小鋸山から裏鋸郡界尾根をたどって嵯峨山へ

2019年01月29日(火) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 11.5km
• 登り: 791m
• 下り: 752m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:48
• 合計: 6:18

8:32 浜金谷駅
9:50 9:53 鋸山東の肩
10:18 10:24 鋸山林道口
11:08 11:26 小鋸山
11:33 白狐峠
13:06 小保田峠
13:20 スイセンピーク
13:33 13:54 嵯峨山
14:06 スイセンピーク
14:17 小保田峠
14:50 小保田バス停

天候

快晴（風強し）

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

コース状況／危険箇所等

・裏鋸郡界尾根には赤テープなどが豊富にあるので迷う恐れは少ないものの、地図とコンパスは必携です。できればGPSもあった方が安心です。
・林道口から郡界尾根に取付く部分で少し迷いました。
・小鋸山周辺は尾根が痩せていて危険な個所が続きます。要所にはロープが張られていますが、慎重に行動する区間です。

その他周辺情報

登山後は、ばんや（http://www.banya-grp.jp/restaurant/）
で下山祝いをやってから保田駅に向かいました。
小保田バス停からばんやまでタクシー利用（￥2,040）

写真

1/29 8:40

浜金谷駅を8:32に出発し、駅前から鋸山に向かって歩き出します。

1/29 8:45

内房線の鉄橋をくぐります。

1/29 8:46

車力道方面を右に分けて直進しました。

1/29 8:46

今回は安兵衛井戸沢コースを詰めて鋸山東の肩に向かう予定です。初めてのコースにワクワクします。

1/29 8:49

高速の館山道をくぐります。

1/29 8:54

だんだん沢沿いのくらーい雰囲気が出てきたぞ。

1/29 9:04

密生する落葉樹の下を沢沿いに登り詰めますよ。

1/29 9:22

裏鋸郡界尾根の標識を発見

1/29 9:22

やがて、不思議な石のトンネルの入り口に到着。

1/29 9:23

中は真っ暗なので、スマホの懐中電灯機能でこわごわ進みます。

1/29 9:24

お、出口だ。
ここに限らず、鋸山周辺は面白い道がだくさんあります。

1/29 9:26

沢コースで通過危険の注意書きがあった地点。
斜面が崩れて、登山道が持っていかれてました。
かろうじて細い足場が切ってあるので慎重に通過。

1/29 9:38

こんな感じの踏み跡が東の肩まで続いています。

1/29 9:56

無事に東の肩に到着。ここから林道口までは整備された登山道が続きます。

1/29 10:04

こんな感じの痩せた尾根歩きです。

1/29 10:08

はるか向こうにはゴールの嵯峨山らしきピークが聳えていました。結構遠いなあ。

1/29 10:11

でも房総の低山にあってはなかなか立派な感じです。

1/29 10:13

目を南に転じると、御殿山や伊予ヶ岳などの房総低名山がそろい踏み。

1/29 10:14

東京湾には浮島が文字通り浮かんでいました。

1/29 10:25

何だかんだで林道口に到着。ここからが郡界尾根の核心部です。いきなり取付きで迷ってしまいました。

1/29 10:39

郡界尾根は岩々したヤセ尾根が続きますよ。

1/29 10:42

画像では高度感がうまく表現できないけど、結構切り立った場所を通過します。

1/29 10:43

眼下はすっぱりと切れおちていました。

1/29 10:56

あれ、道が切れてる！

1/29 10:56

どうやら昔の作業道を名残りですかね。尾根を切通して採石の作業道を通したみたいです。

1/29 11:01

小鋸山が近づくと、こんな感じのアブナイ箇所がたくさん出てきました。

1/29 11:14

灌木のために高度感が出ていませんが、このあたりの通過には緊張しました。

1/29 11:15

小鋸山直下にあった白狐峠への標識。ここから下ります。

1/29 11:16

小鋸山は露岩のピークになっていて展望広大です。

1/29 11:16

振り返れば鋸山が立派に見えました。画面真ん中のくぼんだ所から富士山が見える筈なんだけど今日は霞んでいました。

1/29 11:27

小鋸山の下りも気を抜けません。

1/29 11:34

ようやく安全地帯に下り立ちました。ここはかつての採石場かな？

1/29 11:36

でっかいボルダーがあったのでクライミングの真似事に興じます。（登れるわけない！）

1/29 11:37

通過してきた小鋸山を振り返ったところ。

1/29 11:41

おだやかな雰囲気の白狐峠

1/29 11:41

小鋸山（左）と外傾したボルダー（右）

1/29 12:09

いやー、日本離れした風景が広がっていました。

1/29 12:11

ホントに不思議な景色の中を歩きます。

1/29 12:31

お、嵯峨山がだんだん近づいてきたぞ。

1/29 12:55

いきなり真逆に向かう標識。

1/29 13:01

送電線の鉄塔を通過。もう少しで小保田峠です。

1/29 13:39

小保田峠を通過して大きく登り返すと待望の嵯峨山山頂に到着！残念ながら展望はありません。

1/29 14:23

再び小保田峠に戻って、小保田バス停に向かいました。
裏鋸郡界尾根は画面の正面盛り上がっている踏み跡です。（標識はありません。）

1/29 14:37

麓に下りてくると水仙の甘い香りが広がっていました。花の見頃は終わっていましたが名残りの水仙たちのお出迎えです。

1/29 14:37

梅も綻びだしてます。

1/29 14:37

名残りの水仙。

1/29 14:39

菜の花の向こうがスイセンピーク方面の山並み

1/29 15:00

無事に小保田バス停に到着。

1/29 15:00

次のバスまで1時間以上あるのでタクシーを呼びました。

1/29 17:14

ばんやで一杯やった後、外に出てみれば夕焼け空の先に天城連山が・・。

1/29 17:19

富士山もうっすらと姿を見せてくれました。

撮影機器：

EX-ZR800 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

装備

個人装備

中間着 長袖インナー ネックウォーマー ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 防寒帽 靴 ザック ストック 行動食 非常食 飲料（水1.0リットル） テルモス（0.5リットル） 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 スマホ 時計 タオル ツェルト カメラ

感想

gorozo

裏鋸の郡界尾根を初めて歩きましたが、なかなか手ごわいルートといった印象です。
特に小鋸山周辺はヤセ尾根が続いていて緊張させられました。
危ない箇所にはロープがフィックスされていますが、行かれる方は慎重に行動されることをお勧めします。
今回は久しぶりに地形図とコンパスが活躍しました。
GPSで現在位置を把握して、地形図とコンパスで進む方向を定めるという作業の重要性を再認識したハイキングでした。