記録ID: 1661143
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂
歴史が語りかける御坂峠から黒岳の道(^O^)(^_^)
2018年11月25日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 04:12
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 881m
- 下り
- 877m
コースタイム
天候 | 朝靄の後はドピーカンのみ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日の野営地(道の駅・かつやま)〜大石公園〜新御坂トンネル入口〜旧道分岐点の駐車場(三ツ峠入口バス停前) 【駐車場】 無料。10台程度のキャパ。9時ちょい前で先客は2台。 【復路】 駐車場〜R138〜山中湖〜三国峠〜R246〜R1〜西湘BP〜自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【駐車場〜すぐに御坂峠登山口〜(旧)御坂峠】 国道トンネルの河口湖側手前の旧道(県道)分岐に折れた地点に駐車スペースがある。 県道を挟んで登山口。 登山口から少し登って分岐点。作業道分岐も一緒(しかも尾根に上がるパターン)なので一瞬戸惑う。 水がほとんどない西ノ沢を少し詰めると、沢の分岐とともに作業道の名残り。それに惑わされずに、古い峠越えの街道が感じられる道を詰める。 登山道にしては広めの道には、時々、お地蔵様。道中の安全を祈った近代以前の営みを感じながら登り続ければ、やがて御坂山と黒岳のコルにあたる峠に至る。 峠には閉店して幾年月も経ったであろう茶屋が、趣深い名板を掲げたまま、風雪に耐えた古めかしい建物がひっそりと佇んでいる。北側の窓枠が全面的に無く、中を覗くと往時の喧騒のまま、誰もいなくなったかのような雰囲気のまま、荒れてるに任せていた。 【〜黒岳〜黒岳展望地】 スッキリした峠から尾根に入るが、尾根直下に太めのトラバース路のような溝が並行する。 下が道か?と見紛うが、尾根の上には扉を失ったトイレが、男女別々が分からないくらいに開けっ広げているので、尾根上が正しいようだ。 小さな峠のような超小コルを越え、緩くて小粒のアップダウンを越えると勾配が急になり、息が熱くなり始める頃に黒岳ピークに至る。 眺望は無いが居心地は良いが、河口湖側へ下りる道を少し下りると、富士山が見事な狭い展望地に出る。 ゆっくり食事をするにはピッタリの小岩がおススメ。 【〜御坂トンネル分岐】 少し下ると岩稜の狭い舞台。倒木がベンチ替わりになってて、富士山の広がりは展望地と同じ美景だが、ここかは河口湖全貌が眼中に収まる。絶好のランチスポットだが定員が1名か工夫して2名。 斜度が急に増して、グリップが苦手な人が尻セードしたくなるような土剥き出しの急坂が続く。 急斜面が落ち着いて、ほんの少しアップダウンした後、ルート分岐の小さな手書き道標。 【〜大岩〜駐車場】 分岐点からジグザグを下り続けると、東ノ沢の源頭に下りる。時々、左岸へ渡る足跡があるが、下流部で大岩が合わさる涸滝になるので右岸がベース。時々、左岸へ渡ってすぐに右岸に戻るパターンが続く。 東ノ沢に伏流が湧きだした直下で支沢と分岐するあたりから、沢音が心地よくなる。 渡渉して左岸の踏跡明瞭になれば、ゆるやかな勾配を下り、御坂トンネルの真上にでたらすぐに自分の車が目に入る。 |
その他周辺情報 | 【日帰り温泉】 無し。帰宅して入浴。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック:ガレナ30
靴:ツォロミーブーツ2
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感想
11/25(日)は「日本武尊が東征で越えた」こと由来のある御坂峠から、御坂山地最高峰の黒岳へ周回し、秋の陽光で照り輝く富士山に見惚れ続けました。
役目を終えた峠道は、お地蔵さんたちが微笑んでいた。
ひょっとして2000年以上見守ってきたかな(^^)
【山行記】
古の峠を越える道は
昔のままの風が吹き
ブナやカツラが囁いて
スズタケたちが奏でて
耳を澄ませば先人たちがつぶやく道(^^)
周りが光り輝く道は
昔のままの陽が射し
雪化粧の山肌が光って
微掠れる湖面が輝いて
目を巡らせば山々たちにみほれる道(^^)
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