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Yamareco

記録ID: 1663055
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ハイキング
奥多摩・高尾

危険すぎる林道崩壊 秀麗富嶽十二景9番 倉岳山・高畑山【梁川駅In 猿橋駅Out】

2018年11月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:32
距離
20.5km
登り
1,271m
下り
1,239m

コースタイム

日帰り
山行
5:29
休憩
1:02
合計
6:31
距離 20.5km 登り 1,289m 下り 1,239m
6:47
18
7:05
7:06
67
8:13
8:18
22
8:40
8:51
17
9:08
3
9:11
9:12
20
9:32
6
9:38
9:39
8
9:47
9:48
12
10:00
10:01
25
10:26
6
10:32
10:36
9
10:45
10:47
37
12:32
13:07
11
13:18
ゴール地点
猿橋駅から電車に乗って5分後ぐらいにログ消し忘れに気づいたので、0.3とかおかしなことになっています(苦笑)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
中央線梁川駅から
コース状況/
危険箇所等
高畑山から鈴ヶ音峠への道は、明らかに人が少ないのか荒れています。

鈴ヶ音峠から猿橋駅へ向かう林道は、完全に崩壊していて通れません。大量の倒木、山側は土砂、反対側は高さ5m以上の崖という状況に、折れた電柱、切れた電線が倒木に絡んでいて、かなり恐怖でした。
絶対に通らないでください。
梁川駅からスタート
コンビニ等は見当たらないけど、美しい景色は見当たります
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梁川駅からスタート
コンビニ等は見当たらないけど、美しい景色は見当たります
快晴予報だったけど、雲多め?
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快晴予報だったけど、雲多め?
暫く舗装道路を歩いて、登山口
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暫く舗装道路を歩いて、登山口
登山口の様子。
入山カウンターをカチッと押しました
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登山口の様子。
入山カウンターをカチッと押しました
尾根道かと思ったら、沢道でした
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尾根道かと思ったら、沢道でした
低山だけど、奥山の雰囲気
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低山だけど、奥山の雰囲気
紅葉はほぼ終わり
紅葉は平地に降りてきましたね
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紅葉はほぼ終わり
紅葉は平地に降りてきましたね
沢沿いをずっと進みます
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沢沿いをずっと進みます
水場。
まだ持参した飲み物を一口も飲んでいないのでスルーしました
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水場。
まだ持参した飲み物を一口も飲んでいないのでスルーしました
やっと展望が開けてきた
やっと展望が開けてきた
立野峠到着。
「歌うと楽しいよ!」に共感ww
いつも歌いながら登ってます^_^
今日は森のクマさんと、なぜか「僕たちの失敗」が頭をよぎってました。この後の暗示だったのか・・・
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立野峠到着。
「歌うと楽しいよ!」に共感ww
いつも歌いながら登ってます^_^
今日は森のクマさんと、なぜか「僕たちの失敗」が頭をよぎってました。この後の暗示だったのか・・・
倒木はあっても道は整備されてます
倒木はあっても道は整備されてます
雲多め…
富士山見えるかな?
雲多め…
富士山見えるかな?
木立のあいだから富士山!
富士山側は快晴です^_^
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木立のあいだから富士山!
富士山側は快晴です^_^
北側は雲多そうですね。
北側は雲多そうですね。
富士山を左手に見ながら進みます
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富士山を左手に見ながら進みます
倉岳山到着!
秀麗富嶽十二景の9番です
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倉岳山到着!
秀麗富嶽十二景の9番です
看板ナシの富士山
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看板ナシの富士山
北側は奥秩父かな?
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北側は奥秩父かな?
よくわからない山座同定
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よくわからない山座同定
どこがどこやら^^;
どこがどこやら^^;
富士山と、先に進むコース
遊歩道並みに整備されています。
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富士山と、先に進むコース
遊歩道並みに整備されています。
十二景なのに、18の山なんですよね。
今回で残りは5番と10番だけになりました。
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十二景なのに、18の山なんですよね。
今回で残りは5番と10番だけになりました。
小春日和の快晴の中、お散歩気分で進みます
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小春日和の快晴の中、お散歩気分で進みます
これから登る高畑山。
この辺りは150m前後のアップダウンが続きます。
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これから登る高畑山。
この辺りは150m前後のアップダウンが続きます。
峠に出ました。ここからまた登り
峠に出ました。ここからまた登り
地味に急登です
天神山頂は何も見えないので通過点
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天神山頂は何も見えないので通過点
高畑山到着!
富士山もバッチリ
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富士山もバッチリ
看板と富士山
北側も晴れてきました!

