蓼科山*冬* (女神茶屋〜ピストン)


- GPS
- 03:35
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 807m
- 下り
- 807m
コースタイム
-10:33 最初の道標
-11:19 蓼科山山頂が再び見え始めます。
-11:53 急登坂を林限界直前でhagure1945さん発見。
-12:02 森林限界通過
-12:11 蓼科山頂小屋通過(団体さんとのすれ違いです。)
-12:18 蓼科山頂到着。ヤッター高曇りで360°眺望あり。
-12:28 山頂出発(あまりの寒さに風よけを探したのですが断念)
(森林限界まで下りて休もうとしたら団体さんがどうぞお先に・)
(と言うので、だいぶ下の展望台で休憩となりました。)
-14:00 女神茶屋駐車場着
(aonuma1000の通過時間です。
hagure1945さんを追いかけ・合流後はビデオを回しながら歩いていました。)
天候 | 晴れのち曇り 視界は良好 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ビーナスラインを経由24km冬期は45分ほど。 ○上信越道佐久ICからは44km冬期1時間20分ほど?です。 ○女の神駐車場に20台ほど。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道路は除雪が行き届き、融雪剤もまかれていましたが、山の北側になる部分はわずかですが雪が残っています。冬用タイヤは必須です。 ・冬場は女乃神駐車場に20台程 ・冬場は駐車場には簡易トイレもなし。白樺国際スキー場駐車場のトイレを利用するなど現地に着く前にすませた方が無難です。 ・登山ポストも見あたりません。 ○登山道は大勢の方々が利用しているためトレースがしっかりあり、十分踏み固められています。アイゼンでバッチリです。今回は6爪でしたがそれでも十分でした。 ・温泉は蓼科温泉・横谷峡温泉等いろいろありそうです。 |
写真
感想
金曜日の朝、hagur1945様にメールをいただき、
一度は難しいと断っていた蓼科山登山です。
昨日はsakusaku様とお友達の皆さんが立てていた、
地蔵峠集合の池の平スノシューハイクの山行予定も魅力がありました。
仕事が忙しくて断念・・・。
どうにか土曜出勤で仕事を終え、今日は天気が良ければ遅くても
行ってみようかと蓼科山へ出かけました。
hagure1945様に電話をしてもメールを入れても返信なし。
もう歩き始めているのかな???
ぎっくり腰から2週間、これ以上歩かないとますます太るのみ・・・。
回復の様子は大丈夫かな????不安はあります。
されど、こんないい天気に行かないと行く機会も失いそうです。
女神茶屋の駐車場は満車状態。でも軽トラの一台くらいは
積もった雪を何度か踏み固めればどうにかなるもので御迷惑でも
どうにかクリア?
昨年とほぼ同じくらいの積雪ですが、雪のしまりもよく
6爪の簡易アイゼンで山行開始です。(これと4爪しかない)
最初はゆっくり腰試し?うん大丈夫!!
だんだんピッチが上がり、最後の急登坂。hagure1945様みっけ!
心拍数が上がり大変の模様で好きなビデオ撮影もできない感じです。
それでは代わって撮影しましょう??。
でも老眼の目では撮れている否かの判断はいい加減です。
更にうっかりここまで軍手のまま・・・小指の感覚がなくなってきました。
山頂間際には30人くらいの団体さん、5・6人でロープをつなぎながらの
山行です。ほとんどが女性の方々でとても華やかなでした。
皆さん立派な装備でうらやましい限りです。
山頂の風の冷たさはさすが諏訪や佐久の名峰だけあってさみ〜。
山頂の小屋に防風の場所を探しましたが、結局森林限界まで降りて
休みましょうとのこと・・・。
ところが、森林限界まで降りると先ほどの団体さんが
どうぞどうぞと、先の下山を促すもので・・ついに上島気分で
そのまま言われるままに・・・休んだ場所はだいぶ下になりました。
hagure1945様にはあじけない下山になってしまい申し訳なかった気もします。
それでも、今年初の本格的な雪山を堪能されたようで・・・ほっ。
日帰り温泉で量った体重が、体重計のせいか?だいぶ減っていてにんまりしておりました。
・・・下山後、ginchanさんとすれ違っていたことに驚き
写真を見たのですが、ちょうどhagure1945様のビデオを回して
いたときのようです。どんな方だったのだろう???
