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記録ID: 1668656
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ハイキング
京都・北摂

京都北山/ 大段谷山(尾花谷〜佐々里峠〜山頂北面探索〜佐々里峠)

2018年12月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:22
距離
12.8km
登り
927m
下り
932m

コースタイム

日帰り
山行
4:10
休憩
0:12
合計
4:22
9:41
55
広河原バス停
10:36
10:40
52
11:32
11:36
60
12:36
12:36
50
13:26
13:30
33
14:03
広河原バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
京都バス32系統広河原行き
行き:出町柳 (7:50) → 広河原 (9:41)
帰り:広河原 (14:20) → 出町柳 (16:13)
片道\1100
コース状況/
危険箇所等
尾花谷: 荒れています。滑る岩の上で倒木をかわしたり、やや細くなったトラバース道で滝を巻いたりする必要あり。道が不明瞭な場所もあり要注意。
佐々里峠〜大段谷山: 倒木がいくつかありますが、灰野への道は明瞭です。P840を巻いていく区間で小さな崩落あり、高巻き推奨。灰野道と分かれた後は踏み跡薄いですが尾根一本道です。

大段谷山山頂以西は歩行に問題はありませんが道はありません。
紅葉も終わりを迎えた広河原からスタート
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紅葉も終わりを迎えた広河原からスタート
今日はこれまで敬遠していた尾花谷を歩いてみますが、結論から言うと、「今回は止めておいた方が良かった」
今日はこれまで敬遠していた尾花谷を歩いてみますが、結論から言うと、「今回は止めておいた方が良かった」
林道終点から登山道になりますが、滑る露岩が多く、しかもそんな場所に時々倒木があるので難儀
林道終点から登山道になりますが、滑る露岩が多く、しかもそんな場所に時々倒木があるので難儀
谷幅の狭い部分を抜けると歩きやすくなる
谷幅の狭い部分を抜けると歩きやすくなる
二股を右にとると滝横のトラバースがあり、道幅狭めなので慎重に進む
二股を右にとると滝横のトラバースがあり、道幅狭めなので慎重に進む
その後左岸を進み続けると、右岸に小さな沢が合流するあたりで道をロスト。しばらく彷徨った挙句、少し進んでこの辺りで右岸に渡り少し登ると道を発見しほっとする
その後左岸を進み続けると、右岸に小さな沢が合流するあたりで道をロスト。しばらく彷徨った挙句、少し進んでこの辺りで右岸に渡り少し登ると道を発見しほっとする
トチノキ(?)と杉の巨木のコラボレーションなど、見所もありましたが苦労した印象の方が強かったです
トチノキ(?)と杉の巨木のコラボレーションなど、見所もありましたが苦労した印象の方が強かったです
もう少しで佐々里峠
もう少しで佐々里峠
この小屋の主は有名な方だそうですが
この小屋の主は有名な方だそうですが
佐々里峠に到着、車道歩きなら40分足らずのところ1時間ほどかかってしまいました
佐々里峠に到着、車道歩きなら40分足らずのところ1時間ほどかかってしまいました
ここから天国のような道
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ここから天国のような道
大きなブナが見られます
大きなブナが見られます
前半はトラバースが多め
前半はトラバースが多め
ここで一箇所崩落あり、危ないので高巻きしますが、倒木もあってちょっと面倒でした。小野村割岳方面へ行く人は手前で尾根に乗るので無関係な場所
ここで一箇所崩落あり、危ないので高巻きしますが、倒木もあってちょっと面倒でした。小野村割岳方面へ行く人は手前で尾根に乗るので無関係な場所
前回歩いた時は紅葉盛りだったので広葉樹が目立ちましたが、今回は冬枯れで「こんなに植林が多かったっけ」
前回歩いた時は紅葉盛りだったので広葉樹が目立ちましたが、今回は冬枯れで「こんなに植林が多かったっけ」
ここで灰野道とお別れ
ここで灰野道とお別れ
芦生の森・ブナノキ峠を望む
芦生の森・ブナノキ峠を望む
大段谷山ひとつ手前のピーク、ここから急坂下りと登り返しです
大段谷山ひとつ手前のピーク、ここから急坂下りと登り返しです
下る途中から完全に広葉樹林帯となり、清々しい空気の中山頂へ
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下る途中から完全に広葉樹林帯となり、清々しい空気の中山頂へ
山頂です
ほっと一息、素晴らしい青空です
ほっと一息、素晴らしい青空です
今日は山頂の向こう側に用があります。山頂西の鞍部を北にとって探索開始
今日は山頂の向こう側に用があります。山頂西の鞍部を北にとって探索開始
緩傾斜で広々とした広葉樹の森が続きます
緩傾斜で広々とした広葉樹の森が続きます
所々植林も混じっています
所々植林も混じっています
国土地理院webページの機能で地形図と空中写真を合成した特製地図を使って散策しました。運良く冬の写真だったので植林の位置が良く分かりとても役立つ
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国土地理院webページの機能で地形図と空中写真を合成した特製地図を使って散策しました。運良く冬の写真だったので植林の位置が良く分かりとても役立つ
アセビやユズリハなど常緑樹の藪が無く快適この上なし
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アセビやユズリハなど常緑樹の藪が無く快適この上なし
ここらへんで折り返し。いい場所でした
ここらへんで折り返し。いい場所でした
若葉と赤い実をつけた木は何だろう
若葉と赤い実をつけた木は何だろう
地形図にある謎の荒地記号の場所にやってきました。湿地になっているようです。予定ではここから西の支尾根に登り、P744経由で戻るつもりでしたが、時間の都合で宿題にして鞍部へ直行
地形図にある謎の荒地記号の場所にやってきました。湿地になっているようです。予定ではここから西の支尾根に登り、P744経由で戻るつもりでしたが、時間の都合で宿題にして鞍部へ直行
炭焼き窯が一基ぐらいあるのでは、と思いましたが、歩いた範囲では見当たらず
炭焼き窯が一基ぐらいあるのでは、と思いましたが、歩いた範囲では見当たらず
新緑や、紅葉の時期にまた来ます。北斜面なのでスノーハイクにもうってつけのはずですが、ここまで辿り着けるだろうか
新緑や、紅葉の時期にまた来ます。北斜面なのでスノーハイクにもうってつけのはずですが、ここまで辿り着けるだろうか
山頂へ戻ってきました
山頂へ戻ってきました
ピストン下山ですが、崩落地を避けようという意図もあってP840の尾根道を経由してみる
ピストン下山ですが、崩落地を避けようという意図もあってP840の尾根道を経由してみる
しかし、40m余分に登るので苦労の方が大きかった
しかし、40m余分に登るので苦労の方が大きかった
佐々里峠到着、今度は車道を楽々下山です
佐々里峠到着、今度は車道を楽々下山です

