【富津1鋸南1】金谷港から保田駅まで 天国を臨むみち
- GPS
- 08:09
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 746m
- 下り
- 731m
コースタイム
6:17京急久里浜駅6:18(6:23)→6:24案内板→6:26八幡公園前交差点6:27→6:31久里浜天神社6:35→6:50大浜交差点→6:55サンクス久里浜港前店→6:58東京湾フェリー久里浜港7:20→
8:01東京湾フェリー金谷港8:03→8:04金谷・鋸山ハイキングマップ案内板8:07→8:13浜金谷駅入口→8:14浜金谷駅案内板8:17→8:18たっちみー8:20ふたりかい8:21→8:25あじ実→8:26地蔵尊→8:30神社8:32→8:33安兵衛井戸・沢コース入口→8:35車力道分岐8:38→8:48観月台8:58→9:02あじさい広場→9:13観月台0.3km広場9:14→9:16くだんの急階段→9:18階段の切り通し→9:22階段上→9:23石切場跡9:25→9:26赤テープの分岐点9:27→9:28石切場跡(別の場所)9:32→9:36小ピーク9:37→9:42ピーク下9:43→9:53分岐した広場へ戻る→9:57日本寺分岐→10:06日本寺北口管理所→10:10百尺観音→10:15地獄のぞき10:33→10:36▲瑠璃光展望台10:39→10:43西国観音→10:46通天関→10:50百躰観音→10:52あせかき不動→10:55大野英令之墓10:59→10:59宝筐印塔→11:00日牌堂→11:02薜蘿洞11:03→11:04奥の院無漏窟→11:07維摩窟11:08→11:09聖徳太子→11:11不動滝→11:13弘法大師護摩堂→11:21聖菩提樹→11:22鋸山お願い地蔵尊11:24→11:24大仏(薬師瑠璃光如来)11:29→11:33大黒堂→11:35薬師本殿→11:37乾坤稲荷11:39→11:41頼朝蘇鉄→11:45心字池11:46→11:46観音堂→11:51通天窟→12:05▲浅間神社(十州一覧台)12:06→12:13北口12:17→12:23関東ふれあいの道コース復帰→12:27石切場跡分岐→12:28石切場跡12:36→12:37石切場跡分岐に戻る→12:44車力道出合12:45→12:54東京湾を望む展望台分岐→12:55▲東京湾を望む展望台13:18→13:19分岐に戻る→13:29テレビ局分岐13:31→13:32千葉テレビ放送鋸山テレビ中継局13:34→13:34分岐に戻る→13:39▲鋸山13:57→14:16沢コース分岐→14:39林道南房総金谷元名線出合→15:29鋸南町上水道鋸山副堰堤前15:39→15:44日本寺分岐→16:15保田駅16:38→
16:42浜金谷駅16:46→16:56東京湾フェリー金谷港17:20→
17:59東京湾フェリー久里浜港18:08→18:42京急久里浜駅→
(買い出し寄り道12分)→帰宅19:45→シャワー20:06
総行動時間:15時間48分
総徒歩:9時間31分
ハイキング徒歩:7時間28分
迷走:0分
コース:7時間28分
「関東ふれあいの道 千葉県コース26 東京湾を望むみち」コースタイム 3時間35分(休憩寄り道等を含む場合8時間1分)
JR浜金谷駅→26→観月台→24→石切場跡→19→展望台→18→鋸山→42→林道口→86→JR保田駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
船