<一時編集休憩>
aonuma1000さんに5日に蓼科山行きませんかとメールをしたら、腰痛で・・・
ということで、あっそうだ、Aoさまは腰痛なんだとあきらめて、一人で行くことにした。
もともと蓼科山は20年前に妻と登ったけれど、映像もな、100名山映像制作課題の一つとしてテーマになっていた。昨年の北八ヶ岳からさんざん眺めていたので、女神茶屋から登ってみようと考えていた。
今年は1月にも雪山に入っていないので、どうしても行きたかった。この山は、Ao様の裏山ですからね、無断で行くわけにはいきませんからね。
でも腰痛のことを忘れていた。
朝8時半に女神茶屋の駐車場に到着。駐車場は満杯。かろうじて一台入れて、登山の用意をする。
45分に歩き出す。30代くらいの女性二人と登山口で出会ったが、この二人は足が速かった。歩き始めて間もまくして女性3人と出会う。話しぶりから、私と同じ年代の人たちと知る。ペースはちょうどいい。というよりは私のピッチが上がらないのだ。若い人たちにどんどん抜かれていく。
私はノーアイゼンで歩く。
樹林帯の道を、マイペースで歩く。若い人たちと競うことはできない。心拍数が上がると胸が痛くなる。
1時間ほど歩いて汗をかいたので着替えの休憩をとる。ここで女性たちも休んでいたので、先に歩き出す。
2100メートル地点に道標があり、そこが八ヶ岳と南アルプスの展望台になっていた。そこからしばらく登ると蓼科山のお椀のような山頂部が見えてくる。
いったん鞍部にくだり、そこから山頂へ続く道を登りだす。斜度がきつくなるので、しばらく登って、アイゼンを付けた。
この登りはきつかった。一歩一歩ゆっくり登るしかない。
突然下から、「追いついた」という声。なんとAonuma1000さんではないか。
「えっ、来たの」
「連絡したのですが返事がなくて、たぶん登ってると思って」
「腰大丈夫なの?」
「体動かさないと」
「何時に登り始めたの?」
「10時半」
「えっ、ハヤ!」
時間を見ると11時50分だった。
山頂は近いとは思ったけれど、
私は2時間かかつているところを、1時間20分で来てる。
(あ〜、もう俺もダメか・・・)
森林限界の直下だった。
登山口で一緒に出た女性二人が降りてきた。速い。
(もう、こういう若い人と歩くのはムリ!・・・くやしい!)
(イイヤ、いずれ、おれっちらみたくなるんだから・・・・)
(競うのが間違え!、キープ・マイペース・・・)
(興奮すると、また脳出血しちゃうぞ・・・)
もうつくづくと体力の相違を考える。
ともかく森林限界に出ると急に風が冷たくなる。Aoさんは軍手のまま。
出会ってすぐに、ビデオカメラを渡して、好きに撮ってもらう。前回のしらびそ小屋のときに、いい映像を撮ってくれたので、今回もお願いした。
aoさんが気遣ってくれるのがうれしいね。素直に甘えさせていただく。
今の60代は元気だけど、所詮60なんだ。いや私の場合は70だな・・・
(歳のわりには元気だわい!・・・でもギアチェンジができないなぁ〜・・・、悲しい・・・)
ともかく天気に恵まれて素晴らしい眺めだ。
20年前に登った時には展望が得られなかった(家、得られていました。勘違い)。あの時この景色を見せられていたらと、考える。いつも奥さんのことが頭にある。
二人で登った時が一番幸せな山だった。ほんとにそう思ってますからね・・・
小屋は立派な小屋に建て替えられていた。あの時は今にも倒れそうなぼろぼろの小屋だった。
小屋の前で、ハーネスに12mmザイルでつないでコンテで歩く5組ほどのパーティに出会う。一グループの先頭にはリーダー格の若い山女子・・
(う〜ん、時代は変わったね、たいしたもんだ・・)
aoさんの観察によると全員12本爪のアイゼンにハーネス、かっちり装備。
どうもツアーのようだ。山岳会ではない様子。お客さん扱い。冬の山もにぎわうわけだ。ヘルメットはかぶっていなかったな。
蓼科山では大げさな、と言いたいくらいの装備ではありましたね。でも安全第一。
山頂へ、12時15分到着。展望は最高。だけど風が強い。
眼前に八ヶ岳、赤岳と並んで阿弥陀岳が兄弟のように並んでいる。阿弥陀が立派に見える。
右に目をやると甲斐駒から始まる南アルプスの高峰、さらに中央アルプス、御嶽山、乗鞍山。
北アルプスが、どうだといわんばかりに白い壁を作る。槍・穂高・・・
白馬までの後立山の峰々、さらにその右に妙高や北信の山があり、グルっと右にきて浅間を盟主にした東信の山々。最高。
あれ、富士山見てないぞ・・・
単独の男性に二人の万歳三唱をビデオに撮ってもらう。そこへ3人の女性のパーティの二人がやってきた。一人いない。顔を覆面のまま記念写真。
山頂の寒さに軍手のaoさんは耐えかねて小屋へ。
よくもまあ、軍手で耐えられるものだ。私なんぞ毛糸の手袋でも小指が痛いのに。
本曰く「もう小指の感覚なくなってきて・・・」
当然でしょうに、まったく無茶なんだから。日頃マイナス10度が当たり前のところに住んでるから強いのだ!
