スノシューで行く塔ノ岳、鍋割山
- GPS
- 08:25
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,375m
- 下り
- 1,364m
コースタイム
天候 | 曇時々小雪、小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大倉尾根は、花立山荘付近よりアイゼン装着必要、 金冷し辺りでは、30〜50儖未叛秧爾い、登山道は トレースがはっきりしており、アイゼンだけで問題なし。 アイゼンなしの方も何とかしのいでましたが、 厳しそうでした。丹沢でのスノシューハイキングは、 周りの方に珍しがられましたが、深雪の中にわざと 入っていく快感は格別!でも鍋割山に向かうと雪も 少なくなり、丹沢方面に行った方がスノシューは、 楽しめたと思います。 |
写真
感想
今冬、皆さんのヤマレコに雪の丹沢の記録が多く載り、
楽しませてもらってました。先週末に丹沢に雪が積もった
のを知り、たまらなくなり塔の岳に向かうことに決めました。
雪の塔の岳を満喫するためにアイゼンやスノシューまで
用意して出掛けました。
天気はあいにくの曇り空で、ガスって眺望も望めそうに
ないので少し重たい気分で出発しました。途中、ドロドロの
登山道には閉口しましたが、堀山の家のあたりで雪が出始め、
花立山荘の前で皆さんに習って10本爪アイゼンを装着
しました。いよいよ、ワクワク雪山登山の始まりです。
花立山荘を過ぎ、いよいよ金冷シ辺りでは、トレースは
しっかりしておりアイゼンを付けていれば問題はありません
でしたが、外れるとすっぽり膝辺りまで潜ってしまう雪深さ
です。すれ違う時には、よけるのも大変でした。
塔の岳山頂に着き、記念撮影して尊仏山荘でカップラーメン
を注文し、昼食休憩。目の前に座ったご婦人より、スノシュー
の質問を受けたりしてしばしまったりと過ごしました。途中、
ガスボンベ2本背負ってきた塔の岳のチャンピオンも入って
きて場の雰囲気が盛り上がっていました。山荘のご主人から
「丹沢山方面の方が雪が深いよ」とアドバイス頂きましたが、
帰りを考慮して鍋割山方面の稜線を歩くことにしました。
尊仏山荘を出て早速スノシューを装着し、いよいよスノシュー
ハイクに出発です。急な下りもトレースを外れて深雪の上を
滑るように下って行きます。スノシューは、バックカントリー
で主に登りに使っている場合が多く、新雪の上を喘ぎながら
登って行くのが常でしたが、下りで使うとフカフカの雲の上を
滑降り下っていく感覚で最高でした。
鍋割山への稜線では、階段や木道を通ると引っ掛かったり
するので森の深雪の方を抜けていきます。誰にも踏まれて
いない新雪の上を歩くのは、年齢に関係なく快感でした。
また、この区間シカにも2回(オス1匹、メス3匹)遭遇し、
雪の丹沢を満喫することができました。途中、自分で
スノシューの片方を踏んでしまい、思い切り転倒し、左手の
中指を強打してしまいました。次の日、医者に見せると剥離
骨折していました。アー痛い!
鍋割山に近づくにつれ、積雪量は減っていき、鍋割山で
スノシューをはずしました。また、鍋割山で履き換えた
アイゼンも10分ほど下って行くとはずすことになり、
雪山ハイクは終了しました。さらに帰り道の林道では、
初めて丹沢でカモシカにも遭遇し、自然が豊かなことが
実感できました。今回の雪の丹沢山行は、100点満点
マイナス骨折の山旅でした。雪の丹沢でスノシュー、
最高です。
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