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Yamareco

記録ID: 1695255
全員に公開
ハイキング
中国

神ノ上山 〜和気アルプス表銀座・裏銀座コース〜

2019年01月04日(金) [日帰り]
 - 拍手
Katsuhara その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:29
距離
10.2km
登り
704m
下り
686m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:55
休憩
1:26
合計
5:21
距離 10.2km 登り 704m 下り 705m
9:41
23
10:04
10:17
4
10:21
5
10:26
6
10:32
10:33
13
10:46
10:47
5
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10:53
9
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4
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5
11:11
11:18
3
11:21
10
11:31
10
11:41
11:45
11
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11:58
7
12:05
29
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13:24
12
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13:45
11
13:56
16
14:12
14:13
33
14:46
12
14:58
14:59
3
15:02
ゴール地点
神ノ上山で昼食をとりました。
じっとしていると身体が冷えてくるのでそれ以外は立ち止まって水分補給を行う程度の小休憩でした。
天候
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR山陽本線和気駅を発着としました。和気駅の表裏両側に\100/日の駐車場があるのでそこに車を停めました。金剛川河川敷に駐車すれば無料で車を停めることができます。
コース状況/
危険箇所等
よく整備されており、標識も適切に設置されています。無茶なことをしなければ危険はないでしょう。
この辺りの登山コースについては「和気アルプス他登山詳細図(守屋益男)」が発刊されており、そこに詳しく記されています。また、その地図を監修した藤本正道氏による「和気アルプスのホームページ」にも様々な情報が掲載されています。是非ご覧ください。
その他周辺情報 登山後に和気鵜飼谷温泉で入浴しました。
「鵜飼谷温泉」というのは温泉ホテルなのですが、日帰り入浴客も多いようで、直接1階の浴場へ行き(入口、フロントは2階)、自販機で¥600/大人1名の入浴券を買って受付に出せばOKでした。程よいぬるめの温泉で、ゆっくりと体を温められます。お陰で、帰路の運転中に居眠りしてしまいそうになりました。(~_~;)
和気駅前の駐車場(\100/日)に車を停めて、ここから歩き始めます。
2019年01月04日 09:38撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 9:38
和気駅前の駐車場(\100/日)に車を停めて、ここから歩き始めます。
駅の正面からまっすぐに歩くと歩行者専用の橋があり、正面に和気富士が見えます。
2019年01月04日 09:42撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 9:42
駅の正面からまっすぐに歩くと歩行者専用の橋があり、正面に和気富士が見えます。
ふもとの最上稲荷神社鳥居から登山道へ入ります。「和気富士500m」の標識が立っています。
2019年01月04日 09:48撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 9:48
ふもとの最上稲荷神社鳥居から登山道へ入ります。「和気富士500m」の標識が立っています。
この神社は地図にも鳥居印が記されていません。建物も質素なものです。
2019年01月04日 09:50撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 9:50
この神社は地図にも鳥居印が記されていません。建物も質素なものです。
その脇に今日歩くコースの案内地図が立てられていました。距離と所要間の表記がどこ起点なのか、片道なのか往復なのかわかり辛いです。
2019年01月04日 09:51撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 9:51
その脇に今日歩くコースの案内地図が立てられていました。距離と所要間の表記がどこ起点なのか、片道なのか往復なのかわかり辛いです。
登山道が切り拓かれているので、道を辿って山頂へ向かいます。
2019年01月04日 09:58撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 9:58
登山道が切り拓かれているので、道を辿って山頂へ向かいます。
山頂付近にはかつて「北曽根城」という山城があったそうです。現在では電波中継所(アンテナ)が置かれています。
2019年01月04日 10:02撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 10:02
山頂付近にはかつて「北曽根城」という山城があったそうです。現在では電波中継所(アンテナ)が置かれています。
四等三角点「和気富士」
 緯度: 34:48:04.8197
 経度: 134:08:58.2817
 標高: 172.76
2019年01月04日 10:04撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 10:04
四等三角点「和気富士」
 緯度: 34:48:04.8197
 経度: 134:08:58.2817
 標高: 172.76
イノシシの形の標識が架けられています。この標識はコースの随所に設置されています。
2019年01月04日 10:05撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 10:05
イノシシの形の標識が架けられています。この標識はコースの随所に設置されています。
稜線を辿って北西〜北方向へ進みます。右後ろを振り返ると吉井川支流の日笠川が見えます。
