弘法山〜念仏山〜高取山〜蓑毛越〜裏参道〜下社〜大山紅葉ライトアップ🍁
- GPS
- 11:03
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,906m
- 下り
- 1,685m
コースタイム
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 3:11
- 合計
- 10:52
天候 | 晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
[秦野駅〜権現山〜弘法山] 公園なので、地元の人が十数人くらい使用しています。犬の散歩をしている人や子供も多いです。 [弘法山〜善波峠〜念仏山] 結構ハイカーがいます。高取山方面の降り口が少し分かりにくいところにありますが、看板も出ています。 [念仏山〜谷戸ノ頭〜高取山] この辺りから山道になってきます。木の根や岩で少し登るのが大変になってきます。谷戸ノ頭に行ってみましたが、南側はあまり整備されていないものの何とか登れますが、北側はかなりの急登で、足を乗せただけで滑り落ちる状態です。 [高取山〜蓑毛越] 急登がいくつかありますが、道自体は整備されており、頑張れば登りやすいです。浅間山は登山道に看板が出ておらず、看板に従うと、国土地理院の地図には載っていない巻道に入ります。 [蓑毛越〜下社(裏参道)] トラバース路ですが、道は狭く横がかなりの崖で、下を見ると結構怖いです。一応鎖場はありますが、鎖場自体は大したことはないです。 [下社] 観光客ですごいことになっています。阿夫利神社の参拝列も数十組が並んでいます。意外と休憩スペースの席が少しだけ空いていたりします。 [下社〜見晴台] 人の数が多く、5歳児から80歳くらいのおばあさんまでいるため、大渋滞したり、平坦な部分で行きと帰りでデッドロックしたりします。それから筆者は二重の滝の写真を撮ろうとしたら、呪いの杉に呪われたのか突然デジカメのSDカードが認識不能になったので、皆さんも気を付けてください。 見晴台の休憩所は当然満員です。 [見晴台〜大山] 道が狭いうえに、次々に下りの人が来て、下りは大渋滞していました。尾根道なので、階段の横がすぐに崖で退避する場所もあまりないです。人一人がようやく通れる部分に岩があったりすると、ストックを持った下りのお年寄りで大渋滞したりします。そんな状況でも、子供は急にふざけたり、予測不能な行動をとることがあるので、事故が起きないのが不思議なくらいです。 疲れて変なところで止まると、下りの人が待っていると誤解して、先に行くよう言ってくれるので、自分のペースで登れません。 [大山] かなり人が多く、山頂標の撮影に行列ができていたりします。 [大山〜下社(表参道)] 道が少しくぼんでいるため、小石が多く、眺望もまずまずなのが難点ですが、滑落の心配がないのが良いです。時間が遅くなったせいで、下りの渋滞は先ほどよりは良いとはいえ、まだまだ列をなして降りる状態です。16丁目の分岐までは、まだ上ってくる人たちもいましたが、16丁目の分岐から夫婦杉あたりまではいませんでした。夫婦杉あたりから数名登りの方たちがいました。ナイトハイク前提? 日没前後の時間で、途中から東斜面になるため、念のためヘッドランプを装備しましたが、杞憂でした。4丁目あたりからライトアップが見え始めます。 [下社〜大山寺〜大山ケーブル駅(女坂)] 下社に降りた時点で、まだ少しだけ明るさが残っていましたが、数分で完全に夜になりました。阿夫利神社の参拝列は数組程度まで短くなっています。撮影の定番スポットは取り合いです。ケーブルカーは長蛇の列ができています。 女坂の下りは、街灯があるとはいえ、自分の影で目の前の石段が見えないため、ヘッドランプがあったほうが下りやすいです。 [大山ケーブル駅〜大山ケーブルバス停] こま参道はライトアップに合わせてか、夜までやっています。大山ケーブルバス停は行列がすごいですが、バスもどんどん来ます。むしろバスが多すぎて渋滞が起きています。 (全体) 蓑毛越まではトレランの方が数名いました。 この時期なので、ヒルはさすがにいませんでした。代わりに、なぜか蜂が多かったです。 |
写真
装備
個人装備 |
帽子
雨具兼用ジャケット
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
雨具ズボン
靴下
登山靴
ザック
ザックカバー
食料
飲料水
非常食
ヘッドランプ
熊鈴
USBバッテリー
ボールペン
タオル
ロールペーパー
袋
救急用品
非常用品
カメラ
時計
財布
保険証
スマホ
着替え
塩
ほっかいろ
|
---|---|
共同装備 |
地図
コンパス
|
感想
