鳥岳、大長山、赤兎山、大舟山〜小原から周回〜
- GPS
- 13:00
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,890m
- 下り
- 1,918m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
除雪済で10台以上は駐車可能だと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■小原林道〜小原ダム〜烏尾根 小原林道は一部アスファルト露出、小原ダムからの烏尾根への取付き部分は写真参照して下さい。 取付きに雪はありせんでしたが尾根まで問題なく上がれました、尾根も藪は薄いので比較的快適に歩けます。 1000m付近に崖あり、直登しましたが左右どちらかに巻けるのかも?(暗くて不明) 1250m付近に大きなギャップあり、左に巻くしかありませんがこちらもほぼ崖状態。雪は付いていたので12本アイゼンとダブルウィペット使用し3点支持で慎重に登りました。その後も細尾根ありますので雪庇に注意。 ■鳥岳〜鉢伏山〜大長山(巻道ルート) 烏岳〜鉢伏山間は全く問題なし。 鉢伏山〜大長山間は多くの方が書かれているので省略、直登ルートは通ってませんが雪割れは無いように見えたのでまだまだ行けそうです。 ■大長山〜赤兎山 大長山直下は急斜面&細尾根でクラックもあり危険個所。 その後は苅安山含め小さいピークがいくつかあります、私は全て尾根を歩きましたがトラバースも出来ます、でも安全重視なら全て尾根を通る方が良いと思います。 小原峠から赤兎山へは急登ですが短いです。 大長直下の危険個所下りてからワカンで歩きました。 ■赤兎山〜大船山〜小原林道 比較的安全な尾根だと思います、危険個所なし。 |
写真
感想
小原から烏岳へ行って来ました。
昨年小原から板谷尾根登頂、でも下山で予定していた烏岳及び烏尾根は天候不良で断念。よって今回新ためて小原から鳥尾根にチャレンジして来ました。
今回は予報も良かったのでその後の工程もギューギューに詰め込み大長→赤兎の周回予定でスタート!
最初は小原林道30分ほどテクテク、雪も締まっているしツボ足で全く問題無し、所々アスファルトも出ていた。
途中で左折し取付きのある小原ダムへ、ダムの上を通る所までは分かっていたがそのあと烏尾根への行き方分からず右往左往(汗)。
間違って大長ダイレクト尾根へ行きそうになったがGPSみて戻る、鉄の橋を2つほど渡ってやっと取付きへ。明るければもっと簡単に行けたと思うが今日の工程考えると深夜出発は避けられないので仕方なかった。
取付きにほぼ雪なし!もまあ予想通り、まあまあ急斜面ではあったが藪もなく何とか尾根まで出れた。尾根に出てもしばらく雪無いことに変わりは無かったがこちらも藪が全く無い。・・と言うかうっすらではあるが道があったような?廃道とかかな??
標高800〜900m辺りで雪繋がりだし快適に、尾根も序盤は緩い斜面であった。
1000m辺りで目の前に大きな断崖絶壁にぶち当たる、確か核心部のギャップ(深く切れ込んだ場所)はまだ先のはず…。多分左右どちらかに巻けるのだろうが暗くてよく分からない、適当に登って途中から行きやすい方向へトラバースしようと登ったらもうトラバースも出来ない場所まで来ていて初心者丸出し(汗)。最後は崖をよじ登ったが木々が多かったので助かったというだけ。
そして核心部のギャップへ、コレは聞いた通り左へ巻く。と言っても右には絶対に巻け無いので選択の余地は無い。巻いた先の斜面もほぼ崖、でもこちらは雪が繋がっていた。12本アイゼン装着しウィペットのピックをダブルで使用、確実な3点支持で何とかクリア出来た。ウィペットはピックの部分短いけどダブルだと安心出来る。
2ヶ所の難関クリアしいよいよ烏岳山頂へ。
日は出た後だったが神々しい光とそれを浴びて光る霧氷たち、大長と鉢伏山の間に見える見事な白山!もちろんノートレースで最高な気分で登頂♪
写真タイム満喫して鉢伏山へ、時刻は8時くらいだったと思うがトレースは1人のみ、もちろん大長に向かわれていた。私もなぞるように大長へ。先行者はやっぱり直登であったが私はもちろん巻道、だって怖いし。(今さらかー!)
