近くて遠い 「初」高尾山
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- GPS
- 02:55
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 581m
- 下り
- 560m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
12月に入ってようやく寒さが厳しくなり、積雪前にもう一度どこか山に行きたいと思っていた。初心者であるしましてや雪山など全く経験がないので、できるだけ手軽なところがいいなと。
今年は家族で筑波山に登ったので、じゃあ次は高尾山だろう、というわけで山にそう興味があるわけでもない息子と期末テストが終わったら、と強引に約束をとりつけていた。
ところで、高尾山行の直前、長野市での出張に合わせて戸隠辺りを散策する計画をしていた。しかし、予報が雪だったことと半日近く時間を要すること、そして翌朝に高尾山行きが決まっていたため、結局装備を持たずに出張に出かけた。積雪はまだとのことだったが、予報通り仕事を終えた翌朝には雪がちらつき始めた。寒さも都内より一段と厳しく、これでは朝ランも無理だったなと納得して善光寺観光のみで帰路についた。今度は家族で戸隠そばを食べに来よう。
さて、翌朝は高尾山行き。始発で行っても相当の混雑らしく、せっかくなので混雑前に登頂して日の出を見ようと目論む。この日の日の出時刻は6:45。出張で疲れた体を奮い立たせ、3:30起床。息子を叩き起こして車で高尾山口駅まで。予定では1時間20分ほどで到着。5:30ごろから登り始めればちょうどいい時刻になりそうだ。
予定通り家を4:00に出発したものの、久しぶりの高速、10年前の古いナビ、googleのナビもなぜか音声が出ず、何度も何度も分岐を間違え行ったり来たり。相模湖まで行ったり圏央道を逆走したり。ナビを頼もうにも息子は後部座席で爆睡。もう諦めて帰ろうかと思ったほど気分が萎えたが、なんとか6:00過ぎには高尾山口駅に到着できた。できれば山頂から日の出を拝みたかったが、この時間ではもう間に合わない。急ぎ、事前にどなたかのブログで読んだ金比羅展望台を目指す。展望台に着いたのがちょうど日の出の時刻。太陽は雲の彼方だったが、まあよしとしよう。
その後はゆっくり焦らず山頂を目指す。ネットで調べてわかってはいたが、登りに選んだ1号路はほぼ舗装路。勾配はあるがやはり味気ない。これは登山と言えるのか?時折お店の人か、車も平気で通り過ぎる。興ざめである。もともとは夜明け前に暗闇を山行する予定だったため、安全な舗装路を選択していた。ヘッドライトも購入し持参したがもちろん使わずじまい。
薬王院を経由し、8:00前には山頂に到着した。いつもの晴れやかな気分である。一息ついて休憩でもするか、とふと向こうを見るとなんて大きな富士山が‼️ これまで西丹沢からも三浦半島からも拝めなかった富士山が、こんなにクリアにこんなに間近に見られるとは‼️ いやーー、感動したな。これを見られただけでも来てよかった。息子と記念写真をパシャパシャ。
下山は登山らしさが味わえるという3号路を選択。最初少し登山道らしき部分があったが、あとはただの土道。起伏も少なく変化に乏しい。おまけに結構距離があり、非常に退屈だった。途中からはケーブルカーで下山。麓にはやはり人だかり。早めの出発は正解だった。紅葉は終わっているのでこれでもまだ少ない方か。炭火焼の団子を頬張り、家路に着いた。
今回はあまり登山気分を味わえなかったが、山頂からの富士山の眺望は見事で、これがこの山の人気の秘密だろうと納得。機会があれば、次は稲荷山コースや6号路、4号路を。そして陣場山方面への縦走など出来ると良いな。
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