雪の赤城山
- GPS
- 05:05
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 565m
- 下り
- 542m
コースタイム
- 山行
- 3:17
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 4:47
天候 | 曇りときどき晴れ間もあり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:快速上野アーバンのグリーン車780円 ⇒ 快適だわー! コスパバッチリ!疲れた体にやさしいリクライニングシートでゆったり帰れました。 |
その他周辺情報 | 前橋駅北口から徒歩5分の天然温泉ゆ〜ゆ 730+レンタルバスタオル150+ビール470+生姜焼き定食780 |
写真
感想
2019年は年明け早々の風邪で1月は山から足が遠のいていた。重い腰を上げ、去年のうちから予定していた赤城山に向かった。足の怪我で行けない先輩の代わりに軽アイゼン初体験のラン仲間が加わって3人での赤城山となった。(当初予定は、2/9土曜の予定だったが、史上最大の寒気が南下する荒天のため、3連休の最終日に変更)
今回は登山の前に少しイベントがあった。1つはアイスバブルの観察だ。水中の生物の死骸等から出るメタンガスが凍って見える現象で、雪が積もる前にしか見えない珍しい現象だ。今まで2回冬の赤城山に来てるが、初めて氷上を歩いた。前日の雪でうっすら広くなっているところを手袋でかき分け、アイスバブルを探す。細かい炭酸の泡のようなそれが見えた。意外と細かい泡に感動も気が抜けた感じだ。
その後、赤城神社に上陸し、安全登山の祈願後、もう1つのイベントである赤城神社のありがたい御朱印をいただいて、万全の体制で登山口へ。各自アイゼンを装着し、いざ雪山赤城山へ。
いきなりの結構な急登に驚く2人に、ゆっくり登るように話しながら、のんびりと高度を稼いでいく。たまに大沼方面を振り返り、眼下に小さくなる神社を見下ろし自分たちの歩いて来た道のりを確かめつつ登ってゆく。今回の状況なら、軽アイゼンとストックで十分だろうと思われたが、3月の天狗岳を視野に入れて、練習も兼ねて12本爪アイゼンとピッケルで登る。
そうこうしているうちに、ほぼ予定時刻通りに山頂に到着。青空ではないけれど、そこそこの眺望だ。暖かい飲み物で身体を中から温めながら眺望ランチ。
体がすっかり冷え切ってしまわないうちに出発。駒ヶ岳に向かう。下山し始めるとカジタックスアイゼンの仲間の様子がおかしい。歩き方が変なのだ。刃の無いかかとで着地している。それじゃ刃が効かないよー、と思ったら何と靴底にごっそり雪が付着していた。天狗の下駄のようになったアイゼンで、ギッコンバッタンと急坂を下りている。そして数歩進んでは、雪を落とし、また歩いては雪落としを繰り返している。雪を集めながらの下山に悪戦苦闘していたが、駒ヶ岳へ向かう途中のコルからの登りでは、雪がつかなかったようだ。よく靴底をみるとよくあるアイゼンの底のプレートがない。金属の枠だけなのだ。そこに雪が詰まって固まっていたのか。あと南向きの斜面で雪がベタッとしていたことも要因の1つだろう。バス時刻の15分前にビジターセンターに到着。安全登山、お疲れ様でした。
下山後は、富士見温泉でバスを乗り換え前橋駅前のお風呂でサッパリしてビール&食事。帰りは新幹線指定席が取れなかったので、快速のグリーン車でのんびり帰路の途に。
富士山は見えなかったけど、風もなく天気に恵まれ、まずまずの雪山山行となった。
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