JR保田駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【 コース状況 】 ※いちぶ、正確なマップを入手せず歩いたため、コースを外れて散策したところと、日本寺境内のコースについて、マップ記載のアクセスポイントはいい加減であるため、まったく参考にはならないので注意。 京急久里浜駅東口から、そのまま歩道橋を下りたところにある交差点を右折して八幡公園前交差点左折し、大浜交差点を右折し、サンクスの前を左に入ればすぐに目の前に東京湾フェリーがある。 金谷港から保田駅までは、関東ふれあいの道千葉県、金谷観光協会、鋸山登山道標などが至れり尽くせりなので、すべて道標通りでなんら問題なく、コースを歩くだけなら地図も不要。 くだんの休憩所(観月台0.3km広場)からの寄り道は、広場の左奥手から細い道を入り、程なく前方に階段が見えるのでとりつき、ヒィコラ言いながら半ば四つん這いに近い体勢で登り切ったところからすぐに石切場跡に回り込み、さらに細道を進むと赤いテープが樹に結ばれているのが目に入るので、その手前を左に折れると、すぐにくだんの石切場跡直下にたどり着く。 ここからも、無理矢理コースにとりつけそうな気がしたが、安全策で往路を戻った。 なお、赤テープの先は、そこそこまともな道に見えたので、いずれは散策してみたい。 【 危険箇所 】 皆無。 ただし、くだんの休憩所からの寄り道はオプションなので自己責任にて。 【 トイレ 】 久里浜港・金谷港・あじさい広場・日本寺境内。 【 休憩所 】 そこいらじゅうにある。 【 飲食・買い物 】 今回は自販機で缶コーヒーを買っただけ。 日本寺呑海楼はお休みで、抹茶と菓子はいただけなかった。 山に入ったら食事は出来ないので、金谷か保田で。 【 持参したガイド・地図 】 新・分県登山ガイド11 千葉県の山(山と渓谷社) 関東ふれあいの道コースマップ千葉県26「東京湾を望むみち」(千葉県環境生活部自然保護課) 都市地図 神奈川県3 横須賀市(昭文社) 【 失せ物 】 なし。 【 ゲットしたオタカラ 】 東京湾フェリーかわら版 平成24年早春号(東京湾フェリー) パワフルスマイル千葉 駅からハイキング(JR東日本千葉支社) 伊豆大島八丈島御蔵島よくばりコースガイド(東海汽船) ほか、パンフレット多数。 【 my初登頂ちば 】 1 鋸山 329.1m 【 my初登頂関東百名山 】 4 鋸山 329.1m ※なお、「関東百名山」の推奨ルートは、金谷駅〜観月台〜地獄のぞき〜保田駅となっていて、あえて山頂をスルーしている。 【 my初探訪 関東富士見百景 ちば 】 1 鋸山 【 周辺の寄り道情報 】 下調べ不足だが、いちおう、 砲台山、嵯峨山、などなど。 ※残り51枚の写真は容量に余裕があるときに追加すること |
写真
感想
【 反省 】
初めての千葉の山でコース以外の道を歩くとは思ってもいなかったため、まともな地図も入手しておらず、自分が通った場所すら判別できない、という残念な事態に陥ってしまった。やはり資料はしっかり集めないといけないな。
今月の写真登録容量が残り27%になってしまった…。
【 教訓 】
直感に素直であれ。
目標はもっても目的は課すな。
【 感想 】
ハイキング3ヶ月の記念日は、やっぱり丹沢じゃね?と考えていたのだが、睡眠時間不足で急遽回避し、以前から気になっていた鋸山に変更した。
それでも1時間半ほどしか寝られなかったので、無理は禁物と自らにかたく言い聞かせ、無難に「関東ふれあいの道」コース内のみのハイキングにとどめようと決意して出かけたのだが…。
ダメじゃん、オレ…。
優柔不断にも程があるぞ。
目の前の枝道が気になると、もうどうにも止まらない、残念な性癖。
ちょっぴり偵察のつもりがいつの間にか道にとりつき、終いにゃさらなる分岐へと足を運ぼうとする己の気持ちを宥め賺すので精一杯な始末。
朝から足もとはフラフラだったし目はチカチカしていたのに無謀すぎる。
くだんの冒険がたのしすぎて、テンションがピークになってしまったというのは、毎度お馴染みの言い訳に過ぎず、呆れるほど虚しい。
我に返り、己を叱咤し、「自分の撒いた種なんだから日本寺経由で帰れ」と言い聞かせ、日本寺に向かったまではよかったのだが…。
