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Yamareco

記録ID: 1705863
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖

荘厳な鐘の音響く法華経の聖地「七面山」(日本二百名山)[表参道ルート]

2019年01月14日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:27
距離
12.5km
登り
1,616m
下り
1,606m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:49
休憩
0:34
合計
5:23
6:42
4
駐車場
6:52
6:52
28
7:20
7:22
20
7:42
7:42
32
8:14
8:17
36
8:53
9:02
36
9:50
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4
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25
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11:21
15
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20
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11:58
3
12:01
12:01
4
12:05
駐車場
(標準CTは、他の山に比べ10%程度ゆったりな印象有り)
天候 快晴♬
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●表参道登山口から少し離れた大駐車場を利用
・登山口前10台ほど駐車が可能だが、登山口から約300m下方に大駐車場あり
・大駐車場のスペースは100台以上可能
・登山口隣接場所に公衆トイレ有り
コース状況/
危険箇所等
★登山道整備度:4〜5(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度 :3.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度 :1(難5・4・3・2・1易)鎖場等の頻度や時間等
★登山道の眺望:1〜3(良5・4・3・2・1悪)
★山頂の眺望 :1〜2(良5・4・3・2・1悪)


●すれ違った登山者の数:3人


◆登山道の状況
・表参道ルートは、全区間のうち約3/4が参道歩きとなるため、道幅も広く整備されているので歩きやすい。
・御来光遥拝所から山頂までの区間は、一般的な登山道に変わるが、全体的に歩きやすい登山道が続く。
・全区間で危険性のある箇所はないので、技術レベルは低い山だが、山頂付近の登山道は、大崩れの滑落崖に隣接しているため要注意(危険性のある箇所はロープが設置されているので侵入しないこと)。
・本日の積雪量は、山頂付近でも1〜2cmほどしかなかったので、本格アイゼン等は必要なかった。しかし、積雪の状態によっては、簡易アイゼン程度は準備したほうが良いかも。
・七面山の山頂は、三角点や標識等が設置されているが、最高標高地点(1989m)は、三角点から南西方向に約200m進んだピークとなっている。薄い踏み跡はあるものの、全く整備されていないので、立ち寄る場合は、道迷いや倒木等に十分な注意が必要。
登拝口から300mほど手前の大駐車場に車を駐車し車道を歩く。
2019年01月14日 06:45撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 6:45
登拝口から300mほど手前の大駐車場に車を駐車し車道を歩く。
登山口(登拝口)にある標識で表参道を確認。
2019年01月14日 06:48撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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登山口(登拝口)にある標識で表参道を確認。
では、登山口(登拝口)から出発!
2019年01月14日 06:48撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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では、登山口(登拝口)から出発!
登山口から5分ほど参道を歩くと神力坊(2丁)に到着。
2019年01月14日 06:52撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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登山口から5分ほど参道を歩くと神力坊(2丁)に到着。
杉巨木の並木道の参道を歩く。
2019年01月14日 06:58撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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杉巨木の並木道の参道を歩く。
表参道は、石柱が設置されている。
後で分かったが、登山口が1丁目で、敬慎院が50丁目となる。
2019年01月14日 07:04撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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表参道は、石柱が設置されている。
後で分かったが、登山口が1丁目で、敬慎院が50丁目となる。
肝心坊(13丁目)を通過。
2019年01月14日 07:20撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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肝心坊(13丁目)を通過。
ひたすら樹林帯の参道を進む。
2019年01月14日 07:32撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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ひたすら樹林帯の参道を進む。
18丁目を通過すると木々の隙間から富士山が見え隠れするようになってきた。
2019年01月14日 07:37撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1/14 7:37
18丁目を通過すると木々の隙間から富士山が見え隠れするようになってきた。
中適坊(23丁目)を通過。
2019年01月14日 07:42撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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中適坊(23丁目)を通過。
ひと気がない静かなt登山道をどんどん進む。
2019年01月14日 07:57撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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ひと気がない静かなt登山道をどんどん進む。
標高1250mまで登ると、南アルプスの北岳、間ノ岳、農鳥岳の白い稜線が見えた。
2019年01月14日 08:00撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 8:00
標高1250mまで登ると、南アルプスの北岳、間ノ岳、農鳥岳の白い稜線が見えた。
北西方向には甲府市街も見えるね〜
2019年01月14日 08:01撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 8:01
北西方向には甲府市街も見えるね〜
晴雲坊(36丁目)を通過。
標高1400mあたりから日影箇所で積雪が1〜2cmほどみられる。
2019年01月14日 08:17撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1/14 8:17
晴雲坊(36丁目)を通過。
標高1400mあたりから日影箇所で積雪が1〜2cmほどみられる。
41〜41丁目の間で、台風による倒木があり、参道が迂回されていた。
2019年01月14日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1/14 8:30
41〜41丁目の間で、台風による倒木があり、参道が迂回されていた。
標高が上がると広葉樹の林に変わり、青空が大きく見えるようになってきた。
2019年01月14日 08:37撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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標高が上がると広葉樹の林に変わり、青空が大きく見えるようになってきた。
お〜、ようやく46丁目まで進み、和光門に到着。
2019年01月14日 08:44撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1/14 8:44
