ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 170236
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

三つ峠〜本社ヶ丸縦走 新雪を楽しみに (河口湖〜カチカチ山〜三つ峠〜清八山〜本社ヶ丸〜笹子駅)

2012年02月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:40
距離
17.1km
登り
1,331m
下り
1,553m

コースタイム

コースタイム:10時間40分(休憩込み)
河口湖駐車場6:20→6:55富士見台(カチカチヤマ)7:10→天上山7:18→霜山8:10→鉄塔8:30→木無山9:45→10:10三つ峠(開運山)10:45→御巣鷹山11:00→茶臼山11:50→清八林道13:05→13:25清八山13:35→14:15本社ヶ丸14:35→鉄塔(新道分岐)15:10→林道横断16:10→笹子駅17:00
天候 晴れ
結構冷え込んでいました
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
河口湖ICを降りて河口湖湖畔の駐車場から登り始めます。

下山は笹子駅-JR(230円)→大月-富士急行(1,110円)→河口湖駅→徒歩で駐車場となります。
大月から普通列車で約1時間で河口湖駅でした。河口湖駅から歩いて10分程度で駐車場に到着。
コース状況/
危険箇所等
●参考資料
山と高原地図「富士山・御坂・愛鷹」
山梨県の山 12本社ヶ丸、4三ツ峠山


●河口湖駐車場〜富士見台
あじさいハイキングコースを登ります。
途中にちょっとした広場があり太宰治の文学碑があります。
ロープウェイ駅の富士見台からは展望良好。富士山が眼前に広がります。
自販機、トイレはなかったです。

●富士見台〜三つ峠
富士見台から少し登ると天上山に到着。ここからは霜山を経て木無山まで、最後の登り意外ゆるやかな登山道です。展望は鉄塔あたりのみですね。
登山道は前日の新雪のみで積雪はないでしょう。木々に新雪が乗り霧氷みたいな景色でした。
木無山からは三つ峠山荘と四季楽園を経て開運山に登ります。積雪10センチってところでしょうか。

●三つ峠〜清八山〜本社ヶ丸
御巣鷹山からは結構急な降りだったのでアイゼンを装着して降りました。
途中に茶臼山、大幡山と小さいアップダウンがあります。ほぼ樹林帯の中を歩きます。北斜面は総じて残雪がクルブシ程度まであります。雪が湿っていてアイゼンにつきダマになって歩きにくかったです。

清八林道が左手に見えてきたら最後の登りで清八山です。清八山は展望抜群です。
本社ヶ丸へ向かう途中に笹子駅との分岐案内あります。

本社ヶ丸は鎖があるほどではないですが岩っぽい箇所がありました。
本社ヶ丸山頂も展望は抜群。山梨百名山の道標あります。

●本社ヶ丸〜笹子駅
反対側から登ってきた人がいたのでトレースも大丈夫と鶴ヶ鳥屋山方面に降りました。

角研山を越えたあたりからトレースは左の尾根を下っていたので、山梨の山のルートガイドより尾根一本手前だったのでしょう。
赤テープもなくトレースがないと結構分かりづらい場所です。
鉄塔までは雪が結構あったので下るのに支障はありませんでしたが、それ以降雪が薄く斜面についていて滑りやすく難儀しました。
林道に降り立ち横断して更に降りますが、ここからも長く急な斜面です。最後の100m位は雪が凍結しておりアイゼンを出そうか迷いましたが登山道のチョイ脇の斜面を使い慎重に降りました。
北斜面で車道も完全凍結です。最後まで気の抜けない登山でした。