…って言うのは半分冗談で私は巻道のブナ林が大好き♪今日は霧氷もバッチリだったので直登するのは逆にもったいないと思う方。
霧氷が落ちたスノーチップの上をブナ林楽しみながら歩けばあっという間に稜線へ。
鉢伏山からではまだ逆光で見えにくかった白山が今度はクッキリお出迎え♪やっぱ大長最高!連続で登ってた頃は白山近過ぎって思ったりもしたがやっぱ近いに越した事ない。
先週日曜は大賑わいだったようだが今日は先行者も下山した後でずーっと貸切(まあ時間早いからだが)、いつもなら静かな山を大満喫♪と書きたい所だが今日は先週の楽しそうなお写真沢山見たので正直寂しかったか。先週来てれば・・・(>_<)
大展望満喫して赤兎山へ、この稜線はnakkiさんとテント泊で来て以来、左手に白山がずーっと見え気持ち良い稜線歩き、自分的にはあっという間に赤兎山着いた。
赤兎山ももちろん貸切、こちらは足跡すら無いし相変わらずの快晴♪nakkiさんと来た記憶が蘇る、今でもあの感動は忘れられない。
天気も相変わらずの快晴でテンションMAX!!!、ギリギリまで下山したく病発動(コレは危険な考えです)、もちろん時間もあるという裏付けもあったので大舟山へGO!
こちらは比較的安全な尾根であっさり大舟山へ、山頂から見える経ヶ岳とこへ続く尾根が素晴らしい、今度は絶対この尾根から登り上げようと心に誓い下山開始、小原林道まで着地したらゲートまで消化試合。
4、5日前は予報さほどでも無かったと思うが最終的には先週日曜日とほぼ同じくらい天候に恵まれた。第一目的であった鳥尾根も登れたし久しぶりの大長〜赤兎間も大満足♪
これで小原から板谷の頭、鉢伏山と2本の尾根制覇出来た。来年は大長ダイレクト尾根へ行き川の字で制覇したい所だがこちらは更に情報少ない、果たして行けるのだろうか??とにかく尾根最高!
※最後になりますが昨年同じ小原→烏岳ルートを歩かれたmi-bouさん、chari-zoさんのレコは大変参考になりました。
コレが無かったら今回チャレンジして無かったと思います、本当にありがとうございました。
コメント
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セクスィーポーズ、堪能させていただきました
霧氷がめちゃめちゃ綺麗です。22,23,39は特に素晴らしい!
醜いもの見せてすいませんm(_ _)m
最近イジって頂けるポーズなのでやらない訳にはいかないのですよ!
お褒めの言葉ありがとうございます♪、pさんみたいなプロに褒められると何だか擽ったいです。
実物はもっと良かったのですが私のカメラ&技術ではコレが限界(>_<)
22と23は正直人物入れたかったのですがソロではどうにもならずでした。
赤兎山での昔の再現ポーズがカッコいい!
赤兎山の頂に福井の鷹kiyaさん再び舞い降りる!
スフィンクスのお手本写真も素晴らしく有難うございます。
ただ、監督不在で辱しめ感薄し。
前からのアングルは監督が完成させる前の懐かしいやつですね。
そして山行のクライマックス!お弁当!素晴らしいです!
コメントがカッコ良過ぎ。
僕らの跡地は山頂付近の方です。
赤兎方面の降り口付近の方は前日テント泊のソロの方のものです。
素晴らしくそして難関なルート踏破お疲れ様でした。
そんな真正面から褒められると照れます(;^ω^)
doiさん夫婦のレコでも自分たちがテント泊したときの記憶蘇りましたが
今回自分が行って更に蘇りました!
あの頃ではかなり背伸びした山行だったので赤兎山着いた時の感動は今でも忘れられません、今まででNo,1かも。
大口叩いてしまった手前「イイポーズ決めないと!」と今回スフィンクスポーズ何十枚も撮影したのですがどれも何か足りない…、それそれ辱め感!やらされてる感が出てないですね!さすがshinjidoiさん、恐れ入りましたm(__)m
お弁当は偉い好評ですね、おにぎりって冬山では凍るから持っていったらダメな食糧定番ですがなんとか食べれました。
コメントはホントに思ったことです、感謝しかありません。
単に人が歩かないような道歩いて目立ちたいだけの残念ハイカーです
※表題はこうゆう言葉があるのですが?調べたけど分かりませんでした(汗)
表題は49枚目のダケカンバの写真が春めいていたので、イメージに語呂を合わせてみました😅
じゃあ自分で考えた言葉なんですねf^_^;
ご夫婦揃って表現力豊かと言うかボキャブラリー豊富と言うか(大汗)。
今時期小さい春見つけるのも楽しいですね♪
kiyaさん、おはようございます。なんだかすごいチャレンジですね。成功おめでとうございます。
とろろ昆布の花言葉は、ブジカエレ、ですね。朝からジーンとしました。ちなみに平日の場合、シッカリカセゲも付加されるそうです。
短くてスミマセン。出勤します。
とろろ昆布って花なんだ!って思いビックリ‼
3秒後にGoogleで「とろろ昆布 花言葉」で検索したのは内緒ですよ(笑)
朝から頭の回転はやっ!会社でも弁当たべてると書いたので「シッカリカセゲ」も付け加えましたね、流石です。おにぎり外側レパートリーは3、4種類ありますがとろろの時は毎回思い出しそう、どうしてくれるんですか!(^.^)
kiyaさん、お見事です!パーフェクトです!
