三嶺(完璧な快晴の中、雪山を堪能!)
- GPS
- 06:54
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,221m
- 下り
- 1,212m
コースタイム
9:54-56 造林小屋廃屋
11:19-24 展望のよい広場
12:02-10 三嶺避難小屋周辺
12:26-48 三嶺山頂
13:02-43 三嶺避難小屋
14:44-51 造林小屋廃屋
15:39 駐車場
天候 | 快晴 稜線でもほとんど風なし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
三好市池田から小歩危大歩危を抜け、徳島県道45、32、439号を経由しますが県道は薄っすら路面凍結していました。 今回はノーマルタイヤで慎重に走行しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはありません。 積雪期はルートファインディングには注意が必要です。 今回は先行者のトレースを利用させてもらいました。 |
写真
感想
先週(2月4日)剣山から見た三嶺が、とても大きくどっしりした感じが素敵でした。
愛媛伊予郡の自宅から登山口の徳島県三好市(旧東祖谷山村)菅生陰のいやしの温泉までは180km、やっぱり遠いですが、今回はIさんが日帰りなら行きたいとのことで、同行となりました。
いやしの温泉から登ろうか、もう少し先の名頃から登ろうか迷ってましたが、雪の多い時期は三嶺避難小屋手前の斜面が雪崩れる危険もありトラバースが困難な場合もある様なので、今回は標高差は少しありますがいやしの温泉から登ることにしました。
登山口のいやしの温泉(冬季休業中)の駐車場に着くと既に2台の車があります。
また、暫し歩くと近くの別の駐車スペースにも2台あります。
既に何人かが入山している様子で、トレースもしっかりあります。
登山口から杉の植林地帯を登りますが、観光用モノレール奥祖谷観光周遊モノレールの軌道を4回くぐり抜けます。
積雪は5cmぐらいでしょうか、1時間以上登っても積雪に変化はほとんどありません。
雪は少ない感じです。
1時間弱登ったところで、先行の3人(4人?)パーティーがアイゼンを着けてます。徳島市から来られたとのことです。先行させてもらいます。
下山後このパーティーと再会しましたが、三嶺手前のピーク1791m地点で引き返したとのことでした。
50mほど先には単独の男性が休んでます。三嶺避難小屋に泊る予定とのことで一緒に登りますが、すぐに先行させてもらいました。
下山途中この方と出会いましたが、食料を詰め忘れたとのことで今日は諦めて引き返すとのことでした。
造林小屋跡を過ぎますが、まだまだ杉林が続きます。
雪が深くなって杉林から自然林を暫し登ると、突然広場に出ます。
霧氷の中、剣山、次郎笈、丸笹山、塔丸、矢筈山などなどの絶景を目にし、おもわず二人で声をあげてしまいます。
こんなん見れるから、雪山やめられませんね。
北側の尾根を登るので、日差しがなく気温は多分マイナス10度以下でしょうか。
その分、霧氷が本当にステキです。
1791mピークをちょっと下ったところに出ると、眼前に三嶺の山容が迫って来ます。
スノーシューを着ける程の深雪でもないので、アイゼンで行きます。
一旦下っての登り返し。
三嶺の避難小屋の手前に出ると、ますます三嶺山頂が大きく迫って来ます。
3人パーティーが名頃方面の下山ルートに居ます。お話を聞いたらやはり名頃から登って来たとのことで、三嶺避難小屋直下は積雪はそんなに多くなく雪も安定していて問題なかったとこことでしした。
このパーティー、今日は白髪避難小屋まで行ければとのことでした。
避難小屋前の池を渡り(歩き)、真っ白の雪面に自在のトレースをつけ登ります。
三嶺山頂からは360度の大展望です。
ほとんど知らない山なので、地図を広げ2人で山座固定をたのしみます。
天狗塚への雪の稜線を見ていると行きたくなります。が、とても時間的に無理です。
先ほどの3人パーティーも登って来ます。
西熊山方面からは単独の男性が。高知から来たいとのことで、三嶺南側の光石から西熊山、三嶺の周回ルートとのことでした。
大展望をたのしみ下山です。
稜線途中から真っ白な雪面に降り、思うが侭トレースを付け三嶺避難小屋へ。
とても大きくキレイな小屋です。
ここでカップ麺を食べるためコンロでお湯を沸かしますが、なかなか沸きません。ボンベのガスが少なかったですが、何とか沸騰しました。
事前の点検が足りなかったです。
小屋を出発しようとしていると年配の男性が1人やって来た。名頃から登って来たとのことでした。
なごり惜しいですが、さぁ下山です。
途中Iさんが斜面を6,7m滑り落ちる、僕がアイゼンを突っかけ転倒するなどアクシデントはありましたが、無事下山出来ました。
登山口は三嶺の北側のため、日が当たらず雪も融けることなく泥濘歩きはありませんでした。
伊予郡の自宅から、松山のIさん宅に寄って、総走行距離360km、走行時間は7時間10分のロングドライブでした。
運転はIさんと交代しながらで高速も利用したので、先週の剣山・次郎笈より楽だったかな。