お〜、ようやく46丁目まで進み、和光門に到着。
和光門をくぐり参道を進むと、
2019年01月14日 08:46撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1/14 8:46
和光門をくぐり参道を進むと、
鐘楼に到着。
この鐘は、登詣した人は自由に打つことができる。
鐘を打たせていただくと、なかなか荘厳な響きが山に広がり、癖になるような良い音色だった。
2019年01月14日 08:49撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 8:49
鐘楼に到着。
この鐘は、登詣した人は自由に打つことができる。
鐘を打たせていただくと、なかなか荘厳な響きが山に広がり、癖になるような良い音色だった。
更に少し進むと、49丁目の隋身門前の御来光遥拝所に到着。
2019年01月14日 08:51撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 8:51
更に少し進むと、49丁目の隋身門前の御来光遥拝所に到着。
御来光遥拝所から富士山を眺める。
2019年01月14日 08:51撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 8:51
御来光遥拝所から富士山を眺める。
ここから山頂までのルートを外れ、50丁目の敬慎院に立ち寄るため、隋身門をくぐり石段を下る。
2019年01月14日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1/14 8:52
ここから山頂までのルートを外れ、50丁目の敬慎院に立ち寄るため、隋身門をくぐり石段を下る。
敬慎院に到着し、安全登山を願い参拝する。
2019年01月14日 08:54撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 8:54
敬慎院に到着し、安全登山を願い参拝する。
最後の50丁目の石標。
2019年01月14日 08:54撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1/14 8:54
最後の50丁目の石標。
敬慎院の北側には、一ノ池がある。
冬期は結氷してしまうが、不思議な波紋が広がることがあるらしい。
2019年01月14日 09:00撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1/14 9:00
敬慎院の北側には、一ノ池がある。
冬期は結氷してしまうが、不思議な波紋が広がることがあるらしい。
では、山頂を目指すため、隋身門に戻る。
隋身門や敬慎院は、正面に富士山がくるように建立されている。
神秘的な不思議な絵になるね〜
2019年01月14日 09:03撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 9:03
では、山頂を目指すため、隋身門に戻る。
隋身門や敬慎院は、正面に富士山がくるように建立されている。
神秘的な不思議な絵になるね〜
49丁目の御来光遥拝所から参道を外れ、山頂まで登山道を進む。
2019年01月14日 09:04撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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49丁目の御来光遥拝所から参道を外れ、山頂まで登山道を進む。
最後は、正面に見える山頂まで、標高差250mを登っていこう。
2019年01月14日 09:05撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 9:05
最後は、正面に見える山頂まで、標高差250mを登っていこう。
美しいカラマツ林を進むと、
2019年01月14日 09:09撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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美しいカラマツ林を進むと、
大崩れの北側に到着。
大崩れの規模はすさまじく広大で、かなり風化が激しく滑落崖が拡大しているように見える。
2019年01月14日 09:15撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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大崩れの北側に到着。
大崩れの規模はすさまじく広大で、かなり風化が激しく滑落崖が拡大しているように見える。
大崩れの北側の縁を登っていく。
2019年01月14日 09:22撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1/14 9:22
大崩れの北側の縁を登っていく。
大崩れの滑落崖西側に回り込み、シラビソの森を進み山頂に向かう。
2019年01月14日 09:31撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1/14 9:31
大崩れの滑落崖西側に回り込み、シラビソの森を進み山頂に向かう。
三角点のある七面山の山頂に到着。
2019年01月14日 09:43撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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三角点のある七面山の山頂に到着。
三角点にタッチ!
2019年01月14日 09:39撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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三角点にタッチ!
可愛い雪ダルマは誰が作ったのかな?
2019年01月14日 09:46撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 9:46
可愛い雪ダルマは誰が作ったのかな?
山頂は樹林帯に覆われ、眺望は無い。
一応、道程版が設置されていたので、微かに見える富士山方向を雪に記して遊ぶ。
2019年01月14日 09:40撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 9:40
山頂は樹林帯に覆われ、眺望は無い。
一応、道程版が設置されていたので、微かに見える富士山方向を雪に記して遊ぶ。
ただし、大崩れの滑落崖によると、富士山を眺めることができる。
危険性のある箇所はロープが設置されているので、安全な箇所から眺めてみよう。
2019年01月14日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 10:01
ただし、大崩れの滑落崖によると、富士山を眺めることができる。
危険性のある箇所はロープが設置されているので、安全な箇所から眺めてみよう。
今年は、富士山も雪が少なく、山頂付近も地肌が見えている。
2019年01月14日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 10:01
今年は、富士山も雪が少なく、山頂付近も地肌が見えている。
三角点のピークは実は標高1982m。
1989m地点は、三角点から南西方向に約200m離れたピークだ。
整備されていないが、一応、立ち寄ってみた。
2019年01月14日 09:52撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1/14 9:52
三角点のピークは実は標高1982m。
1989m地点は、三角点から南西方向に約200m離れたピークだ。
整備されていないが、一応、立ち寄ってみた。
1989mピークの空はこんな感じ。
2019年01月14日 09:52撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1/14 9:52
1989mピークの空はこんな感じ。
では、下山しよう!
木々の隙間から駿河湾を眺めることもできた。
2019年01月14日 10:05撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 10:05
では、下山しよう!
木々の隙間から駿河湾を眺めることもできた。
下山は、再び表参道をひたすら戻る。
途中、中適坊(23丁目)で休憩。
2019年01月14日 11:21撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 11:21
下山は、再び表参道をひたすら戻る。
途中、中適坊(23丁目)で休憩。
長い下山道を歩き、ようやく、1丁目の登山口へ。
2019年01月14日 12:00撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
1/14 12:00
長い下山道を歩き、ようやく、1丁目の登山口へ。
登山口から車道を少し歩き駐車場に到着。
お疲れさまでした!
2019年01月14日 12:06撮影 by  Canon PowerShot G3 X, Canon
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1/14 12:06
登山口から車道を少し歩き駐車場に到着。
お疲れさまでした!
撮影機器:

