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記録ID: 1739642
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

守門岳(保久礼〜大岳〜青雲岳〜袴岳〜藤平山周回)

2019年02月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:40
距離
16.6km
登り
1,360m
下り
1,345m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:39
休憩
1:00
合計
7:39
距離 16.6km 登り 1,360m 下り 1,360m
8:07
3
8:10
29
8:39
8:40
39
9:19
9:20
11
9:31
9:33
16
9:49
9:59
6
1460m地点
10:05
10:06
17
10:23
17
10:40
13
10:53
10:57
5
11:02
11:26
57
1480m地点
12:23
12:26
39
13:05
20
13:25
13:36
22
660m地点
13:58
13:59
33
14:32
14:34
0
14:34
ゴール地点
天候 快晴!!!
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道347号の除雪終了地点の駐車スペース
 
 
 
コース状況/
危険箇所等
●コース全般
スタート(除雪終了地点)〜大岳の先まではツボ足。
大岳から下った1350m地点〜袴岳まではアイゼン、
袴岳〜ゴール(除雪終了地点)まではワカンを使用。

●除雪終了地点〜大岳
雪の林道歩き。時々ショートカットしながら緩やかに標高を上げ、
長峰(704.6)を経由して、保久礼小屋へと至ります。
保久礼小屋からは明瞭な尾根筋を辿り高低差250mほど上げると
ほぼ雪に埋まったキビタキ避難小屋が現れます。
小屋を通過してすぐの標高1100m付近で森林限界を超えます。
ここからは遮るものが何もない広い尾根歩きになります。
キビタキ避難小屋から高低差400mほど登るとのっぺりした大岳山頂に到着です。

●大岳〜守門岳(袴岳)
大岳からは青雲岳との鞍部まで高低差130mほど急斜面を下った後、
青雲岳の肩まで急斜面を登り返します。
肩から青雲岳〜袴岳までは広い稜線を緩やかに辿ります。

●守門岳(袴岳)〜大池登山口
袴岳から小烏帽子まで高低差270mほどを一気に下ります。
子烏帽子手前から尾根は緩やかになり、小さなアップダウンを繰り返しながら
1181〜藤平山(1144)を経て大池山(1027)へと至ります。
ここから北に延びる尾根を下って854を目指します。
854の先で尾根を外れ下池を通って尾根を乗りかえて猿倉橋まで下りました。
この付近は少しコース取りが難しかったです。
猿倉橋からは林道を辿って除雪終了地点まで戻りました。
 
