記録ID: 173356
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雪山ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒
大松倉山(網張スキー場から)
2012年03月04日(日) [日帰り]
岩手県
- GPS
- 03:55
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 722m
- 下り
- 721m
コースタイム
上のルート図は凡そのものです。冬季ツアーコースは地形図には掲載されていません。(19番プレート付近で夏季登山道となるようです。)
また、地形図での網張温泉スキー場の表示のうち、第3リフト部分の西端は双子滑降コースで、双子林間コースは地形図上には表示されてないように思われます。
9:35 第1リフト乗車
9:51 第2リフト終点
9:58 第2リフト終点出発
10:17 10番標識
10:46 19番標識
10:54 1320mピーク標柱
11:20 大松倉山頂標識(?)
(山頂台地散策)
12:45 山頂出発
12:53 19番標識
13:10 10番標識
13:15 滑走開始
13:30 スキーセンター着
また、地形図での網張温泉スキー場の表示のうち、第3リフト部分の西端は双子滑降コースで、双子林間コースは地形図上には表示されてないように思われます。
9:35 第1リフト乗車
9:51 第2リフト終点
9:58 第2リフト終点出発
10:17 10番標識
10:46 19番標識
10:54 1320mピーク標柱
11:20 大松倉山頂標識(?)
(山頂台地散策)
12:45 山頂出発
12:53 19番標識
13:10 10番標識
13:15 滑走開始
13:30 スキーセンター着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
秋田中央IC---県道62号---秋田中央広域農道---国道46号---(仙岩峠)---春木場交差点(国道46号)---広域農道--- (雫石スキー場入り口)---広域農道---県道212号---網張温泉スキー場駐車場 通常、車で2時間程度。 盛岡Cからは県道219号、小岩井農場経由で40分程度か? スキーセンターそばの駐車場に100台程度は置けそうです。 盛岡から小岩井農場経由の路線バス(60分)がありますが、本数は5本と少ないです。 ⇒ http://www.qkamura.or.jp/iwate/access |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは第1リフトA線(上に向かって右側のリフト)乗り場入り口にあります。 また、スキーハウスのリフト券売り場には登山届けが用紙とともに綴り込まれたファイルがあります。 トイレはスキーハウスのものを借りることができます。また、スキーハウスには更衣室もあります。 スキー場営業期間中は、スキーまたはスノーボードを装着していないと乗ることができません。(スノーシュー等では不可です。) 【第2リフト終点〜[10]番プレート】 スキー場内を登ります。 リフトを降りたら第3リフト側に進みすぐ左の斜面を登ると双子滑降コース下部に出ます。ゲレンデを横切って双子林間コースに進み、第2リフトから20分程度登ったところにある、丸い[10]番プレートと”管理区域外”の表示のある場所からが冬季ツアーコースとなります。 コース入り口へは第3リフト終点から降りてくる人が多いためか、[10]番プレートは第3リフト方向を向いています。第2リフト側からは、双子林間コース入り口(上からは出口)に[3]番プレートがあるほか、[10]番の手前左側に[9]番プレートがあります。なお、[10]番プレートのあるコース入り口付近は、(第2リフト終点から登ってきた場合)双子林間コースが右に曲がり、コース幅が広くなっています。 【[10]番プレート〜[19]番プレート】 オオシラビソ主体の林の中を登ります。厳冬期には樹氷となることがあります。基本的にはなだらかで特徴の少ないルートなので、降雪状況次第ではルート不明になる可能性があります。 歩き始めてすぐ[11]番プレートがあり、ほどなく短い急登があります。この部分は、スキーによる直登は少し厳しいので、トレースが浅いときは開脚登行、深いときはラッセルしながらの階段登行になると思います。