三峰山（本日2座目の300名山。霧氷は微妙でしたが、山頂や八丁平からの眺望は秀麗でした。）

2018年12月08日(土) [日帰り]

• GPS: 01:52
• 距離: 5.9km
• 登り: 566m
• 下り: 563m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:34
• 休憩: 0:13
• 合計: 1:47

距離 5.9km 登り 568m 下り 566m

9:51 ゆりわれ登山口
10:47 八丁平
10:52 11:05 三峰山
11:11 八丁平
11:38 ゆりわれ登山口

天候

晴れのち曇りのち一時雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

＜ゆりわれ登山口＞
辿り着くのは、なかなか大変です。
国道16号線の桑原トンネル手前を左折して飯高北奥林道を進むと、中央構造線月出露頭に向かう道があるので、登っていきます。（かなりの急坂、積雪、凍結がある場合、登るのは不可能だと思います。直進する道は、現在工事のため2km先で通行止めになっています。）
登り切ったところにあるT字路を左折し、しばらく進むと月出登山口、そこから5分程進んだ先にあります。

・登山口前の路肩スペースに4、5台程度駐車可能です。（路肩の下は斜面なので注意。）
・トイレはありません。

＜月出登山口＞
ゆりわれ登山口の手前5分程のところにあります。

・駐車場もあり、30台程度は駐車できそうです。
・トイレはありません。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは登山口にあります。

道は明瞭で道迷いの心配はなく、危険個所もありません。

その他周辺情報

＜たかすみ温泉＞
内湯（檜の湯船）、露天風呂が一つずつの小さな温泉施設です。
ここの駐車場（無料、100台程度駐車可能）に車を停めて高見山に登ることもできるみたいです。
たかすみ温泉から登る場合、標準CTは登り：150分、下り：105分です。
下山後、すぐに温泉に入れるのが魅力的ですね。