時間も早いし、体力も問題ないし、この時点では九鬼山まで行くつもりでしたが・・・
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北側も晴れてきました!

時間も早いし、体力も問題ないし、この時点では九鬼山まで行くつもりでしたが・・・
高畑山を過ぎたら、明らかに登山道が荒れてきました・・・
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高畑山を過ぎたら、明らかに登山道が荒れてきました・・・
富士山もそろそろ見納め
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富士山もそろそろ見納め
大桑山
暗い印象です
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大桑山
暗い印象です
明らかに人が通ってない雰囲気が漂います
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明らかに人が通ってない雰囲気が漂います
これまでとは一転、あまりに荒れている道に心折られてきます・・・
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これまでとは一転、あまりに荒れている道に心折られてきます・・・
道は辛うじてわかるけど、半ばヤブ漕ぎ・・
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道は辛うじてわかるけど、半ばヤブ漕ぎ・・
倒木祭りが始まりました。
今日はハイキング気分で富士山を楽しむ1日だと思っていたので、倒木祭りに心が持ちません。。
最初から藪山だとわかっていたら、全然平気なのに、精神面って大事ですね(^^;
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倒木祭りが始まりました。
今日はハイキング気分で富士山を楽しむ1日だと思っていたので、倒木祭りに心が持ちません。。
最初から藪山だとわかっていたら、全然平気なのに、精神面って大事ですね(^^;
もうダメだ・・・精神面が持たない。
九鬼山まであと2時間半。こんな感じの道が続くと辛すぎるので、鈴ヶ音峠から猿橋駅へエスケープすることにしました
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もうダメだ・・・精神面が持たない。
九鬼山まであと2時間半。こんな感じの道が続くと辛すぎるので、鈴ヶ音峠から猿橋駅へエスケープすることにしました
登山標識すらこんな感じ
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登山標識すらこんな感じ
林道が近づいてきました
林道が近づいてきました
紅葉で精神面を落ち着かせます
紅葉で精神面を落ち着かせます
快晴のハイキング日和、もっと歩きたかったな〜
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快晴のハイキング日和、もっと歩きたかったな〜
鈴ヶ音峠の入口まできました
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鈴ヶ音峠の入口まできました
九鬼山の登山口。
入口からしてこの状態だと、荒れているのは間違いナシ
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九鬼山の登山口。
入口からしてこの状態だと、荒れているのは間違いナシ
一応、少し先の様子を見たら、登山道は明瞭ですね。
この先はどうかわからないけど。
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一応、少し先の様子を見たら、登山道は明瞭ですね。
この先はどうかわからないけど。
で、猿橋方面に向かったら、いきなりこんな感じ。。
これでは車は通れないし、登山道整備も難しいんだろうな〜と軽く考えていました。
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で、猿橋方面に向かったら、いきなりこんな感じ。。
これでは車は通れないし、登山道整備も難しいんだろうな〜と軽く考えていました。
こ、これは・・・
電柱がポキっと折れてます。
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こ、これは・・・
電柱がポキっと折れてます。
電気が通っているかわからないので、切れた電線から遠ざかりながら歩きます。
冷静に考えれば、電気が通っていたら山火事が起きているとおもうので、電気は通っていないとは思いますが(^^;
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電気が通っているかわからないので、切れた電線から遠ざかりながら歩きます。
冷静に考えれば、電気が通っていたら山火事が起きているとおもうので、電気は通っていないとは思いますが(^^;
電線を避けるとこんな感じ。
よく見ると、倒木の下に電線が隠れているので、油断できません。
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電線を避けるとこんな感じ。
よく見ると、倒木の下に電線が隠れているので、油断できません。
これでは乗り越えられないし、潜ることもできません。。。
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これでは乗り越えられないし、潜ることもできません。。。
山側に迂回することも、崖側に迂回することもできず、「やばい・・詰んだかも。。。」と真剣に悩みました。
崩壊地点約20m進むのに約15分、冷や汗と緊張の連続でしたが、何とか切り抜けました。
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山側に迂回することも、崖側に迂回することもできず、「やばい・・詰んだかも。。。」と真剣に悩みました。
崩壊地点約20m進むのに約15分、冷や汗と緊張の連続でしたが、何とか切り抜けました。
ようやく人家が見えたところにあった立て看板。
もっと強く規制しても良いと思います。
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ようやく人家が見えたところにあった立て看板。
もっと強く規制しても良いと思います。
後は猿橋駅まで長いロード
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後は猿橋駅まで長いロード
猿橋駅手前から岩殿山が見えました。
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猿橋駅手前から岩殿山が見えました。
今回の崩落地点です。
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今回の崩落地点です。