もちろん困難なルートを踏破されてることが一番ですが…
スフィンクスポーズのプリッとしたヒップ&照れ臭さを感じさせない表情&アングルがすばらしいですね。どんどん進化していっているように思います。笑
お写真もとてもキレイです!
あと奥様の愛情たっぷりお弁当がとてもいいですね。
いつも思っていたのですが、ほんとお料理上手ですよね。昨秋のキノコのお料理とかめちゃ美味しそうでした😋
どい家の豪邸跡は28番だと思います。ほぼ現状復帰してきてるので安心しました。
やっぱり山頂はつるんとしてる方が綺麗ですもんね。
解体した時に表札を一番上に置いとけば良かったですね。
lanchidさん、とろろ昆布の花言葉の意味がすごく素敵ですね。
わたしもジーンときちゃいました🥺
このポーズが進化ですか?あんまりさせたく無いかもですσ^_^;
でもイヤイヤやってもダメだし好んでやっても旦那様仰る通り辱め感出ないし・・中々奥が深いポーですorz
お褒め頂き言葉ありがとうございます。
料理“も”上手な妻です!
この“も”の部分に間違って“は”を入れるとあっという間にケンカになります(ホントです)。って言うか上手い下手は他と比べられ
ないので分かりませんが、料理好きなのは間違いないです。同棲してしばらくは驚きの連続でした。
テント跡は計3つあったのですが私も28だと思いました。他より穴深かったです、少し覗いちゃいました(^。^)
私としてはバッチリ残して置いて欲しかったのですが、一般的には真っさらの山頂がイイですね。doi家はカッコもイイけどマナーもイイ!
↑にも書きましたが信じて調べたの私だけ?
ちょっと恥ずかしい(>_<)
平行度が・・・いえ何でもありません。
流石の周回ですね♪
青空&霧氷つきで羨ましい・・・なんでkiyaさんの山行ばかり晴れるんですか(怒
来年こそは赤兎〜経ヶ岳の稜線繋げましょう!
現れましたね平行おじさん!今回は結構意識して撮りましたよ。
流石の周回と言うか周回じゃないと無理でしょ、今回のコンディションでも憩いの森から赤兎ピストンは自信無いです。登り返し多過ぎ(汗)。
人の幸せ素直に喜びましょう、その荒んだ心が空をグレーにしてるのでは!(笑)
赤兎〜経ヶ岳よろしくです、クラック多そうだし流石に1人は危険、私は後付いてきますね!
kiyaさん、こんちは
計画UP時点から驚く(呆れる?)てました
それをいとも簡単にこなせちゃうんだからスゴ!!
「ビック山行」お疲れ様です
で...羨ましぃ
愛妻の手弁当持参でビック山行とは
我が家じゃ絶対・ぜったい!! に考えられん!!!!!!
ふむふむ「とろろ昆布の花言葉は、ブジカエレ」か
これから単独の時にはhiroに作らせるか
いゃいゃ....「眠いんだから勝手に行って!!」
とお叱り受けちゃうよ
まぁkiyaさん夫婦愛には「ごちそう様」です
ラブラブ度は完全に...いゃいゃ当然、負けてます 我が家は
ちょっと冒険というかチャレンジと言うか・・そういう要素が欲しいタイプなんだと思います。達成出来た時の喜びがたまりません♪夏冬問わず危険な考えある事は分かっているのですがσ^_^;
何故皆さん弁当に目がいくの?見ての通り質素な弁当ですよね??
ネタバラしするとおにぎりはご飯余ってたからですよ、卵焼きはわざわざ作ってると思いますけど。
正直コンビニのおにぎりの方が・・・何でもありません(笑)。
そうそう今回はtoshiさんが違反切符でしょう、妻が仕事してる間に他の女性と山登り!!祟りがアキレス腱の痛み程度⁉で良かったですね(笑)
確かに春霞多かったけど良いお天気でしたね♪
kiyaさん、こんばんは。 はじめまして。
大長山山頂で赤兎山方面への足跡を見て、つわものがいると思ったらこんな周回だったんですね 2重でビックリです
赤兎山からの白山の眺望も最高ですね
このコース、僕には無理ですが素晴らしい眺望ありがとうございました。
nopposunさんこんにちは、はじめまして。
レコは数年前から何度となく拝見しています。
私も数年前まで今時期に赤兎山までなど考えられませんでしたが大長テント泊で1回、小原林道から赤兎山ピストンで1回行ったことありある程度土地勘と言うか感覚掴めてたのでやってみました。
大長からだと白山近過ぎ!と思う事もある(贅沢な話ですが)ので赤兎だとちょうどいい距離感ですよ(^。^)
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