蓼科山(スズラン峠 女乃神茶屋より往復)

2012年02月19日(日) [日帰り]

• GPS: 04:55
• 距離: 6.6km
• 登り: 808m
• 下り: 805m

コースタイム

7:40　蓼科山登山口駐車場(スズラン峠　女乃神茶屋前)
8:50　標高2110M標識地点
10:15　蓼科山山頂　〜10:50
11:10　標高2300m樹林帯　昼食　〜11:35
12:35　蓼科山登山口駐車場(スズラン峠　女乃神茶屋前)

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道諏訪ICよりビーナスラインで女乃神茶屋前駐車場を利用
15台程駐車可能ですが、7時過ぎにはほぼいっぱいでした。
道路は一部圧雪路もあるので要対策ですが、2車線が多く
その点はアプローチしやすかったです。

コース状況／危険箇所等

登山道は積雪量かなりありましたが、トレースは明確で分かりやすかったです。
登山口から山頂まで間違えそうな分岐はありませんので、踏み跡をしっかり
辿れば初めてでも問題ないと思います。

平坦と急勾配を何度か繰り返しますので、皆さんアイゼン使用しています。
雪は適度にしまって気持ちよく歩けました。

写真

2/19 7:27

女乃神茶屋向かいの登山口駐車場。雪だまりがあるので7時過ぎにはキャパいっぱいです

2/19 7:27

夜も明け準備を整えますが…

2/19 7:10

さ、寒い!!
最低で-20℃差した時もありました。

2/19 7:46

出だしは平坦です。
陽が差し込んでキレイ

2/19 7:53

意外に雪深かったです

2/19 8:50

何度かこのような急勾配あります

2/19 8:52

時期遅れのクリスマスツリー

2/19 8:53

標高2110m標識

2/19 9:33

「宇宙色」の空
天気は最高でした!

2/19 9:45

樹氷のトンネル

2/19 10:01

森林限界超えました

2/19 10:08

八ヶ岳も顔を出しました

2/19 10:08

青と白の世界!

2/19 10:11

頂上までもう一息

2/19 10:17

蓼科山頂上に到着

2/19 10:18

南八ヶ岳方面

2/19 10:18

南ア方面

2/19 10:18

浅間山ですかね

2/19 10:20

頂上部分は平らです

2/19 10:22

神様も寒そうです

2/19 10:23

違う星みたいですね〜

2/19 10:25

山座案内も白いリーゼント兄ちゃん風味に

2/19 10:26

麓に小さく車山のスキー場見えました

2/19 10:27

夏に歩いた八ヶ岳の稜線

2/19 10:39

蓼科山頂ヒュッテ

2/19 10:47

裏側のくぼみに隠れてお茶しました

2/19 10:40

ヒュッテ前の案内図も埋まってました

2/19 10:40

お見事でした!

2/19 11:03

名残り惜しいですが戻ります!

2/19 11:23

樹林帯に戻って昼食
山の景色がオカズの贅沢!

2/19 12:34

カワイイ△の木とふっかふかの雪。だ…ダイブしたい

2/19 13:27

帰りに寄った蓼科温泉共同浴場。良いお湯でしたよ〜

撮影機器：

NEX-5 SONY

感想

minz

週末に急きょ時間が取れたので、蓼科山に行ってきました。
久しぶりの雪山歩行になりますので、以前も一度行って
自分のレベルでも安心して登れる蓼科山へ。

■女乃神茶屋前駐車場より
人気で人出も多いので、駐車場考えて早目に…と思いましたが
案の定ちょっと出遅れました(笑)
7時頃に何とか到着した時は数台でしたが、ちょうどその頃から
皆さん立て続けに到着。スペースも多いとは言えないので
週末は早目が良いようです。
(帰りに見ましたが、数分下ったところにあるスペース+路肩にも
何台か停められていました)

ビーナスラインは除雪されていますが、一部凍結や圧雪路もあるので
夏タイヤではちょっと危ない感じでした。
道路は駐車場前まで道幅もあるので、狭い林道が苦手な方も大丈夫と思います。

