尻別岳
- GPS
- 04:29
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 583m
- 下り
- 580m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:30
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
トランシーバー
|
---|
感想
夏は一度登ったことのある尻別岳でしたが、冬は残雪期に一度訪れ雪崩跡でズタズタな斜面を目の当たりにして、羊蹄山に転進したことがありました。
是非ハイシーズンにと、機会を伺っていましたが、今回天気が良すぎてやや春の雪質に近い状態になってしまいました。
それでも暖かい日差しの中で、山そのものは意外とコンパクトでしたが、周囲のスケールの大きなロケーションを楽しむことができました。
山旅ロガーのデーターによると、到達地点の標高989m、累積標高(上り)617m、累積標高(下り)616m、駐車場から到達地点までの3kmを3時間、全行程6.2kmを4時間30分の行動時間でした。
スライドした方は、それほど多くはありませんが、北斜面や東斜面などあらゆる斜面から登って滑る団体を目撃し、色々なアプローチが可能な山なんだなと知ることができました。
私が初めてヤマレコに投稿を開始してからちょうど5年が経過し、今回で201回目になります。その頃は、山滑走のジャンルは私を含めて5人位で少数派でしたが、ここ1,2年の急増ぶりには目を見張るものがあり、参考にできるレコが増えて嬉しい限りです。
中には山スキーを開始して間もない方もいらっしゃると思いますので、今日の尻別岳で得た教訓を一つお伝えします。
メンバーの一人が、方向を変えようとキックターンをして板と板が接触したはずみで簡単にビンディングが開放して、板が流れてしまいました。
幸いなことにオープンバーンでの出来事と天気が良かったこともあって、ドンドン流れていく板は木に衝突して破損することもなく、麓で停止する位置まで目視することができました。
これが林間や沢であったら、破損したり回収することも困難であったと思います。
ビンディングの機種によっては、このようにちょっとした衝撃で外れてしまうことやブレーキが短く実用的でないものもあることから、是非リーシュ(流れ止め)をつけることをお勧めします。深雪で転倒したり板が外れたときに消失するのを防ぐこともできます。
こんな偉そうに言っている私も、その時はリーシュはザックに入れっぱなしで装着していなかったという間抜けぶりで、メンバーから呆れられました(苦笑)
尻別岳のミューラー、ギコ、ノリノリ、ヒロキ、タク 撮影TG-5でdahama
※前々回の股下山の動画が再生できない、とメンバーから言われて初めて非公開設定になっていたことを知りました。
ヤマレコユーザーの方で、ご覧になって下さっていた方につきましても、申し訳ありませんでした。公開設定に変えましたので今さらなのですが、もし興味がある方がいらしゃいましたらご覧下さい。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1710450.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
お疲れさまでした!
結構オープンな斜面があってロケーションも良さそうな感じですね!
tigerrさん、コメントありがとうございます。オープンの急斜面は
雪崩への注意が必要です。
危険な時は、疎林のツリーランでも充分に楽しむことができます。
今回は都合が合わず残念でしたが、次の機会楽しみにしていますの
で、よろしくお願いします!
こんにちは^ ^
dahamaさんがヤマレコ始められた時は、まだ山滑走は少数派だったのですね。
足を痛められたメンバーさんの、快復を願っています。
リーシュの件、私も同じ事を思いました。
雪崩時に身体が奥に引きずり込まれるから、しないようにと習っていましたが、場所によりですかね。
過去に真冬の深雪で転倒し板が外れた方の、捜索を経験していますが、五人で1時間近く費やしました。
なんとか見つかったから、下山できましたが、ツボ足では腰から胸ぐらいの深雪な場所で、麓は遥か遠かったので…
その後も山でお会いした方から、やはり深雪で板をなくして、途方にくれていたら、外人さんが板を貸してくれたから帰れた!とお聞きした事もありました。
無尽蔵の体力があるから、人に板を貸せたのでしょうね…
命の恩人だと感謝されていました。
板をなくした場所によっては、生死に関わりますものね。
雪崩リスクの高い斜面滑走時以外は、リーシュはつけていよう!と思いました。
なんせ体力が無尽蔵にない人なので…
ただ身体が硬いので、屈むのがつらくて、長めのモンベル製品にいきつきましたが、これでも厳しくって…(⌒-⌒; )
mikuriさん、コメントありがとうございます!
私がヤマレコ始めた頃の少数派の中でも覚えている限りでは
淋しいことに3名の方はもう投稿されなくなっていますね。
私も若い頃、札幌国際スキー場のダウンヒルコースで膝上の
パウダーで妻が板を外してしまい1時間以上かかって捜索した
ことがありました。
その時もそうでしたが、板が外れて転倒するまでの間にも下に
進んでいるので思った以上に上の方に取り残されていることが
多いです。転んだ周囲よりもずっと上の方まで残った片方の板
でなぎなたのように雪面を切るようにしながら捜索するのがコツ
ですね。
あと注意しなければいけないのが、先週の尻別で私も危ない所
でしたが、締まった急斜面を登っている時も、力のかかり具合で
トウピースをいくらウォークモードにしていても簡単に外れる
ことがあります。その時は山側の板だったので事なきを得ましたが
谷側の板であれば流れてしまったと思います。ので、登りの時から
リーシュはつけた方がいいですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する