女ノ神茶屋〜蓼科山〜双子山〜竜源橋 静かな北八ッ巡り


- GPS
- 07:39
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,152m
- 下り
- 1,157m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:40
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【女ノ神茶屋〜蓼科山】すずらん峠駐車場から蓼科側に車道を50mほど下ったところにある登山口からスタート。樹林帯の歩きやすい道を30分ほどウォーミングアップ代わりに歩くと、溶岩ドームの基部につき、そこからゴロタ石の急登が始まる。森林限界を抜け石積みの上を行くとまもなく山頂。この日は標高2,200m付近より上に雪がうっすらと積もってたが、気温が低いので雪を踏むとキュッキュッと小気味良い音がしてあまり滑らなかった。ただし、森林限界より上の石積みは滑りそうでこわかったので、ゆっくりと歩いた。軽アイゼンを一応持ってきたが、まだ使うような積雪量ではない。 【蓼科山〜大河原峠】下り始めは急こう配で雪がうっすら積もった石の上を注意深く歩いた。蓼科山荘まで下るとゆるやかで快適なハイキングルートになる。前掛山を過ぎてから大河原峠への下りは少し斜度がきつくなり石が増えるが、それほど歩きにくいわけではない。 【大河原峠〜双子池】峠から双子山まで少し登り返すが、笹原主体で眺めが良いので気持ち良く歩ける。双子池までの下りは雪もなく、ゆるやかで歩きやすい。 【双子池〜竜源橋】双子池(雌池)を半周回し、ちょっとした峠まで北八ヶ岳らしい苔むす森の中を進む。この間はゴロタ石で少し歩きにくい。峠を過ぎて少し下ると亀甲池(水は枯れていた)に至る。亀甲池から天祥寺平までは正面に蓼科山を見ながらゆるやかに下る気持ち良く快適な道。天祥寺平からしばらくは右側に蓼科山を見ながら平らな笹原内を行くが、左側に枯れ沢が出てきてからは徐々に斜度が増す。さらに傾斜が増して九十九折れの道になるとまもなく竜源橋で車道に出る。ここからすずらん峠まで約30分ほど車道を戻った。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
軽アイゼン
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
せっかくの3連休で日本海側を除けば天気予報が良好だったので、遠くから姿を眺めるばかりでまだ登ってない蓼科山に行こうと数日前に思い立った。ただ、寒気が入るので、気温−10℃を下回り、風速も10m/sを超えるらしい。これからの冬山に慣れるのにちょうど良い機会なので、どれだけの寒さなのか体感してくることにした。
女神茶屋前の蓼科山登山口行のバスは季節運航を既に終えているので、いつもの公共交通によるアクセスは諦め、最近良く使うようになった普通列車+レンタカー作戦で行くことにした。今回は前日夜に普通列車で甲府まで行き、レンタカーで登山口まで行って車中泊。翌朝早くから登山を開始する作戦だ。
登山口の駐車場に着いたのが前日の22時。角ハイボールを飲んで23時には寝袋に入ったが、寒くて2時ごろに目が覚めた。それでも我慢して寝たものの、3時頃にどうしても寒くなり、エンジンをつけて暖を取った。駐車場にはやや離れて3台しか駐まってなかったが、もしかしたらうるさかったかもしれません。ゴメンナサイ。
エンジンをかけた際の車載温度計は−7℃。朝5時にトイレから戻った時に見ると車が霜に覆われていた。こりゃ寒いわけだ。
朝6時の出発時には寒いと思ってかなり着込んでいったが、急登部で暑くなってシャツとフリースベストだけになった。手袋も冬用から夏用に変えた。森林限界を超えた時に恐れていた強風はそれほどでもなく、登りで汗をかいたせいか、そのままの服装で特に寒さは感じなかったが、山頂でザックを下して写真を取ってるとすぐに寒さが凍みてきて、右手もしびれてきた。上着と冬用の手袋をつけて何とかしのげたが、行動停止時の寒さ対策には注意が必要だった。
蓼科山で会った人は10名ほど、蓼科山荘から竜源橋までに出合った人はわずかに5名だけだった。こんな寒い日に登る人は少ないのだと思うが、おかげで静かな山歩きを満喫できた。また、今日歩いたコースはどこも歩きやすく、北八ヶ岳エリアはハイカーに優しい気がした。
コメント
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こんにちは。素敵なワンディルートですね。
私のたった1度の蓼科山頂は風雨で即撤退でしたが^^;、jasper00さんはいい日を当てられたようでよかったです。遠くを眺めるならやっぱり冬
-7℃の車中泊は、南東北では真冬でもなかなかできません。周りが金属だらけの分、同じ気温下のテン泊より寒い気がするなあ
powruipoteさん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
蓼科山頂は独立峰みたいなものなので、360度のすばらしい眺めでした。ただとにかく寒くて、ゆっくりと休憩や山座同定をする余裕がありませんでした。
また、今年一番の寒さになるという予報だったのに、標高2000m近くでの車中泊を少し甘く見てたようです。私のmontbellの寝袋(ダウンハガー800 #3)はリミット温度が-2℃なので快適に眠れるはずもありませんでした。これからの季節は日帰りに限った方が良さそうです。
powruiputeさんの蓼科山は悪天候だったようなので、空気の澄んだ時期に是非リベンジしてみて下さい。
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