感想

この3連休は、天候が概ね良さそうなので、久しぶりに深雪ラッセルでもしようかと思っていましたが、今年は未だに小雪模様??
結局、この週末も未踏の二百名山巡りになってしまいました。
今回は、富士山周辺の山々から選定し、初日は、御正体山と金時山、2日目は七面山に登ります。

初日の2座に引き続き、2日目は日本二百名山の七面山に登りました。
七面山の表参道ルートは、登山というよりハイキング的なイメージが強いルートですが、登拝口から山頂までは、標高差が1500mほどあるため、ペース配分に留意して歩きましょう。
本日は、参道に設置されている石標を数えながら(登拝口:1丁、敬慎院:50丁)、ひと気のない参道を黙々と歩きました。
終始、杉並木をはじめ樹林帯歩きとなるため、眺望がイマイチな区間が多く修業的な長い道のりですが、時折、目に飛び込んでくる富士山が、疲れと苦悩(笑)を吹き飛ばしてくれます。
古き歴史を感じる法華経の聖地は、冬期間のためか物静かで凛とした空気感が漂っていました。
鐘楼の鐘を突かせていただくと、荘厳な鐘の音が山々に響きわたり、登拝(登詣)の言葉通り、身が引き締まる山行だったと思います。


<初日の御正体山に戻る>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1705492.html
<初日の金時山に戻る>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1705512.html

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ハイキング 関東 [2日]
七面山表参道(宿坊敬慎院泊)往復
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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