岩手山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,407m
- 下り
- 1,394m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されています。 |
写真
感想
前日に盛岡駅でレンタカーを借り馬返しまで入る。大きな駐車場はガラガラだ。朝5時前に出発のつもりでいたが、小型車の中では快眠もできず、3:00前にヘッドランプをつけて出発。満月の下でかなり明るく足元に安心感はあるが、標高差1400mはハイペースで登り切るには厳しいと判断しゆっくりと進む。いきなり熊注意の看板あり。鈴を持って来なかったのは迂闊だった!熊は夜でも襲ってくるのだろうかと思いながら、早く森を抜けることを祈る。4:00を過ぎると満月が沈んでしまい明るさが半減。ヘッドランプのみが頼りに。ガサガサと音が聞こえ一瞬恐怖〜〜どうやら小動物のようでひと安心。5:00前から空は明るくなってきて7合目に到着。樹林帯を完全に抜け、朝焼けに染まる東側を一望できる。8合目までの緩斜面は御来光を望むのに絶好であるが、一旦止まると相当寒いので進むことに。この辺りから地面には霜柱。気温も零度前後か?8合目避難小屋からは暫く平坦な道を進み最後の斜面を登り始めると、ついに日が出た。山の端から太陽が登るのを見たのは何年振りだろうか。雲海と早池峰とのバランスも実にいい。カメラに写真を納めて前進すると一息で火口に到着。荒涼とした火口も朝日を受け美しい。朝も食べずに登ってきたのでどうやらこの辺りでシャリばて?で脚が重い。ここからは石仏(ほとんどが千手観音)が立ち並ぶなだらかな火口壁上で何度か立ち止まり、肩で息をしながら火口北側の山頂に到着。小屋泊まり?の若い先客3人が談笑しているが、軽い挨拶だけ交し風下で休憩。おにぎりを2個頬張るうちに先客はいなくなったので、ひとり山頂で四方を望む。西は影(岩手)富士と八幡平、北は遥か遠くに八甲田山、円錐形が特徴的な高田大岳がはっきりわかる。南は秋田駒ケ岳と遥か遥か遠くに鳥海山が雲海上に。ゆっくりしたい気持ちもあるが長居は体が冷えるので下山開始。登り返しがないので気は楽だ。6合目辺りを過ぎると登って来る人と何度となくすれ違う。口々に「早いですね。昨夜は泊まりですか?」、「いや。朝の3時から登りました。」、「へえ〜、ヘッドランプを点けて?御来光は?」、「ええ、拝みました。とっても綺麗でしたよ。山頂からの景色も素晴らしいですよ。」、「ふう〜、頑張って登ります」、「それではお気を付けて。」とほとんど同じような会話を交わす。3合目を過ぎると更に続々と登って来るが、会話も疲れたので無愛想にやり過ごす。ほとんどの人が鈴かラジオを鳴らしている。8:30過ぎに下山完了。駐車場は地元の車でいっぱいになっている。地元では、熊注意は本気モードだったのか!?
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