難度の上がった木曽駒ケ岳

2019年02月23日(土) [日帰り]

• GPS: 02:15
• 距離: 3.8km
• 登り: 503m
• 下り: 498m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:40
• 休憩: 0:36
• 合計: 2:16

距離 3.8km 登り 508m 下り 498m

9:27 スタート地点
9:59 乗越浄土
10:02 10:03 宝剣山荘
10:11 10:14 中岳
10:17 10:18 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
10:29 10:49 木曽駒ヶ岳
10:57 10:58 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
11:03 11:11 中岳
11:17 11:18 天狗荘
11:23 乗越浄土
11:42 11:43 千畳敷駅
11:43 ゴール地点

全般にアイゼンが良く効く雪面状態で、快適な道でした。風もそれほど強くありませんでしたが、カール上部はときおり突風がくるのであおられてバランスを崩しそうになりました。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

いつもの年パスでバス／ロープウェイ利用　駐車場600円／回

コース状況／危険箇所等

乗越浄土手前カール上部の凍結、先日の滑落事故のあったコンディションからは、多くの入山者のステップで歩きやすくなっているとは思います。ですが日中の気温が上がっていますので、溶解～再凍結で日々状況は大きく変わるものと思います。中岳北側斜面は全体に氷が斜面を覆っており、転倒滑落に注意です。ピッケル／12本アイゼンが必須。

写真

2/23 7:05

菅の台バスセンター到着時は曇り。バスを待つ間に青空が見えてきました。初発組は臨時バス含め2台分くらい。ロープウェイで2612mに上がると雲海の上でした。

2/23 9:21

群青色の空！ホテル前泊の方がカールに取りついています。こちらも装備点検して出発！

2/23 9:22

ロープウェイで突き抜けてきた雲海の向こうには南アルプス

2/23 9:22

富士もその先に

2/23 9:23

2/23 9:23

2/23 9:25

カールの底にきました。徐々に傾斜がきつくなりますが、まだこの辺りは鼻歌まじり。

2/23 9:25

サギダル方面からのデブリ。今年は雪が少ないせいか、落石の発生もそろそろ注意とのこと。

2/23 9:35

今日は入山者少ない感じ。先週はアリの行列のようでしたね。他者の滑落に巻き込まれることはなさそうですが、自分で滑落しないように慎重にいかないと。

2/23 9:44

2/23 9:44

ステップが残っていて、登るぶんにはフラットフィッティングを意識していけば問題なさそうです。

2/23 9:44

2/23 9:51

岩々しい

2/23 9:51

雪面がクラストしててかてか

2/23 9:51

本日の想定では、この辺りでクラストしていれば無理せず引き返すつもりでした。行けそうなので乗越の上にでます。

2/23 9:55

到着。最後は夏道に沿ってジグが切ってありました。この状態であれば下りも問題なさそうです。

2/23 9:55

2/23 9:55

2/23 9:56

浄土平では休憩せず中岳に向かいます

2/23 9:56

2/23 9:56

伊那前岳方面も凍結していて緊張のルートになっています。常に風の強い稜線なので怖いです。

2/23 9:57

凍結した斜面に寝そべって撮ってみました

2/23 9:57

いかにも危険そう

2/23 9:58

2/23 9:59

三の沢岳も真っ白。でも例年よりかなり雪は少ない。

2/23 10:04

2/23 10:08

御嶽山もきれいです

2/23 10:08

2/23 10:08

中岳山頂に到着。ここも止まらず木曽駒山頂へ。

2/23 10:09

北側斜面はこんな感じ。凍結感はここが一番。爪を効かせてガシガシいわせながら下ります。

2/23 10:14

木曽駒への最後の緩やかな登り。

2/23 10:14

中岳を振り返ると太陽光が反射してテカテカ

2/23 10:41

2/23 10:41

美しい稜線が南に伸びる空木方面。

2/23 10:42

西側の展望もひらけて御嶽の向こうに白山の峰々

2/23 10:42

2/23 10:42

山頂に到着。

2/23 10:42

剣が峰がかっこいい乗鞍岳

2/23 10:42

雲間に穂高と槍

2/23 10:42

2/23 10:42

馬の背から将棋頭方面の尾根。雪が少ない。

2/23 10:42

先週あるいた八ヶ岳も全部見えました

2/23 10:42

木曽駒から眺める甲斐駒は対称形になって、美しいと思います。

2/23 10:42

北岳

2/23 10:42

間ノ岳

2/23 10:43

農鳥と富士

2/23 10:43

塩見岳

2/23 10:43

小河内から荒川三山あたり

2/23 10:43

方位盤の向こうに木曽前岳

2/23 10:47

2/23 10:52

暖かい紅茶を飲みながら展望を楽しんで下山します。帰り道、中岳の凍った斜面で少しアイゼントレもしました。

2/23 10:53

2/23 11:13

2/23 11:19

今日は宝剣には人はいないかな。

2/23 11:20

ここは下りのほうが断然難しい。恐怖感でどうしても重心が後ろに傾いてしまう。

2/23 11:23

核心部を数十メートルを過ごしてようやく写真撮る余裕。

2/23 11:23

2/23 11:33

きょうもずっと青空の山行きになりました。

2/23 11:33

駅まであと少し。のんびり歩いてます。

2/23 11:52

11:55のロープウェイにちょうど乗れました。半日楽しめました

撮影機器：

NIKON D3400 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ヘルメット

感想

tobi8549

先日の気温上昇後の凍結でかなり難度の上がっている木曽駒。少し様子見状態でしたが、皆さんのレコを拝見して行けるところまで行ってみようと。結果、山頂まで到達できましたが、今までで一番緊張度の高い木曽駒だった印象です。