大段谷山
- GPS
- 03:47
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 747m
- 下り
- 748m
コースタイム
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大段谷山西尾根は道なし、P813〜P840の間は京大演習林の境界尾根 |
写真
感想
中山谷山から転戦して美山町白石の一ノ谷川が佐々里川に合流する地点に車を止めた。一ノ谷川北尾根の取付きを探すが断崖が続いている。南に張出した塙を回り込んだ処の枝谷に取付くことができ左にトラバースして尾根に這い上がったが傾斜がきつく木に掴まり乍ら登った。標高差100mほど稼ぐと少し傾斜は落ち着いた。標高約600mの地点では樹林の隙間からオークラノ尾(825m)を望むことができた。踏み跡もない稜線が西に向きを変えると穏やかな稜線となりP744に達した。標高700m位の鞍部を越えると大段谷山(795m)で3等三角点「芦生」が設置されていた。山頂標識は何処にもなく少し寂しい山頂だった。3等三角点「芦生」は、午前中に登った奥ノ谷山の三角点名と同じでしかも同じ3等三角点。比較的近い距離なのに同じ点名とはややこしい限りだった。
稜線は西北西に直線的に続いており、踏み跡がしっかりしだし、赤テープも頻繁に現れるようになった。等高線5本分のピークを越えると樹林の切れ目があり北の方にブナノキ峠(939m)を望むことができた。地形図に点線道が描かれている処は灰野への下降点で古びた指導標に「灰野・佐々里峠・大段谷山」の方向が案内されていた。P813からは京都大学演習林の境界線尾根で東側が演習林となっている。稜線は山毛欅と大杉が素晴らしく芦生の森を感じることができた。次のピークは一ノ谷川南尾根の分岐点で此の尾根を下るが、少し飛び出して京大演習林の境界尾根を500mほど進みP840に立ち寄った。以前小野村割山から佐々里峠の間を歩いたときの縦走路に繋げるのが目的で、目的を共有する意味のないM井さんには南尾根を先行してもらい、一人急ぎ足で見に行った。
P840の手前で北東方向に展望が得られ三国岳(959m)、天狗岳(928m)を望むことができた。ピークにはは「P840」の標識がありメジャーな稜線に達したことが感じ取れた。少し南に下り西側の巻き道で帰ると南西方向に品谷山(881m)を望むことができた。分岐のピークに戻って20分の遅れを取り戻すべく急ぎ足で追いかけた。P768で約束通り待っていたM井さんに合流した。最後のピークP698を越えた所に展望地があり、ハナノ木段山(704m)やオークラノ尾(825m)を確認することができた。一ノ谷川南尾根は北に向きを変え徐々に西に円弧を描き佐々里川と一ノ谷川の合流点に向けて下って行った。尾根先端部の佐々里川側は切通のコンクリート断崖となり最後は木に掴まりながら府道38号線に下り立った。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する