百蔵山〜扇山〜権現山〜棚頭集落(山百3座日帰り早回り:父子ツアー)
- GPS
- 09:00
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,826m
- 下り
- 2,040m
コースタイム
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 9:24
天候 | 終日快晴、尾根上一時強風 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
(復路)平和橋バス停より富士急バスで四方津駅へ(※手前の不老下バス停からは上野原行バスが約1時間毎に運行;平和橋・四方津駅経由のバスは1日2便のみ<土日ダイヤ>) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口〜百蔵山〜扇山:一般・メジャーコース、ハイカー多く特段の不明・危険箇所等ナシ ・扇山〜浅川峠〜権現山:ハイカー少数、下降路は急斜面の上、落ち葉が積もりやや分かりにくい区間多く、通行・スリップ注意。特に浅川峠手前・曽倉山の先、支尾根分岐箇所では浅川集落へと下る顕著な踏み跡が分岐、マーキングも貧弱なため、支尾根に引き込まれやすいので要注意。(我々父子も支尾根を誤って300mほど下り、GPSでルート外れに気付いて引き返し。約20分のロス…。入口に木の枝で「×」印を付けておきました。)権現山直下の斜面はルート明瞭ながらつづら折れの急登が続き、落石・スリップ注意。 ・権現山〜和見峠〜棚頭集落〜不老下:和見林道出合付近は不老山方面への縦走路など複数のルートが錯綜、進行方向注意。(入口に「全面通行止」の標示のある檜尾根林道を進むのが正解か。)ゴウド山経由の尾根からの踏み跡が合流する付近、古びた標識の立つ地点から棚頭集落への下降路が分岐。マーキングは少なめ、急下降が続き、台風で少々荒れた区間もあるものの、尾根通しで歩けばほぼ問題なし。棚頭集落の林道への出口も、火の見櫓の上、私有地の一角を横切る形で下降路あり。 |
その他周辺情報 | 猿橋・四方津周辺には手頃な日帰り温泉・風呂ナシ(タクシーの運転手さんによれば、地元コミュニティからはハイカー・観光客向け温泉施設開設の要望は継続的に出されているようですが…)。 |
写真
装備
備考 | (水分消費量:2名分)ポリタン水約1リットル、ガッツギア・Qooゼリードリンク×2、500ml・PET(お茶)1本、お湯400cc(昼食スープ用) |
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感想
師走最初の週末、関東地方は冬晴れの予報。先週の3連休も好天ながら所用で山に行かれず、フラストレーション解消のため、久々にムスコを誘い出し中央線沿線の山梨百名山(山百)3座<百蔵山〜扇山〜権現山>の日帰り早回りツアーに出撃します。普通に始発電車で出発すると下山前に日が暮れてしまうため、一計を案じ、マイカーで前夜の内に百蔵山登山口へ。翌朝、日の出とともに行動開始、途中のベンチで視界が開け、富士の大展望にやおらテンションアップ。快調なペースで最初のターゲット、百蔵山頂に到着です。秀麗富嶽のカンバンに恥じぬ素晴らしい展望を楽しみつつ、朝食の残りを流し込み、次なる目標・扇山へと歩を進めます。
この区間は歩きやすく、多くの登山者とスライドしつつ、コースタイムをかなり短縮して扇山山頂着。さすがにアクセス至便、展望もバツグンの山頂は色とりどりのハイカーで溢れ、そろそろ昼飯時ということもあって、我々もここでランチタイムに。お腹もいっぱいになり、気温も上昇して昼寝したい衝動に駆られますが、勇躍権現山への縦走路に足を踏み出すと、行き交うハイカーも疎らになり、一転して落ち葉に埋もれた超マイナーな道に。急斜面の下りに思わず眠気も吹き飛びますが、浅川峠に近づくとマーキングも希薄となり、支尾根の踏み跡に引き込まれてGPSで道外れに気付き、約20分のタイムロス。峠からはルートが明瞭となり、すれ違うハイカーも増えてきますが今度は強風に晒され、急な登りが続いて心身疲弊する中、ザックの片隅から秘蔵のリポビタンDが見つかります。休憩を取りつつ一気に飲み干してファイト一発、元気回復し、一気に本日のラスボス・権現山へ。狭い山頂は当然のように無人でしたが、富士山に加え、三頭山から雲取〜飛龍と続く奥秩父の主脈稜線がキレイに望め、大いに満足。ご褒美のフルーツゼリーを二人で平らげ、長い頂稜をのし歩いて、和見峠を経て午後の陽に揺れるススキを眺めながら、明るいうちに麓の棚頭集落へ下山します。
ここから最寄りのJR・四方津駅までは長い道のりですが、山里のステキな紅葉を楽しみながら、談合坂SA近くのトンネルを潜り中央道を突破。この辺りで次第に夕暮れも迫ってきて、舗装道歩きにもいい加減疲れてきた頃、通りがかったバス停の時刻表をさして期待もせずに見ると、何と週末は1日たった2本しかない富士急バスがドンピシャで来ることが分かり、一も二もなくここで本日のツアーは終了。バスで四方津駅へ下り、JR猿橋駅からは駅前に待機中のタクシーに乗り込んで、僅か1時間強で朝出発した百蔵山登山口へスムーズに帰着。愛車をピックアップし、ライトアップされた日本3奇橋の一つ、猿橋のプチ観光を楽しんだ後、渋滞覚悟で上野原ICから中央道に入ると、土曜夜・シーズンオフとあってか、小仏渋滞もまさかのゼロ。石川PAでガッツリ夕食を済ませた後、夜8時前には神奈川の実家に辿り着き、汚れた身体と山装備の洗濯を済ませ、酒盛りでバタンキューです。
久々の土曜日帰りマイカーハイクでしたが、予定の3座を効率良く踏破できた上、懸案のマイカーのピックアップもスムーズかつ低コストで完了。帰りの渋滞にも悩まされず、時間を有効に使うことができて、志願して本ツアーに参加した我がムスコ殿も大満足です。冬枯れで展望も良く、涼しくロングウォークを楽しむことができて低山ハイクには打ってつけの季節ですが、日照時間も短くなって山での行動時間が実質的に6〜7時間に限られる点がネックと言えそうです。次なる父子山行は正月の初日の出ツアーとなりそうですが、今後も研究を重ね、山百巡りをはじめ関東近郊の名山巡りに勤しみたいと思います。
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