記録ID: 1704504
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
槍ヶ岳のつもりが奥丸山変態ラッセル
2019年01月13日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:44
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,335m
- 下り
- 33m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:51
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 8:45
距離 10.9km
登り 1,337m
下り 39m
三連休は好日。久し振りにデカい山に行きたいと、以前から考えていた槍ヶ岳日帰りを実行する事にした。
前日に無料駐車場に入り、浅く車中泊。夜12時半頃に出立。右又谷を歩くのは久し振り。白出沢まではほぼ記憶通りの距離感。それにしても、延々と雪の林道を夜中に歩くなんて尋常じゃない。夏ならば涼しいし人に会う事もあろうが、もう何度引き返そうかと思った事か。ましてや、白出沢からは無限に遠く、闇と雪に包まれ、孤独との戦いであった。遂に遠くで槍平のヘッドランプの明かりを見た時は、「私を導いてくれ!」と涙が流れた。
しかしながら、無情にもジオグラは飛騨乗越の到着予告を9時と告げた。帰りの時間を考えると、とても槍は遠い。「もうエネルギーも残ってはいまい。さぁ次はどう戦う?」。
小屋の中で一服して行動食。出発すると、ふと、奥丸山に上がるランプが見えた。実はサブプランに奥丸山を考えていたのだ。「戦いとは常に二手三手先を読んで行うものだ」。先行者のトレースを拝借。二人の先行者に追い付くと、先にトレースはなく、本来のルートとも違うようで、どうやらラッセルによるルートファイティングのようであった。私も加わり、三人によるラッセル隊となった。途中で朝日を迎え、ラッセルはヒートアップ、雪崩れそうな斜面もラッセルで切り抜け、いよいよ変態ラッセルと化した。後半は一名が撃沈、私と隊長で尾根を目指した。尾根に取り付くと、そりゃー絶景に囲まれた。残念ながら奥丸山ピークは遠く、ラッセルは終了。それでも清々しい疲れで、変態ラッセル隊長もご満悦。
小屋まで下り、軽く昼食。帰りも息の合った変態ラッセル隊で下山。一人孤独に喘いだ道は、こんなに美しい風景だったとは。新穂高に帰還して、変態ラッセル隊で温泉に入る予定だったのだが、打ち合わせが上手くなく、合流出来ず、結局、私は来る途中で見つけておいた登山者御用達と謳う温泉に寄った。
前日に無料駐車場に入り、浅く車中泊。夜12時半頃に出立。右又谷を歩くのは久し振り。白出沢まではほぼ記憶通りの距離感。それにしても、延々と雪の林道を夜中に歩くなんて尋常じゃない。夏ならば涼しいし人に会う事もあろうが、もう何度引き返そうかと思った事か。ましてや、白出沢からは無限に遠く、闇と雪に包まれ、孤独との戦いであった。遂に遠くで槍平のヘッドランプの明かりを見た時は、「私を導いてくれ!」と涙が流れた。
しかしながら、無情にもジオグラは飛騨乗越の到着予告を9時と告げた。帰りの時間を考えると、とても槍は遠い。「もうエネルギーも残ってはいまい。さぁ次はどう戦う?」。
小屋の中で一服して行動食。出発すると、ふと、奥丸山に上がるランプが見えた。実はサブプランに奥丸山を考えていたのだ。「戦いとは常に二手三手先を読んで行うものだ」。先行者のトレースを拝借。二人の先行者に追い付くと、先にトレースはなく、本来のルートとも違うようで、どうやらラッセルによるルートファイティングのようであった。私も加わり、三人によるラッセル隊となった。途中で朝日を迎え、ラッセルはヒートアップ、雪崩れそうな斜面もラッセルで切り抜け、いよいよ変態ラッセルと化した。後半は一名が撃沈、私と隊長で尾根を目指した。尾根に取り付くと、そりゃー絶景に囲まれた。残念ながら奥丸山ピークは遠く、ラッセルは終了。それでも清々しい疲れで、変態ラッセル隊長もご満悦。
小屋まで下り、軽く昼食。帰りも息の合った変態ラッセル隊で下山。一人孤独に喘いだ道は、こんなに美しい風景だったとは。新穂高に帰還して、変態ラッセル隊で温泉に入る予定だったのだが、打ち合わせが上手くなく、合流出来ず、結局、私は来る途中で見つけておいた登山者御用達と謳う温泉に寄った。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トレースははっきりしており、迷う事はない。槍平方面以外のトレースもあるので、分岐には注意。 白出沢より奥は踏み抜けも多く、ワカンかスノーシューが良い。トレース幅が狭くワカンが最適。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉はゴンドラ横にある「奥飛騨の湯」は混雑しており、無料駐車場から下った左手「ひがくの湯」が空いている。露天湯のみで700円。食事可。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
右又谷は冬の夜中にさ迷うものではない。精神を病んでしまう。
実は槍平でテントを撤収している女子がいた。二人で来る予定が流れ、一人で来たと言う。普通なら中止だろう。彼女も立派な変態だ。変態ラッセル隊の感想。こんな時期にこんな所に来るなんて、変態しかいない。
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masaさんこんにちは!変態ラッセル隊長ことたけちゃんです
ヤマレコでも見つけることができました〜
夏道で1時間30分のところ、4時間かけてもたどり着かなかった奥丸山は本当に厳しかったですね。。。それでも槍穂連峰のダイナミックな景色に救われたような気がします笑
下山後温泉でお話でもと思いましたがmasaさんを見つけることができず申し訳ありませんでした
3月にスケジュールを確保して北陸に行けそうでしたらぜひ荒島岳か経ヶ岳へ行きましょうね!!
有難うございます。是非、お待ちしてます。3月であれば経ヶ岳も入りやすくなってると思います。それまでには一度くらいは荒島岳に入ってると思います。3月は忙しくなりそうです。西穂、富士を予定してます。
では、再開を楽しみにしてます。
槍平の小屋で、テン泊してた者です。
奥丸山のラッセル本当に凄いです!!!
まさか、あの急登を行く方はいないと思っていました。
私なんて、槍のラッセルで悲鳴をあげていたのに、もっと訓練しなければという気持ちになりました。
これはこれは❗
コメント頂き、有難うございます。変態が変態を呼ぶとは❗
機会があれば、是非、福井の荒島岳に来て下さい。そろそろ良さげな雪になってきました。変態ラッセル隊長と変態ゴッコしましょう。
荒島岳はそろそろ行きたいなと思っていたところです('ω')ノ
是非おねがしまーす!(笑)
掛かってこい❗(笑)
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