六ッ石山→鷹ノ巣山(奥多摩第4弾。石尾根は雪たっぷりでした。)
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- GPS
- 08:13
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,569m
- 下り
- 1,474m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 8:11
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
土日は、増便バスが運行されるみたいです。 奥09〜奥12、奥14、奥15系統で、水根で下車します。 ↓時刻表 http://transfer.navitime.biz/bus-navi/pc/diagram/BusDiagram?orvCode=00042103&course=0000430502&stopNo=1 <西東京バス 東日原> 土日、バスはここ止まりです。 ↓時刻表 http://transfer.navitime.biz/bus-navi/pc/diagram/BusDiagram?orvCode=00042550&course=0000430701&stopNo=1 <奥多摩駅> 東京方面に帰る場合、土曜、休日のみ運行する「ホリデー快速おくたま」が便利です。 本駅から東京駅まで直通です。 15:27、16:18、16:54の3本あります。 ↓時刻表 https://www.jreast-timetable.jp/1902/timetable/tt0368/0368011.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
<水根集落〜トオノクボ> 最初からかなりの急登です。 九十九折りから直登するような登山道に変化し、登りきればトオノクボに到着します。 産土神社から先、紛らわしいピンクテープがたくさんあるので、惑わされないように注意です。 <トオノクボ〜六ッ石山山頂> 積雪量は30〜40cmくらいですが、はっきりとしたトレースがあり、通行に問題はありませんが、六ッ石山山頂手前の急登は滑りやすいです。 雪質がふかふかなので、アイゼンを付けても効きにくいかもしれません。 <六ッ石山山頂〜鷹ノ巣山山頂> 六ッ石山分岐からしばらくはトラバース道になっています。積雪があり、道幅も狭いので、滑らないように注意が必要です。 そこさえ過ぎてしまえば、(雪は結構ありますが)以降は概ね歩きやすかったです。 トレースもはっきりと付いていました。 <鷹ノ巣山山頂〜稲村岩分岐> かなりの急坂をひたすら九十九折りに下ります。 2.5kmほどで、標高を850m以上も下げることから、勾配の度合いがわかるかと思います。 <稲村岩分岐〜東日原BS> しばらくトラバース道が続いた後、九十九折りの急坂に変化します。 急坂を下りきると、稲村岩に沿って緩やかに下る登山道となり、巳の戸橋を渡って少し登ると車道に出ます。 |
その他周辺情報 | <奥多摩温泉 もえぎの湯> 内湯、露天風呂が一つずつの小さな温泉です。 ・入浴料金は、2時間まで780円(JAF割で100円引)です。以降は1時間毎に200円の超過料金がかかります。 ・奥多摩駅から徒歩15分です。 ・外には足湯もあります。(足湯のみの場合は、100円で浸かれます。) ・営業時間、最終受付時間は以下のとおりです。(営業時間 / 最終受付時間) 4月〜6月 9:30〜20:00 / 19:00 7月〜9月 9:30〜21:30 / 20:30 10月〜11月 9:30〜20:00 / 19:00 12月〜3月 9:30〜19:00 / 18:00 URL: http://www.okutamas.co.jp/moegi/ |
写真
もう少し探せば左の南アルプスが見える場所があった(※)みたいですが、先を急ぎます。
(※)山友のfgacktyさんレコでは、山頂から見た白峰三山、甲斐駒、仙丈ヶ岳の写真が載っていたので。
装備
MYアイテム |
![]() 重量:9.35kg
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個人装備 |
ハードシェル
フリース
長袖インナー
ズボン
ゲイター
厚手靴下
雨具
毛帽子
靴
手袋
トレッキングポール
ザック
ジェットボイル
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
カメラ
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感想
今日も奥多摩にやってきました。
3週連続、回数でいくと4回連続になります。
今回の計画は、水根BSから六ッ石山に登り、石尾根を伝って鷹ノ巣山へ、その後七ッ石山に向かい、鴨沢BSに下りるというものでした。
・・・が、そんなルートは到底無理だということが途中で分かり、鷹ノ巣山まで行って、稲村岩尾根で下るルートに変更しました。
水根BSで下車したのは、自分を含めて3人。
バス停がある歩道上は凍結していたため、運転手さんは歩道から少し距離を開けて停車し、車道に下りるようにアナウンスしてくださいました。
準備をして9時前に山行開始。
しばらく車道を歩きました。
山の斜面に見える木は霧氷みたく白くなっていましたが、実際には霧氷ではなく、今週降った雪が枝にまだ積もっているみたいでした。
坂道を登っていくと、途中にある消防水利がまるで奥多摩湖の展望台のようなっていて、なかなかの眺めが楽しめました。
やがて、水根集落の中にある登山口の到着。
民家の横を縫うように登っていきますが、最初からかなりの急登です。