2019年01月04日 10:20撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 10:20
稜線を辿って北西〜北方向へ進みます。右後ろを振り返ると吉井川支流の日笠川が見えます。
右側斜面にレンガ造りのかまどのようなものが並んでいます。調べてみると、「和文字焼」たいまつ用の設備のようで、下から見ると「和」の字に配置されているようです。
2019年01月04日 10:34撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 10:34
右側斜面にレンガ造りのかまどのようなものが並んでいます。調べてみると、「和文字焼」たいまつ用の設備のようで、下から見ると「和」の字に配置されているようです。
羊歯(しだ)が茂って道が細くなっているところもありますが、道を見失うほどではありません。
2019年01月04日 10:47撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 10:47
羊歯(しだ)が茂って道が細くなっているところもありますが、道を見失うほどではありません。
稜線がずっと道になっています。冬のハイキングに人気の場所の様で何人かの人とすれ違ったり追い抜かれたりしました。
2019年01月04日 10:48撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 10:48
稜線がずっと道になっています。冬のハイキングに人気の場所の様で何人かの人とすれ違ったり追い抜かれたりしました。
時々振り返って、歩いてきた峰を確認します。
2019年01月04日 11:07撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 11:07
時々振り返って、歩いてきた峰を確認します。
右側に竜王山が見えてきました。
2019年01月04日 11:12撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 11:12
右側に竜王山が見えてきました。
この山域は流紋岩だそうで、表面は風化してザレになっています。所々に成分の違う黒っぽい岩や角礫の混ざった岩石(凝灰岩?)がみられます。
2019年01月04日 11:18撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 11:18
この山域は流紋岩だそうで、表面は風化してザレになっています。所々に成分の違う黒っぽい岩や角礫の混ざった岩石(凝灰岩?)がみられます。
竜王山への分岐点につきました。折角なので、三角点のある竜王山頂へ往復してみます。
2019年01月04日 11:22撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 11:22
竜王山への分岐点につきました。折角なので、三角点のある竜王山頂へ往復してみます。
四等三角点「竜王山」
 緯度: 34:48:41.6814
 経度: 134:09:20.9934
 標高: 223.16
2019年01月04日 11:30撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 11:30
四等三角点「竜王山」
 緯度: 34:48:41.6814
 経度: 134:09:20.9934
 標高: 223.16
この山頂にも祠が祀られていました。木が茂っていて展望はあまり良くありません。
2019年01月04日 11:31撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 11:31
この山頂にも祠が祀られていました。木が茂っていて展望はあまり良くありません。
向こう(北側)に見えるのが、きっと最高峰の「神ノ上山」ですね。
2019年01月04日 11:33撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 11:33
向こう(北側)に見えるのが、きっと最高峰の「神ノ上山」ですね。
岩を這い上がらなければならないところもあるので、手袋はあった方が良いと思います。
2019年01月04日 12:02撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 12:02
岩を這い上がらなければならないところもあるので、手袋はあった方が良いと思います。
灌木はありますが、落葉していて明るい稜線です。
2019年01月04日 12:18撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 12:18
灌木はありますが、落葉していて明るい稜線です。
分岐がたくさんありますが、標識が適切に設置されているので安心です。「神ノ上山」の標識に従って進みます。
2019年01月04日 12:27撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 12:27
分岐がたくさんありますが、標識が適切に設置されているので安心です。「神ノ上山」の標識に従って進みます。
もうすぐ山頂、おなか空いてきた。
2019年01月04日 12:29撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 12:29
もうすぐ山頂、おなか空いてきた。
山頂に到着。
二等三角点「日笠下」
 緯度: 34:49:27.0123
 経度: 134:09:39.0261
 標高: 370.29
2019年01月04日 12:34撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 12:34
山頂に到着。
二等三角点「日笠下」
 緯度: 34:49:27.0123
 経度: 134:09:39.0261
 標高: 370.29
こちらが北方向。下草が狩り払われていて眺めは良いです。
2019年01月04日 12:35撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 12:35
こちらが北方向。下草が狩り払われていて眺めは良いです。
こっちが南方向。ベンチなども設置されていて、景色を眺めながら昼食を食べている人もいました。
2019年01月04日 12:36撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 12:36
こっちが南方向。ベンチなども設置されていて、景色を眺めながら昼食を食べている人もいました。
我々も昼食にしました。家から持ってきたおむすびとコンビニで買ったおつまみです。燃料を忘れてきたので、スープやコーヒーは作れませんでした(>_<)
