岩木山 嶽コースで標高 1400m まで登って根性が砕け散る (^^ゞ


- GPS
- 05:19
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 941m
- 下り
- 928m
コースタイム
09:45 標高850m地点
10分休憩
10:31 標高1050m地点
5分休憩
11:21 八合目
12:00 標高1400m地点
下山開始
12:17 八合目
昼食・休憩
12:52 八合目 出発 (標高1250m)
13:00 標高1100m
13:10 標高900m
13:16 標高700m
13:27 標高500m
13:32 嶽温泉駐車場 到着
天候 | ガスガスの雪模様 風はそれほどでもありませんでした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山ポストは有ったはずですが、雪の下に埋もれてしまっています (笑) したがいまして、各自それなりの対処が必要だと思います。 ※ 嶽温泉の駐車場に公衆トイレがあります。 ※ 嶽コースはブナ林が切り開かれているので、八合目直下までは迷う可能性は少ないと思います。 ※ 八合目直下で高い木の森林限界となりますので、天気が良くないとそこからは視界が悪くなるとともに目標物がほとんど無くなります。 しっかりとコンパスを合わせて登るなどしてください。 特に下山時は、踏み跡が消えている可能性が高いので要注意です ! ※ 八合目からはリフトの下を歩くと安心です。 ただし、途中で傾斜がきつくなるとともに、クラストしてきますので場所によってはシールが滑り出します。 ※ 雪の状況は、雪面から10〜20cm下に固い層があり、その上に新雪がビシッとついていました。 八合目直下の斜面でも、雪崩るような感じの雪の着き方ではありませんでした。 ※ 下山後の温泉は、出発地点が嶽温泉なのでいくらでもあります (笑) 「嶽温泉旅館組合」の下記ホームページを参考にしてください。 http://www.dake-onsen.com/ |
写真
山頂までは行って行けない事はなさそう
でも・・・・・
一人だし・・・・・
お昼だし (笑)
登山靴で滑り降りるので
いったいどのくらい時間がかかるかわからないな
待っても視界は変わらないなぁー
やーめた、戻ります (爆)
感想
前日の八甲田大岳山頂に立った事で調子に乗り (笑)
次なる山頂は青森県最高峰 「 岩 木 山 」
あまり山頂にはこだわりがなかったんですが、完全に調子に乗ってます (爆)
さすがに岩木山は八甲田とは違い、スキーのままでは山頂までは行けそうもありません。
九合目付近からはクラストしてくるのでアイゼンとピッケル持参。
山頂直下では踏み抜きが多いみたいなので、一応輪カンも持参。
どうせガスで視界が良くないだろうからフラッグも持参。
プラスチック兼用靴よりは冬用革靴の方が絶対に登りやすいと思い、足元は冬用登山靴。
ただ、冬用登山靴で滑り降りるのは今シーズンからなので全く初心者同然 (笑)
でも今回は自分が揃えられる装備で、岩木山山頂を目指してみる事にしました。
それなりに気合を入れて支度をしたんですが・・・朝は苦手 (爆)
まんまと目覚ましと格闘してしまいました (^^ゞ
それでもアレコレ考えずに、とにかく登山口の嶽温泉を目指しますが、
今考えると一区間だけでも高速を使えばよかったんですよね、
ほんとに何も考えずに国道7号線を走り、途中のコンビニで朝食と昼食を仕入れて登山口に向かっていました。
登山口に着くと、それでも私が一番乗り。
前日あたりのトレースが残っていて、その上に新雪が積もっていました。
前日の八甲田では下の方はモナカのような雪面で、スキーで滑り降りるには最悪の状況でしたが、
そんな感じではなく、新雪の下はガッチリと固まっていました。
逆にトレースが輪カンの踏み跡だったため、それがそのまま固まってゴロゴロしていて歩きにくい状況でした (笑)
少し登ると雪上車が走った跡が残っていました。
春スキーのシーズンに入ったんだなー、そう思いながら、その踏み跡の高速道路をスタスタと登っていきました (笑)
スタート地点付近は曇り空でしたが、標高を上げると次第に雪がチラつき、辺りはガスに覆われてきて先の見通しが悪くなってきました。
このコースは直線の登りが多く、ブナ林が伐採されているため見通しがよく、逆にそれが気分的に疲れを呼ぶ事があります (笑)
今回はガスと雪で若干気分的な疲れが軽減され、風が比較的穏やかだったのでソコソコ順調に登っていきました。
八合目直下に来ると、そこ辺りが高い木の森林限界です。
一気に目標物がなくなり、ガスガスでどこに行けばいいのかがわからなくなりますが、
とにかく大体そのまま直登すると八合目のリフトに出るはず。
但し、ここはちょっと急傾斜になるので雪崩の心配あり !