URL
http://higashiyoshino.com/pg66.html

写真

12/8 9:22

最初、間違った道を進んでしまい、通行止めに直面。
通行止めの標識はあったのに見逃しました・・・。
これで30分くらいのロス。

12/8 9:51

やっとこさ、ゆりわれ登山口に到着。
路肩のスペースに駐車しました。
他に車はなく、自分の車のみ。

12/8 9:52

ゆりわれコースは、山頂まで2時間で到達できる、三峰山に登る最短ルートになります。
登山ポストもここにありますが、自分は例によってコンパスで提出済。

12/8 9:52

さあ、本日の第二弾、出発です。

12/8 9:54

最初は落ち葉や枝でふかふかの登山道です。
傾斜もそれほど急ではありません。

12/8 9:57

道標はこのように「町」の表示。
1町は109.09091メートルです。
なので、下に記載されているとおり、二町なので、218mですね。

12/8 10:01

五町（545m）まで来ました。
シーケンシャルに1町間隔で設置されているわけではないみたい。

12/8 10:03

この辺りの傾斜はキツめ。

12/8 10:07

と思ったら、こんな風に緩やかになったりします。

12/8 10:08

八町（872m）地点を通過。

12/8 10:11

う〜ん、最短はいいですが、単調なので、ちょっと退屈ですね。

12/8 10:13

十町（1,090m）地点には、普通の道標も設置されていました。
山頂まで、あと1,700m。

12/8 10:17

十二町（1,308m）地点を通過。

12/8 10:21

この辺りは、斜面が岩々してます。

12/8 10:23

ほんの2時間前にいた、高見山が見えました。

12/8 10:23

なるほど、関西のマッターホルンと呼ばれる理由がわかりました。
美しい山容です。
雪を纏っていれば、さらにマッターホルンっぽく見えると思います。

12/8 10:24

山頂の周りと、反対側の斜面は霧氷で真っ白ですね。
今も強風が吹き荒れていることでしょう。

12/8 10:25

十四町（1,523m）地点を通過。

12/8 10:29

傾斜が急なところは疲れますねー。

12/8 10:32

十七町（1,853m）地点を通過。

12/8 10:33

なんか暑くなってきたなー。

12/8 10:33

霜柱発見。

12/8 10:41

何回折り返したかな・・・。
嫌になるほど九十九折りを繰り返し、やっと稜線に乗ったかな？

12/8 10:42

二十二町（2,398m）地点を通過。

12/8 10:45

ここは平坦で歩きやすいです。

12/8 10:45

あ、霧氷が付いている木がある！

12/8 10:46

高見山ほどではないけれど、少しは霧氷があるのかな？

12/8 10:46

ここを進むと、

12/8 10:47

一気に展望が開けます。

12/8 10:47

ちょっと雲が多いけど、いい景色。
迷岳方面。

12/8 10:47

あーっ！
高見山がガスに覆いつくされてしまいました。
さっき撮っておいて良かったー。
※結局、このあと高見山が見えることはありませんでした。

12/8 10:47

三峰山のなだらかな山頂部。
上空の怪しい雲が気になります・・・。

12/8 10:48

平坦な広場に出ました。
ここが八丁平かな？

12/8 10:49

八丁平に到着。
ここから山頂へは100mです。
あと少し。

12/8 10:49

こちらは「みつえ青少年旅行村」からの登山道。

12/8 10:50

下には飯高町の街並みが見えました。

12/8 10:50

なんじゃこりゃ。
教会によくある燭台みたいになっとる。

12/8 10:53

あ、山頂が見えました。

12/8 10:55

登山口から1時間で山頂に到着しました。
三峰山、標高1,235mです。
惜しい！あと1m低ければ、覚えやすい標高なのにね。
※ちなみに、岐阜には大白木山（おじろぎやま）という、標高1,234.5mの山があります。

