渋沢丘陵から丹沢山塊のパノラマと長閑な風景を満喫！

2019年02月17日(日) [日帰り]

• GPS: 32:00
• 距離: 13.7km
• 登り: 420m
• 下り: 355m

コースタイム

■主な地点の通過時刻
08:25　はだの駅（出発）
08:58　今泉名水桜公園
09:26　白笹稲荷神社
09:58　震生湖
10:52　向山配水場
11:27　栃窪会館
11:38　栃窪神社分岐
11:58　八国見山分岐
12:10　八国見山山頂（ランチ、休憩）
12:52　畑の展望台
13:08　雁音神社
13:12　頭高山入口
13:35　頭高山山頂（休憩）
14:38　白山神社
14:43　若竹の泉
15:12　二ツ塚
15:25　しぶさわ駅
※撮影と風景を楽しみながらのゆっくりタイムです。

天候

☁／☀／微風

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

■🚘
　「はだの駅」南口のコイン駐車場（1日最大700円）
　※はだの駅南口の近く（3~5分）に複数のコイン駐車場があります。
　　駅に近いほど料金は割高。私が利用したコインパークは次のURLの地図（01）マークです。
https://www.navitime.co.jp/parking/around/?node=00128054
※表通りから見えにくいですが30mほど奥まったところながら割安。
〇震生湖及び、頭高山登山口に駐車場（無料）があります。
■🚈小田急線
　最寄りの駅は、小田急線「はだの」または「しぶさわ」。
時刻表などはこちらで
https://www.odakyu.jp/station/
■🚌神奈川中央交通
http://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/search?k=%E9%9C%87%E7%94%9F%E6%B9%96&t=0&x=72&y=10

コース状況／危険箇所等

■市街地〜白笹稲荷
　要所要所にお手製の道標はありますが、住宅街を縫う様な歩きです。地図と照らし合わせながら歩くといいですね。
■白笹稲荷〜震生湖（しんせいこ）
　白笹稲荷を過ぎて道標どおり進むと緩い舗装された坂道です。登りきると震生湖への降り口までほぼ水平道。車両の往来があります。　
■震生湖〜頭高山（ずっこうやま）
時折、車道を歩きます。農道、林道、生活道ありで様々です。
■頭高山〜しぶさわ駅
頭高山登山口から駅まで車両が通る舗装道です。白山神社を過ぎると住宅街です。道標を見逃さないよう歩くといいです。
㊟丘陵地帯はイノシシが出没するので脅さないよう注意書きがありました。

その他周辺情報

■🚻
　�　屬呂世留悄廖◆屬靴屬気鎹悄廖�
　�◆嵜明幻弌廖淵船奪彑�50円）。
　��「栃窪（とちくぼ）会館」。
　�ぁ崙�高山」登山口（チップ制50円）。
■農産物直売所
　�〔梢紂崋稈櫃寮堯廚卜拈椶靴凸疑佑量邵據�漬物など、また、斜向かいには腐葉土が売られてました。
　�▲丱皇筺崚豸供廚龍瓩�にも無人販売所がありました。（写真掲載）。
■秦野市観光協会のURL
　渋沢丘陵・震生湖ハイキングコースの案内はこちら（ご参考に）
http://www.kankou-hadano.org/hadano_hiking/hiking_ss.html

