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Yamareco

記録ID: 1669194
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

石裂山 - VRで周回しましたが、登山道区間の方が険しかったかも。(^^;)

2018年12月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:22
距離
7.1km
登り
803m
下り
792m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:55
休憩
1:28
合計
5:23
距離 7.1km 登り 803m 下り 800m
9:55
12
賀蘇山神社
10:07
54
取り付き
11:01
11:14
29
P644
11:43
12
小川沢峠ルート合流
11:55
12:05
13
12:18
12:33
14
12:47
12:49
6
12:55
5
13:00
26
登山道離脱
13:26
27
P762
13:53
14:41
12
林道でランチ
14:53
16
P473
15:09
9
下山(林道出合い)
15:18
賀蘇山神社
天候 晴れ(風強し)
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
賀蘇山神社(加蘇山神社ではない)駐車場を利用しました。
コース状況/
危険箇所等
月山から東剣ノ峰の先までの区間は登山道ですが、それ以外はバリルートです。(と言っても、この登山道区間は険しいですけど。)

<登った尾根>
特に危険な場所はないと思います。
薄い踏み跡はあります。
尾根筋に並行して走る林道を歩く部分もあります。
月山の手前(850級ピーク)からは、月山〜小川沢峠のルートがあるようで踏み跡明瞭になります。
<月山〜東剣ノ峰>
登山道ではありますが、急斜面の登下降やハシゴがあり要注意区間です。
1個目のハシゴの手前には、下山ルート(地理院の破線とは位置的に違う)があったようですが、下山禁止の案内板がありました。
<下った尾根>
岩交じりの急斜面があり、ロープを出しても良いレベルです。
特にP762からの下りは尾根筋が判別しづらく、下降点を見極めるのが難しいです。(GPS推奨)
ファイル
計画ルート図
(更新時刻:2018/12/02 22:35)
この辺はモミジがピークのようですね。
ここまでの道沿いも綺麗でした。
2018年12月01日 09:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6
12/1 9:56
この辺はモミジがピークのようですね。
ここまでの道沿いも綺麗でした。
せっかくなので、お参りして行きましょう。
2018年12月01日 09:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
4
12/1 9:57
せっかくなので、お参りして行きましょう。
御神楽とかやる舞台でしょうか。
小学生の頃、近くの神社で踊ったことを思い出しました。
2018年12月01日 09:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 9:59
御神楽とかやる舞台でしょうか。
小学生の頃、近くの神社で踊ったことを思い出しました。
取り付きは神社から少し西に移動した場所です。
(写真に鳥居が見える)
2018年12月01日 10:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 10:01
取り付きは神社から少し西に移動した場所です。
(写真に鳥居が見える)
石段を登った先には、大きな杉の切り株が祀られていました。
確かにデカい!
2018年12月01日 10:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
12/1 10:06
石段を登った先には、大きな杉の切り株が祀られていました。
確かにデカい!
すぐ左の尾根に取り付きます。
親尾根に乗る手前は急登ですが、ヤブもなく歩き易い。
2018年12月01日 10:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
12/1 10:13
すぐ左の尾根に取り付きます。
親尾根に乗る手前は急登ですが、ヤブもなく歩き易い。
親尾根との合流点では、こんな自然林が残っていました。
神社の敷地ということで植林されなかったのかもしれません。
2018年12月01日 10:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
7
12/1 10:23
親尾根との合流点では、こんな自然林が残っていました。
神社の敷地ということで植林されなかったのかもしれません。
でもすぐ植林帯に戻ります。
今日もずっとこんな感じかな。
2018年12月01日 10:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/1 10:28
でもすぐ植林帯に戻ります。
今日もずっとこんな感じかな。
右を見ると木の間から・・・あれが石裂山?
2018年12月01日 10:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/1 10:42
右を見ると木の間から・・・あれが石裂山?
林道に合流しました。
仕方ない、しばらく林道歩きです。
2018年12月01日 10:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 10:43
林道に合流しました。
仕方ない、しばらく林道歩きです。
おぉ、あれこそが石裂山のようです。
(中央が西剣ノ峰で、その左が石裂山らしい)
2018年12月01日 10:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5
12/1 10:47
おぉ、あれこそが石裂山のようです。
(中央が西剣ノ峰で、その左が石裂山らしい)
P644を踏むために林道を外し尾根筋に復帰します。
2018年12月01日 10:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 10:56
P644を踏むために林道を外し尾根筋に復帰します。
P644着。
特に何もありませんね。
2018年12月01日 11:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 11:01
P644着。
特に何もありませんね。
ココでチョット休憩。
セブンがサービスしてくれた賞味期限切れの塩豆大福をおいしくいただきました。
2018年12月01日 11:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 11:05
ココでチョット休憩。
セブンがサービスしてくれた賞味期限切れの塩豆大福をおいしくいただきました。
写真ではもちろんわかるはずもありませんが、とにかく風が強かったです。
小枝は落ちてくるし、木同士がぶつかる音が怖い感じでした。
2018年12月01日 11:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 11:20