2019年01月04日 12:46撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 12:46
我々も昼食にしました。家から持ってきたおむすびとコンビニで買ったおつまみです。燃料を忘れてきたので、スープやコーヒーは作れませんでした(>_<)
下山します。途中で左に折れて「御大師山」方向へ向かいます。
2019年01月04日 13:32撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 13:32
下山します。途中で左に折れて「御大師山」方向へ向かいます。
「菖蒲池」とありますが、菖蒲も池も無いんですが。ロープは張ってありました。
2019年01月04日 13:35撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 13:35
「菖蒲池」とありますが、菖蒲も池も無いんですが。ロープは張ってありました。
足元の荒れているところもあるので、あまり急がずに下りましょう。
2019年01月04日 13:39撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 13:39
足元の荒れているところもあるので、あまり急がずに下りましょう。
白岩様 東側が開けていて抜群の展望です。ここで一服。
2019年01月04日 13:40撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 13:40
白岩様 東側が開けていて抜群の展望です。ここで一服。
鷲ノ巣岩 ロッククライミングなども行われる岩壁です。岩の上にちらほらと人影が見えます。
2019年01月04日 13:48撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 13:48
鷲ノ巣岩 ロッククライミングなども行われる岩壁です。岩の上にちらほらと人影が見えます。
正面に見えてきたのは
2019年01月04日 13:52撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 13:52
正面に見えてきたのは
足元がザレているのであまり焦らずにゆっくり下ります。
2019年01月04日 14:02撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 14:02
足元がザレているのであまり焦らずにゆっくり下ります。
平坦になってきました。再びシダの薮の中を歩きます。山頂はまだかなぁ。
2019年01月04日 14:12撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 14:12
平坦になってきました。再びシダの薮の中を歩きます。山頂はまだかなぁ。
御大師(おだいし)山 山頂に着きました。展望は良くありません。
2019年01月04日 14:12撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 14:12
御大師(おだいし)山 山頂に着きました。展望は良くありません。
山頂付近はこんな様子です。くつろげる感じでもないので通過します。
2019年01月04日 14:13撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 14:13
山頂付近はこんな様子です。くつろげる感じでもないので通過します。
お堂があります。入口は閉鎖されています。賽銭箱も無いし、ここも通り過ぎるだけです。
2019年01月04日 14:14撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 14:14
お堂があります。入口は閉鎖されています。賽銭箱も無いし、ここも通り過ぎるだけです。
少し下ると、お稲荷さんが祀られていました。赤い柱は最近塗られたもののようです。
2019年01月04日 14:22撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 14:22
少し下ると、お稲荷さんが祀られていました。赤い柱は最近塗られたもののようです。
獣フェンスを開けて外に出ます。
2019年01月04日 14:25撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 14:25
獣フェンスを開けて外に出ます。
ずいぶん立派なお寺が。安養寺 です。
2019年01月04日 14:31撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 14:31
ずいぶん立派なお寺が。安養寺 です。
金剛川に沿って県道96号線が走っています。その歩道を和気駅方向へ歩きます。
2019年01月04日 14:33撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 14:33
金剛川に沿って県道96号線が走っています。その歩道を和気駅方向へ歩きます。
由加(ゆが)神社
由緒ある神社のようです。
2019年01月04日 14:39撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 14:39
由加(ゆが)神社
由緒ある神社のようです。
河川敷に車を乗り入れて駐車することも可能なようです。
2019年01月04日 14:50撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 14:50
河川敷に車を乗り入れて駐車することも可能なようです。
駅前へ戻ってきました。もうすぐゴールです。
2019年01月04日 14:56撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1/4 14:56
駅前へ戻ってきました。もうすぐゴールです。
和気鵜飼谷温泉で温まって帰りました。
2019年01月04日 15:19撮影 by  iPad mini 4, Apple
1/4 15:19
和気鵜飼谷温泉で温まって帰りました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ジャンパー 防寒ニット帽 ズボン サポーティングタイツ 靴下 グローブ 登山靴 サブザック(22L) 昼食(おむすび+サラダチキン インスタントスープ) カップ 割り箸 スプーン 行動食(飴) 非常食(シリアルバー) 飲料(お茶600mL) 地図(コース図) カメラ iPhone(GPS) iPad mini 携帯バッテリー 腕時計 携帯ラジオ 手拭い 目薬 メンタム軟膏
共同装備
アルコールバーナー 風防 ケトル 水900mL
備考 アルコールバーナー用の燃料を忘れてきてしまって、結局使えなかった... oTL...