「休むところないから、樹林帯までもどりましょう」とaoさん。
どんどこ下り始めると、先ほどのパーティが急斜面を下っている。
「お先にどうぞ、二名行きま〜す」なんて叫ばれて、
「ではすいません」とか何とか言って、滑るようにステップを壊して下る。
「左によけて・・」とかリーダーが言って、我々を通す。
あっという間に大勢を抜き去って、どんどこ下る。
「情緒がない下りだ」などと私が評する。でもおもろい。こんなにがんがん下るのも久しぶりだ。
樹林帯にあっという間に戻る。休憩かなと思っていたらaoさんはどんどこ行く。急斜面を下ってきて登り返すところで燃料切れ。ポチポチ歩きになる。
結局2110mの道標のところまで戻って、休息。腹減ってつらかったけれど、aoさんが用意してた大福が美味しかった。そこで5分ほど休んで、駐車所を目指す。
もう楽ちんと思いきや、アイゼンが引っかかって、ドサッ!
「あっ、足が攣った」両足の内側が攣って動けない。「イタッ〜」
しばらくへたり込んだまま。息がつけないくらいに厄介だ。へたり込んでしばらく息を整えてから、Aoさんに引いてもらって立ち上がる。
左足の膝の裏が痛いから、足を曲げられない。伸ばしたままゆるりゆるりと歩い
てみる。まあ、何とかなるだろう。5分ほどゆるゆる下って行くうちに、何とかなってきた。
駐車場に着いたのは午後2時。
1時間35分で下ってきた。本来ならもっと早かっただろう。
蓼科山びっくり登山でしたが、aonuma1000さんのお蔭で、助かりました。心優しい気遣いをいただいて、大変うれしゅうございましたが、同じようなペースでは歩けないのが申し訳ないように思いました。
ああ、やだやだ歳はとりたくないねぇ〜・・
最後の山頂までの道でアイゼンをつけたけれど、ノーアイゼンで行きたかった。雪もやわらかくて、その方がよかったと思う。6本でちょうどいいように思えた。10本爪、こういう山には向いていない。
かといって、スノーシューの山でもない。前爪が邪魔だった。
森林限界を超えてもクラストしていないのでそう思ったが、天気にもよるだろう。
コースタイム
8:45 女神茶屋駐車場 9;45-50 休憩 11:45 森林限界下 11:50 aonuma1000さんに出会う。以下aonuma1000さんの記録と同じ。
良くわかりませんが・・
ま〜、天気も良く
私は昨日は、東京ゲートブリッジ開通記念マラソン参加で、今日は用事がありで、
aonuma1000さん、こんばんわ。
腰の調子はどうでしたか?
私は昨日の疲れ&全身筋肉痛で
休養日でした。
今日は展望よく、山々がばっちりですね。
山でヤマレコのお仲間さんに会うと嬉しいですね!
pikachan様 こんばんは。
まさにその通り。
hagureさんと連絡が取れたのは金曜日が最後。
それでも、先日見たような車があったので
こんな良い天気に、hagure様一人ではもったいない?