感想

鈴鹿山脈の山腹に「ダイラ」と呼ばれる平坦地があって、ちょっと通な人の憩いの場になっているそうです。いつか行ってみたいのですが、京都北山にもそんな場所はないのかなと思い地図を眺めていて目に留まったのが大段谷山の山頂北西にある緩傾斜地です。こういう場所は大抵植林になっているものですが、空中写真で見ると広葉樹林も十分に残されているようで、どんな場所なのか実際に確かめに行くことにしました。

山頂から下りて行ってみると想像通り綺麗な樹林に包まれた場所で、ありがちな常緑低木の藪は皆無で、どこでも歩ける自分好みの場所でした。写真には平坦な場所ばかり写していますが、思っていたよりも起伏が多かったのでこの場所をもって「京都北山のダイラ」と言い張るのはちょっと厳しい感じですが(そもそも本家に行ったことがないし)、また一つお気に入りの場所が増えました。皆子山が東尾根と西尾根で印象が一変するのと同様、この山も登るルートによって全く違う表情を見せるようです。

暖かい秋の日が続きましたが今週後半から一気に気温が下がる予報で、花背峠以北は白銀の世界になりそうな感じです。雪山の準備をしないといけませんね。

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コメント

ゲスト
冬になるかな・・
 ´雪ん子´って知ってる?それが飛ぶと1週間後に雪が降るって言われてる。リンゴ綿虫なんかな、尻尾に白い綿みたいなモンを付けた虫がフワフワ飛ぶんだ。´雪んぼ´とか地域によっていろんな呼び名があるんやと思う。でもまだウチでは見てないな・・
 だけど雨のあと一気に寒くなりそうやね。タイヤ替えねば。
 北山walkerはいつも歩きながら自分の好きな場所を探しているよな
2018/12/2 20:55
Re: 冬になるかな・・
それは興味深いです。結構当たるんですか?予報通りの気温と天気だと土曜日あたり山は雪化粧間違いなしと思っていましたが、そう言われると降らないのかなという気がしてきました…

一日の山行で一箇所、自分だけのお気に入り場所を探すのが一つの目標になってます。
2018/12/2 21:05
ゲスト
Re[2]: 冬になるかな・・
う〜ん、当たるような当たらないような・・・
 雪が降るときって、前の日になんか風がビューっと吹いて、「アー、明日雪やな」ってのを感じる。
 うん。歩いてて、「ア〜ここいいなあ」っていう、あの感情の根拠はどこにあるんやろ・・
2018/12/2 21:27
Re[3]: 冬になるかな・・
haruさんは私より独特な感性を持ってそうですねえ。

北山の雪は湿って重くて、それがまた北山らしいのかもしれませんが、降雪直後のさらさら雪を狙って楽に歩きたいです。
2018/12/2 22:19
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