除雪終了地点からスタート。守門行くモン
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除雪終了地点からスタート。守門行くモン
しばらくは雪の林道歩き
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しばらくは雪の林道歩き
(photo komemame)
よく踏まれています
1
よく踏まれています
朝日が昇ってきました
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朝日が昇ってきました
いい雰囲気です
前方に目指すピーク
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前方に目指すピーク
アップで袴岳と大岳(photo komemame)
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アップで袴岳と大岳(photo komemame)
疎らな樹林帯の中を進みます
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疎らな樹林帯の中を進みます
長峰付近
(photo komemame)
長峰からは平坦な道のりが続きます
長峰からは平坦な道のりが続きます
少し下ると…
白帽子をかぶった保久礼小屋
白帽子をかぶった保久礼小屋
保久礼小屋を過ぎると明瞭な尾根筋
保久礼小屋を過ぎると明瞭な尾根筋
(photo komemame)
ほぼ雪に隠れたキビタキ避難小屋
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ほぼ雪に隠れたキビタキ避難小屋
キビタキ避難小屋を過ぎるとほどなく森林限界を超えます
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キビタキ避難小屋を過ぎるとほどなく森林限界を超えます
朝日が眩しい
霧氷の奥に中津又岳
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霧氷の奥に中津又岳
ギラギラの太陽
ウヒョー
言うことなし!
振り返るとこれモンの景色(photo komemame)
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振り返るとこれモンの景色(photo komemame)
横を見ると荒沢〜中ノ岳〜越後駒〜八海山と表裏越後三山が全部見え
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横を見ると荒沢〜中ノ岳〜越後駒〜八海山と表裏越後三山が全部見え
アップで越後三山(photo komemame)
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アップで越後三山(photo komemame)
さらに上越国境稜線
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さらに上越国境稜線
アップで上越国境稜線1(photo komemame)
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アップで上越国境稜線1(photo komemame)
アップで上越国境稜線2(photo komemame)
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アップで上越国境稜線2(photo komemame)
そして頸城山塊
こりゃいいわ
おっ、燧と至仏(photo komemame)
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おっ、燧と至仏(photo komemame)
雪庇が見えてきました
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雪庇が見えてきました
のっぺり大岳(photo komemame)
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のっぺり大岳(photo komemame)
大岳に到着
いやこれ最高だわ(photo komemame)
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いやこれ最高だわ(photo komemame)
山頂より。これが粟ヶ岳かぁ
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山頂より。これが粟ヶ岳かぁ
山頂より。飯豊が近い!
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山頂より。飯豊が近い!
アップで飯豊(photo komemame)
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アップで飯豊(photo komemame)
アップで裏越後三山(photo komemame)
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アップで裏越後三山(photo komemame)
越後山脈の山々
さて、ここからは雪庇を眺めながらの稜線歩き
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さて、ここからは雪庇を眺めながらの稜線歩き
絶景を眺めながら
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絶景を眺めながら
広いのよね
燧〜荒沢〜中ノ岳〜越後駒〜八海山
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燧〜荒沢〜中ノ岳〜越後駒〜八海山
上越国境稜線
青雲岳〜袴岳。お楽しみの稜線
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青雲岳〜袴岳。お楽しみの稜線
とにかくね、圧倒的に広いのね
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とにかくね、圧倒的に広いのね
とにかくね、圧倒的に大きいのね
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とにかくね、圧倒的に大きいのね
素晴らしいね
雪庇をバックに(photo komemame)
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雪庇をバックに(photo komemame)
♪♪♪♪〜(photo komemame)
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♪♪♪♪〜(photo komemame)
アイゼンつけます(photo komemame)
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アイゼンつけます(photo komemame)
鞍部までは急斜面の下り(photo komemame)
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鞍部までは急斜面の下り(photo komemame)
雪庇に気をつけながら
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雪庇に気をつけながら
鞍部から急斜面の登り返し
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鞍部から急斜面の登り返し
今冬シーズン一番の天気やね
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今冬シーズン一番の天気やね
青空に向かって
青雲岳の肩まで登るとだだっぴろ
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青雲岳の肩まで登るとだだっぴろ
大岳を振り返ります
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大岳を振り返ります
大岳をバックに(photo komemame)
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大岳をバックに(photo komemame)
海のような稜線
滑らかな雪庇
青雲岳の頭がチョコン
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青雲岳の頭がチョコン
ゴキゲン
雪庇の裏っ側
距離感が失われます
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距離感が失われます
(photo komemame)
青雲岳手前は樹氷地帯
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青雲岳手前は樹氷地帯
樹氷アップで
こういう景色を見ると人間って小っぽけだなと
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こういう景色を見ると人間って小っぽけだなと
袴岳が近づきました
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袴岳が近づきました
どっしり粟ヶ岳
空に浮かぶ飯豊
山頂まであと少し!
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山頂まであと少し!
袴岳山頂に到着!
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袴岳山頂に到着!
いちおね(photo komemame)
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いちおね(photo komemame)
山頂より。大岳と中津又岳
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山頂より。大岳と中津又岳
山頂より。粟ヶ岳
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山頂より。粟ヶ岳
山頂より。袴腰
山頂より。浅草岳
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山頂より。浅草岳
浅草岳アップで(photo komemame)
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浅草岳アップで(photo komemame)
山頂より。尾瀬方面。燧と奥白根
山頂より。尾瀬方面。燧と奥白根
燧と奥白根山(photo komemame)
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燧と奥白根山(photo komemame)
山頂より。表裏越後三山を一望
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山頂より。表裏越後三山を一望
アップで荒沢〜中ノ岳〜越後駒(photo komemame)
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アップで荒沢〜中ノ岳〜越後駒(photo komemame)
アップで八海山。八ッ峰〜入道岳。奥は巻機かな(photo komemame)
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アップで八海山。八ッ峰〜入道岳。奥は巻機かな(photo komemame)
山頂より。上越国境
山頂より。上越国境
山頂より。飯豊
アップで飯豊(photo komemame)
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アップで飯豊(photo komemame)
アップで頸城山塊(photo komemame)
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アップで頸城山塊(photo komemame)
(photo komemame)
山頂より。これから下る藤平尾根
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山頂より。これから下る藤平尾根
さて、少し下って風が除けられるところで休憩です
さて、少し下って風が除けられるところで休憩です
日本海の大気境界層がくっきり
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日本海の大気境界層がくっきり
藤平コースは絶景を眺めながらの下り
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藤平コースは絶景を眺めながらの下り
こっちのルートの方が景色は良いかもなぁ
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こっちのルートの方が景色は良いかもなぁ
藤平尾根も立派
ゴハン休憩の後はワカンを付けて下ります(photo komemame)
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ゴハン休憩の後はワカンを付けて下ります(photo komemame)
滑らか〜
広々〜(photo komemame)
広々〜(photo komemame)
(photo komemame)
上越国境を眺めながら
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上越国境を眺めながら
(photo komemame)
ヤベー撮られた。この日はなぜかワカンの先が引っかかって転びまくり(photo komemame)
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ヤベー撮られた。この日はなぜかワカンの先が引っかかって転びまくり(photo komemame)
浅草岳の全貌。やっぱり火山らしい
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浅草岳の全貌。やっぱり火山らしい
そして魅惑の浅草岳・早坂尾根(photo komemame)
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そして魅惑の浅草岳・早坂尾根(photo komemame)
昨シーズン末におろしたてのアウターパンツなのに…
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昨シーズン末におろしたてのアウターパンツなのに…
やめられない止まらない、シリセード
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やめられない止まらない、シリセード
小烏帽子の手前で尾根は平坦でだだっ広くなります
小烏帽子の手前で尾根は平坦でだだっ広くなります
ここから緩やかにアップダウンを繰り返します
ここから緩やかにアップダウンを繰り返します
アウターが脱げる季節になりました(photo komemame)
アウターが脱げる季節になりました(photo komemame)
藤平山への登り
藤平山より。大岳〜青雲岳〜袴岳を振り返ります
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藤平山より。大岳〜青雲岳〜袴岳を振り返ります
墨絵のような越後の山々
2
墨絵のような越後の山々
墨絵のような上越国境の山々
3
墨絵のような上越国境の山々
1027.4への登り。最後までド・快晴でした
2
1027.4への登り。最後までド・快晴でした
1027.4からは進路を北に変え854を目指します
1027.4からは進路を北に変え854を目指します
なぜかここはトレースレス
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なぜかここはトレースレス
さすが上越の山。標高1000mを切ってるのに雪庇がご立派
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さすが上越の山。標高1000mを切ってるのに雪庇がご立派
最後まで楽しませてくれます
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最後まで楽しませてくれます
854で尾根を外れ下池の方に下ります
854で尾根を外れ下池の方に下ります
スキあらば
雪で覆われた下池
雪で覆われた下池
下池からはちと道が分かりにくい
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下池からはちと道が分かりにくい
猿倉橋へ下り…
気温が上がってグズった雪
気温が上がってグズった雪
気温が上がりゆきおも(雪が重い)
気温が上がりゆきおも(雪が重い)
除雪終了地点に到着。お疲れ様でした!
2
除雪終了地点に到着。お疲れ様でした!

