宮島 岩船岳 見事に偽ピークに騙される
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- GPS
- 09:30
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,238m
- 下り
- 1,245m
コースタイム
天候 | 晴れ時々くもり&雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
船
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤いテープ、白い布などを目印にすすめば、それ程難しい所はありませんが、所々、要所では地図で確認する事は怠ってはいけません。ただ、羊歯、また、羊歯のヤブコギは覚悟して下さいね・・・ |
写真
先ほど、ニセピークと教えて頂いた10名あまり?のパーティーの皆様に、お礼代わりの集合写真を撮影させて頂きました。どちらの?何の集まりなのか聞くのを忘れておりました・・・
感想
事情が有って、毎日、仕事、仕事、休みも仕事、仕事、正月はちょっと一泊二日でスキー、その後、またまた仕事、仕事、また仕事で、ちょっと参っています・・・
で、久しぶりの土日休み。
土曜日は天気もイマイチなので、40年くらい前の映画、ちなみに30年あまり前に、母校だったか?となりの大学だったか?記憶が薄れているが、学園祭で見た様な気がする、いちご白書を、広島市内鷹野橋のサロンシネマへ、デジタルニュープリント版?でリバイバル初日鑑賞です・・・
日曜は、そこそこの良い天気の様なので、久しぶりに山歩き、出来れば縦走、プチ ロングトレイルがしてみたいな〜っと、思っておりました。
朝、5時に目が覚めたけれども、ごろごろしようか、山へ行こうかまだ迷って居りましたので、準備に時間が掛かり、しかも、朝7時台のフェリーは結構、不毛と云うか、若干、理不尽ですな・・・便が歯抜けでありません・・・お陰で、宮島口の待合室で、海賊おむすび(おにぎり?)を、ある意味のんびり食する事が出来ました。
そして。結局、8時宮島港スタートです。
宮島に来れば、当然、弥山に登らないと行けないので、四之宮コースで頂上へ、売店の缶ビールを目指して登ったのに、締まっておりました。展望台の床は、こてこてに凍って居ました・・・
一目散に三女神に挨拶のため下ります。途中、若いお坊さんと鉢合わせしましたが、道を空けて頂きました・・・すみません
御山神社〜仁王門〜奥の院、そして、502ピークです。502ピークでは、いきなり右下へ急坂を下ります。何となく、斜め左上のルートへ行きたくなりますが駄目です・・・
どんどん下ると、多々良から来た道と合流、ここで、多々良側から来たパーティーに道を空けてもらいましたので、ちょっと追い越させて頂きました・・・
その先が、羊歯のヤブコギ、片斜面でほんの少しヤバイ箇所も若干ありますので、少し慎重にね・・・
陶晴賢の碑、往復20分程度らしいです〜海軍省の石碑などもありますが、どんどん行くと八畳岩と云うらしい、広い岩があり、本日2度目の休憩、クッキーとペットボトルお茶です・・・
なかなか岩舟岳に近づけませんでしたが、なんとか登って、登って、また登って、やっとそれらしい船の様な岩と、ツイン倒木のあるピークに到着、ちょうど良い岩の上で、ガスバーナーを出し、宮島口の7〜11で買ったお弁当と、住まいの近くのイオンで買ったカップ麺、足りなければ、広島には無くてはならない、日本酒の吟醸酒などのための米の精米技術を確立した、あのサタケの、湯を注いで出来る、カルボナーラに、ちらし寿司、おこわ、五目ごはんと、今後のためも考えて微妙な品揃えで準備しております。
もちろん、デザートのお供に、キーコーヒの一杯抽出型コーヒーも付けております・・・
と、そこへさっきの合流地点で出会ったパーティーの方が、ここは頂上ではなく、ピークが3つあり、一番奥が本当の頂上である事を教えて呉れました・・・
確かに、地図を良く見るとその通りですね・・・
とりあえず、昼食と食後のコーヒーをそこそこ楽しんでから、本物のピークへ向かいました。
