蕪山 〜巨大株杉の森と大展望の山頂の山〜
- GPS
- 03:43
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 773m
- 下り
- 772m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
≪登山道の状況≫ ・全体的によく整備されており危険個所無し ・麓から登ってくるコースが合流する地点付近で積雪時は尾根を登っていってしまいそうな間違いやすい箇所有り。 ・二つのルートが合流する地点からひと登りすると積雪あり。アイゼンは無くても大丈夫だが、チェーンスパイクがあるとスリップ防止のために有効だと思った。 ≪トイレ≫ ・21世紀の森の公衆トイレ有 ・入山すると山頂までトイレ無し。 ≪危険動物情報≫ ・クマ、ヘビ、ヤマビル:この季節は心配ないと思われる。 |
その他周辺情報 | ≪温泉≫ ・21世紀の森から車で5分程のところに板取温泉有り。 ≪商店・コンビニ≫ ・東海北陸道関広見インターから来ると、旧武芸川町のファミリーマートが最終コンビニ。国道418号線から256号線に入るとコンビニ無し。道の駅ラステン洞戸や地元の小規模な商店はあるが朝早いと営業していないと思われる。 |
写真
感想
2019年最初の山。
1月4日は朝寝坊してしまったので、それなりの雪があっても危険個所が無く、展望も良好と評判の蕪山へ出かけてきました。
今日は出発が遅れて登山口に着いたのは11時少し前。
あまりメジャーな山でもないし、出発も遅れたのでもしかすると今日は蕪山山中に自分だけかも…と不安でしたが、幸い私と同時にスタートする方もおられて心強かったです。
序盤は巨大株杉の森。
昔に伐採されるた切り株から生え出た杉が長い年月をかけて造り出した巨木に木々の生命力の強さを感じます。
出発が遅れたものの登るルートは西向きの斜面に付けられているので午後の陽を浴びて森は明るかったので登りやすかったのはうれしい誤算でした。
花が咲く時期は花が咲いていると写真撮影で立ち止まるのでペースは遅くなりますが、冬の今は花も無いのでサクサク登れます。
21世紀の森から登ってくるもう一つのコースとの合流点で尾根を登り続けるのかと思いきや人が歩いた形跡は無し。
おかしいと思って引き返して周りをよく見ると小さな沢を越えて山腹をトラバースする明瞭な道。
迷ったら確実にわかるところまで戻って周囲をよく確認すること。
積雪で踏み跡が不鮮明になる時は一層注意が必要だとわかりました。
杉の植林地を抜けた先は明るい自然林の森となり、雪も増える。
覇を落とした森を太陽が明るく照らし、雪がキラキラ輝く。
雪の白、木々の白、空の青のコントラストが美しかったです。
稜線に出てると目指す蕪山山頂がすぐそこに見えますが、幾らかアップダウンもあり、思いのほか時間がかかりました。
やはり山は広いです。
最後の急登を登ると蕪山山頂に到着。
周囲の木が伐採されて360度の大パノラマが待っています。
快晴に恵まれた今日は白山、北・中央・南アルプス、養老山地と伊吹山もはっきり見えました。
笠ヶ岳から連なって、鷲ヶ岳の稜線から頭だけ見えている白い山は去年の夏訪れた双六岳か黒部五郎岳か。
槍、穂高、乗鞍、木曽駒、伊吹・・・これらの以前に登った山々からもここが見えていたんだ…と感慨もひとしお。
今年の夏は、裏銀座を縦走して槍ヶ岳からここ蕪山を見ることができたらいいな。
展望を楽しんでから、白く染まる森を抜けて帰途につきました。
上部の自然林は春には山野草で彩られそうな雰囲気なので、雪が溶けたらまた訪れてみたいものです。
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