写真ではもちろんわかるはずもありませんが、とにかく風が強かったです。
小枝は落ちてくるし、木同士がぶつかる音が怖い感じでした。
少し岩が出てきますが問題なし。
2018年12月01日 11:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
12/1 11:34
少し岩が出てきますが問題なし。
850級ピークに着くと左右に明瞭な踏み跡が確認でき、そこそこ歩かれているように感じました。
2018年12月01日 11:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/1 11:43
850級ピークに着くと左右に明瞭な踏み跡が確認でき、そこそこ歩かれているように感じました。
小川沢峠方面。
2018年12月01日 11:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/1 11:43
小川沢峠方面。
これから向かう月山方面。
2018年12月01日 11:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 11:43
これから向かう月山方面。
鹿よけネット沿いの踏み跡を進みます。
2018年12月01日 11:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/1 11:48
鹿よけネット沿いの踏み跡を進みます。
月山到着です。
誰もいません。
2018年12月01日 11:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
12/1 11:58
月山到着です。
誰もいません。
祠の残骸。
2018年12月01日 11:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 11:59
祠の残骸。
北北西方向。
日光男体山とか見えるはずなんですが霞んでますね。
2018年12月01日 12:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 12:05
北北西方向。
日光男体山とか見えるはずなんですが霞んでますね。
しばらく難所が続きます。
まずは、石裂山へ急坂を下ります。
2018年12月01日 12:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 12:06
しばらく難所が続きます。
まずは、石裂山へ急坂を下ります。
石裂山山頂はルートから少し外れていたんですね。
まるで覚えていません。
2018年12月01日 12:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
12/1 12:15
石裂山山頂はルートから少し外れていたんですね。
まるで覚えていません。
ヤセを少しだけ進めば
2018年12月01日 12:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/1 12:15
ヤセを少しだけ進めば
山頂到着です。
晴れ土曜だというのに、やっぱり誰もいません。
2018年12月01日 12:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
8
12/1 12:18
山頂到着です。
晴れ土曜だというのに、やっぱり誰もいません。
山頂の更に西に開けてそうな場所があったので行ってみたら、なんと斜面の途中で変色した10円玉を発見。
いつのものかと見てみたら、平成2年でした。
2018年12月01日 12:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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12/1 12:26
山頂の更に西に開けてそうな場所があったので行ってみたら、なんと斜面の途中で変色した10円玉を発見。
いつのものかと見てみたら、平成2年でした。
石裂山から月山。
2018年12月01日 12:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
12/1 12:33
石裂山から月山。
で、こんな斜面を降りて、西剣ノ峰へ。
2018年12月01日 12:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
12/1 12:38
で、こんな斜面を降りて、西剣ノ峰へ。
鞍部には、下山禁止の案内板。
初めは西剣ノ峰に行けないのかと思いましたが、別ルートのことのようです。
2018年12月01日 12:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
12/1 12:40
鞍部には、下山禁止の案内板。
初めは西剣ノ峰に行けないのかと思いましたが、別ルートのことのようです。
西剣ノ峰へはこの階段を登るんですが、ここで本日唯一出会った3人パーティーが降りている最中でした。
待つのは仕方ないんですが、風の通り道になっていて、僅か数分でしたが寒いのなんのって・・・
2018年12月01日 12:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
12/1 12:44
西剣ノ峰へはこの階段を登るんですが、ここで本日唯一出会った3人パーティーが降りている最中でした。
待つのは仕方ないんですが、風の通り道になっていて、僅か数分でしたが寒いのなんのって・・・
西剣ノ峰から石裂山。
2018年12月01日 12:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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12/1 12:47
西剣ノ峰から石裂山。
展望台だという場所からの展望。
2018年12月01日 12:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/1 12:48
展望台だという場所からの展望。
そしてまたヤセを進むと、
2018年12月01日 12:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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12/1 12:49
そしてまたヤセを進むと、
東剣ノ峰へ登る階段が。
角度が急だし、人工物は信用できず怖かったです。
2018年12月01日 12:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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12/1 12:51
東剣ノ峰へ登る階段が。
角度が急だし、人工物は信用できず怖かったです。
東剣ノ峰。
とりあえず難所は抜けました。
2018年12月01日 12:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 12:55
東剣ノ峰。
とりあえず難所は抜けました。
登山道はここで尾根を外れて北側に降りていきますが、私は尾根筋を直進します。