●温泉
下山後は前から気になっていた河口湖温泉寺にて汗を流しました。
1,000円也(レジに割引券ありました1,000円→800円)
鍵付ロッカーは有料(100円)です。
シャンプー、リンス、ボディーソープ、ドライヤーあり。
露天風呂、サウナあり。
自販機、土産販売所あり。
河口湖湖畔駐車場から当初予定していた黒岳が見えます。
河口湖湖畔駐車場から当初予定していた黒岳が見えます。
あじさいハイキングコースを使いカチカチ山に向かいます。
あじさいハイキングコースを使いカチカチ山に向かいます。
ちょっとした広場で太宰治の文学碑があります。
ちょっとした広場で太宰治の文学碑があります。
文学碑と富士山
日の出で富士山が赤く染まってきました。
3
日の出で富士山が赤く染まってきました。
河口湖も一望できます。
1
河口湖も一望できます。
カチカチ山到着。
とりあえず鐘を鳴らしておきました。
カチカチ山到着。
とりあえず鐘を鳴らしておきました。
ロープウェイの富士見台駅です。
良い眺めです。
ロープウェイの富士見台駅です。
良い眺めです。
こんな絶景ポイントがあるの河口湖には何度も足を運んでいますが知りませんでした。
1
こんな絶景ポイントがあるの河口湖には何度も足を運んでいますが知りませんでした。
御坂の山の向こうに真っ白な南アが見えます。
1
御坂の山の向こうに真っ白な南アが見えます。
さーいよいよ三つ峠へ向かいます。
道標3時間40分と書いてありますが、ファミリー向けでしょう。
さーいよいよ三つ峠へ向かいます。
道標3時間40分と書いてありますが、ファミリー向けでしょう。
カチカチ山から10分位で天上山に到着。
カチカチ山から10分位で天上山に到着。
天上山の道標はこれだけです。
天上山の道標はこれだけです。
天上山からは樹林越しに富士山。
天上山からは樹林越しに富士山。
霜山に向かう途中。
新雪が雪についていて霧氷のように輝きます。
1
霜山に向かう途中。
新雪が雪についていて霧氷のように輝きます。
ルンルン気分で新雪を歩きます。
1
ルンルン気分で新雪を歩きます。
青空と雪のついた木々はなんとも素敵な光景です。
4
青空と雪のついた木々はなんとも素敵な光景です。
鉄塔に到着。ほとんどが樹林帯なので、こういう所で景色を楽しまないと。
鉄塔に到着。ほとんどが樹林帯なので、こういう所で景色を楽しまないと。
なだらかな登りから最後一気に登って木無山に到着。真っ白で良いですね。
なだらかな登りから最後一気に登って木無山に到着。真っ白で良いですね。
富士山です。
広場から富士山です。
広場から富士山です。
三つ峠山荘を通過すると開運山がすぐ近くです。
三つ峠山荘を通過すると開運山がすぐ近くです。
四季楽園が見えてきました。
四季楽園が見えてきました。
四季楽園付近からの富士山。
よく写真で見かける風景ですね。
1
四季楽園付近からの富士山。
よく写真で見かける風景ですね。
あと一息で山頂です。
あと一息で山頂です。
ようやく到着。結構風が強くて寒かった〜。
ようやく到着。結構風が強くて寒かった〜。
御坂山塊の奥には南アが見えます。今回は結構雲かかってました。
御坂山塊の奥には南アが見えます。今回は結構雲かかってました。
御巣鷹山に向かいます。踏み後ありました。
御巣鷹山に向かいます。踏み後ありました。
茶臼山も道標ありました。展望はありません。
茶臼山も道標ありました。展望はありません。
北斜面は結構雪があります。
北斜面は結構雪があります。
清八林道にぶつかりました。
清八林道にぶつかりました。
清八山に到着。三つ峠と富士山の展望良好です。
清八山に到着。三つ峠と富士山の展望良好です。
勢鉢山山頂の道標と本社ヶ丸。
勢鉢山山頂の道標と本社ヶ丸。
笹子駅への分岐に来ましたが、今回は本社ヶ丸まで足を運びます。
笹子駅への分岐に来ましたが、今回は本社ヶ丸まで足を運びます。
途中岩場があってよい写真スポットになってます。
途中岩場があってよい写真スポットになってます。
本社ヶ丸へ向かう2箇所ほどちょっと岩っぽいです。
本社ヶ丸へ向かう2箇所ほどちょっと岩っぽいです。
心配するほどではないですが、結構切り立っているので雪がついていると慎重に。
心配するほどではないですが、結構切り立っているので雪がついていると慎重に。
本社ヶ丸山頂に到着。
本社ヶ丸山頂に到着。
丹沢も雪被ってますね。
2
丹沢も雪被ってますね。
本社ヶ丸も三つ峠と富士山がきれいに見えます。
1
本社ヶ丸も三つ峠と富士山がきれいに見えます。
笹子分岐です。
先行者のトレースどおりに降りました。山梨の山のコースより一つ手前の尾根から降っていった感じです。
鉄塔に到着。
先行者のトレースどおりに降りました。山梨の山のコースより一つ手前の尾根から降っていった感じです。
鉄塔に到着。
尾根は意外に急で薄い雪がついていて厭らしいですね。赤テープもなく、これはコースなのか?
尾根は意外に急で薄い雪がついていて厭らしいですね。赤テープもなく、これはコースなのか?
林道にぶつかった箇所にはこの道標がありました。地図に載っていないルートだったのかな。
林道にぶつかった箇所にはこの道標がありました。地図に載っていないルートだったのかな。
林道から更に降りようやく車道に到着。
林道から更に降りようやく車道に到着。
笹子駅までの車道はアイスバーン状態で怖っ!
笹子駅までの車道はアイスバーン状態で怖っ!
河口湖温泉寺で汗を流して出ると丁度河口湖で花火でした。ラッキーです。
3
河口湖温泉寺で汗を流して出ると丁度河口湖で花火でした。ラッキーです。

感想

前日まで予定していなかったのですが、金曜の降雪に翌日は晴れの予報を見てこれは新雪を踏みに行かねばと急遽計画を立てました。18日は山中湖からダイアモンド富士が見えるため御坂山塊で一登りしてから山中湖と思っていましたが、当初は黒岳経由の周遊を予定していましたが大幅に変更して縦走してしまいました。

三つ峠は3度目、初回は最短ルートのピストン、2回目は浅間神社から、そして今回は河口湖南の尾根歩きを楽しむことにした。
カチカチ山は全くのノーマークだったが、富士山に程近くまさに絶景でビックリした。地面に薄っすらと雪がついただけだが、まだ誰も歩いていない白い絨毯に足跡を残すのはこの上ない贅沢だ。

三つ峠までは思いのほか遠くほとんど展望のない歩きだが、新雪が木につもりまるで霧氷の下を歩くようで飽きない登りだった。三つ峠からの富士山は何度見ても素晴らしい。そして、その先にある清八山も本社ヶ丸とも富士山の展望がよく満足できる山だった。

三つ峠は下から登ると意外に歯ごたえがある良い山だ。
御坂山塊の登山道はほとんど樹林帯に覆われ展望はあまり良くないが、山頂などスポット的に開ける場所からの景色は一見の価値がある。次回は、御坂峠から黒岳を経て節頭ヶ岳までルートを繋げたいと思う。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3673人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら