西下立山〜西南尾根〜西尾根〜皆子谷上流部〜皆子山〜東尾根


- GPS
- 07:14
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,071m
- 下り
- 1,051m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:14
コースタイムはあまり参考にならないでしょう。
ゴール地点が別表記されていますが、平バス停でゴールしています。
天候 | 晴れ/薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
京都バス - 出町柳駅前〜平 800円 江若バス - 平〜堅田駅 780円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■平バス停〜花折峠〜西下立山 平バス停からは国道を進み続けずに、平集落内を通ります。 林道を進み、権現山の登山口を経ると、程なくして花折峠に至ります。 峠の南側の斜面に目印が見えており、そこから踏み跡を辿ると尾根に乗ります。 その後は目印などがあり、尾根を辿るのは問題ないでしょう。 西折立山の標識のある小ピークから少し進むと、P812である西下立山山頂に到着です。 ■西下立山〜ミタニ峠〜西南尾根登山口 道ははっきりしているけれど、途中に別の道が見えたりして、微妙にややこしい。 ゆったりした鞍部から南西に進んで行くと、ミタニ峠へ至ります。 落葉の堆積したジグザグ道を下ると細い沢に出合い、対岸へ。 少し嫌な感じのロープ場を経て、やや高度感のあるトラバース道を少し進みます。 その後は少し分かりにくく感じるかも知れないけれど、何とかなるでしょう。 舗装路と出合って左折し、橋を渡って右へ進むと、皆子山の西南尾根の登山口です。 ■西南尾根〜西尾根〜皆子山 登山口から少し進むと、右側にジグザグ道があるはずだけど、アセビなどの繁茂で歩きにくいとの印象が残っています。 なので、急斜面の尾根芯をそのまま登っています。 落葉の堆積などで踏み跡ははっきりとしないので、低木などの間を縫うように進みます。 少し登って方向転換後、P819までは進みやすい尾根を登ります。 P819はなだらかで広いピークとなっており、進行方向に注意。 この先、尾根芯は所々でアセビなどに覆われているけど、特に問題はないでしょう。 P889を経て進むと、尾根の分岐があり、ここで右に進路を取り、西尾根へ進みます。 P926を経て、アップダウンのある道を進路に注意しながら進むと、山頂に到着です。 P889の手前ぐらいから倒木が見られるようになったはずで、山頂までの区間は所々で倒木が多めになっていますが、通行への影響はほとんどなし。 なお、この山行では皆子谷の源頭部などに寄り道しています。 それなりに注意を要する所もあるので、歩く際には注意しましょう。 ■皆子山〜東尾根〜平バス停 寺谷ルートとの分岐で左へ進みます。 現在では最も一般的なルートでもあり、はっきりとした道が続きます。 P837から少し下ると緩やかな傾斜の落葉樹の尾根となり、どこでも歩行可能な状態になるので、進行方向を見失わないように少し気を付けておきたいかも。 地形図を見ても分かる通り、標高700mぐらいからは急斜面の下りとなり、ロープ場もあったりするので、危険があるとすれば、この辺りぐらいでしょうか。 下り切ると寺院があり、その先の平の集落を抜けて国道を少し進むと、平バス停に到着です。 部分的に過去の記述をそのまま引用しています。 |
写真
感想
2016年10月から山行記録を残し始め、今回が100回目の山行になります。
区切りに相応しい山という事で考えた結果、京都府最高峰の皆子山に決定。
前回が半年前の5月26日なので、時の経つのは早い。
今回が5回目となり、すでに主要な尾根ルートは歩いており、谷ルートに挑戦してみたいけど、先月の山行での失態もあり、当面は難易度を上げるのは避けるべき状態なのです。
でも、未踏のルートも歩いてみたく、今回のルートを設定。
平バス停では、僕以外に3人が下車、珍しく先頭でスタートです。
平の集落を経て、林道へ進み、権現山登山口を通過。
少し先で花折峠口バス停で下車された方とすれ違い、ご挨拶。
花折峠に到着し、どこから登るかを探っていると目印が目に入り、そちらへ。
踏み跡があるので辿って行くと、程なくして尾根に乗ります。
尾根の踏み跡はそれなり程度だけど、目印などがあり、進路は分かりやすい。
P624を経て、P762の辺りでは樹間から皆子山が見えています。
まずまずの急斜面を登り終え、ゆったりと歩いていると、『西折立山』の標識があります。
平坦な広いピークで、その少し先は良い感じの地形となっていて、印象的。