2018年12月01日 13:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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12/1 13:00
登山道はここで尾根を外れて北側に降りていきますが、私は尾根筋を直進します。
嫌な予感。
2018年12月01日 13:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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12/1 13:09
嫌な予感。
こんな急斜面を見下ろすゾクゾク感は久しぶりな気がする。
2018年12月01日 13:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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12/1 13:12
こんな急斜面を見下ろすゾクゾク感は久しぶりな気がする。
降りてきた斜面。
2018年12月01日 13:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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12/1 13:16
降りてきた斜面。
P762手前の大岩。
左側を巻けるようですが、
2018年12月01日 13:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/1 13:19
P762手前の大岩。
左側を巻けるようですが、
すぐ右側を回れました。
(通過後振り返って撮影)
2018年12月01日 13:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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12/1 13:20
すぐ右側を回れました。
(通過後振り返って撮影)
ガレっぽい急斜面を登れば、
2018年12月01日 13:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/1 13:23
ガレっぽい急斜面を登れば、
P762です。
2018年12月01日 13:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/1 13:26
P762です。
P762からの下りがまたエグかった。
2018年12月01日 13:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 13:27
P762からの下りがまたエグかった。
一見、ただの斜面なので、間違った場所に降りてしまうと復帰が大変なので、
2018年12月01日 13:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 13:32
一見、ただの斜面なので、間違った場所に降りてしまうと復帰が大変なので、
慎重に方向を確認しながら降りました。
2018年12月01日 13:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 13:39
慎重に方向を確認しながら降りました。
なんとか目的の尾根筋を捕えたようです。
2018年12月01日 13:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/1 13:41
なんとか目的の尾根筋を捕えたようです。
相変わらず風が強くランチ場所を見つけられずにいましたが、近くに見えた林道なら安全だろうとランチにしました。
2018年12月01日 13:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/1 13:52
相変わらず風が強くランチ場所を見つけられずにいましたが、近くに見えた林道なら安全だろうとランチにしました。
この辺は地形が波打っていて、少し右往左往しました。
2018年12月01日 14:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 14:45
この辺は地形が波打っていて、少し右往左往しました。
あ〜、コッチじゃない、アッチだ。
2018年12月01日 14:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 14:47
あ〜、コッチじゃない、アッチだ。
ピークらしくないP473は、写真右から来たブル道の終点でもありました。
2018年12月01日 14:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/1 14:53
ピークらしくないP473は、写真右から来たブル道の終点でもありました。
尾根筋を下って行くとブル道のヘアピン。
このままブル道で行こうかとも思いましたが、どうせ大回りするんだろう?と却下。
2018年12月01日 14:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/1 14:57
尾根筋を下って行くとブル道のヘアピン。
このままブル道で行こうかとも思いましたが、どうせ大回りするんだろう?と却下。
ブル道を作った時に伐採した木ってだいたい放置だよね。踏み越えて行くの大変なんだから。。。
2018年12月01日 14:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 14:59
ブル道を作った時に伐採した木ってだいたい放置だよね。踏み越えて行くの大変なんだから。。。
さらば石裂山よ。
楽しませてもらいました。
2018年12月01日 15:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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12/1 15:03
さらば石裂山よ。
楽しませてもらいました。
やっと下界が見えました。
2018年12月01日 15:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
12/1 15:06
やっと下界が見えました。
降りてきた尾根末端。
2018年12月01日 15:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
12/1 15:09
降りてきた尾根末端。
降りた場所の近くにあったお地蔵様?
道標は上にあった下山禁止のルートでしょうか。
2018年12月01日 15:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
12/1 15:10
降りた場所の近くにあったお地蔵様?
道標は上にあった下山禁止のルートでしょうか。
戻ってきました〜。
帰省途中の寄り道山行にしては、期待以上に満足できました。
2018年12月01日 15:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
12/1 15:15
戻ってきました〜。
帰省途中の寄り道山行にしては、期待以上に満足できました。