当日はとにかく気温が低かったです。駐車場に着く時に車の温度計で
-17℃とな…空気がキーーーーンって感じ。
「冷蔵庫より寒いのか〜」と思いながら、出発準備をしているだけで
手がかじかみました(笑)

■駐車場〜樹林帯歩き
装備確認していざ出発です。
正しい登山口は少し下ったところですが、駐車場からもトレース付いています。
自分が前回来た時よりは雪多いなぁと思いました。
アイゼンは今回は12本爪を使用。最初は比較的平らな樹林帯歩きですが
数分で急勾配来ますので、そこでアイゼン装着されている方が多かったです。
坂道で大変そうでしたので、足慣らしも含めて駐車場からアイゼン使っても
良いと思います。(自分も今回は全てアイゼン歩行です)

登山道はしっかり踏まれていて、トレースも明確でした。
特に間違えそうな分岐もありませんので、見失わないようしていれば
始めての方でも、比較的安全に歩けると思います。

雪は気温のせいもあってか適度にしまっていて、アイゼン越しの感覚が
とっても気持ち良いです。森林限界まで平坦〜急登と3度ほど繰り返し
ますが、雪道はガシガシ直登できるので意外に高度稼げていいですよね!

■森林限界〜蓼科山山頂
そんなこんなで樹林帯を歩くうちに急に視界が開けて今日も目的地
蓼科山がドーンと見えてきます。ここでテンションUP!
ここまでくれば森林限界はもうすぐです。
標高2500m手前で一気に青い空お目見えでした。

出だしこそ気温低かったですが、陽が登ってから随分暖かくなって
きたようです。何より風が無く本当にラッキーでした。
森林限界突破してからも「アレ?」というほど無風…
さすがに山頂付近は風が通っていましたが、今まで冬に登った中では
一番穏やかで幸せでした。

山頂に近付くにつれ、登山道に大きな岩が出てきます。
前回はアイゼン×岩歩きでちょっと大変だった思い出ですが
今回は雪がかなり付いていたので、あまり意識しなくても良いレベルでした。
良かった良かった。

山頂に至る最後のところでトラバース道がありますが、今日は
風もなく雪も付いていたおかげで、最後までピッケル出番なしの
Wストックのみで通過。無事山頂に到着となりました。

山頂からの眺めは、好天に恵まれて最高です!
ちょっと平らになっていて広いので、ぐるっと回って
各方面の展望を満喫できました!
冬は空気が澄んでいるので本当に気持ち良いですよね!

山頂部分も大きな岩ゴロゴロとあるところに雪が載っていますので
踏みぬくと腰まで埋まりました…
朝いちトレースが全くなかったのでそこのプチラッセルが
今回一番疲れたかもしれません(笑)

風除けが無くあまり長居はできませんが、冬季閉鎖中の
山頂ヒュッテの裏で一服して生き返ります。
さすがに手足が冷えてきたので、名残り惜しいですが
お天気に感謝しながら下山するとしました。

■蓼科山山頂〜途中昼食〜駐車場へ
下山途中の樹林帯で持参したカップラーメンで昼食タイムです。
ちょっと下れば風も収まりますので、山の景色をオカズにいただきました。
お尻に敷く断熱シートがあるとこんな時間もとても快適です。

時間も早かったので下りでは雪の付いた周りの木々もじっくり見て
のんびり降りました。こういうのも良いですね。

無事下山後は、近くの「蓼科温泉共同浴場」へ。
ネットで下調べはしていましたが、古き良き銭湯風味デス。(￥400)
カランがお湯・水別なのは見ていましたが、そうだシャワーがない!
久しぶりに洗い方に工夫が要りました(笑)
でもお湯は良かったです。冷えた体がとても温まりました。
自分のような節約単独行の方にはお安くおすすめですよ。

今回は天候に恵まれて一日楽しめて本当に良かったです。