登山道に変わった後も、途中のトオノクボまでひたすら急な登りが続きました。
後から調べて分かったのですが、この水根集落〜トオノクボまでの登りは、奥多摩三大急登の一つらしいことがわかりました。
実際に登ってみた自分としても納得です。
登るにつれて積雪量はどんどん増えていき(陽が当たる斜面など、一時的に少なることはありましたが)、トオノクボに着いたときには、概ね30〜40cm程度の積雪量になっていました。
トオノクボで少し休憩し、ゲイターを装着。
チェーンスパイクも付けようか迷いましたが、ふかふか雪でアイゼンが効きそうになかったので、なしで登ることに決めました。
トレースがしっかりと付いていたので、六ッ石山の山頂まで、それほど苦労することなく歩くことができました。
六ッ石山の山頂に着くと誰もおらず、しばらく山頂を独り占めできました。
一旦六ッ石山分岐まで下り、石尾根を伝って次の目的地、鷹ノ巣山を目指します。
雪があるとトラバース道は結構怖いですよね。
ズルッと行かないよう、慎重に歩きました。
やがてトラバース道が終わり、見晴らしの良い尾根道になりました。
そのまま鷹ノ巣山まではほぼ雪道でした。
途中の急登では、どこに足を置いてもズルッと滑り、ちょっと登るのに苦労しました。
鷹ノ巣山の山頂が見える場所まで来ると、斜面を登り下りしている複数人の登山者が見えました。
その方たちとスライドしつつ、自分も山頂に到着しました。
山頂からの景色は素晴らしかったですが、既に14時を回っていることもあって、遠くは霞んでいました。
それでも富士山はもちろん、丹沢連峰や南アの山々まで見えました。
山頂に先着していた男性と長話。
その男性も下山していき、自分は遅い昼食を摂りました。
食事後、下山に備えてチェーンスパイクを付けました。
トレッキングポールもザックから外して手に持ちます。
準備完了後、稲村岩尾根方面へ下山を開始しました。
稲村岩尾根は、さすが三大急登の筆頭だけあって、かなりの急坂を九十九折りにひたすら下りました。
ひとしきり下ると、やがて目の前に大きな岩の塊が見えました。
岩の下に男性が休憩中だったので、挨拶して山談義しました。
※この男性(Fさん)とは、下山後、中野駅までずっと一緒に帰りました。
Fさんは、稲村岩尾根を登って鷹ノ巣山に登頂後、七ッ石小屋まで行って一泊する予定でしたが、自分と同じく七ッ石山方面へのトレースがないことを知り、ピストンに変更したそうです。
なので、Fさんは65Lのザックにテン泊装備で、重そうでした。
重さを聞いたら20kgだそうで、そうなると自分のザックの倍くらいはあることになります。そりゃ重そうに見えるわけです。
ザックをデポして、目の前の岩場を登ってみました。
上に着いても岩場は続いており、進めば稲村岩の頂上に至るのでしょうけど、今日はバスの時間もあるのでやめておきました。
岩場を下りるとFさんが出発の準備を終えて出発するところでした。
挨拶してTさんを見送り、少し休憩した後、自分も出発しました。
しばらくトラバース道が続いた後、九十九折りの急坂に変わりました。
急坂が終わり、緩やかな下り坂を歩いていると、右手に見上げるほど巨大な稲村岩の基部が姿を現しました。
広角で写真を撮っても、下部、中部、上部と3枚に分けないと全体が入りきりませんでした。
巳の戸橋を渡ると、道は上り傾斜となり、最後に階段を登って、車道に出ました。
振り返ると稲村岩の全体像が見え、その左に鷹ノ巣山が見えました。
バスに乗車する東日原BSまでは、車道をしばらく歩きました。
東日原BSに着いたのは、次のバス(17:22分発)が来る20分前でした。
ザックを帰り道仕様(下げていたポーチ類やボトルケース、ウエストベルトを外してザックの中に収納)にチェンジしていると、10分前くらいにバスがやってきました。
バスに乗車し、しばらく待機。
その後、出発時間になりましたが、BSのベンチに座っている男女の登山者は、なぜか乗車しませんでした。
(このバスの後は最終便の18:52までバスはありませんが、誰か迎えに来るのかな?)
バスに揺られ、18時前に奥多摩駅に到着。
本当は、もえぎの湯に寄ってさっぱりして帰りたかったのですが、最終受付時間が18時でとても間に合わないので、諦めました。
駅前の売店も既に閉店していて、バッジも入手できず・・・。
トイレを済ませると、駅に入ろうとするFさんを見つけ、一緒に帰ることになりました。
Fさんが中野駅で下車するまで、奥多摩駅→(青梅線)→青梅駅→(青梅線)→立川駅→(中央線)→中野駅と、ずっと山談義しながら楽しく過ごすことができました。
Fさんは自分よりも登山経験は浅かったですが、早々にテン泊にチャレンジされたそうで、参考になる話をたくさん聞くことができました。
中野駅(に着いた電車内)で、またどこかで逢いましょうと挨拶し、握手を交わして別れました。
(そういえば、Fさんに名字を聞いておいて、自分の名字を名乗るの忘れました・・・。ちょっと失礼なことをしてしまいました。)
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鷹ノ巣山に着くのが遅くなってしまったので、景色は遠くが霞んでいてちょっと残念でしたが、雪たっぷりの石尾根を歩くことができて、楽しかったです。
もし、12時くらいに鷹ノ巣山に着けていれば、七ッ石山まで行ったと思いますが、スタートが遅いので今日は無理でした。
七ッ石山は、今後雲取山に行った時に一緒に登るつもりです。
今回で奥多摩シリーズはひとまず終わりにしようと思います。
やっと車が退院したので、来週からは少し遠出してみようかなぁ〜なんて企んでいます。
候補は、浅間山、谷川岳、北八ツ、雲竜渓谷あたりかな?
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