神ノ上山 〜和気アルプス表銀座・裏銀座コース〜
- GPS
- 05:29
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 704m
- 下り
- 686m
コースタイム
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 5:21
じっとしていると身体が冷えてくるのでそれ以外は立ち止まって水分補給を行う程度の小休憩でした。
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されており、標識も適切に設置されています。無茶なことをしなければ危険はないでしょう。 この辺りの登山コースについては「和気アルプス他登山詳細図(守屋益男)」が発刊されており、そこに詳しく記されています。また、その地図を監修した藤本正道氏による「和気アルプスのホームページ」にも様々な情報が掲載されています。是非ご覧ください。 |
その他周辺情報 | 登山後に和気鵜飼谷温泉で入浴しました。 「鵜飼谷温泉」というのは温泉ホテルなのですが、日帰り入浴客も多いようで、直接1階の浴場へ行き(入口、フロントは2階)、自販機で¥600/大人1名の入浴券を買って受付に出せばOKでした。程よいぬるめの温泉で、ゆっくりと体を温められます。お陰で、帰路の運転中に居眠りしてしまいそうになりました。(~_~;) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ジャンパー
防寒ニット帽
ズボン
サポーティングタイツ
靴下
グローブ
登山靴
サブザック(22L)
昼食(おむすび+サラダチキン
インスタントスープ)
カップ
割り箸
スプーン
行動食(飴)
非常食(シリアルバー)
飲料(お茶600mL)
地図(コース図)
カメラ
iPhone(GPS)
iPad mini
携帯バッテリー
腕時計
携帯ラジオ
手拭い
目薬
メンタム軟膏
|
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共同装備 |
アルコールバーナー
風防
ケトル
水900mL
|
備考 | アルコールバーナー用の燃料を忘れてきてしまって、結局使えなかった... oTL... |
感想
2019年になりました。明けましておめでとうございます。
1月4日(金)に振替休をとったので、少し長い正月休みとなった。正月は家でのんびりしていたので太ってきた。そろそろ身体を動かしたい。けれども山陰の空はほぼ毎日が曇り時々雨でなかなか山歩きのコンディションにならない。
こんなときには、県境を越えて「晴れの国・岡山県」へ行こう!先日Amazonで「改訂版新ルート岡山の山百選」(2014年 守屋益男 吉備人出版¥2500+税)という本を買ったついでに「この本を買った人は…」で出てきた「和気アルプス他登山詳細図全32コース」(2014年 守屋益男 吉備人出版 ¥500+税)という地図を買った。この地図に載っているコースを歩いてみることにした。
和気アルプスはヤマレコでも時々山行記録を目にすることがあり、気になっていた山域だ。ただ、私の暮らす鳥取市からは車で2時間半ぐらいかかる場所なので、朝起きの苦手な私は「また今度にしよう」と、機を逃していた。ちょうど、正月休みで息子が帰省しているので、一緒に行くことにした。
出発は朝7時、途中のコンビニでお茶と朝食のパンを買い、国道53号線黒尾峠を超えて岡山県に入った。途中で県道を左に折れて美作方面へ、そして湯郷温泉を通り過ぎて和気へ向かった。和気駅前の駐車場が1日¥100で駐車できるということだったので、あれこれ悩まずにそこに車を停めて出発点とすることにした。
初めての和気アルプスなので、この山域を代表するコースを歩いてみたいと、地図にあった、「和気富士・神ノ上山縦走(表銀座)コース」を上り、「御大師山・神ノ上山縦走(裏銀座)コース」を下りルートとして使うことにした。距離も10km程度でちょうどいい。ただ途中コースを少し分岐したところにある三角点の山「竜王山」も気になるので上りルートの途中で寄り道してみることにした。
まずは和気富士、和気駅の正面にその端正な姿を臨むことのできる山だ。麓の赤い鳥居が登山口、ここをくぐって少し上ったところにあるお稲荷さんの社の脇に、今回歩く神ノ上山までの案内図も掲げられている。ここで今日の安全を祈って手を合わせ、歩き始めた。空は快晴、気温はそれほど高くはないが太陽の光を浴びながらやや速いペースで上り坂を歩いて行くと、和気富士山頂に着いた頃には汗ばんできた。上に着ていたソフトシェルを脱いでザックに詰め込み稜線歩きを始めた。
このコースはよく整備されていて、道は明瞭だ。稜線を北へ進むと左には吉井川が、右側には岩肌の見える山腹の尾根が、そして北には連なる山々が望める。爽やかで気持ちの良い山歩きができる。小さなピークが現れるたびにイノシシの形をした小さな標識が架けられていて、そのポイントの名前が記されている。地図にもその名前が記されていてわかりやすい。登山コースを整備された地元の方々に感謝したい。
和気富士が標高172.8m、竜王山が223.2m、そして最高点の神ノ上山が370.3mと三角点を辿る毎にいいペースで高度が上がってくる。神ノ上山に着いたのは12時半過ぎで、眺めの良い山頂で家から持ってきたおむすびを頬張った。本当はここでアルコールバーナーでお湯を沸かし、温かいスープを飲む予定だったのだが、出発前に荷物を整理しているときに燃料のアルコールを入れたボトルを入れたアルミのカップを荷物から外してしまっていて、火をたくことができなかった、いやぁ、失敗失敗、てへっ。(;^ω^)
下りのルートはザレた岩の道を足を滑らさないように注意しながら歩いた。目の前に和気の町を見ながら、体を冷やさないようにあまり長い休憩は取らず、先を行く息子の後を遅れないように歩いて行った。
和気アルプスは、標高は低いが稜線を歩くと様々な景色が見えて充実感がある。アップダウンもそれほど激しくなく、上りが少し辛いなと思う頃にはピークに達して一休みして下りで回復できる、山歩きが楽しくなるコースだ。今回歩いたコースは距離も10kmほどで、時間もちょうど良いぐらいだった。登山道は良く整備されており詳細な地図も発行されている。ホームページ( http://wakealps.web.fc2.com )での情報発信もおこなわれている。その中心になって活動されている藤本正道氏を始めとする有志の方々には感謝したい。このたび歩けなかった魅力的なルートがまだたくさんある。近いうちにまた別ルートで歩いてみたい。
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