頂上は、テント場の様に平らな、何の展望もない平凡な感じの所でしたが、その先はとても良い展望が開けておりました。ただ、出だしは、とても良い青空が広がって居たのに、ここに来て、なぜか雪が舞ったりして、展望もシブい感じです・・・
そのあと、岐路に着きましたが、青海苔乗越の分岐で、左に下って、多々良方面経由で帰る事にしました。
結構な急坂の後は、羊歯のヤブコギの連続です。調子に乗って飛ばすと、羊歯の下に、岩、木、窪み、ぬかるみ等があり、調子に乗り過ぎない事が必要かも知れません・・・
聞いてはおりましたが、羊歯のヤブコギの連続に、若干、心が折れそうになりながら(大げさ?)何とか、御床ヶ浦と多々良分岐から、多々良方面へ登り返し、やっと海岸が見える所まで来ました。その直前には、羊歯がまさにトンネルとなっているところもあります。ぬかるみには、土嚢が入れてあり、先程の分岐を表示してくれていた、福山山の会の方々と併せて、感謝、感激です。
牡蠣の棚?見慣れた物とは異なるものが、干潟に出現しておりました。それらや、対岸の山々など見回しながら、きれいな砂浜を気持ち良く歩いておりました。気持ちは良いのですが、砂に足を取られて案外、疲れます。
視界に見えている先の岩場には海面が迫って来ており、通過出来そうに無いので、本来の道を探して安全確保です。砂浜には猪の足跡と、猪そのものも居りました。尤も、広大の植物実験場の建物付近の道から、1mも入ったすぐのところにも猪が・・・六甲山のうりぼう連れの一群以来かも・・・目が合いましたが、知らない振りで通り過ぎます。
そう云えば、岩舟岳から急坂を下っている林間では、鳥でも、鹿でも、猪でもない、そう、木の上で、騒ぎながら移動して行く輩と云えば、猿しかいないのですが・・・
全頭捕獲した様に聞いたと思って居たのですが・・・気のせい?夢か?
うろうろと歩いていると、先の大戦ではなく、もっと前の日露戦争のために作られたと云う、室浜砲台の跡を過ぎてしばらく歩くと、アスファルト道となり、本日のトレイルもいよいよ終盤を迎えます。
水族館の前のオブジェが妙に気に?なったのでちょっと撮影。ここからは、いつ来ても右側(行きも帰りも山側)の道しか通った事が無かったのですが、左に行って初めて発見しました。
清盛神社はこんな所に有ったのか・・・
とりあえず、帰って来ました。あらためて、やっぱり地図で良く確認する事が必要ですな。ナビやGPSでも、地形、現在地の確認は基本かもね。
今回の歩きは、山レコ地図では20kmほどでしたが、携帯のGPSデータでは、歩行距離合計24.26km 歩数は41045歩 消費エネルギーは1099kcalでした。疲れながらも、結構満足?充実感のあるトレイルでした・・・
明日も仕事だね・・・
素晴らしい記録ですね。私も今年初めて岩船に行ったのですが、それに比べてYASUBEI さんの記録に感服いたしました。私は多々良林道青海苔浦入口まで、タクシーでズルしました
宮島はよく行くのですが、岩船は知らなかった宮島を発見できてまた行ってみたいです。
猿はまだ残党が居るのですか?でも、人間の都合で勝手に駆除されモンキーセンターに送られ可哀そうだなって思います。少し嬉しかったです。何とか共生できればと思っています。鹿もめっきり減りましたよね。
今後とも、よろしくお願いします。
お褒め頂き、恐縮しております〜!
単身赴任の身で気ままな上、もともとわがままな人間なので、広島では、大抵、思い立った時に、一人で登っております。
こちらでは、公共機関か、自転車、そして徒歩しか頭に無かったので、宮島でタクシーを使うと云う発想が、逆に新鮮ですね。
岩船方面は、私には、ワンダーランドでした。猿はいます。野生?なだけに、猿の姿そのものは、見えなかったのですが、鳥だと、キーッキーッ!とか鳴いた後、羽音と共に空へと遠ざかって行きます。鹿だと、地面の方で音がします。しかし、今回私が出会った様に、木の枝をゆすりながら、群れで移動して行くのは、やはり、猿しかいないと思いましたね。
難しい話かも知れませんが、私も常々自然と人間がうまく共生出来る事を願っております。
こちらこそ、今後とも、よろしくお願いします。
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