さらに少し歩くと、P812に到着です。
ここが西下立山でしょうね。
昨年の5月に大尾山から縦走しており、その時は山名があるとは知りませんでした。
ここで軽く食事にします。
その昨年の5月の時と同様、ミタニ峠へ向かいます。
道ははっきりしているのだけど、細い倒木が所々で道を塞いでいて、歩きにくい。
今回から鋸を持参しており、処理しながら進みます。
とは言え、全てを片付けるのは困難なので、時間と相談しつつ。
作業を始めると変に没頭してしまうようで、程々にと自分に言い聞かせます。
鞍部からの登り返し以降、こんな道だったかなと思いつつ歩き、ミタニ峠に到着です。
ここからは今年の2月に歩いており、記憶に新しい。
少し下り、細い沢を渡ると、ちょっと嫌な感じのロープ場です。
順調に下って行き、舗装路と出合います。
少し先の橋を渡ると、すぐに皆子山の西南尾根の登山口に到着です。
登山口から少し登った所からジグザグ道には向かわず、尾根芯を直登します。
落葉の堆積もあってか、踏み跡は見えず、歩きやすそうな所を見繕って進みますが、結構な急斜面に苦労させられます。
ジグザグ道と合流した後、左側に植林帯を見つつ進む区間があります。
方向転換すると、どっしりとした尾根はまっすぐに延びており、冬枯れの木々が青空に映えていて、何とも気持ちが良い光景です。
標高が上がって来て振り返ると、天ヶ森や琵琶湖が樹間に見えています。
P819に到着、広がりのある地形はこれまで通りです。
進行方向に注意して、先へ。
初めての時は尾根芯のアセビが少し厄介に感じたのだけど、その後の経験もあってか、特に気にならず。
P889の手前ぐらいからだったか、倒木が目立ち始めるけど、いくらか手入れもされているようで、通行への支障はない。
好展望の場所があり、ここで昼食にします。
尾根分岐に到着、ここから皆子谷の左俣の源頭部へ立ち寄ります。
皆子山へ来た際には必ず訪れており、特別な場所なのです。
一面に広がるシダはすでに枯れており、もう冬のような光景です。
もう日が傾き始めているせいで日影が広がっており、谷が少し狭く感じる。
いつものように下って行き、今回は早めに引き返します。
源頭部を見上げると、青空との対比が美しい。
西尾根に戻り、先へ。
方々へ支尾根が延びており、それに伴って支谷の源頭部がいくつも左右に現れ、変化に富んだ尾根歩きが楽しい。
いつもの場所で道を間違えたりしつつ進み、皆子谷の源頭部に到着。
次はここを下ります。
少し下ると、それまでのなだらかさとは一変し、歩きにくい溝状の道となり、やがて涸れ沢になり、進みやすそうな所を選んで下って行きます。
これまでと同様に小滝への下りは慎重に進みますが、滝に水流はなく、ただの岩壁です。
今回はもう少しだけ下り、危険な香りがする前に引き返します。
源頭部に戻ると、ここのシンボル的な木はいつも通り静かに存在しており、台風による被害を受けずに済んだのは何とも喜ばしい。
次は何とか積雪期に歩きたいなと思いつつ、先へ進みます。
山頂の手前は倒木がいくつもあり、重い気分になってしまう。
遅い時間帯でもあり、誰もいない皆子山山頂に到着です。
時間に余裕がありそうなので、何をするでもなく少し長めに滞在。
下山は歩きやすい東尾根ルートです。
まだ時間に余裕があるはずで、倒木の処理をしたりしつつ。
尾根に雑木が広がって雰囲気の良い辺りはすっかり落葉済みで、冬枯れの明るい森になっています。
植林帯の急斜面区間などを経て、登山口に到着。
平の集落を抜けて行き、平バス停に帰還し、無事にゴールです。
ヤマレコでの100回目の山行という事で、昨年と同じ日に京都府最高峰の皆子山へ行って来ました。
何か特別な事があった訳でもなく、良くも悪くもいつも通りの山行となりました。
先日の山行では大きな出来事もあったし、区切りの数字に浮かれたりせず、安全に山歩きを続けられるよう、しっかりと意識しておきたいですね。
少し工夫してルートを選び、今後も自分らしいレコを届けられれば良いかなと思っています。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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笑っちゃいました
vgさんも、皆子山でしたか
最近、ちょっとこの山のレコが多いよね〜って思うのです。
ちょっとブームかも…(⌒‐⌒)
だけど、お会いできず残念でした。
最初はvgさんの逆回りの案も有ったのですよ、ほんと。
それにしても、この日は天気がよく気持ち良かったですねお疲れ様でした。
この日はyjinさんも皆子山を歩いておられて、olddreamerさんとは会話を交わされたようですね。
でも、heheさんとは対面に至らなかったんですね。
離れて歩いていたのかな?