急登を終えて後を振り向くと岩手山の西面が大きく目に入ってきます。 [19]番プレートまではコースを誘導するピンクのテープやナンバープレートが頻繁にあるので、視界の良いときは全く問題ありません。 なお、第3リフトから双子林間コース[10]番プレートまでの右側には、ツアーコース以外の部分を大松倉山方向に向かっているトレースが数多くあります。この場合、[19]番プレート付近で本来のルートに合流するようですが、山慣れた人向けだと思います。 【[19]番プレート〜大松倉山頂】 森林限界を完全に越えるので、場合によっては風雪地帯となります。山頂手前までは広い尾根筋を登ります。山頂直前に短い急登があります。山頂は細長い台地状になっていますが、南側は雪庇が大きく発達しており、踏み抜くと事故に繋がります。雪崩を引き起こしてしまう懸念すらあります。北側は潅木地帯で大部分は雪に埋もれています。ナンバープレートやルートリボンも少なくなるので視界が悪いときは、危険度が大幅に増加します。 [19]番プレート以降は三ツ石山への夏季登山道であり、冬季もトレースがあります。大松倉山から三ツ石山へは三ツ石山荘まで130mほど下りその後180mほど登り返します。三ツ石山までは90分前後で往復できそうですが、条件が良いときに限ると考えた方が無難です。一方、好天に恵まれ気温が上昇した場合は雪崩の危険もあります。 【下 り】 山頂から[19]番プレートまでは下り一方なので、シールをはずして滑り降りることができます。ただし、[19]番プレートから[10]番プレートまでは、所々ほんの僅ですが登り返しがあるので、シールをつけていないスキーの場合は少しだけ苦労します。また、[13]番からの急坂はゲレンデのように滑り降りるにはやや狭く、斜滑降&キックターンが無難です。双子林間コースに出れば当然シールをはずすことになります。シールの装着・収容が面倒な場合は、双子林間コースに出た[10]番プレート付近でシールをはずす方が無難だと思います。 【[10]番プレート〜スキーハウス】 雪の状況、天候、各自のコンディションに応じてご自由に。 私は、前日張り切りすぎたためか、少し滑ると太腿がくたびれたので、2、3度止まりながら降りてきました。 【温泉ほか】 国道46号線までの間にさまざまな温泉があります。今日はぬくもりの里NUCに立ち寄りました。(500円) NUCは源泉温度が少し低いこともあり、個人的には昨日寄った休暇村の温泉館の方が好みです。休暇村の温泉とスキーリフト・食事のパックもあります。 なお、スキーハウスの食事は、可もなく不可もなくといったところでしょうか。値段は良心的といえる部類だと思います。 |
写真
撮影機器:
感想
前週に続き、アルパインツアーとはいえないスキーハイクとなりました。今週は岩手山方面に行ってみました。スキー場の駐車場到着時は風もあり、山頂方向は少しガスっていました。天気は徐々に良くなる方向と判断しゆっくり目に準備したところ、結果は正解。遠望は利かなかったものの、岩手山がずっと綺麗に見えました。雪や天候のコンディション的には三ツ石山まで行けたとは思いますが、私にとってこの山域は夏冬通じて初めてであるほか単独行でもあったため、慎重を期して、綺麗な景色をカメラに納めることにとどめました。
この山域は雪崩が多いといわれているようですので、雪崩に関する知識を深める必要があると実感しました。また、背中に相応の重量の荷物を背負い、ゲレンデスキーよりは身体の動きが拘束されている山スキーは、周囲のリスクが見え隠れしているだけに、技術や体力、決断力が一段と求められるように思った次第です。新たな課題が出来たようです。
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コメント
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天気が良くて最高の景色ですね。(私も日曜日に登ればよかったかな・・・)
スキーがないとリフトに乗せてもらえないのは、ちょっとつらいですね。
戻り(下り)も楽そうだし、うらやましい。
リフトを使わずにスキー場内をのぼっても1時間前後で第2リフト終点付近まで行けるようです。スキー場を登るには、スキーよりもツボ足かスノーシューの方が楽だと思います。しかし、雪崩の可能性があるゾーンに足を踏み入れるということは緊張するものです。
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