感想

週末は用事があって帰省しなければならず、山は無理かなぁって思っていましたが、天気は良さそうだし運良くカミさんは仕事で、早く帰ったところで猫しかいない。ということで、帰省ついでの山行を計画しました。

場所は足尾山地とも呼ばれる前日光の石裂山(おざくやま)です。まぁまぁメジャーな部類でしょうか。
実はこの山9年前に登っています。あの頃はまだ単独山行を始めたばかりで、「バリルート」なんて言葉も知らないすごーく真面目なハイカーでした。
石裂山の印象は、とにかく急な登下降の連続で階段が怖くて緊張の連続だった記憶だけがあります。9年経ってどう印象が変わるのか、そんな自分に興味もありました。

ルートはもちろん前回とは違い、南側の尾根筋を回る周回バリルートですが、寄り道山行ということで距離は短めの7km程度。下山ルート以外は一応ヤマレコでの実績はありますが、岩山っぽいのでロープはもちろん持ちました。(結局は使いませんでしたが。)

登りはほぼ植林帯。にも拘らず、風が強い強い。杉の葉とか小枝とかいっぱい落ちてきて、運が悪かったら怪我してもおかしくないほどでした。
風以外は特に問題もなく約2時間で月山到着です。さーて、方向は逆ですがここから9年前のルート突入です。

下って登って、意外とあっけなく石裂山登頂。あれ?階段は?月山と石裂山の間にあると思っていた階段は、この先の西剣ノ峰に架かっていました(1個目)。記憶よりちょっと長めでしたが、こんなものかとヒョイヒョイ。
2個目は東剣ノ峰への登り。これはチョットビビりました。長さは1個目より短いんですが、身体を起こすと体重で後ろに倒れそうなくらいの斜度なんですよ。「ちゃんと固定してあるんだろうなぁ。」個人的にはクサリの方が安心できそうです。
しかし9年前はコレを降りたんだから、ん〜ん、我ながら凄い。たぶんあの頃は今以上に、設備への信頼感が高かったんじゃないかな。その点今は、自分しか信用できなくなっている?のかもしれない。などと言い訳をする自分でした。

無事通過した登山道の後は、未踏の下山ルートです。登り同様に多くが植林帯ではありましたが、2ヶ所ほどゾクゾクするような岩交じりの急斜面がありました。P762からの下りでは、尾根がハッキリするまでノッペリしたただの急斜面のため、斜面途中で頻繁に方向を確認しつつRFし、目的の尾根を逃して下り過ぎないよう慎重に降りました。ログを見ても右往左往している様子が見て取れます。(行きたい方向がわかっていても行けない状況とかありますから。)

P762を降り切ってしまえば安全圏です。あとはランチして下山するだけなのですが、強風の中行けども行けども杉の葉が積もった植林帯で、一服もさることながらとてもバーナーなど使えません。と諦めかけていると、左手に林道が見えました。地形的にも少し窪んでいて風も若干弱く払えば土も見えたので、眺望はありませんがここでランチにしました。それにしても、陽の当たる場所に陣取ったはずでしたが、50分ほどのランチタイムの間でスッカリ日影になってしまい、この時期の陽が落ちる早さを実感させられましたね。

超久しぶりの山に再訪って(ほとんど記憶にないし)悪くないですね。しかもこの山域は里山とも違い、いい意味で意外性があり面白そうだと思いました。もともと低山嗜好で「那須の山はチョット」と思っていた私には格好の山域になるかも知れないと思わされた山行になりました。

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コメント

こんな急斜面を見下ろすゾクゾク感は…
kinoeさん、こんにちは

私にはちょっと馴染のない山域なので、どこだろうと地図を縮小してまず位置確認…
男体山の南東でしたか…(男体山もまだ未踏…
石裂山と書いて、「オザクヤマ」と読むのですね…(ついついJR青梅線の「小作」が頭をよぎりました… よく通過するので…
昨年のレコ併せて拝読させていただきました
岩場、クサリ場、ハシゴ…楽しそうです!
行ってみたいですが、公共交通機関だとどうだろう…

画像39から52あたりまで、丁度時間帯も一緒で似たような感じでしたので、リンクしてしまいました…
ちなみにキノエさんのゾクゾク感ってどんなカンジなんですか?、ワクワクに通ずる、一種武者震いのようなゾクゾク感でしょうか?
ワタクシも同じ「いやな予感」→「ゾクゾク感」でしたが、こちらは「 」な方の「ゾクゾク感」です…まだまだ修行が足りませぬ…
…ザイル出しましたし…

冬枯れの時期は、VRやるには見通しが効いてその点はいいのですが、日没が早いのが困りものですね…(気温も下がりますし…)
この日、奥多摩は気温高めで風もなく暑いくらいでしたが、(1500m圏でも)、そちらはやや気温が低めだったようですね

充実した再訪山行、お疲れ様でした
「いい意味で意外性があり面白そう」
あ〜またこの表現がいかにも、らしくて好きです
2018/12/4 14:24
Re: こんな急斜面を見下ろすゾクゾク感は…
マチャさん、

あの辺(前日光)は、関東平野に流れ込む川が一杯あって、全体を見渡すと川に沿って筋状の尾根が何本も見え、なかなか面白そうな山容をしています。奥まで行かなければ標高も私好みの1000m以下。
あ〜、ココに引っ越すんだった。

まぁ、低山だけに植林帯は多いんでしょうけど、今回の下った尾根のように、ロープを出そうか迷いそうなギリギリの斜面(絶壁はダメ)が突然出てきたりするんですよ。いきなりソレに出くわした時の気分が「ゾクゾク」なわけ。

> 岩場、クサリ場、ハシゴ…楽しそうです!
だよねぇ。
お勧めしたい場所はいくつかあるけど、電車だとなぁ・・・(と濁す)

今週末は酒も飲まないのに忘年会だというんで、どうしたものか。
2018/12/4 23:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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