感想

2019年になりました。明けましておめでとうございます。
 1月4日(金)に振替休をとったので、少し長い正月休みとなった。正月は家でのんびりしていたので太ってきた。そろそろ身体を動かしたい。けれども山陰の空はほぼ毎日が曇り時々雨でなかなか山歩きのコンディションにならない。
 こんなときには、県境を越えて「晴れの国・岡山県」へ行こう!先日Amazonで「改訂版新ルート岡山の山百選」(2014年 守屋益男 吉備人出版¥2500+税)という本を買ったついでに「この本を買った人は…」で出てきた「和気アルプス他登山詳細図全32コース」(2014年 守屋益男 吉備人出版 ¥500+税)という地図を買った。この地図に載っているコースを歩いてみることにした。
 和気アルプスはヤマレコでも時々山行記録を目にすることがあり、気になっていた山域だ。ただ、私の暮らす鳥取市からは車で2時間半ぐらいかかる場所なので、朝起きの苦手な私は「また今度にしよう」と、機を逃していた。ちょうど、正月休みで息子が帰省しているので、一緒に行くことにした。
 出発は朝7時、途中のコンビニでお茶と朝食のパンを買い、国道53号線黒尾峠を超えて岡山県に入った。途中で県道を左に折れて美作方面へ、そして湯郷温泉を通り過ぎて和気へ向かった。和気駅前の駐車場が1日¥100で駐車できるということだったので、あれこれ悩まずにそこに車を停めて出発点とすることにした。
 初めての和気アルプスなので、この山域を代表するコースを歩いてみたいと、地図にあった、「和気富士・神ノ上山縦走(表銀座)コース」を上り、「御大師山・神ノ上山縦走(裏銀座)コース」を下りルートとして使うことにした。距離も10km程度でちょうどいい。ただ途中コースを少し分岐したところにある三角点の山「竜王山」も気になるので上りルートの途中で寄り道してみることにした。
 まずは和気富士、和気駅の正面にその端正な姿を臨むことのできる山だ。麓の赤い鳥居が登山口、ここをくぐって少し上ったところにあるお稲荷さんの社の脇に、今回歩く神ノ上山までの案内図も掲げられている。ここで今日の安全を祈って手を合わせ、歩き始めた。空は快晴、気温はそれほど高くはないが太陽の光を浴びながらやや速いペースで上り坂を歩いて行くと、和気富士山頂に着いた頃には汗ばんできた。上に着ていたソフトシェルを脱いでザックに詰め込み稜線歩きを始めた。
 このコースはよく整備されていて、道は明瞭だ。稜線を北へ進むと左には吉井川が、右側には岩肌の見える山腹の尾根が、そして北には連なる山々が望める。爽やかで気持ちの良い山歩きができる。小さなピークが現れるたびにイノシシの形をした小さな標識が架けられていて、そのポイントの名前が記されている。地図にもその名前が記されていてわかりやすい。登山コースを整備された地元の方々に感謝したい。
 和気富士が標高172.8m、竜王山が223.2m、そして最高点の神ノ上山が370.3mと三角点を辿る毎にいいペースで高度が上がってくる。神ノ上山に着いたのは12時半過ぎで、眺めの良い山頂で家から持ってきたおむすびを頬張った。本当はここでアルコールバーナーでお湯を沸かし、温かいスープを飲む予定だったのだが、出発前に荷物を整理しているときに燃料のアルコールを入れたボトルを入れたアルミのカップを荷物から外してしまっていて、火をたくことができなかった、いやぁ、失敗失敗、てへっ。(;^ω^)
 下りのルートはザレた岩の道を足を滑らさないように注意しながら歩いた。目の前に和気の町を見ながら、体を冷やさないようにあまり長い休憩は取らず、先を行く息子の後を遅れないように歩いて行った。
 和気アルプスは、標高は低いが稜線を歩くと様々な景色が見えて充実感がある。アップダウンもそれほど激しくなく、上りが少し辛いなと思う頃にはピークに達して一休みして下りで回復できる、山歩きが楽しくなるコースだ。今回歩いたコースは距離も10kmほどで、時間もちょうど良いぐらいだった。登山道は良く整備されており詳細な地図も発行されている。ホームページ( http://wakealps.web.fc2.com )での情報発信もおこなわれている。その中心になって活動されている藤本正道氏を始めとする有志の方々には感謝したい。このたび歩けなかった魅力的なルートがまだたくさんある。近いうちにまた別ルートで歩いてみたい。

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