山のむこうは青い海だった(紀泉アルプス9座縦走)
- GPS
- 06:19
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,157m
- 下り
- 1,168m
コースタイム
- 山行
- 5:31
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:16
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
今江祥智さんは2015年に亡くなられた児童文学者で、デビュー作が「山のむこうは青い海だった」です。私は小学生の時にこの本を塾から文庫本で渡されたのですが、その語り口や展開に魅了され、今でも大好きな本です。プライバシーに関わるので詳しくは書けませんが、仕事上今江さんにお会いする機会があり、その時に新しく買い直してサインを頂いたことがあります。作中では鷲本(実際には和歌山県橋本市)の中学生が最後に山に登り、頂上から海を見るという場面があり、これがどの山のことかはわかりませんが、普段海を見ない人間が、山に登って海が見えると、それは感動的なものなのです。
須磨から六甲、中山連山、北摂トレイル、乙訓西山トレイル、京都一周トレイル、和束町、柳生街道、山の辺の道、音羽三山、吉野山、ダイヤモンドトレールと歩いて、あとは紀泉国境を加太まで歩ければ、大阪京都奈良平野をぐるっと囲むことができます。勝手に3K計画(Kobe - Kyoto - Kada)とか名付けました。今日は賤ヶ岳を考えていたのですが、ライブカメラで山に雪がちっとも見えないので、軌跡を西に伸ばすために山中渓を西に発ちました。
ひとつ前の梵天山が倒木で大変なことになっていましたが、このルートはよく整備されていて、とても歩きやすい道ですし、なだらかなアップダウンが基調で、たまにパンチのある登りや下りがあって飽きさせません。さらにあちこちに眺めのいい場所があって、海や紀ノ川が見えます。ふと思ったのですが、大阪より和歌山の方が整備の手が回っているのかも。
最終的には海に到達したいわけで、一応加太までのルートはひいてありましたが、孝子からさらに10km歩くかどうかは悩みどころです。先を急ぐのなら、俎石山や飯盛山の山頂は諦めなければならないかも知れず、結局孝子止まりにして、かわりに山頂をしっかり踏んで行こうということにしました。
その結果、四の谷山、雲山峰、懴法ヶ嶽、大福山、俎石山、見返り山、札立山、飯盛山、高野山の9座を縦走できました。ただ、大福山以西が道がやや荒れ加減で、特に高野山(たかのやま)は道が不明瞭で標識が足りない印象を受けました。フィニッシュがいつ頃になるかは読めませんが、加太の砲台跡も見ておきたいものです。
このレポートはYAMAPにミラーしてあります。
https://yamap.co.jp/activity/2924206
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