大室山
- GPS
- 06:14
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,178m
- 下り
- 1,185m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
R413路面凍結箇所あり 滑り止め必要 吊橋を含め、登山道には積雪あり、上部はツボ足では潜ります。 トイレはあるが登山ポスト見当たらず いやしの湯 休業中 吊橋入り口に隣接して直売所あり 装備:兼用靴、フリーベンチャー |
写真
感想
久しぶりに天気が良さそうなので、どこに滑りに行くか?
木曜までは、那須と決めていたのだが、予報では天気が崩れてきたので、他を探
していたら、ヤマケイのニュースで「丹沢で100センチ!」というのが飛び込んでき
た。今年はあちこち雪が多いようだが、丹沢でも腰ラッセルらしい。
もしかしたら、大室山いけるかも?
「ハイグレード山スキー」の最後に載っている隠れパウダーエリア。
一度、行ってみたいと思っていたので、これは絶好のチャンス。
金曜日になって、急に行き先変更。情報を漁ってみると、まともに滑れるのは
山頂部の一部で、後はほとんど登山道をそのまま滑るしかないようだ。
そうなると、長い板だと難しくなるので、押入れにしまいこんでいたフリーベン
チャーを急遽引っ張り出して、とりあえず滑走面の手入れだけ済ます。
靴はTR12にするか、新しいTLT5にするか?ここは軽さでTLT5を選択。
準備をして就寝。
4:30起床。丹沢だと近いので、ウェアを着ていっても良いのだが、ほんとに
滑れるのか?という一抹の不安もあり、とりあえず、ウェアは現地で着替える
ことにして5:00出発。
早朝なので、混雑もなく道志みちR413に入る。途中から路面凍結チェーンの表示
が出ているので、慎重に運転するが、それほどひどい状況では無かった。
道志みちは何度も走っているが、久保の吊橋で停まったことはなかった。着いて
みると、長時間駐車がはばかられるような狭いスペースだったが、この日、結局他
に停めた車は無いようだった。
簡単に朝食を済ませてウェアに着替え、板をザックに取り付けて出発。
吊橋の上まで積雪しており、下の川から結構な高さがあるので、慎重に渡る。
渡った対岸は一面の雪面となっており、情報通り、今年は雪が多いようだ。
これならシールでも行けそうだが、雪が締まっていて、ツボ足のトレースもあるの
で、とりあえず行けるところまでツボ足で行くことにする。
山頂までの標高差1100mを越える、丹沢でも指折りのルートらしいが、確かに
尾根づたいにずっと登りが続く。帰りに滑って来れるだろうか?と思ってしまう
ような箇所が多く、モチベーションが上がらないが、ピークハントが第一目的と
考えを切り替えて、ひたすら山頂を目指す。
1000mを過ぎた辺りから、雪が深くなってきたので、シール登行に切り替え
た。しばらく使っていなかったシールだったが、問題なく貼り付けることができ
た。このルートは、色テープの類は多くは無いが、それなりに付けられており、
また、ルート自体も比較的単純な尾根道なので迷うことは無いが、トレースが消え
かけている所もあり、足首ラッセルを強いられて、ペースが上がらない。
1400m辺りからブナの原生林が現れる。樹間も開いており、格好のスキーエリ
アとなっている。そこから、さらに一登りで山頂到着。無風。0℃
気持ちよく晴れている。標識の埋もれ具合からみると積雪は50センチを軽く
超えている。結構さらさらのパウダースノー。
ミルクティーとパンの昼食。空腹のせいか、ジャムパンが美味い。
シールを剥がして、ワックスを塗り、靴を滑降モードに切り替えて滑りだす。登
る時に目星をつけておいた斜面は予想通りの感触。少し雪が固いのが残念だが、気
持ちよくターンを繰り返すと、あっという間にスキーエリア終了。
後はひたすら我慢の滑りで、時々尾根を外れてトラバースを試みるも、ブッシュや
枝に阻まれて、結局登山道のトレースに戻る。気が付くと、登りの時に気になって
いたポイントもいつの間にかクリアして、吊橋まで板を履いて戻って来れた。
車に戻って、帰宅方向で温泉を探すも、生憎休業中とのことで諦めて帰宅。
いつでも滑れるエリアでは無いし、滑れるポイントも限られているのが難点だ
が、近場でこんなところがあることを知ることができて良かった。
今度は降雪直後のフカフカパウダーを狙うか?
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