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Yamareco

記録ID: 1686083
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田

白地山

2014年10月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:20
距離
14.0km
登り
483m
下り
497m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:23
休憩
0:52
合計
5:15
8:22
25
8:47
8:49
47
9:36
9:36
45
10:21
10:21
19
10:40
10:40
8
10:48
11:33
7
11:40
11:40
14
11:54
11:55
33
12:28
12:28
35
13:03
13:07
30
13:37
鉛山峠
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鉛峠園地登山口は十和田湖の眺望で有名な発荷峠にほど近い場所にある。
駐車スペースには事欠かないが確かトイレが無かったような気がするので別の場所で済ませてくるのが吉。
コース状況/
危険箇所等
危険個所は特にないがこの山の秋田県側の麓で人食い熊が確認されている。この山の麓もネマガリタケの群生地であることからその熊の行動範囲と思われる。十分な注意が必要。
その他周辺情報 十和田湖、奥入瀬渓流など付近には有名観光地も多い。温泉も青森県側に奥入瀬・蔦。秋田側に大湯などよりどりみどり。
今回は発荷峠にほど近い鉛峠園地登山口から登る。
今回は発荷峠にほど近い鉛峠園地登山口から登る。
鉛山園地、などと名付けられているだけあって、最初は遊歩道的な道だった。
鉛山園地、などと名付けられているだけあって、最初は遊歩道的な道だった。
異様に滑りやすい木道を恐る恐る歩く。
異様に滑りやすい木道を恐る恐る歩く。
白雲台と名付けられた展望台に到着した。
白雲台と名付けられた展望台に到着した。
時折、視界が開け十和田湖を眺められる。
時折、視界が開け十和田湖を眺められる。
歩く。登ると言うよりは、歩く。
歩く。登ると言うよりは、歩く。
ミソナゲ峠に着いた。
ミソナゲ峠に着いた。
このコース随一の急傾斜を登り切ると、見晴らし台である。
このコース随一の急傾斜を登り切ると、見晴らし台である。
その名に恥じぬ見晴らし。
その名に恥じぬ見晴らし。
八甲田と十和田湖、そして十和田三山の山々が一望の下に。
八甲田と十和田湖、そして十和田三山の山々が一望の下に。
見晴台からは、ほとんど傾斜のない道を行く。
見晴台からは、ほとんど傾斜のない道を行く。
笹藪を抜けると一転、広大な湿原に出た。
笹藪を抜けると一転、広大な湿原に出た。
白地山への登山道は4、ないし5本くらいあるようだ。
これがその分岐点らしい。
白地山への登山道は4、ないし5本くらいあるようだ。
これがその分岐点らしい。
しかし、我々が歩いてきた道に比べて、明らかに整備されていない感が漂っている。
しかし、我々が歩いてきた道に比べて、明らかに整備されていない感が漂っている。
碇ヶ関分岐…。
これがおそらく我々が過去に敗退したルートへ通じていると思われる。
碇ヶ関分岐…。
これがおそらく我々が過去に敗退したルートへ通じていると思われる。
白地山分岐はもはやどこが分岐だったのかもはっきりしない。
白地山分岐はもはやどこが分岐だったのかもはっきりしない。
出発からおよそ3時間で山頂に到着である。
出発からおよそ3時間で山頂に到着である。
八甲田はくっきり!
八甲田はくっきり!
昨日見えなかった岩木山もくっきり!
昨日見えなかった岩木山もくっきり!
そして岩手山を始めとする岩手の山々もばっちり見えていた。
そして岩手山を始めとする岩手の山々もばっちり見えていた。
森吉や焼山などの秋田の山々も。
森吉や焼山などの秋田の山々も。
三角点タッチ。なぜかお賽銭が…。
三角点タッチ。なぜかお賽銭が…。
青森のグループと山頂で記念写真。
青森のグループと山頂で記念写真。

感想

今回は発荷峠にほど近い鉛峠園地登山口から登ることとした。
白地山の参考記録を漁っていると90%以上がこの登山口から登られている。
それらの記録によると、この登山道は整備がしっかりされているようなので以前のような藪漕ぎにならないはずである。

