(島根)花を眺めつつ、残暑の三瓶山
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- GPS
- 04:10
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 758m
- 下り
- 757m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況は良好で特に問題なし。 東の原登山口より登山リフトがあり、女三瓶山まではリフト使用の観光客多し。 |
写真
感想
【山行No 335】
※ 四国から中国地方は近いのだが、あまり登りたいと思うような山がなく、登った山は少ない。
その中で、標高は低いが、島根の三瓶山はわりと名が知れた山なので、
山陰へのドライブ観光を兼ねて、三瓶山に行ってみることにした。
9月17日(土)
・新居浜の自宅より車で出発。
今治からしまなみ海道を通り、尾道に出、さらに広島から奥に進む。
・今日は三段峡の観光とする。
たいして期待はしていなかったが、まずまず深い自然林の森だった。
渓谷もそれほど深い谷ではないが、
沢沿いに栃ノ木やサワグルミの大きな樹が多いのは良かった。
・三段峡の入口付近に、深入山という小山の登山口があった。
聞いたこともない山だが、軽く、空身で往復してみた。
往復で1時間半ほどの山。標高は1153mと標識に書いてある。
山頂から見渡すと、どこまでも低い山が延々と続き、隆起準平原の山地らしい風景だ。
あまり目立つ山もなく、登高欲の湧かない山地だなぁ..
・そのまま、浜田道を通り、山陰の浜田市に出て、ビジネスホテル泊。
街中は人通りも少なく、山陰らしいひなびた雰囲気の街だ。
9月18日(日)
・今日は三瓶山を登る日。朝早く浜田を出て、国道9号線を東に向かう。
8:50-9:00 三瓶山 東の原登山口(標高=530m、気温=27℃)
・三瓶山は、ガイドブックによると、いくつも登山口があるようだが、
解りやすい東側から登ることにした。
ここはスキー場になっているようで、今は草原になっている。
山のハイキング用にスキーのリフトも動いていたが、低い山なので、歩いて登ることにする。
・青空が広がり、真夏のような雰囲気の中、スキー場脇の登山道を登ってゆく。
緑の森で、秋というより夏の森を散策しているような感じ。
花は、フウロソウ、ヤマハッカ、ゲンノショウコ(?)など、以外とたくさん咲いている。
10:00-10 女三瓶山山頂(標高=953m)
・山頂部は、TV用なのか?アンテナが林立しており、あまりいい雰囲気ではない。
リフトを使って登ってきた観光客も多く、落ち着かない。
だたし、展望は標高1000m以下の山とは思えないほど良くて、
主峰の男三瓶山がま近かに見えるし、山腹の風景も広々としている。
・ここから男三瓶山への縦走路へと向かう。
この道も以外なほど花が多く、フウロソウ、ヤマハッカ、ホソバヤマハハコ、
アキノキリンソウ、ママコナ、ツユクサ、ヨメナ、ツリガネニンジン、
ウツボグサ、イヌタデなど、夏の花と秋の花が同居して、なかなかに良い感じの花の道だ。
縦走路は少しアップダウンはあるが、風が涼しく、のんびりと歩ける。
11:00-20 男三瓶山(標高=1126m、気温=23℃)
・山頂部は広い草原状になっていた。ススキの合間に、フウロソウ、
カワラナデシコ、ノアザミ、マツムシソウなど咲いている。
だんだんと夏雲が湧いてきて、視界が悪くなってきた。おにぎりで軽く昼食。
・ここから南へと下る。一気にコルまで400mの下り。
11:40 子三瓶のコル(標高=800m)
・子三瓶も登る予定だったが、曇ってきて天気が下り坂のようなので、
やめにして、ここから火口原に降りる。
12:00-10 室の内池(むろのうちいけ)
・火口原にある小さな池。なんだか水はどろんとして、風もなくやけに静かだ。
・火口原は思ったほど花はなかったが、所どころ、キバナアキギリ、
フシグロセンノウ(オレンジの鮮やかな花)が咲いていた。
12:40 火口壁(リフト駅)
・再び火口壁に戻り、来た道を歩いて下山する。
13:10 東の原登山口
・半日で終わる簡単な山で、あまり山歩きの充実感はなかったが、
予想外に花の種類が多かったのは良かった。結局、見ることのできた花は、19種類。
・午後は時間が余ったので、石見銀山の観光をして過ごした。
国道9号をさらに東に移動し、出雲市にて宿泊。
9月19日(月)
・予定では、三百名山になっている広島県東部の「道後山」というのに登る予定にしていたが、
朝起きると、天気予報は曇りのち雨となっている。
・あまり行く気が湧いてこないので、観光の一日とする。
久々に出雲大社に参り、そのあと、一畑薬師にもお参り。
そのあとは高速道で岡山を経由し、瀬戸大橋を通って、夕方に自宅着。
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