記録ID: 1655221
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ハイキング
奥武蔵
八桑〜岩茸石山〜棒の折山〜名栗湖 紅葉狩り🍁
2018年11月17日(土) [日帰り]
埼玉県
東京都
NoboruNeko
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:36
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,214m
- 下り
- 1,275m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:17
距離 15.5km
登り 1,230m
下り 1,279m
12:55
12:56
13分
林道大名栗線と尾根道の交点
13:09
71分
林道大名栗線と白谷沢の交点
14:45
14:50
6分
有間橋
15:08
15:09
1分
鳥居観音
15:10
ゴール地点
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
07:29 川井駅バス停 - 川31[西東京] 清東橋行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
元々この日は雨の天気予報で、鳥居観音・名栗湖に紅葉を見に行く予定でしたが、直前になって天気が良くなったため、岩茸石山の紅葉がすべて見たくなりました。御嶽駅〜名栗湖で関東ふれあいの道を歩くことも考えましたが、鳥居観音がどうしても入らなくなるため、御嶽駅〜岩茸石山のルートを泣く泣く削り、八桑から登る計画を立てました。 [川井駅〜八桑] 川井駅で奥多摩大橋から渓流の紅葉を堪能。事前調査では水香園の紅葉が朝日にきれいに映えるかと思いましたが、残念ながら山影で陰っていました。それでも大塚山やズマド山あたりの山が朝日に映えてきれいでした。 川井駅バス停は、Google mapの検索結果の位置は奥多摩駅行方面の乗り場で、清東橋行の乗り場は青梅街道沿いに西に50mの場所にありました。清東橋行のバスには10名ほどが乗りました。 バスに乗ったはいいものの、八桑(やくわ)の読み方をきちんと調べておかなかったせいで、八桑をまさかのスルーするという痛恨のミスを犯してしまい、清東橋から引き返すことに… これで出発が15分遅れてしまいました。 [八桑〜岩茸石山] 八桑からは林道名坂線と登山道が伸びています。名坂線は舗装されているうえに、カエデを街路樹として育てていたため、名坂線を選択。名坂線の最初のカーブに登山道の分岐点があったらしいですが、スルーしてしまったためそのまま名坂線を登りました。一部、凍結か苔で滑りやすいところもありましたが、2か所目のカーブを進んでいくと、林道が砂利道になり、もう一つ登山道との分岐点につきました。こちらの登山道はきちんと張り紙で案内があります。 岩がちな登山道を登っていくと、木の階段のある道もありますが、完全に階段が崩壊しており進行不可能なため、横の道を進みました。この道を進んでいくとそのまま涸れ沢へつながっていました。涸れ沢を進んでいくと、途中で沢の分岐があり、もと来た方向の沢をそのまま上ると、明らかに岩の大きさが大きく登りづらくなっており、これはおかしいとGPSを確認。沢の分岐点から道を間違えていました。沢の分岐点まで戻って、よく見ると沢の横に登山道があり、沢を渡ってからジグザグの登山道に入りました。 沢を出てからは普通の登山道で、細い道が少し崩れている以外は特に大変なところもなく名坂峠に着きました。 沢から上がってから名坂峠に着く間の中ごろで、下山中の1名とすれ違いました。 [名坂峠〜岩茸石山] 名坂峠から岩茸石山までは、距離的にはたったの200mですが、急登と段差の大きい階段で、感覚的には長く感じられました。 岩茸石山からの眺望は、たなびくススキと紅葉に染まった山々が最高にきれいでした。 岩茸石山では高水山から来た2名とすれ違いました。惣岳山方面に向かっていたため、高水三山をめぐるコースだったのかもしれません。 [岩茸石山〜名坂峠〜興越山〜黒山] 岩茸石山から黒山へは、長い尾根道を伝っていく形ですが、急登のアップダウンが多く、関東ふれあいの道に指定されている割には、想像以上に疲れる道のりでした。しかし、木々の間からは紅葉した山々が覗き、見上げれば見事な紅葉が日に照らされて輝いていたため、苦労した分報われる道のりでもありました。途中、地図には載っていない絶景ポイントや休憩所がありました。 途中、1名に追い抜かれ、4名とすれ違っただけだったため、山中の紅葉を独占できた気分でした。 黒山では2名が休憩していました。 [黒山〜権次入峠] 黒山から権次入峠は比較的スムーズに進めました。途中危うく作業道に入りそうになりましたが、なんとか軌道を修正し、権次入峠に着きました。 途中、4名とすれ違いました。距離の短さを考えると、だんだん人が増えてきた気がします。 権次入峠に着く直前ぐらいに、トレランの方のお墓がありました。この後も含めてこの日トレランの方は見かけず、それなりに急登もあったため、トレランには向いていないコースかと思いましたが、ここを走る方もいらっしゃるんですね。 [権次入峠〜棒ノ折山〜権次入峠] 権次入峠から棒ノ折山の間は、今までに比べるとかなり楽な道でした。出発が遅れたせいで予定より遅れていたため、棒ノ折山で昼食をとり、山頂からの眺めを満喫しました。 権次入峠からは一気に人が増えて数十名の方とすれ違ったり追い抜いたりしました。棒ノ折山頂上の広場は人が多く、ほとんどのベンチが埋まっている状態でした。 [権次入峠〜岩茸石] 権次入峠から岩茸石は、他の登山者に混ざって降りる形でしたが、木の階段は土が流されて非常に歩きにくくなっており、ほとんどの登山者は横の道を歩いていました。 岩茸石から白谷沢方面は、事前情報通り通行止めになっていました。 [岩茸石〜林道大名栗線] 岩茸石の横を通り、林道大名栗線まで尾根道を歩きました。木の間から紅葉した棒ノ折山やダムが見えるためきれいでしたが、道は比較的細かったです。たまたますれ違いが発生しませんでしたが、すれ違いが必要な時はどこに避けるんだろう。 林道大名栗線までは地図上で見た時よりも長く感じられました。 [林道大名栗線で白谷沢へ] 尾根道から林道大名栗線へ出ると、そのまま尾根道を進むルートと、林道大名栗線を登って白谷沢に行くルートが選択できます。前の登山者はそのまま尾根道へ向かっていました。工事関係者の方や、後ろから来た方と話す機会があり、白谷沢へは林道大名栗線を登っていくとのことです。後ろから来た方は、上りに白谷沢コースを使っており、みんな通行止めには気づかなかったとのことでした。白谷沢を登るコースでは通行止めが非常にわかりにくいようです。 時間が押していることもあって尾根道を使うことも考えましたが、事前調査では尾根道は比較的難路であるとの口コミがあり、白谷沢の「初心者向きの沢歩き」・ゴルジュ帯を経験してみたいという気持ちもあって、白谷沢を選択しました。後ろの方は尾根道を選択されたため、白谷沢方面に行ったのは自分たちだけでした。 林道大名栗線からは非常にきれいな紅葉が見られました。林道が一般に供されたら、紅葉の時期は最高のドライブスポットになることを予感させてくれました(車持ってないけど)。途中、通行禁止と書かれている部分もありましたが、工事関係者の方から話を聞いていたため、そのまま進みました。 [白谷沢] 林道の途中に休憩所があり、その反対側に白谷沢に降りる階段がありました。降り始めて最初の方は、沢の横の歩きやすいコースで、しばらくすると木の根や岩の多い、少し歩きにくいコースになりました。見上げると、こちらも紅葉が日に照らされてきれいでした。 白孔雀の滝からは鎖場で、滝の絶景が見事でした。鎖場は、一段だけ、1.5mくらいの足掛かりのない岩面があり、それで大変だと思っていましたが、本当に大変なのはその後からでした。鎖場を抜けた後も、ロープを伝いながら沢を降りたり、沢を渡ったりで、ロープなしで何段もの岩を降りないといけない部分もありました。しかもそれを濡れた靴でです。さらには、ロープが切れている部分や、木の橋が崩壊している部分もありました。キャットタワーから降りられない猫みたいな姿勢で、いつ足を滑らせるかひやひやしながらなんとかゴルジュ帯を抜けましたが、周りを見ると皆さん涼しい顔をして降りているではありませんか。一体みんなどうなっているんだ… ゴルジュ帯を抜けた後も岩がちな道だったので、濡れた靴で滑らないかと心配になりながら、なんとか白谷沢を降りましたが、予定時間をかなりオーバーし(標準タイムの倍近く!)、脚も結構疲れてしまいました。 白谷沢では数名の方がすれ違ったり、後ろにいたりしました。登山漫画の舞台にもなったそうですが、華奢な女子高生(?)の一団がきゃっきゃと談笑しながら登っていたのに出くわしたのは驚きました。大型犬を連れた人たちもいましたが、鎖場はどうやって上るんだろう… 白谷沢では、ゆるキャラのコバトンがリュックを背負って楽しそうに登るイラスト看板が設置されていましたが、初心者がピクニック気分で登れるようなコースではない気がします… [白谷沢〜名栗湖〜鳥居観音] 白谷沢を抜けて、ダムについた時には結構遅くなっていたため、このまま名栗湖を観光するか、鳥居観音まで行くか選択することになりました。鳥居観音まで行く時間を確保するために、御嶽駅ではなく八桑から登ったというのもあって、鳥居観音へ行きたい思いが強かったのですが、展望台はあきらめて1時間だけでも紅葉を見れないかと鳥居観音へ向かったのが間違いでした。鳥居観音への道のりは、Google mapでのルート表示より時間がかかり、脚が疲れていたのもあって、ついたのは15:05。鳥居観音の徒歩入山は15:00までの看板をみてがっくり。インターネットには16:00までに下山してくださいという情報しかありませんでしたよ。この時間があったら、夕日に染まった名栗湖を観光すればよかったと後悔しました。 そんなこんなでさわらびの湯へ向かい、登山を締めました。 |
その他周辺情報 | さわらびの湯 |
写真
装備
個人装備 |
帽子
雨具兼用ジャケット
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
雨具ズボン
靴下
登山靴
ザック
ザックカバー
食料
飲料水
非常食
ヘッドランプ
熊鈴
USBバッテリー
ボールペン
タオル
ロールペーパー
袋
救急用品
非常用品
カメラ
時計
財布
保険証
スマホ
着替え
|
---|---|
共同装備 |
地図
コンパス
|
感想
まさかの乗り過ごしで開始が遅れた上に、白谷沢での大幅なタイム超過で、鳥居観音に行けなくなり、コースとしては残念な山行になりました。やはりギリギリまで要素を詰め込む山行計画はダメですね。
岩茸石山からの紅葉狩りは最高でした。権次入峠までほとんど人に会わなかったため、山中の紅葉を独占できた気分でした。帰ってから写真を整理していると、訳が分からなくなるくらいたくさんのきれいな紅葉がメモリーカードに入っていました。
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