雪の状況を登りながら確かめると、雪面から2〜30cm下には固い層があるけど、
その上に積もっている雪がいい感じでビシッとへばりついていて、直登しようがトラバースしようがビクともしませんでした。
これは滑るにはいい感じ〜ですが、なんせ今回は苦手の冬用登山靴・・・楽しむ余裕はないのが見え見え (爆)
ちきしょう、やっぱり兼用靴にすればよかったか・・・などと考えながら斜面をチンタラ登り、なんとか八合目に到着しました。
八合目での景色は相変わらずガスガスでホボ何も見えず。。。
一瞬だけスーっとガスが切れかかると、レストハウスの二階部分だけが薄っすら見え、一階部分は全部雪の下に埋まっていました。
やっぱり今年の雪の量はココもだいぶ多いですね。
八合目から更に上を目指して歩き出しましたが、最初は次のリフトの支柱が見えていたのでいくらか気が楽でしたが、
そのうち徐々に影が薄くなり、結局見えなくなっていきました。
風は比較的強くもないし、太いワイヤーは見えてはいるのでそのまま進めばいいんですが、
傾斜が急になってくると体力もドンドン消耗していきます。
シールが滑り出し、雪面のうねりを避けながら登っていきますが、気持ちはぐんぐん下降気味 (^^ゞ
今回の装備はかなり万全を期しているので、スキーを脱いでアイゼンにするなりすればいいはずですが・・・
ちょうど時間も昼になろうとしていて、腹もグーグー鳴るしで (笑)
既に何をするのも面倒になってしまっていました。
少しの時間、急な斜面に寄りかかって天気の様子を伺ってみましたが、
一向に次の支柱が見える気配がなく、結局12時になったのでそこで下山する事にしました (爆)
八合目に下りて昼食を済ませ、いよいよ本格的な下山の始まりです。
この下山にかかる時間が読めなかったのも、今回1400m地点で下山を決めた理由の一つです。
プラスチックの兼用靴での滑りはソコソコいけるつもりではいますが、革靴ではそうはいきません。。。
八合目に下りるだけでも苦労したんですからね (~_~;)
しかし無謀にもシールを外してしまいました (笑)
滑り出しはガスガスでホボ何も見えずなので、慎重にボーゲンで踏ん張って下りました。
これがまた疲れる (爆)
スキーがバタバタ暴れまくって必死に押さえつけるので精一杯 (;^。^A アセアセ…
休み休みで徐々に高度を下げていきましたが、これじゃ下まで体力が持つか危ない感じがしました。
そこで転んでもいいや ! と、踏ん切りをつけてスルスルっと滑ってみると・・・
膝をグイッと入れて重心を意識的に前に掛け、ちょっと足を広げ気味にするとソコソコ滑る事ができました。
但し、足腰への負担は莫大で、長くは持ちこたえられませんがボーゲンで滑るよりは若干楽で、スピードは段違いの速さ !
さすがに中腹以降は止まるのも難しくなり、ドテっと倒れこみながら止まっていましたが、
下りてみるとナカナカのスピードで下りてきたようで、たっぷりの時間を持て余しての下山完了になりました (笑)
こんな感じで、準備をした装備を全く使う事無く終わってしまったヘタレ山行でした (^^ゞ
ま、そのうち使う事があるさ (爆)
コメント
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スキーで登ったのですね。お疲れ様〜
私もその日岩木山の1400m付近で敗退しました。
ガスガス、酷かったですね。
ガス真っ白
あ〜ら、シト姉さんもいたんですかー
あっちかな、向こうかな
とにかくお疲れさまでした
ほんとにガスはいい感じでしたよね
リフトが無かったら完全ホワイトアウトでしたよ
でも、風が弱めだったので会わないで正解かな?
会っていたらお互いに張り合って・・・
登っちゃってたでしょうね
そうそう、日記で書いているスノーシューは
壊れたんじゃなくて・・・壊したんじゃないですか
シト姉さんの使用頻度とシューにかける負荷は、普通じゃないと思いますよ〜
僕もその日は嶽から登ってました。
一枚目のshun-sさんの車に見覚えがあります^^;
実は以前からShun-sさんの登山記録を参考にしておりましたので、車で「もしかしたら…」と思っていました
その日の僕は登ってたとは言っても湯ノ沢(標高650m)くらいまでです。
(友人とツェルト張って飯食ってラッセルして遊んでただけです…)
コースタイムからするとほんの10分くらいで僕が先に降りてきていたようです。
もうちょっと居ればお会いできたようなので残念です。
そろそろ天候も落ち着いて綺麗な晴天の山に当たるといいですねー
あーら、そうでしたか〜
いやー残念ですね
私もひょっとしたらyakaciさんも登ってくるんじゃないかと思い、後ろを気にしながら登っていたんですよ
下山の時に、八合目直下から滑り降りてるスキーの形跡が残っていたので、ん?ひょっとして
と思っていましたが湯ノ沢でしたか
そのうち会える時があるでしょうから、その時はよろしくお願いします
天気ねぇ・・・期待しないようにしてます
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