感想

例年バタバタしていて、山に行く時間を捻出しづらいこの時期。
少しでもチャンスがある時に多少無理をしてでも行っておかないと、
ホントに山から遠ざかってしまいます。
今週もそんな状況でしたが、日曜日の好天予報に背中を押されて守門岳へ。

いや、この山スゴくない?
こんなに素晴らしい尾根と稜線、そして景色がお手軽に手に入るなんて。
今冬シーズン一番の天気ということもあったかもしれませんが。

いつか守門と浅草岳を早坂尾根で繋ぎたいなぁ。



直前まで行ける気がしなかったけど、超睡眠不足だったけど。
守門には行きたかったし、天気も良さそうだし、
行かなかったらぜったい後悔する!と、
週明けのツラさに目をつぶって、いざ守門へ〜。
あぁ、本当に行ってよかった!
行ってなかったら、本気で後悔してました。
というくらい、すごいすごい景色。
とくに守門岳から先の藤平尾根が圧巻でした。
頭がクラクラする墨絵みたいな世界を前に
ただただ「来てよかった〜」を繰り返すばかり。
山はやっぱり偉大。こんなに絶不調だったのに、元気になっちゃうんだから。

山はあっという間に冬から春へ。
雪の質感も体に感じる空気も春の陽気。
この時期はなかなか山にいけないのだけど、
今年は雪解けも早そうだし、出来るだけ山に通って
季節の移ろいを感じたいものです。


おしまい。

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コメント

素晴らしい守門!
danyamaさん、komemameさん、こんばんは!

いや〜、美しい写真も相まって、素晴らしい守門岳を堪能させていただきました。
天気も最高だったみたいですね。
自分はこの日、浅間山に登りましたが、素晴らしい山行になりました。

守門岳は、2年くらい前の残雪期に登りました。
雪庇もすでに落ちたあとでしたが、それでも広々とした大岳が素晴らしかったのを覚えています。

自分もいつか、この時期の好天の日に登ってみたいなー。
素晴らしいレコ、ありがとうございました!
2019/2/28 23:44
Re: 素晴らしい守門!
MonsieurKudoさん

こんにちは。

守門、こんな素晴らしい山だったとは、もっと早く行ってればよかったです。
そして、この日は多くのエリアで登山日和の天気になったようで、
お互い最高の山行になってよかったですね。
上越地方でここまで良い天気というのも、珍しいのではないかと思います。

ここのところ年々雪融けが早くなっている印象があるので、行きたい山は早めに!ですね。

コメントいただき、ありがとうございます!
2019/3/1 16:16
プロフィール画像
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