感想

快晴の3連休最終日。今回は富士山を見ながらノンビリハイキングのつもりでした。
まさか、こんな苦労するとは・・・

大月市の「秀麗富嶽十二景」。
中央線沿線に住むワタクシには、とてもアクセスしやすいお山。
低山なので夏は厳しいけど、空気が澄むこの時期になると行きたくなるお山で、すでに18(12景だけどお山は18)のうち14を登っています。
今回は残り4つのうち、3つ(倉岳山、高畑山、九鬼山)をノンビリ歩く予定でした。

メインの倉岳山や高畑山については、写真の感想をご覧ください。
今回はそれ以上に、鈴ヶ音(鈴懸)峠の林道について書きたいと思います。

高畑山を過ぎてから、明らかに人が通っていない感じがしたので何かおかしいな〜とは思っていました。倉岳山から高畑山までは遊歩道並みに整備されていた登山道だったので、余計にギャップが激しかったです。
今日はハイキング気分だったので、明らかに荒れた登山道に次第に気分が萎えてしまい、九鬼山はパスして途中の鈴ヶ音峠から下山することにしました。

林道を歩き始めて間もなく、倒木が目立つようになりました。
それでも歩行に支障がある感じではありませんでしたが、さらに歩を進めると、今度は電柱がポキっと折れています。
これはヤバイかも・・・と思いながらもさらに先に進むと、林道が大倒壊していて、倒木が行く手を阻んでいました。
倒木の状況は写真をご参照ください。

九鬼山へ登り返すことも考えたけど、倒木崩壊の個所は20mぐらい。よく見れば突破できるところがあるかも、と思い足を踏み入れましたが、すぐに後悔しました。
倒木の下には切れた電線、山側は崩れていてあまり近づけない、崖側は5m以上は切れ落ちている(林道なのでコンクリートでほぼ垂直に固められいる)という状況で、突破口が見つかりません。
時にはザックを下ろして匍匐前進で進み、時には身長と変わらないような倒木を乗り越えては飛び降り、足元が崖になっていないか(地面があるか)木につかまりながら慎重に確認したりして、崩壊地と格闘すること約15分。
ようやく崩壊地を乗り越えた時は、ホントにほっとしました。

たった15分の格闘でしたが、お気楽ハイキングの予定が危険極まりない行程になってしまいました。

帰宅後、大月市のHPを見ても山梨県のHPを見ても、鈴ヶ音峠の通行規制については発見できませんでした(ワタクシの探し方が悪くて見つからなかっただけかもしれませんが)。

高畑山や九鬼山に行かれる方は、この林道を通行することは当面止めてください。林道情報をよく確認してください。
ワタクシは無謀にも突破してしまいましたが、安全はお約束できません。
個人的にも、素直に九鬼山に引き返せばよかったかな〜と、反省しています。。。