写真

2/17 16:27

お世話になったコインパーキング／70台収容。300円／30分。24時間最大700円／「はだの駅」南口。
※所在地；秦野市今泉175（駅まで徒歩3分）。

2/17 16:25

はだの駅／南口／帰着時撮影。
🚻は駅1階。

2/17 9:04

今泉遊水池／丹沢山塊に降った雨が砂礫層を通して平地で湧き出るという。この地はその昔、住民たちの水くみ場であったそうな…

2/17 9:04

池から富士山のビューポイントがあるという。

2/17 9:05

コース上大小、多彩な道標があります／住宅街を抜けるまで地図も確認しながら歩くといいですね。

2/17 9:07

7〜8分咲きの白梅／ルート上で時折楽しめます。

2/17 9:13

ホトケノザ（仏の座）／陽当たりの良い道端で。

2/17 9:12

ナズナ（薺）／ホトケノザの隣で。

2/17 9:13

道標／街角で。

2/17 9:26

白笹稲荷神社／関東三大稲荷。
詳細はこちら！
http://shirasasa.or.jp/

2/17 9:31

街中を抜けて緩い坂道を上がります。

2/17 9:33

東西40km,南北20Kmの丹沢山塊／坂道の途中、振り向いて／いちばん右が大山。

2/17 9:33

三ノ塔尾根が地形図のとおり長〜い。手前は二ノ塔尾根。いちばん右の尖がりは二ノ塔、その左が三ノ塔。

2/17 9:36

ウメ（梅）／純白は清楚な感じ…

2/17 9:38

ビワ（枇杷）／花は冬に咲くんですね。

2/17 9:40

こんな風景を楽しみながら…

2/17 9:41

緩い坂道を上がって…

2/17 9:46

北側に秦野市街と東丹沢／丘陵から。

2/17 9:44

手前の尖がりは二ノ塔、三ノ塔。

2/17 9:49

〇〇みかん／酸っぱい？

2/17 9:57

キヅタ（木蔦）の実

2/17 9:56

震生湖入口の道標／標高約176m。

2/17 10:07

その名の通り関東大震災（大正12年）の際、出来た自然湖。

2/17 10:09

周囲1000m、深さ4〜10ⅿ／この湖でボートで遊んだのは遠い昔のこと。／この日、複数の釣り人の姿がありました。

2/17 10:13

風もなく”静寂な池”という感じ…／近接してベンチ、子供遊具、駐車場などあります。

2/17 10:15

スイセン（水仙）

2/17 10:18

スイセン（水仙）八重

2/17 10:22

ウメ／8分ほどの開花／道沿いで。

2/17 10:23

ウメ／丁度見ごろ、いい香りでした。

2/17 10:29

バス停・震生湖／一日1本運行。

2/17 10:30

ルートは頻繁に車道を併用します。

2/17 10:32

杉の花／蕾で花粉は出てなさそう。

2/17 10:43

農地あり、果樹園あり、自然林あり、長い歩きも変化あって飽きません。

2/17 10:45

霞んでいますが左手（南）に相模湾が見えます。

2/17 10:49

向山配水場／この建屋の前には…次

2/17 10:47

さくら／河津さくらかな？

2/17 10:51

アップで／淡いピンク色で可愛い。

2/17 10:58

大きなアップダウンのない道は続きます。／いい情景です。

2/17 10:59

パンパス／整地された畑の隅で。

2/17 11:00

パンパス／

2/17 11:16

分岐の道標。

2/17 11:16

元気なシニアのツアーの皆さんにあっという間に抜かれちゃいましたΣ（・□・；）／元気なご挨拶とパワーをいただきました。ありがとうございました。

2/17 11:18

右から二ノ塔、三ノ塔、烏尾山、行者岳、新大日、木ノ又大日、塔ノ岳。

2/17 11:18

いちばん高い尖がりが塔ノ岳／花立と大倉尾根も見えてます／山腹の鉄塔、送電線は新秦野線／左の鉄塔は三ノ塔尾根に建つNo.43（詳細図より）。

2/17 11:25

クチナシ（梔子）／栃窪で

2/17 11:33

栃窪会館／「ハイカーの方もご利用できます」と🚻のご案内があります／🚻は会館右手、外。有り難いですね。

2/17 11:38

栃窪神社分岐／歴史を感じる当時の道標”石柱”があります。次…

2/17 11:38

右 小田原…？？、左 御嶽大？？　解読できませんが道標には違いないようです。

2/17 11:47

右方向は切通しの緩い坂道の始まりです。

2/17 11:43

尖がりの特徴の大山がひと際目立ちます。

2/17 11:43

右から二ノ塔、三ノ塔、烏尾山、行者岳。

2/17 11:43

右から新大日、木ノ又大日、塔ノ岳、大丸。

2/17 11:58

八三国山の分岐／直進は頭高山方面。八三国山は左折し、すぐに右折です。

2/17 11:58

お手製道標／アップして…次

2/17 11:59

八三国山（やくにみやま）へちょっと寄り道して…そうします！

2/17 12:00

八三国山への分岐／分岐を左折し、すぐに右折。

2/17 12:04

廃車の残骸／狭い道なのに当時は車両が通れたんですね、

2/17 12:09

両側が竹林の部分もありです。

2/17 12:09

ここが八三国山山頂への上り口。

2/17 12:29

山頂319mはベンチと二つの山名標識があります。
展望はいまいち。

2/17 12:10

八国見山（やくにみやま）／粋な手彫りですね。

2/17 12:28

こちらは、山名の根拠が示されています。
この頂から8つの国（相模、駿河、伊豆、甲斐、武蔵、上総、下総、安房）を一望できたから…

2/17 12:35

ウグイスカグラ（鶯神楽）／

2/17 12:38

ヤブランの実／八国見山分岐付近に群生。

2/17 12:44

ほぼ水平道に近いルートは植林あり、農地あり、草木の花あり…変化に富んで楽しい、足取りは軽い。

2/17 12:46

峠配水場＆アンテナ塔。

2/17 12:49

ルート近場の古道（矢倉沢往還）は江戸・赤坂御門から三軒茶屋、厚木、松田、御殿場を経て東海道、沼津宿に至る街道（東海道の脇往還）として機能していたという。途中には 矢倉沢関所も設けられていたという歴史ある道（平安・鎌倉期幹道）なんですね。
※Wikipediaより。