駐車場で準備をしていると後からやってきたグループの男性に「ブログとかやってませんか?」と声を掛けていただいた。

鉛山園地、などと名付けられているだけあって、最初は遊歩道的な道だった。
苔生した石段、朽ちかけた木道などが整備されてからの時間経過を思わせる。
もっとも、踏み跡はしっかりしており木道も手入れはされている。

異様に滑りやすい木道を恐る恐る歩く。
20分で白雲台と名付けられた展望台に到着した。
ここには東屋があり、十和田湖がよく見える。
今日も快晴。昨日より空がすっきりしている。

白雲台から先は本格的?な登山道となる。
遊歩道歩きはここまで、ということだろう。
ま、そうは言っても急斜面があるわけでなし、歩きやすい道である。

時折、視界が開け十和田湖を眺められる。
少しずつ見る角度が変わっていくので、十和田湖も形を変えていく。

小さなアップダウンをくり返し、平坦な部分を歩き…という感じなので標高はほとんど上がっていないはず。水平移動が主体の道であった。

十和田湖の眺めは良く、天気も良く、紅葉の木漏れ日も美しい。
…が、少々単調すぎて飽きてきた(笑
これ、帰りも同じ道なんだよなぁ…。

ミソナゲ峠で半分…。まだ先は長い。
誰もが思うことだろうが、やはり「味噌投げ」なんだろうか?
だとするとどのような由来があるのか。
想像をかき立てられる地名である。
近くに発荷峠という地名もある。
荷が発って、このへんで重くて味噌を捨てた…とか?
美空凪…であれば今日の空の事…かなぁ?

このコース随一の急傾斜を登り切ると、見晴らし台である。
その名に恥じぬ見晴らし。
八甲田と十和田湖、そして十和田三山の山々が一望の下に。
ここまでも、十和田湖を眺める事ができるポイントはいくつかあったがここからの眺めが一番大きく俯瞰できる。

熊笹の間に穿たれた一本道をどんどん歩いていく。
前回、この笹藪に阻まれて登頂を断念したわけだが、こちらのコースはしっかりと刈り払いがされており歩きやすい。

笹藪を抜けると一転、広大な湿原に出た。
昨日の田代岳に比べると乾燥が進んでいるようだ。
花の季節はどうかわからないが、今は湿原と言うより草原に見える。

白地山への登山道は4、ないし5本くらいあるようだ。
そのほとんどがこの湿原に出てくることになっている。これがその分岐点らしい。
長引分岐とある。地図に無い道だが名前からして南にある長引山への縦走路か?
しかし、我々が歩いてきた道に比べて、明らかに整備されていない感が漂っている。
木道があるにもかかわらず藪化しはじめている。

碇ヶ関分岐がおそらく我々が過去に敗退したルートへ通じていると思われる。
ここもあまり歩かれている感じがしない。

白地山分岐はもはやどこが分岐だったのかもはっきりしない。
ただ濃密な笹藪が壁を作っているだけに見える。
ゲームならばここに隠し通路でもあるのかもしれないが、現実はただただ藪こぎを強いられるだけであろう。

せっかく素晴らしい湿原や、眺めのいい山頂を持っているというのに登山道がこの体たらくではもったいない話だ。
もう少し短時間・短距離で山頂に至れるコースが整備されても良さそうなものだ。

出発からおよそ3時間で山頂に到着である。
高低差は少ないが7劼瞭擦里蠅呂覆なか歩き応えがあった。
そのご褒美とでも言おうか、素晴らしい眺めが我々を待っていた。

本当に今日は最高の天気だ。
台風が接近しているというのが信じられない気分だ。
(ちなみに翌日は台風接近のため山行は中止にした)

山頂でくつろいでいると、出発前に声を掛けて下さった一団が到着した。
青森から来たグループで、東北の山をあちこち登っているとの事だった。
せっかくなので色々と情報交換をさせていただいた。
お話を伺ってみると、実にあちらこちらの山に登っておられるよう。

最後にせっかくですからということで記念写真を撮ってお別れした。
また、どこかの山で!

帰りはもちろん同じ道をたどる。
長いんだよな、これが。

白地山は二度目のチャレンジで登頂に成功した。
一度目の印象が最悪だったので、今回もあまり期待していなかったのだが好天にも恵まれ、楽しく歩くことができた。
終わってみれば「いい山だったね!」となり印象が180度変わった山となった。
ほかの登山道も整備されるといいんだけどねぇ…。

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