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コメント

貴重な情報を有難うございました
自分も秀麗富嶽十二景で富士山を見るために、牛奥の雁が腹摺山など何度か訪れています。今度は九鬼山を同じように倉岳山から歩こうと思っていました。
そもそも高畑山⇔九鬼山は荒れているんですね。

先日、甲州アルプス南部を歩きました。甲州市との境はトレイルランニングのレースのために今夏の倒木も切られて整備されていたのとは対照的に、大月側に降りてくると倒木が目立ちました。森林が多くて手が回らない事情も分かりますが、大月が発行するパンフレットが素晴らしい分、もう少し整備に取り組んでもらいたいと思っています。
2018/11/26 12:30
Re: 貴重な情報を有難うございました
mirapapaさん、コメントありがとうございます。

秀麗富嶽十二景は私も何度も訪れていますが、ココ以外は登山道も整備されていて歩きやすかったので、ビックリしてしまいました
私は九鬼山までは行けませんでしたが、他の方の情報によると予想通り九鬼山までもかなり荒れているようです。

登山道整備は時間とお金がかかるのでやむを得ないと思うこともありますが、林道崩壊についてはHPや駅で強くアピールしてほしいと思います。
梁川駅で倉岳山高畑山のパンフレットも見ましたが、特に記載はなかったように思えます(チラ見ですので気づかなかっただけもしれません)。

もし行かれるのであれば、林道は通らず、荒れた登山道に心が折れないようお気をつけください。
2018/11/26 13:15
エスケープした林道にびっくり
rickle さん、はじめまして

林道の倒木崩壊は 凄いですね。
自分も今月初めに逆方向から歩きました。
九鬼山〜高畑山間の倒木はひどく本当心が折れそうでした。
峠で林道を進まずに予定通り九鬼山に進めば、
少しは楽だったかも
でも、あれじゃ林道を進んじゃいますね。
もしも自分の記録を見てたら行かなかったかな

良かった事は 富士山がきれいに見られたことですかね。
慰めになってないか
2018/11/26 12:36
Re: エスケープした林道にびっくり
Bombersさん、はじめまして。
メッセありがとうございます

Bombersさんのレコ、拝見しました。
事前にレコを拝見していれば心の準備ができたので、予定通り九鬼山まで行っていたと思います。今回は整備された登山道を富士山見ながらお気楽ハイキング、という気持ちだったので心の入れ替えができず(苦笑)、エスケープしたらより最悪の結果・・・という悲惨な状況でした

快晴で富士山を見られた前半の楽しい気持ちが吹っ飛んでしまうような、林道崩壊でした。
でも、キレイな富士山を拝めたのはヨカッタです🗻

ありがとうございました。
2018/11/26 13:20
木を越え、薮を越え、崩落を越え。
この日は終日青空だった気がするのですが、2枚目とか13枚目とかいきなりアレですねぇ…持ってますねぇ…( ̄▽ ̄)

それはさておき。
だいぶ酷い感じの道ですねぇ。
自分も先週「びく石」の先の東海自然歩道で心折れたクチなので、何だか妙に共感してしまうのですが(共感するのは崩壊のくだりだけですよw)、イヤになって下山…なのに更に酷い内容とか、お疲れ様でございました

心の準備って、ほんと大切ですね
2018/11/28 0:15
Re: 木を越え、薮を越え、崩落を越え。
びく石は雲多めのレコをあげてた気がしたけどな〜w
最近は自分よりもガスと仲良しなじょーさん、こんにちは😎

今回の崩落現場の強行突破、どれぐらいヤバかったかと言えば、鹿の平直前のササ&雪ミックスで全然前に進めなかった時と同じレベル感です
突破口がなかなか見つからず、これは詰んでしまったか…と思うほどでした。
荒れた道を回避した後の最難関、精神面がやられました

最初から荒れた道だと思ってたら、予定通り九鬼山まで行ってたと思うけど…
ホントに心の準備は大切です
2018/11/28 8:15
プロフィール画像
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