乾徳山から西沢渓谷
- GPS
- 07:02
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,945m
- 下り
- 1,672m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・西沢渓谷から乾徳山登山口まではバス利用。本数は少ないので事前に要確認。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般: 今日の時点ではルートに雪氷なくアイゼンやピッケル不要。気温低く寒いので服装はそれなりに。 駐車場-乾徳山: 山頂直下の岩場は鎖が連続。失敗すると落ちるので要注意。それ以外は歩き易く分かり易い登山道。 乾徳山-黒金山: 踏み跡は少し薄くなるがマーキングがばっちりあるのでそれを見逃さない限りルートから外れることはない。アップダウン少なく歩き易い。 黒金山-西沢渓谷: 縦走路だが登山者はほとんどいなかった。アップダウン少なく歩き易い。西沢渓谷は観光地なので山屋は居心地悪い。 |
写真
感想
乾徳山から西沢渓谷へ歩いてきた。前半は無人の山中、後半は観光地といった雰囲気だった。以下に詳細。
徳和の駐車場には真っ暗な時間の5:05頃に到着。先客数台だがいずれも真っ暗。寝てる雰囲気。こちらは暗くても出発する予定なのでルーチンをこなす。まだライトが要る5:35に出発。乾徳山は 10年前のやはり11月に一度8の字コースで歩いたことがあるが、それきりなので記憶はほぼない。しかしその際は道満尾根を下ったので今回はここを登りに利用することに。歩き始めは住宅街なので街灯もありヘッドライト不要だったが、10分も歩くとそれも終わり、害獣防止用のゲートを開け閉めして本格的な登山道に入る。登山道に入ってもしばらくはやさしい緩やかな道が続く。いいペースで歩けるが次第に傾斜はきつくなり、暑さを感じるように。6時を過ぎると明るくなってライト不要になる。最初のピークの道満山には45分かからずに到着。朝焼けは遠くに見えるが基本的には樹林帯で見通しもないので景色は良くない。写真一枚で通過。道満山というピークらしい名前になっているがあまりピークらしくはなかった。その後も適宜きつい登りにはなるが道は分かりやすいし明るくなって周囲も見渡せるようになったのでペースを落とさず進む。何度も林道と交わり標高を上げる。途中草むらから鹿がこっちを見ていて目が合った。扇平には7:15に到着。ここまで飲まず食わずだったので、しっかり座って栄養と水分を補給することに。ここまで鹿は見たが登山者は皆無。そんなに悪い予報ではないのに、皆もっと他へ行ったのだろうか。この先は鎖場があったことはうっすら覚えているが、なんとかいけるだろうと思いストックは手に持ったままで出発。そしていよいよお待ちかねの露岩地帯が現れた。天気は少し雲が出てきて遠くまで見渡せない。何度か鎖を使いつつ登り、7:55に無人の乾徳山山頂に到着。ここまでまじで全く誰も人がいなかった。ちょっとこれは意外。山頂からはこれから向かう北方を眺めるが、雲が湧いていて良くわからない。行くしかないので休憩数分で出発。山頂から先もハシゴがあったりしたがそれもすぐに終わり、歩き易い尾根歩きになった。分岐を過ぎると踏み跡が少し心許なくなったがこれは想定内。その代わりにマーキングがこれでもかとあるので全く無問題だった。アップダウンも少なく歩き易いトレイルが続く。笠盛山を過ぎると周囲のガスが一層濃くなる。目指す黒金山は乾徳山より標高が高いのでガスに巻かれる可能性も高いのだろう。 9:06に無事黒金山に到着。ガスで真っ白。視界ゼロ。何も見えないので写真のみで通過。ここからは縦走路だが人の気配はまるでない。今日は西沢渓谷まで行かないと人はいないだろうと思う。樹林帯歩きが続くが時折樹木がなくなって視界が得られるが、やはりガスで見るべきものはない。コースは相変わらずアップダウン少なくて歩き易い。退屈なルートだが途中途中の樹木に熊がつけたのか?と思われる爪痕が。初めはそんなこともあるだろうと思ったが何度か目撃するとさすがにちょっとこれはどうなんだと思うようになってきた。人がいないのでとにかくザックに付けた熊鈴を振って鳴らして歩く。紅葉台を過ぎると一気に標高を落とし始める。そしてようやくこの日初めての登山者を見かける。どこへ行くかは不明だが、熊っぽい痕跡を見続けた後なのでなんとなくホッとした。その後も標高を落とし続けて西沢渓谷エリアに到着。紅葉の時期は混雑と書いてあったが果たしてその通りで、観光地の賑わいだった。居心地良くないのでさっさと先に進む。西沢渓谷の紅葉はすでに終わっているが、ちょっと出歩くのであればちょうどいいのだろう。1時間ほど歩いて西沢渓谷の入り口に到着。しかしバス停を見落とし道の駅まで歩く。おかしいと気付いて元来た道を戻り無事バス停を発見。時間に余裕があったので良かった。バスは定刻に出て定刻に徳和の駐車場に到着。駐車場のクルマはだいぶ増えていたが、それでも空きスペースは十分にあった。登って既に帰った人も多いのだろう。ここまでは順調だったが、帰りは秩父から自宅付近まで大渋滞につかまり5時間以上の運転。山歩きの三倍は運転で疲れた。秋の時期の週末は、とにかく道路が混雑してどうにもならない。
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