毛無山→雨ヶ岳→竜ヶ岳 〜感動の南ア連峰のモルゲンロート〜

2018年11月24日(土) [日帰り]

• GPS: 07:25
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,595m
• 下り: 1,585m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:34
• 休憩: 0:51
• 合計: 7:25

3:35 道の駅朝霧高原
4:28 4:28 麓 トイレ
4:34 4:35 毛無山駐車場
4:41 4:47 地蔵峠・毛無山分岐点
5:41 5:41 毛無山五合目
6:35 6:46 地蔵峠・毛無山尾根道出合
6:54 6:57 毛無山（天子山地）
7:09 7:10 毛無山
7:15 7:15 大見岳
7:44 7:44 タカデッキ
8:13 8:28 雨ヶ岳
9:16 9:18 端足峠
9:45 9:55 竜ヶ岳
10:02 10:02 湖畔登山口・石仏分岐点
10:48 10:50 本栖湖キャンプ場
11:00 ゴール地点

　毛無山、名前は冴えないが、侮る事なかれ。大絶景がそこにはある。ガスってるときはないけどね。

天候

曇り　後　晴れ　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅朝霧高原に駐車。
毛無山→雨ヶ岳→竜ヶ岳と縦走して本栖湖に下りる。
本栖湖BSから、山梨交通バスで道の駅朝霧高原にカムバック。