2/17 12:51

ホトケノザ（仏の座）／陽当たりの良い農地の片隅に密生。こんなの初めて！

2/17 12:52

左手、南側にこんな農地が時折出現します。／”長閑な
里山”っていう感じ。いいですね。

2/17 12:54

菜の花／陽射しをいっぱい浴びて…

2/17 12:55

イヌフグリ（犬殖栗）も元気！

2/17 13:03

クサイチゴ（草苺）

2/17 13:08

雁金神社／伝説の松の木は？どこに？

2/17 13:09

「かりがねの松」の謂れ／その昔、京から鎌倉に向かう姫の悲しい伝説。

2/17 13:11

頭高山登山口分岐／左の坂道を上がります。
道標は次…
※この左上に駐車場（無料、7~8台）があります。

2/17 13:12

頭高山1.2Kⅿ 15分、白山神社0.2Km3分、渋沢駅3.2Km 40分、三嶋社3.9Km49分。

2/17 13:15

祈りの丘？／戦没者名を刻んだ碑が左右に、中央は両手を合わせた碑。（合掌）。

2/17 13:27

登山口には東屋と🚻があります。
🚻はチップ制（50円）。

2/17 13:33

頭高山山頂直下です。すぐに鳥井が…次

2/17 13:34

鳥居は「秋葉神社」とあります。

2/17 13:36

頭高山303m山頂／馬頭観音、小さな祠、鳥居、東屋、ベンチがあります。
南側の眼下に東名高速道が見えました。

2/17 13:35

頭高山（ずっこうやま）の謂れ／

2/17 13:35

小さな祠、馬頭観世音菩薩を祀ってあります。

2/17 14:17

紅梅

2/17 14:23

紅梅

2/17 14:19

紅梅／小さく可憐な花ですね。

2/17 14:19

白梅／純白も清楚な感じでいいね！

2/17 14:27

タチツボスミレ（立坪菫）

2/17 14:44

名水若竹の泉／一時期、涸れて復活！の広告がありましたが残念ながら”シミチョロ”でした。😞

2/17 14:53

イヌフグリ（犬殖栗）

2/17 14:54

セイヨウタンポポ／

2/17 14:55

ノゲシ（野芥子）／ハルノノゲシ

2/17 14:32

サザンカ（山茶花）

2/17 15:09

バス停「東原」近くの直売所。

2/17 14:38

白山神社／神奈川銘木100選の大杉（昭和59年度）。
幹の太さは胸高周囲4.7m、高さ42.4m。

2/17 16:05

しぶさわ駅・南口に到着！／🚻は駅1階。
ここからひと駅、はだの駅まで戻ります。
約14Kmの歩きは盛りだくさんの内容でした。お疲れ様でした。桜の頃再訪したい。

撮影機器：

Canon PowerShot SX710 HS Canon

NIKON D5500 NIKON CORPORATION

感想

tekuteku-889

■普段、丹沢山塊は稜線とピークを目標に歩いている中、今回は山塊全体を南側から一望してみるのも一つの楽しみ方ではないか、「山と高原地図」上に「大山、丹沢展望良い」とあり、パートナーの希望もあって今回、渋沢丘陵を歩いてみました。

■ルートの丘陵は東から西へ丹沢山塊とほぼ平行しているので、山塊を眺めながらの歩きは贅沢三昧と言ったところ。ルート沿いには早春ながら季節の草木の花を楽しむことができ、そして自然湖や畑、自然林に加え、初めて見聞した鎌倉、平安時代の矢倉沢往還の歴史を知ることが出来たのは思いがけない収穫でした。

■今回のルート上、矢倉沢往還に直接関わった区間はなさそうですが、直近の場所として情報によれば「千村」という地名、そして旧跡「二ッ塚」が関係しているようです。往時、大山詣でや富士山詣でなどで多くの旅人で街道は賑わったんでしょうね。

■丘陵歩きは農道、林道、車道ありで変化に富んで老若男女が四季折々に楽しめるコースと言えましょう。ルート上の八重桜の里には桜が植樹され、また、某大学の植林地では山百合が植栽されていて花の時季は観賞するハイカーで賑わうことでしょう。

■丹沢山塊のパノラマは霞んでいていまいちでした。次の機会は空気の澄んだ秋、冬に三脚と広角レンズでパノラマ写真に挑んでみたいと思います。

―　ご覧いただきありがとうございました。（合掌）　―