甲相国境尾根 平野BS〜西丹沢自然教室
- GPS
- 06:19
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,361m
- 下り
- 1,792m
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:19
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
富士急行バス バスタ新宿06:05>富士山駅07:49 ふじっ湖号 富士山駅07:53>山中湖平野08:46 <復路> 富士急湘南バス 西丹沢自然教室15:40>新松田駅16:49 小田急線 小田急線新松田駅>東海大学前駅 小田急線 東海大学前駅>小田急線新宿駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 |
その他周辺情報 | 年末年始につき、西丹沢自然教室は、2019年1月3日(木)まで閉鎖。 |
写真
装備
個人装備 |
MHWフリューイッド6
プラティパス1L
テルモスに入れた紅茶700ml
VAAMペット500ml(飲まず)
菓子パン3個
柿ピー小4袋
上下着替え
MHWデスナグリッドフーデッドジャケット
MHW スーパーチョックストンフーデッドジャケット
MHWゴーストライトジャケット
MHWダイヘドラルプリカーブパンツ
アディダス ソックス
アディダス テレックス スコープ GTX
カメラ
iPhone6S
Garmin GPSMAP 62s
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感想
2018年11月23日(金)に御正体山(みしょうたいやま)へ出かけた時のこと。
尾根道から見た空の抜け感と富士山のデカさが素晴らしく、また歩いてみたいと思った。
どうせなら、朝イチでクリアな富士山を見るのが良いと考えて、バスタ新宿06:05発の高速バスに乗り、富士山駅に到着したのは07:49頃になった。
富士山駅からは、07:53発の巡回バス「ふじっ湖」号に乗り、山中湖平野に到着したのは、08:46頃になった。
セブンで買い物をしてトイレを拝借した後、高指山(たかざすやま)を目指して出発する。
高指山登山口までのルートは、Garmin GPSMAP 62sを頼りに進む。今回のルートで一番難しいというか、分かりづらいのが平野BSから高指山登山口までの舗装路歩きだと思う。
高指山への道標はあると言えばあるものの、小さくて目立たない。先人のトラックデータを頼りに進む。
住宅街というかテニスコート村の中を進み、ほぼ人様の勝手口の真横を登って高度を上げていくと、ススキ林が出てくる。
ススキ林でガサッと音がして鹿に遭遇するも、鹿はススキ林に駆け込み、姿は見えなくなる。
地面は、霜柱が立っているものの、溶けておらず歩きやすい。平野BSを出て、30分程度で高指山頂に到着する。
期待通り、スッキリと晴れ渡る青空の下、富士山がどーん!とよーく見える。ポカポカ陽気で風もなく、雪化粧した富士山は、ホント、お見事の一言。クリアな富士山を見るための始発のバスに乗った甲斐がある。
高指山から、南アルプスを目視できないのは、標高が1174.1mしかないからだろう。
今日イチの富士山を見納めた後、次の富士山スポットである富士岬平を目指して出発する。無風でポカポカ陽気の中、尾根歩きを10分ほど続けると富士岬平に到着する。
富士岬平からの富士山も相変わらず最高。写真を撮って、先へ進む。
山伏峠分岐の少し先からは、大涌谷方面が丸見え。箱根駒ヶ岳も良く見える。北側には、木々の間から御正体山を確認する。登った山を目視できるのは、いつもの事だけど嬉しい。
そして、このコース最後の富士山スポットである菰釣山(1379m)に到着したのは、富士岬平を出馬して約2時間後の11:38。
途中、木々の合間から目視できた南アルプスの山々も一望でき、まあ見事な景色が目の前に広がる。
去年の夏に行った甲相国境尾根歩きの時は、夏雲に邪魔されて富士山ゼロだったので、南アルプスまで一望できたのは、冬の乾いた空気のおかげだろう。冬の天気に感謝である。
菰釣山(1379m)が本日の最高地点。3回目の富士山どーん!を見た後は、長い下りが待っている。
正午を過ぎると、尾根の上はゴーという音とともに冷たい風が吹き荒れる別世界に。休んでいると身体が冷えるし、手がかじかみ始める。
進行方向に檜洞丸がかすかに見えるが、丹沢の主脈の山々は目視できず、景色は残念な感じ。なので、景色を見ながらの山行は、ここでおしまい。
ペースを上げて西丹沢自然教室を目指して下山する。
菰釣山を出発して、約1時間40分で無事、西丹沢自然教室に到着する。
西丹沢自然教室でバスの出発時刻を確認して、ウェルキャンプの売店へ行き、缶ビールを入手。バスが出るまでの約25分、缶ビールで祝杯を上げる。
山北駅の近くの「さくらの湯」へ行こうと思っていたけど、バスの中から見える館内は真っ暗で営業している様子はない。
なので、新松田駅で降りた後は、東海大学前駅で途中下車して、秦野天然温泉「さざんか」で入浴。
駅の近くのラーメン屋で餃子とビールでエネルギー補給した後、東海大学前駅から小田急線に乗って新宿駅で下車して家路へつく。
先にも書いたが、ルートロスしやすいのは、平野BSから高指山登山道入口までの舗装路だろう。
平野BSから西丹沢自然教室まで、CTで9時間45分かかる。この時期は、陽が落ちる時間も早いため、ルートロスは焦りにつながる。
日帰りで甲相国境尾根を行く人は、よくよく地図とにらめっこするか、GPSでしっかりと現在位置を確認することをおすすめする。
畔ヶ丸避難小屋から西丹沢自然教室までの間は、沢をしばらく歩くことになるが、河原歩きゆえに踏み跡がないし、歩きづらい。
ピンクテープがあるので、道迷いはないと思うが、ヘッ電に頼るようなことになると、ペースはぐっと下がることになる。
この時期の夕暮れ後の西丹沢自然教室発のバスは、17:05発と18:58発の2本のみ。日帰りで甲相国境尾根を行く人は、終バスの時刻にも注意する必要がある。
すれ違った登山パーティーは、3組と人も少ないので、怪我にも注意したい。
去年の夏の甲相国境尾根歩きは、夏雲のせいで眺望はイマイチだったけど、緑のトンネルのような尾根歩きは、それはそれで楽しかったし、遅咲きのヤマツツジを楽しむことができた。
甲相国境尾は、夏も冬も楽しめる身近にあるロングルートだと思う(夏は暑いけど)。
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