ここ最近、皆子山のレコが多いなというのは僕も感じていましたが、結果的にその流れに乗る形になったのかも知れませんね。
いつかどこかでお会いする機会があるでしょう。
この日は青空の下で気分良く歩き、改めて皆子山の素晴らしさを体感できました。
紅葉のピーク期や積雪期には歩いておらず、また違う山の姿を見てみたいなと思っています。
100回記念ハイク おめでとうございます 👏
私たちもお昼前に皆子山にいました
出会われた方はひょっとしたらdoniveさんかもしれません
すれ違って少しお話をしました
そのあとyjinさんともお話をしましたがヒノコに降りられたようです
日曜日は皆子山好きの方々が集まっていたようですね
ありがとうございます。
もう100回も歩いたのかという感じです。
印象に残っている山行はいくつもあり、レコに長い文章を載せているおかげで追体験できるのが良いなと思っています。
そちらは賑やかで楽しい山行だったようですね。
皆子山の山頂の西側の一帯は開放感のある地形が広がっていて、絶好の好天だったし、気分良く歩かれたんじゃないかと思います。
歩かれたルートを見ると、所々で歩きにくい所もあったはずだけど、olddreamerさんは相変わらず年齢を感じさせない健脚ぶりを発揮しておられるようで、頭が下がります。
これからも安全な山行を続けて下さいね。
yjinさんとどんな話をされたのか、興味があります。
皆子山、京都府最高峰に相応しい、素晴らしい山ですよね。
village greenさん こんばんは。
ミタニ峠への道での細かい倒木、私は面倒だなと思いつつ通り過ぎただけです。整備しながら行かれるとは..頭が下がります。
台風以後、歩く先々で、ちょっとずつ道が片付いているのは実感していますが、恥ずかしながら、自分は何もしていないので、いつも感謝するのみです。このようにして、山道は歩きやすくなっているのですね。
私も、ゴミを拾うぐらいのことはしなければ...
「西下立山」からミタニ峠への道では、旧道らしき道がありますが、古い登山道なのでしょうか。
僕もこれまでは特に何もしておらず、処理をして下さっている方に心の中で感謝するぐらいでした。
先日の遭難しかけの山行で倒木の威力を思い知り、何かするべきかなという気持ちが芽生え、その後、天王山を歩いた日に十方山の惨状を見て、倒木の処理をしてみようと決心しました。
皆子山への山行の前日に、購入したての鋸の感触を確かめるべく十方山を再訪したのですが、すでに倒木の処理はほぼ済んでおり、問題なく通行できる状態になっていました。
せっかく来たので、1時間半ぐらいは処理の作業をしたはずだけど、実際にやってみると、なかなかうまくできず、改めて処理をしてくれている方に頭の下がる思いでした。
木に「ごめんな」と謝りながら、ギーコギーコと鋸を引く作業。
やり始めると、何だか没頭してしまう自分がいて、変な感じです。
これからも山行に負担のかからない範囲で処理も進められたら良いかなと思っています。
あの区間、登山道の横に道が見える所がありますよね。
あそこを通るのは今回が2度目で、どういう道なのかは分かっていません。
山行に時間をかけても大丈夫そうな時期に確認できれば良いけど、どうなりますか。
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