12/8 10:56

三角点タッチ。

12/8 10:56

雲は高いところにあり、周りの山々は綺麗に見えました。

12/8 10:56

左からニホンボソ、倶留尊山、高槻山、ガンジ山。

12/8 10:56

古光山、後古光山、その下にみつえ高原牧場。

12/8 10:56

みつえ高原牧場をアップで。
赤い屋根の建物は、すべて牛舎なのかな。

12/8 10:57

12/8 10:57

「鳥瞰室生火山群」と題された展望図。

12/8 10:58

大洞山、尼ヶ岳。

12/8 10:58

古光山〜尼ヶ岳までを一枚で。

12/8 10:58

倶留尊山の山頂部をアップで。

12/8 10:59

左から、住塚山、国見山、兜岳、鎧岳、古光山、後古光山、倶留尊山。たぶん・・・。

12/8 10:59

12/8 10:59

12/8 11:00

12/8 11:00

地すべりでもしたのか、大きく地肌が露出しています。

12/8 11:00

高槻山、ガンジ山をアップで。
影になってます。

12/8 11:01

高見山山頂からも見えた、青山高原の風力発電の風車群。
こちらからの方がはっきりと見えました。

12/8 11:01

風車をアップで。
近くで見たら圧巻なのではないでしょうか。

12/8 11:01

高槻山とガンジ山の後ろには上野市街が見えました。

12/8 11:02

12/8 11:03

御杖村神末集落。

12/8 11:05

自撮りで。
誰もいない状態の自撮りは、他人の目を気にすることなく納得するまで撮り直せるのがいいですよね。

12/8 11:06

山頂部の全景。
まあまあ広いですが、ゆっくりするなら、八丁平にした方がよさそうです。
まあ、今日は風が強いので、早々に下山することにしました。

12/8 11:07

霧氷はちょびっと。

12/8 11:07

雲行きも怪しくなってきたので、さっさと下りますかねー。

12/8 11:09

只今の気温、マイナス2℃。
高見山よりもマシですが、寒いです。

12/8 11:11

この辺りは霜柱がたくさん発生していました。

12/8 11:14

八丁平から。
薄っすらと天使の梯子が。

12/8 11:39

トレランの如く駆け下り、山頂から30分で登山口に到着しました。
少しですが、雪が降ってきました。
にわかですが、トレランして正解だったかも。

12/8 11:39

ただいま〜。
やっぱり、自分の車だけ。

12/8 11:58

帰り道にて。
今回登ったゆりわれ登山口の近くにある、月出登山口。

12/8 11:58

広い駐車場がありました。

12/8 11:59

ここからのコースは、まず新道峠まで登り、三畝峠を経由して山頂に至ります。
標準CTで2時間50分のコースです。

12/8 12:03

中央構造線月出露頭に向かう急坂を登った先にあるT字路を左折すると、コレが設置されていますが、ゆりわれ登山口までは問題なく進めます。

12/8 12:03

ちなみに右折すると、ここにも登山口があります。

12/8 12:04

注意書きがありますが、車で行っちゃいました。

12/8 12:10

月出の中央構造線の月出露頭に到着。
国指定天然記念物だそうです。

12/8 12:10

凄いなー。
でも崩落してます・・・。

12/8 12:11

遊歩道がありますが、現在立入禁止です。

12/8 12:11

少し小さめですけど、しっかりとした東屋がありました。

12/8 12:16

ここから急坂を登ります。
見た目よりも急です。
積雪・凍結していたら、車では絶対に登れません。

12/8 12:16

最初こちらに直進してしまいました。
このとおり、通行止の標識があったのに・・・。
まったく、自分のバカ・・・。

12/8 12:22

三峰山と青空。
自分が登山口に着いたときは小雪が降っていたのになー。

12/8 12:49

たかすみ温泉に寄りました。

12/8 13:24

さっぱりして外に出てみると、この空模様。
今日は天気が変わりやすいみたいですね。

撮影機器：

Canon PowerShot G3 X Canon

DSC-RX100M4 SONY

装備

MYアイテム

MonsieurKudo

重量：2.90kg

個人装備

フリース 長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 毛帽子 靴 手袋 ザック 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 カメラ

感想

MonsieurKudo

高見山（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1671892.html ）に続き、本日2座目の300名山です。

この三峰山も、高見山に並んで冬期は霧氷が有名な山です。
高見山から縦走することもできますが、往復する場合は距離が30kmを余裕で越えるので車で向かうことしたのですが、ゆりわれ登山口に着くまでがなかなか大変でした。

今まで自分が車で登ったことがないような傾斜の細い坂道を進む必要があったからです。
あまりに傾斜がキツ過ぎて、もし積雪や凍結があったら、おそらく一般的な車では登るのは不可能だと思います。

何とか10時前にゆりわれ登山口に着くと、やっぱりというか他の車はありませんでした。
登山靴に履き替えてすぐに出発しました。

登山道は迷いようがないくらい明瞭でしたが、ひたすら続く九十九折りで、ちょっと退屈でした。
八丁平付近から霧氷も現れ始めましたが、高見山のものに比べるとイマイチな感じでした。

登山口から1時間で山頂に到着。
自分が着いたときは誰もいませんでした。
山頂からは北側のみ展望が開けていて、倶留曾山など曽爾高原方面の山々が一望できました。

その後は少しだけ休憩して下山しました。
比較的歩きやすい登山道だったし、ザックも軽かったので、高見山に続いてにわかトレランで駆け下ることにしました。
標準CT70分のところ、30分で下れました。
やっぱり走ると早いですね。

帰りに、国の天然記念物である月出の中央構造線に寄りました。
中央構造線とは、日本列島を九州から関東まで約1000km続く横ずれの大断層帯のことだそうです。
遊歩道で登れるみたいですが、現在は倒木や土砂の崩落もあって、立入禁止になっていました。

T字路から月出の中央構造線までと、月出の中央構造線から飯高北奥林道の分岐までを車載動画に録ってみました。







ほんとは登りで録った方が伝わると思うのですが、あの急坂をもう一度登るのは遠慮したかったので。

最後に、たかすみ温泉に寄って汗を流しました。
・
・
・
高見山と三峰山、どちらも単発で登ると物足りなさを感じる（今回はどちらも最短コースで登ったので尚更）気がしますが、それを2座とも、しかも午前中に登ってしまうという、なんとも贅沢で密度の濃い時間を過ごすことができました。

コメント

himekyon

ｈｉｍｅｋｙｏｎ
どのへんの山だろうと話しをしていました。霧氷の山いいですね。
今季は霧氷の見られる山へ行けるかどうか・・２年続きで美ヶ原へ一緒にスノーシューへ行っていた名古屋の山友さんが先月鈴鹿の宮指路山というところで滑って転んで足首骨折して入院してしまいました。今月下旬に退院できるようですが、今季の雪山は無理でしょうね。

MonsieurKudo

Re: ｈｉｍｅｋｙｏｎ
himekyonさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。

お返事が遅くなってごめんなさい。
山友さんは骨折ですか・・・。
早く全快して山に復帰出来るといいですね。

スノーシュー（ワカンもですが）、自分はまだ未経験なのです。
スノーシューは価格も高いし、使うシチュエーションも限られるので、購入はしていないです。