桟敷ケ岳《雪の京都北山》
- GPS
- 06:46
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 641m
- 下り
- 652m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
・片道料金500円 ・時刻表(行)北大路駅8:40 (帰)岩谷橋15:00 朝晩一日一本運行、下山時間が遅れたのでタクシー利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・コース状況-新雪で歩き易い。危険な所なし。 山頂付近の積雪量70~80cm。途中よりワカン着用。 |
写真
感想
この季節では珍しい天候に恵まれた快晴の雪山に登ることができました。
冬の京都北山は深い雪に覆われ、登山者が少ない静かで美しい山域です。
今日の山行は京都北山にある桟敷ケ岳に5人の山仲間と登りました。
京都地下鉄北大路駅前にあるバス停に向かうと10人近くの登山者が並んでいます。
ここから登山口の雲ケ畑岩屋橋へは一日二往復の「もくもく号」が運行しています。
「もくもく号」はジャンボタクシーで8人しか乗れません。乗り残しの登山者は普通のタクシーで送迎してくれます。料金は500円と格安ですが発車時間に遅れると自己負担でタクシーを利用することになります。
北大路発8:40、下山時は雲ケ畑岩屋橋発15:00が最終なので注意が必要です。
9時過ぎに登山口の雲ケ畑岩屋橋バス停に到着します。
登山準備をして、岩屋川沿いを北に1km進むと右手に西谷林道の入口が見えてきます。
直進すると志明院から薬師峠ですが、今日のルートは西谷から稜線分岐、桟敷ケ岳山頂へのピストンになります。
西谷は雪に埋もれ、大きな杉の植林帯で薄暗く陰気だ。そして日の当たらない底冷えの厳しい谷である。稜線分岐に近づくと青空が覗き、霧氷が輝く冬山登山の醍醐味を味わうことができる。
対照的に稜線の空は青く明るく、緩やかな雪の尾根道がどこまでも続いている。
標高700mを過ぎると夏道を外れ、尾根をトラバースしながら岩茸山を通過した分岐に到着する。
ここからは雪が更に深くなるのでワカンを装着、サラサラの雪を踏みラッセルして前進する。反射板横を通過、更に尾根道を進むと送電線の鉄塔が見えてきた。
登山口から約3時間要し12:30鉄塔下に到着。
鉄塔下は素晴らしい展望地。東には比良山系の山脈、北には京都北山の最奥部の山々、西には福井の重畳として連なる山脈が拡がっている。
ここでバスに同乗していた3人の登山者と出会う。
最終バスに間に合うように桟敷ケ岳山頂は踏まずに、ここで下山するとのこと。
今日は最高の天気に恵まれたので時間を気にせず、私たちはゆっくりと桟敷ケ岳山頂を目指すことにする。
鉄塔下から山頂までは踏み跡がない。今日は誰も山頂に行ってないようだ。
12:45桟敷ケ岳山頂に到達する。
誰もいない広い山頂だ。想像以上の深い雪に覆われた静かな山頂だ。
暖かな陽ざしのもと昼食しながら、暫し時の流れに身を委ね至福の時を過ごす。
15:50無事下山する。
当然、最終バスに間に合わずタクシーで京都市内へ、乾杯で今日の山行は終了。
本当に雪山を堪能し、楽しい幸せな一日になりました。
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