大山に紅葉ライトアップを見に行きました。累積標高差1700m、移動距離20km超えは初めてで、いい経験になりました。
[秦野駅〜権現山〜弘法山]
少し疲れがたまっていたのか、いきなり寝過ごして電車を逃してしまい、15分遅れの出発になりました。寒いからとホッカイロをつけて登山したのは失敗で、一番最初の浅間山の上りで放熱がうまくいかなくなり体調がおかしくなったため、慌てて外しました。
この辺りの富士山の眺めは最高で、毎日みられる秦野市民はうらやましいと思いました。
ここまでたどり着くのは少し大変なのでしょうが、間の散策路は結構気持ちいいです。紅葉はまだ見頃ではありませんでしたがそれでも楽しめました。
[善波峠〜念仏山]
尾根の両側にきれいな眺望がみられるのは面白かったです。
[谷戸ノ頭]
調子に乗って谷戸ノ頭に登りましたがこれは失敗でした。登りの南側登山路は、荒れてはいるものの何とか登れるのですが、下りの北側登山路は、足を置いただけで滑り落ちていくほどの砂地の急登で、ここで1回転倒しました。国土地理院の地図ってこんなところも道として表示するんですね。
[谷戸ノ頭〜高取山〜不動越]
聖峰分岐の手前あたりから、木の根と岩が混ざる登山路になって少し大変でした。結構苦労して登ったため、不動越まで下りになり、せっかく稼いだ標高が失われて少しがっかりしました。休憩すると体が冷えてくるという体験も初めてでした。
[不動越〜蓑毛越]
鉄塔のあたりから結構な急登が見えて、遠目から見ると登れるか心配したのですが、結構整備されているようで、晴れた日は難なく登れました。秦野無線中継所のあたりまで登りが続くため、この辺りは結構大変でした。
この辺りは青いドラム缶が道沿いに置いてありましたが、なんだったのでしょう?
浅間山は、手前に巻道が設定されていて、登山路には案内がなく、巻道の方に行きました。結局浅間山って緑の電波塔のある辺りだったのでしょうか?巻道は谷戸ノ頭とは逆に、普通の登山路なのに国土地理院の地図に記載がなかったりしますが、どういう基準なんでしょう。巻道は何でもないトラバース路ですが、誤って木の根につまづき、1回転倒しました。
[裏参道]
歴史を感じさせるトラバース路ですが、横が崖なので足がすくみます。こんな道でも、3歳くらいの子供も歩いていました。大昔の人は、こんな道をどうやって切り開いたんだろう、という思いがわくような道でした。
[下社]
この時期の紅葉は本当に色鮮やかで驚くくらいでした。ケーブル駅横から絶景を見られるという情報を得ていましたが、場所を間違えてしまい失敗、そのまま見晴台へ向かいました。
[見晴台〜大山]
登りはさすがにバテバテでした。見晴台側の登山路は、道が狭く、すれ違える場所も多くないですが、景色はいいです。下りに向いているとの情報もありましたが、個人的にはそんなことはないと思います。不動尻分岐のガレ場の辺りの見晴らしはかなりきれいです。不動尻分岐から大山に向かう中ほどに、コマ参道から下社まで見渡せるポイントがありました。
人の数がすごく多いので、自分のペースで歩けず、写真もあまり撮れないのは大変でした。
[大山山頂]
大山の、奥多摩・東京・横浜・筑波山・東京湾・千葉・三浦半島・逗子・江の島・湘南・相模湾・伊豆大島・伊豆半島までを一望できる大パノラマは本当にすごいと感じました。これだけの眺望が得られるなら、古来から霊山と言われるのももっともだと感じました。今回はあいにく曇ってしまいましたが、晴れた日にぜひまた挑戦してみたいです。今日登ってきたルートも、権現山展望台から蓑毛越まで一望できるというのはとても面白いと思いました。15時を回ってくると、少し寒くなってきました。
[表参道]
道が少しくぼんでいるため、小石が多く、眺望もまずまずですが、滑落の心配がないのは大きいです。道も広いため、上り・下りですれ違うことも可能ですし、下りでギザギザの歩き方をすることも可能です。
日没時刻を過ぎても、残照で足元は結構見えるというのは意外でした。
[下社〜紅葉ライトアップ]
下社に降りた時点で、まだ少しだけ明るく、阿夫利神社の参拝を行いました。参拝を終えると、照明のないところは本当に真っ暗になりました。
紅葉ライトアップは本当にきれいで、街の夜景と組み合わさって、紅葉の名所の山でしか味わえない雰囲気を味わうことができました。
(全体)
転倒:2回(谷戸ノ頭北の急登で砂地に足をとられる、浅間山の巻道の普通のトラバース路で木の根に引っ掛かる)
標高差・距離は長いですが、前回の岩茸石山〜棒の折山よりも疲れは少なかった気がします。大山の眺望は素晴らしかったため、ぜひまた挑戦してみたい山だと感じました。
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