金時山、丸岳、三国山(公時神社〜箱根町 箱根外輪山縦走)
- GPS
- 09:28
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 1,346m
コースタイム
天候 | 曇り、一時雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
箱根町BS〜小田原駅(箱根登山バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
公時神社〜金時山 雪はよく踏まれていて、氷っているところもなく、登りではアイゼンは必要ありませんでした。 金時山〜乙女峠 積雪量は増えますが、よく踏まれており問題ありません。 乙女峠〜長尾峠 踏み跡が少なくなり、つぼ足での登り、降りになります。 長尾峠〜湖尻峠 笹が登山道にかぶさり歩きづらいところがあります。 湖尻峠〜箱根峠道の駅 積雪はありますが、問題となるところはありません。 |
写真
感想
正月明けから3週間富士市で仕事があり、仕事場の裏から屋根越しの富士山を眺めながら、早く山の上からの富士山を眺めたいと悶々としていたが、ようやく仕事も一段落したので早速出かけることにした。
登山靴は水が浸み込むようになってきて、雪道では靴下がびしょびしょに成る程なので、とりあえず一見山靴風の長靴を調達してきた。靴ひもは足首から上を締めるようになっており、足は靴の中で遊んでしまうので厚手の靴下で調節する。使えるかどうかの試験運用も兼ねての山行となった。
箱根外輪山は乙女峠から先の丸岳方向へは行ったことがないので、様子が分からないがヤマレコの記録を見てなんとか日没前に箱根町まで行けるかなと計画した。
仙石のバス停で降り、矢倉沢峠への金時登山口前のトイレに立ち寄る。金時神社登山口へは更に車道を歩くことになるが、歩道となる側溝上が除雪されてない為、車道に出て歩くので通過する車に気を使う。
公時神社からの登山道は薄く雪が積もっているが、サクサクとして滑ることはない。登り始めてすぐ下りてきた人とすれ違う。駐車場はほぼ満車の状態だったが、朝早くから登っている人が多いようだ。その後も何組かとすれ違った。
金時の宿り石を過ぎて右にトラバースぎみに登って行き、傾斜が急になったところで先行の団体に追いついた。皆軽アイゼンを装着している。私の長靴は新しいので靴底のブロックが効いているのか滑ることはない。
金時山では望みがかなって富士山を見ることができた。しかし神山、駒ケ岳方面は雲がかかり始めていて霞んでいる。今日は先が長いので朝食のサンドイッチを食べるとすぐ出発することにした。
乙女峠方向に下り始めると雪の量は増えるが、良く踏まれていて歩きやすい。
右手に富士山があるのだが木の枝が邪魔をしてすっきりとは見えない。
乙女峠の展望台では雲で隠れ始めていた。ここで見た富士山が最後になった。
丸岳方向に進むと踏み跡が少なくなり、ずぼずぼと踏み抜くことが多くなった。
丸岳への登りで予定時間を大分オーバーしてしまった。おまけに小雪もちらつき始めた。丸岳の下りで1組のペアとすれ違う。天気さえ良ければ静かで風景を満喫出来る良いコースなのだが。
長尾峠を過ぎるとコース上に笹がおじぎをしていて、掻き分けながら進む。
並行して箱根スカイラインが通っているが、笹で目隠しされており、時々通る車の走行音でその存在がわかる。
芦ノ湖展望公園はそのスカイラインの展望所であるが、ベンチが置かれており休憩に良い。ここで昼食にした。食べているあいだに雪が激しくなってきた。指先が冷えてきたので追い立てられるように出発する。
湖尻峠で車道を横断し三国山の登りに入る。三国山の前後ではブナの大木が目立った。三国山を下りてくると芦ノ湖スカイラインと並行するようになるが、尾根をはさむような形で登山道はトラバースぎみに進む。途中で唐突に山伏峠の標識が出てきた。どう見ても峠とは思えない場所なので考え込んでしまう。しばらく進むとスカイラインの山伏峠に出た。ここではうどん屋が営業していた。
山伏峠からは芦ノ湖や駒が岳が見えるが、あいにくの天気で霞んでいる。この先カヤトの原が続くが海ノ平の標識を見落としたらしくピークを下って行くと、左へ直角に曲がり樹林帯の中を下る。標識を見落としたことが気になって、暗い樹林帯の中さらに気が落ち込む。日没も気がかりになってきた。
道の駅を見つけた時はほっと一安心した。
道の駅から国道を箱根峠方向に進むと箱根新道分岐の手前に旧東海道の入口がある。途中坂の名称やら説明板が沢山あったが気がせいていたので、次の機会にゆっくり見ることにして先を急ぐ。箱根町バス停には17時に着き、17時13分発の新道経由のバスに乗ることが出来た。
最後に長靴の使用感はほぼ満足のいくものだった。シーズン限定で使えそうだ。
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