コース状況／危険箇所等

全体的に踏み跡明瞭。だが、泥濘箇所、多数あり。そのため滑りやすい箇所が多い。

東海自然歩道：
　夜の山行だったからかもしれないが動物の気配があちこちに。警戒しながら進んでいるうちに樹林帯でプチロスト。不注意は禁物。

1500m辺りから上：
　新雪がうっすら積もっていた。霧氷も綺麗だった。気温も下がってきていて、防寒手袋なしでは手が凍えそうだった。今後は冬装備が必要かも。

湖畔登山口から少し上がったところ：
　連続した倒木が登山道を塞いでいる箇所あり。跨いだり潜ったり高巻いたり工夫が必要。邪魔な程度で、それほど危険ではない。

その他周辺情報

連休中で、どこも激混みなので今回はすぐに帰路につく。

写真

11/24 3:31

未明、道の駅朝霧高原着。最初は全体的にガスっていたが、だんだんクリアになってきて、山行開始の時点では、暗い中なんと富士山も見えた。

11/24 3:50

まずは夜の東海自然歩道ハイク。暗くて意外と分かりづらいところあり。樹林帯でプチロスト。すぐ復帰。道迷い注意。

11/24 4:18

月齢16.5の明るい月夜。動物の気配がしたら、大きく柏手を打ち、ビビらせる。

11/24 4:20

気温、-4℃。冷えるわけだ。

11/24 4:23

富士オートキャンプ場の横を通るときは、起こさないように、音を立てずに静かに進む。

11/24 4:35

やっと毛無山登山口に到着。

11/24 4:46

樹林帯に入り月の明かりが届かなくなると暗い。冷静なルートファインディングをしていく必要がある。

11/24 5:09

不動の滝。暗すぎて見えなかった。

11/24 5:25

夜が白み始めてきている。急ごう。

11/24 5:43

楽しそうなコースである。そんなことより、まだ5合目か…。

11/24 5:49

しだいに雪道になってきた。でも今日は何も装着しないで大丈夫であった。

11/24 5:54

せっかくならモルゲンロートのタイミングで稜線上に居たい。

11/24 6:05

まだ、7合目!!　ガンガン登る。

11/24 6:17

いよいよか？一応、本日の日の出は6時30分頃のはず。

11/24 6:23

雪も登るにつれ、増えてきた。

11/24 6:24

そして、まずは富士山展望台。

11/24 6:25

う〜ん。素晴らしき展望台。遮るものがなくなってすっきり。

11/24 6:27

幻想的。刻々と景色が変わっていく。

11/24 6:31

雪見岳や天子ヶ岳・長者ヶ岳などのモルゲンロートが始まっている。さあ、稜線へ急ごう。

11/24 6:33

九合目。

11/24 6:34

さあ、稜線上に来た。

11/24 6:35

このアルプス展望台の岩を登れば、

11/24 6:37

予想もしなかった大雲海。そこに浮かぶ、モルゲンロート白峰三山。

11/24 6:37

悪沢岳から蝙蝠岳、塩見岳。月は悪沢岳の方向にあと30分ほどで月没。

11/24 6:38

そして、赤石岳から荒川三山。雲の動きは絶えることなく、景色は刻一刻と変わる。

11/24 6:38

そして、左は聖岳。聖を隠している山は笊ヶ岳かな。

11/24 6:38

そして、そのまた左に見えるのが上河内岳。

11/24 6:39

南アルプス南部の山々は、東京の日帰りハイカーにはなかなか手が出せないから、憧れるんだよね〜。

11/24 6:39

北東方面に目を転ずれば、八ヶ岳。もっと晴れていると北アルプスも見えるらしい。

11/24 6:43

そして、鳳凰三山や甲斐駒ケ岳。

11/24 6:40

素晴らしい。毛無山、ナイスロケーション。

11/24 6:41

いつまででも見ていられる絶景であるが、そろそろモルゲンロートタイムも終わりそうだ。来年、南アにまた行きたくなった。

11/24 6:46

では、毛無山山頂にでもいくかな。

11/24 6:47

おや、先行者あり。新雪なのか、雪には人の足跡はほとんどなく、動物のものばかり。

11/24 6:49

-6℃。防寒手袋が必要である。カメラ操作しにくいけど、手袋をせずにはいられない寒さになってきた。

11/24 6:51

まぶしい日差しの中、稜線上を歩いて行くと、

11/24 6:54

毛無山ピーク。

11/24 6:59

いろいろ美しくて、心洗われる。

11/24 6:59

青空に霧氷。

11/24 6:59

快適、絶景の稜線歩きは、最高のリラクゼーション。

11/24 7:00

後ろを振り返る。雪に自分の足跡。

11/24 7:01

もう11月下旬。さすがに冬景色になってきたなあ。

11/24 7:06

何だか分からずじまい。

11/24 7:24

霧氷はあちこちキラキラ光ってとてもきれいである。

11/24 7:30

登山道には、熊笹が目立つようになってきた。

11/24 7:37

タカデッキの手前の、南アルプス展望地。

11/24 7:37

聖、赤石、荒川。今年、赤石には行けたから、聖、荒川にも来年以降行くぞ〜。

11/24 7:37

そして、白峰三山。また、ぜひ行きた〜い。

11/24 7:43

富士山方向もばっちり見える。まだまだ朝の時間なので、相変わらず逆光。

11/24 7:44

タカデッキからは、景色は樹林越し。

11/24 7:44

樹林越しだが、さすが富士。圧倒的存在感。

11/24 8:05

甲斐駒ケ岳がチラ見え。

11/24 8:08

赤石岳もチラ見え。

11/24 8:11

そして、こんな気持ちいいトレイルを進んでいくと、

11/24 8:18

雨ヶ岳ピーク。

11/24 8:22

お腹もすいてきたので、ここで朝食。贅沢だね〜。食べ物がではなく、ロケーション。

11/24 8:25

富士の裾野に越前岳、位牌岳、愛鷹山。その向こうに駿河湾も肉眼ではうっすらと見えた。

11/24 8:36

見下ろせば、朝霧高原。

11/24 8:39

富士の裾野に大室山。その向こうに杓子山や御正体山。最奥は丹沢山塊。

11/24 8:44

さあ、次に向かう竜ヶ岳が見えた。のっぺりしているなぁ。

11/24 8:59

本栖湖も見えた。どんどん下りていく。

11/24 9:17

端足峠。雨ヶ岳からここまで一気標高を下げる。

11/24 9:23

そして、本日最後のピーク竜ヶ岳へ。

11/24 9:47

竜ヶ岳も南アルプスの展望地。

11/24 9:53

竜ヶ岳ピーク。写真の撮り合いで自分も撮っていただく。感謝。ここの展望も素晴らしい。本栖湖からちょっと登ってくるだけで、これだけの絶景を楽しめる竜ヶ岳。

11/24 9:54

さっき居た毛無山、雨ヶ岳は雲に覆われている。これだけ素晴らしいロケーションの山でも、絶景が拝めるかどうかは運なのかも。

11/24 9:56

さあ、下山下山。

11/24 9:57

恐ろしく広大な青木ヶ原樹海。

11/24 10:02

石仏ルート、湖畔登山口ルートの分岐。湖畔登山口へおりる。

11/24 10:04

紺碧の本栖湖めがけ、どんどん下りていく。

11/24 10:35

途中、行く手を塞ぐ倒木、何本もあり。難なくクリア。

11/24 10:42

あっという間に下りてきた。

11/24 11:04

駐車した朝霧高原に戻るのにバスを利用するのだが、発車時刻がまだまだ先なので本栖湖畔にて、富士山コーラを購入して小休止。

11/24 11:34

本栖湖バス停にてバス待ち。バスは大幅に遅延。自分以外はインド人グループと中国人グループ。バスの行く先、なぜバスが来ないのかなど、いろいろ外国語で質問され、苦労した。国際化社会。

11/24 12:31

バスで朝霧高原に戻ってきた。インド人達は、自分と同じ朝霧高原下車だったので良かったが、中国人グループはこの後、御殿場アウトレットに行きたいとのこと。お手上げで助けてあげられずじまい。

11/24 12:32

連休で混んでいるので車でどこにも寄らずに早々に帰宅。早めに登って絶景堪能、早めに下りて渋滞回避。今日も無事いい山行ができて何より。

撮影機器：

COOLPIX AW130 ニコン

感想

JiroDai

　ヤマレコのトップページにて紹介されていて行きたくなり、計画した山行。このエリアの山行は初めてだったが、まず大迫力の富士の存在感が凄い。そして、富士山側から太陽が昇るので、南アルプス連峰のモルゲンロートも楽しめる。
　雲海に浮かぶ南アルプス連峰のモルゲンロートは衝撃的な景色だった。あの瞬間を味わっただけで、もう今回の山行は満足。
　下山はあっという間に終え、帰宅は14時過ぎ。早起きをすると、絶景をみることができ、渋滞に巻き込まれない。まさに早起きは三文の徳。あれ、そもそもしっかりと寝てないので早起きとは言えないのかもしれない・・・。

コメント

びっき

お疲れ様でした
もう雪山ですね
お互い装備をしっかりしましょう
防寒テムレス！

JiroDai

Re: お疲れ様でした
bchanbikkiさん
防寒テムレス、最高ですよね。今回は助けられました。
防寒テムレスもカラーバリエーションがあると、もっといいんですけどね。