と追いかけてみました。
案の定 山頂直前で合流できました。
お互い一人では不安でしたので
ご一緒出来て心強い思いをしながらの山行となりました。
sakusaku様 こんばんは。
池の平の山行記録、ちょこっと拝見させていただきました。(山行記録作る都合ですみません)
腰の方は思いの外大丈夫でした。
でも、油断大敵ですので注意します。
山に出かけるたびに、
いろいろなところに不具合が生じますが、
心のケアには最高だと思ております。
山行計画、拝見しております。
またいつか、突然参加させていただきますね。
aonuma1000さん こんばんわ。
hagure1945さん はじめまして。
写真を見てビックリ
2110Mの後ろから来た人は、ナント私です
記念撮影ありがとうございました。
あれ、うれしいですね。お声をかけることもありませんでしたが、ginchan様は私より足が達者で、どんどこいかれたと思っていますが。
コメントくださってありがとうございます。
またどこぞの山でお会いしたいですね。記念写真撮りますよ・・・
こんばんは、ginchan様
hagure1945様の写真に写っていたのですね。
軽トラに乗っていたグレーのザックを発見。
なるほど、なるほど。
次は多分、茶臼山辺りではありませんか?
スノーシューで楽しみますかね?
hagure1945さん、こんにちはnafです。
動画見ました!すごく良いです。
派手なパンツが雪山に良く映えてますよ!
aonuma1000さん、こんにちはnafです。
天気が良い山行は、やはり最高ですね!寒ささえ無ければ、長居したくなりそな景観です。
私の親類が稲子集落に居ます。夏休みに散々居候してたので、八ヶ岳周辺は好きで行く頻度が高いです。
天気も良かったみたいですね
雪の時期を含め、このコースは歩いていますが、手軽で比較的安全なコースでなかなか良いですよね
Naf様 こんばんは。
そうだったのですか。
だから、結構佐久方面からのアタックが多いのですね。
それにしても、この話、懐かしいな。
子どもの頃、都会の従兄弟が来るのがとても楽しみでした。
稲子の夏はとっても涼しいところですもんね。
寝やすくて過ごしやすいと言っていたい話を思い出します。
kuribo様 こんばんは。
蓼科山はほんとお手軽ですよね。
アイゼンもそんなに気張らなくともいい感じです。
ピッケルもそれほど必要感がないし、
展望もいいので、満足感一杯です。
ただし、森林限界すぎると風の防ぎようがないのが大変。
ここら辺りは甘く見ない方がいいですね。
aonuma1000さん、こんばんわ。
ホント、数分差って感じでしたね。
次回は茶臼山スノーシュー・・・いいですね
いつも気分次第、天気次第で行き先を決めているので。
茶臼山は2回登って視界が悪かったため、次回は天気がいい時にって思っています。
ピラタスロープウェイの山頂駅から縞枯山-茶臼山コースも簡単そうでいいかなって思ってます。
とりあえず、今週末は娘を連れてスキーへ行かねば
写真でaonuma1000さんの後ろ姿を確認しましたから、何処かで遭遇しそうですね。
※写真を見るかぎり太っていないし・・・。
ginchan様 こんばんは。
*写真見る限り・・・嬉しいこと言ってくれますね。
縞枯れ方面も今冬行きたくて下見してあります。
ただ、鉢伏山からの絶景が脳裏に残り、
美ヶ原方面でスノーシュー遊びをしながら
茶臼山へ行ってみたいと思っております。
こちらも天気の日を狙って出かけようと思っております。
蓼科山・・・
いいですね。
折りがあったら是非、雪の蓼科を訪問したいです。
aonuma1000さんの山行記、楽しく読ませてもらいました。
また立寄らせてもらいます。
TODAY様 こんばんは。
お立ち寄りありがとうございます。
八ヶ岳と浅間山を毎日見ているような場所で
生活しております。
地の利を生かした山行ばかりで申し訳ありません。
これからも、お気軽に立ち寄り下さい。
赤岳山頂の写真、いいですね。
いつも、大賑わいで、なかなか一人で写すのが難しい場所です。
派手なパンツで登る姿は、ああジジイだといいたくなりました。aonuma1000様が撮影してくれたのですが、見るのが嫌です・・・
土曜日に両神山へ行ってきます
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