菅峰・丸岩・高ジョッキ + 高倉山
- GPS
- 16:00
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 970m
- 下り
- 951m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口そのものは峠地点ですが、駐車スペースは峠の北側で2〜3台。 更に北側へ下った丸岩登山口には駐車スペースはなさそうでした。 高倉山は県道54号線のはまゆう山荘北側の一倉林道をわらび平森林公園キャンプ場まで舗装路を入ります。 キャンプ場開設期間以外は林道入口のゲートが閉まっていますが、施錠されてなく、是非は別として、手で押し開けて入れます。 (笹塒山・竜ヶ岳への滑川林道入口にも手動開閉式ゲートがあります。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
菅峰=明瞭とは言えませんが、迷う心配がない程度の踏み跡があります。 頂上からの下山では尾根をそのまま北へ下らないように要注意です。 丸岩=登山道のある南側以外は断崖絶壁ですが、見た感じと登った感じでは大違い。すぐ南にある烏帽子岩の西側基部を歩きます。 高ジョッキ=丸岩から見上げると鋭い尖峰で、核心部も非常に急斜面ですが、ホールド&スタンスに富み、危険なレベルではないと感じました。 高倉山=山地図にある峠分岐までは廃林道みたいな幅広の歩き易い道。 わらび平へ遊びに来た人が家族連れで登れるハイキング向きの山。 |
写真
感想
浅間隠山の北方の菅峰や、長野街道を挟んで暮坂峠の南に位置する王城山・高間山は『山と高原地図』の空白山域でしたが、今年版の地図から収録されるようになり、アクセスの便利な須賀尾峠からは菅峰など三座セットで登られることが多いようです。
ヤマプラでは三座合わせてのC/Tが4時間05分ですが、私は休憩込みで多分5〜6時間掛かるだろうと思い、高倉山も当初から予定していましたので、須賀尾峠を暗い時刻からスタートしました。
菅峰からは樹間から草津白根山や谷川岳方面の山が見えましたが、何れも頂上部には雪雲が掛かっていました。
菅峰から下山後は高ジョッキの予定でしたが、山に掛かった雲がなかなか消えず、先に展望のない丸岩へ行くことに。
丸岩頂上では平坦な尾根が急降下する所まで行ってみましたが、展望の開けた所はありませんでした。
下りでは国道まで下らず、途中から高ジョッキの登山道へ。
ヤマプラで新三角点と書かれている地点は標石の周囲のみ伐採され、多少の展望があります。
若干のアップダウンを繰り返して高ジョッキ頂上へ。頂上の西側直下は地形図の緩やかな等高線からは想像できない急峻さでしたが、危険を感じるほどではありませんでした。
山頂は少し移動するだけで立木に遮られることなく360度の展望があり、南西側の菅峰に隠される浅間連峰は釜山(浅間山本峰)と黒斑山が見えていました。
日光連山に掛かる雲は消えていましたが、草津白根山〜白砂山〜谷川連峰〜武尊山には消えそうにない雲が掛かったままでした。
菅峰・丸岩はともかく、高ジョッキは好展望が確実な日に登りたい山です。
地形図に三角点のある1209.0mへも行ければ行ってみたい(下調べでは展望不良)と思っていましたが、東側直下は可成りの急斜面で人が歩いた踏み跡も見受けられず、行くのは諦めました。
あるHPには高ジョッキの標高が1238.2mとありますが、地形図には1200mの等高線が引かれているだけです。
1209.0m三角点へ立った人の感想文及び山頂の両側が急斜面であることから、今の地形図は正しくないと思います。(地形図を右クリックで得られる数値は1230mを超える地点があります)
高倉山は山地図には「展望が良い」と書かれていますが、記録はとても少なく、下調べの時点でヤマレコには記録なしでした。
却ってそれが登降欲を強める基になっていましたが、わらび平から往復1時間で行けることを考えると”ついでの時に登る山”でした。
帰宅後に調べていましたら、わらび平から浅間隠山へ往復した記録がありました。
古道や廃道に興味と関心をお持ちの方には格好のルートと言えそうです。
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