに滑って来れるだろうか?と思ってしまう
ような箇所が多く、モチベーションが上がらないが、ピークハントが第一目的と
考えを切り替えて、ひたすら山頂を目指す。

1000mを過ぎた辺りから、雪が深くなってきたので、シール登行に切り替え
た。しばらく使っていなかったシールだったが、問題なく貼り付けることができ
た。このルートは、色テープの類は多くは無いが、それなりに付けられており、
また、ルート自体も比較的単純な尾根道なので迷うことは無いが、トレースが消え
かけている所もあり、足首ラッセルを強いられて、ペースが上がらない。

1400m辺りからブナの原生林が現れる。樹間も開いており、格好のスキーエリ
アとなっている。そこから、さらに一登りで山頂到着。無風。0℃
気持ちよく晴れている。標識の埋もれ具合からみると積雪は50センチを軽く
超えている。結構さらさらのパウダースノー。
ミルクティーとパンの昼食。空腹のせいか、ジャムパンが美味い。

シールを剥がして、ワックスを塗り、靴を滑降モードに切り替えて滑りだす。登
る時に目星をつけておいた斜面は予想通りの感触。少し雪が固いのが残念だが、気
持ちよくターンを繰り返すと、あっという間にスキーエリア終了。

後はひたすら我慢の滑りで、時々尾根を外れてトラバースを試みるも、ブッシュや
枝に阻まれて、結局登山道のトレースに戻る。気が付くと、登りの時に気になって
いたポイントもいつの間にかクリアして、吊橋まで板を履いて戻って来れた。

車に戻って、帰宅方向で温泉を探すも、生憎休業中とのことで諦めて帰宅。
いつでも滑れるエリアでは無いし、滑れるポイントも限られているのが難点だ
が、近場でこんなところがあることを知ることができて良かった。
今度は降雪直後のフカフカパウダーを狙うか?


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