今回の山行にあたっては、先週の剣山への登りでご一緒した徳島のMさんからHPの紹介をしてもらった趣深山さんの記録が大変参考になりました。
趣深山さんは、当日もいやしの温泉から三嶺、西熊山、天狗塚、西山登山道のロング周回ルートを登っておられた様です。
趣深山さん当日の記録HP↓
http://blog.goo.ne.jp/shumiyama/d/20120211
コメント
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kusmmkさん
三嶺お疲れ様でした。
ほんと完璧な青空ですね。
白と青のコラボが素適です
上部の方はあまり木が無いようですね。
気持の良い雪面で滑れそうですね
kusmmkさん こんにちは。新居浜のbergheilです。
冬の三嶺は登ったことがありませんが、素晴らしい雪山の景色ですね
参考にさせてもらい、私もそのうち一度行ってみようと思いました。
kankotoさん、コメントありがとうございます。
三嶺、いい山です
誰もいない真っ白な雪面と青空は、四国に居ることを忘れてしまいそうでした
今回初めての三嶺でしたが、山頂部は高い木はありませんので、無雪期でも大展望がたのしめそうです
bergheilさん、コメントありがとうございます。
新居浜からなら、三嶺はちょっと近いですね。と云っても、山道が長いので簡単には行けませんね
先週、剣山から見た三嶺が素敵で早く行きたいと思ってましたが、好天に恵まれラッキーでした
是非とも、雪の三嶺に。
kusさん今晩はです。四国の雪山はもう感心するばかりですね。身近な山でこれだけの内容を楽しめるとは羨ましいばかりです。いつか雪山を楽しみに四国へ行ってみたいですね。
kusmmkさん おはようございます
パーフェクトブルーとふっかふかの雪、素晴らし過ぎですね
kusmmkさんの転勤のおかげ?で
四国のイメージが180度変わりました (笑)
こんなに良い雪山がたくさん…
八ヶ岳は雪が少ないと、みなさんぼやいているのに
四国の方が…(笑)
kusmmkさん、こんにちは。
三嶺、これまたいい山ですね。
お気に入りに登録しそうになり、四国だったと
思いとどまりました
みなさんのコメントと被りますが、四国にこんなに
沢山の雪を楽しめる山があるなんて、思いもしません
でした。
写真からテンションの上がる展望と気持ち良さそう
な雪の感じが伝わってきます。
快晴の雪のみうね!
行きたい、羨ましいです。
故郷の山ですが、積雪期はいまだ登ったことがありません。
マイナーな山ですが、こめつつじの紅葉など素晴らしい山だと思います。
素晴らしいレコ、ありがとうございました。
kintakunteさん、こんばんは。
長野の冬は、どこの山に行っても白銀の世界をたのしめましたが、四国では流石にそんな訳にも行かないので、積雪が多そうな山を調べて登っています
身近でも雪山はあるんですが、先週の剣山に続いて、今回も往復360kmのロングドライブでした
長野から遠征して、四国の雪山にチャレンジって、ちょっともったいない様な、、、
to4さん、こんばんは。
写真でもパーフェクトブルーの空ですが、実際快晴の青空とバージンスノーの雪面は目にしみました
こんなまっさらな白銀の斜面にはトレースを付けずにはいられません
「ナスカの地上絵にトライしませんか」と冗談気味の提案がIさんからありました。が、さすがにそれは、、、
四国は雪国ではないので、それなりに標高のある一部の山域だけ雪山状態です。
日本アルプスなどは残雪期が長く雪山をたのしむ期間は長いですが、四国ではそんな訳にいかないので、厳冬期の雪山を満喫したいと思います
youtaroさん、こんばんは。
四国に来るまでは、山と云えば石鎚山ぐらいしか四国の山は知りませんでした
でも、いい山がいっぱいありますし、雪山も満喫出来ます。
雪の三嶺は本当にステキで、テンション上がりました
四国の中央脊梁山地には積雪が多い山が結構ありますが、やはり林道が冬期閉鎖になっているところが多く、取り付きが困難です。
ricalojpさん、こんばんは。
三嶺の避難小屋から山頂からまでの間の白銀の絶景はなんとも云えない。感動ものです
こんなステキな山なんですが、積雪期はマイナーなんですね
なんだか、もったいない様な気がしています。
紅葉の時期も、きっと素晴らしいんでしょうね
kusmmkさん Iさん こんばんは
うわ〜綺麗ですね〜!
思うがままにトレースをつけられると、童心に帰っちゃいますね。
深雪も2人なら頑張れるし、素晴らしい景色が堪能
出来ちゃうんだからテンションアップ!
kusmmkさんが四国の雪山を紹介してもらえたお陰で、
四国へのイメージも益々アップです。
sumikoさん、こんばんは。
実は、先週の剣山より積雪は少なかった様な感じでした。
登山ルートには先行者のトレースもあり、スノーシューは終始ザックに括りつけたままでした
三嶺山頂の東側の緩やかな雪面は、まっさらなキャンバスの様でついつい勝手にトレースをつけてたのしみました
四国で、こんな景色に出会えるなんて
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