2時間周遊した挙げ句、戻ってきてるし(唖然呆然)。
自らの挙動をいくら不審に思っても、いっかな気にもかけず足は勝手に高みを目指してルンルン進んでゆくのだから、ワケワカメ。
鋸山頂上で3度目のお弁当を食べて、一服してるうちにクシャミが止まらなくなってきて、さすがに怯え、ここからは10分休憩を一回はさんだだけで、ほぼノンストップで保田駅へと下山した。
それでも発車まで時間があったためしばらく悩む。
海岸線を歩いて金谷まで戻った方がオトクじゃね?夕やけも拝めるし。
と、悪巧みするもう一人の自分の、悪魔の囁きをすんでのところではねのけて、なんとか無事、帰路についた。
重力が普段の2倍くらいに感じられたし、目はまだ少し痛いが、フェリーのキャビンでヨダレをたらして爆睡し、さらに京急車内で爆睡し、帰宅後5時間爆睡したら、なんとか甦った(いや死んでないし)。
体調は、まぁアレだけど、滅茶苦茶たのしい一日で、素晴らしいハイキング記念日でしたとさ。
行きの電車とフェリーのなかで少しは眠ろうと考えていたが、初めての東京湾フェリーに子供みたいにワクワクしてて、どだい無理であった。
房総半島が近づいてくるにつれ、跳び移りたくなるようなステキな島に心奪われた。
鋸山の左手にも、可愛くてステキな山並みが見えた。
関東ふれあいの道のモニュメントが、ネーミングともども可愛かった。
日本寺にニホンザルがいた。
くだんの崖下は小鳥たちの宝庫だった。
京都の寺のような情緒はないけど、日本寺はなかなかおもしろかった。
絶景の展望地が滅茶たくさんあった。
石切場跡もそこいらじゅうにあって、萌えまくった。
呑海楼がお休みで残念だった。
乾坤稲荷のふたりの狐クンが滅茶可愛かった。
水仙ピークには寄れなかったけど、帰路の林道でたくさん水仙も拝め、スミレも拝めて大満足。
鋸山貯水池へと流れ落ちる沢の、水音にいやされた。水面も思いっきり美しく、寒かったけどついつい足を止めた。
これまた林道の、冬枯れの樹々と常緑樹のコンビネーションが織りなすグラデーションがステキすぎた。
石切場で長年働いてきた切削機器の皆々様、お疲れ様でした。
くだんの寄り道がスリル&サスペンス的に最高であった。
下りは、降り積もった木の葉を手で掃きながら、一歩一歩超慎重に、ほとんど蟹みたいに歩んだけど、また行きたいぞ。
ワクワクもドキドキも充ち足りて、最高の記念日になったことが、何より嬉しい。
にもまして、コースの素晴らしさが特筆モノで、至れり尽くせりのベンチやテーブルベンチの美しさ。道回りも、よほどしょっちゅう気を使ってないとここまで整備できないだろうと感心させられるほど素晴らしく、初心者ハイカーへの思いやりにみちた安全対策も万全で、無くても困らないロープやら手摺やら、これなら家族連れでも安心してたのしめること請け合い。
そして、いちばん感動したこと。
あらゆる分岐点に道標があること。
いちどだけ、「林道口4.1km」道標のところに保田駅方面の指示がなかったけど、早とちりな勘違いで、振り返ると、道路をはさんだ別の民家の庭に埋まった「JR保田駅0.5km」の標が垣根から顔をのぞかせていた。
県と市町村ぐるみで頑張らないとここまで思いやりのあるコースづくりは到底できないと思う。
千葉県民と鋸南町と富津市民の方々の誇りすら感じられて、なんだかちょっぴり目頭が熱くなった(寝不足ゆえということにしておこう)。
また、東京湾を望む展望台で運よく出逢った2名のハイカーさま方より、それぞれ千葉県のお薦めの山を教えていただけたことも、とても嬉しい。
地獄のぞきを望むみちは、はたして思いやりに充ち満ちた天国みたいに素晴らしいみちでありましたとさ。
ありがとう千葉。
ありがとう鋸南町。
ありがとう富津。
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