会津駒ヶ岳
- GPS
- 05:31
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,243m
- 下り
- 1,226m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:30
天候 | 快晴 樹林帯はほぼ無風 樹林帯の外は微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪はスキーをするには十分だった。雪質は硬い雪の上に新雪が数cmから10cm程度。標高の高い所はパウダーで滑り易かったが、低い方は高温のため湿気を吸って扱いづらい雪だった。雪は夏の登山口に至る林道で一部切れかかっていて、今日のところはギリギリ板を脱がずに通過できたが、今後は難しいかも知れない。 |
写真
感想
埼玉からはるばる福島県檜枝岐村まで出向いてスキーで会津駒ヶ岳を往復してきた。山頂付近はパウダーがあり快適に楽しめた。以下に詳細。
テニスコートそばの駐車場には5:40頃に到着。まだ薄暗く、先客は1台のみ。気温はマイナス1℃と暖かめ。埼玉県南部の自宅からここまではとても遠い。最寄りの高速のインターチェンジから延々下道を走らなければ到達できない。日の出と共に出発したかったので深夜自宅発としたが、睡眠時間は十分ではなく、道中異常なほどの眠気に襲われた。どこかでクルマを止めて寝たいほどだったが、正に眠い目をこすりつつ運転して到着した。着後食事をするが運転で疲れて食欲はなく、でも食べないと動けないので何とか食べる。準備して完全に夜が明けた6:10に出発。この間後続は誰も駐車場に到着せず。例によって数分国道をスキーを持って歩いた後、除雪されていない林道を歩き始める。雪は硬いが凍ってはいなかった。今日は雪が硬いのを予想してピックストックを持参した。林道を歩き途中をショートカットして冬の登山口とも言うべき斜面の前に到達。前回はここでクトーを着けて登ったが、今日はそのまま進む。斜面の途中で傾斜がきつくなり、スキーでの登降がしんどくなったのでアイゼン歩行に切り替える。背中でスキーは重いが、このスタイルの方が自分にとっては急斜面は安全でしかも早く登れる。ピックストックも有効利用するが、後に片方のカバーをどこかに落としたことに気付く。最近この手のミスが多過ぎる。尾根に上がればシール歩行再開としたかったが、しばらくは傾斜が案外急なのでそのままアイゼンで進む。夏道と合流し、傾斜が緩くなってからシール歩行に切り替える。ここからは快適な登高となった。フワフワの新雪が硬い雪を覆っていて、時折ガリガリ音がするものの、場所を選んで歩けば滑ることもなく歩き易かった。樹林帯なので風は時折通る程度で寒くはなく、冬用のジャケットを着込んで歩いていると汗をかくほどだった。あまり汗はかきたくないのでペースを抑えつつ歩く。標高が更に上がると右手側に白い雪に覆われた稜線が見え始める。この景色が見たかった。この景色を見るために睡眠不足の中はるばる何時間もクルマを運転してきたのだ。写真を撮りつつ先に進む。景色が良すぎて写真を撮ってばかりのため、なかなか先に進めないほどだった。樹林が終わると風が強そうだったので、その手前で耐寒耐風装備に身を包んだが、外に出ても案外に風は強くなくて、ゴーグルなどして歩いたものだから、自分の熱気で曇り始める始末だった。やはりペースを落とすことで解消させる。樹林帯が終わるとトラバース気味の歩行になるが、ここで今日初めての登山者とすれ違う。山頂を既に踏んできたようで、暗いうちに出発したのだろう。トラバース区間が終わると山頂へ向けて最後の登り。これをこなして山頂到着、と思ったが例の山頂標が見えない。以前3月末頃に来たときは、頭だけ見えていた時があったが、今日はまだ下前に雪の下にあったようだ。念の為GPSも取り出して山頂であることを確認。駐車場出発からぴったり4時間で到着。前回よりだいぶ遅れたが、途中新雪がありラッセルもしたのでこんなものだろう。山頂からの眺めは相変わらず良いが、もう春らしい霞が出ている。そして山頂付近は風が吹き抜けて寒い。長居はできそうにないのでさっさとシールを剥いで滑る準備を始める。景色最高だが、ここで長居して体を冷やすのは得策ではなかった。山頂滞在15分ほどで下山開始。山頂付近は新雪がほとんど着いていなくてガリガリ音がうるさい。何度かターンしてトラバースに移る。今度はしっかり雪の着いた斜面があらわれたので滑る。ここは中々快適だった。この頃になると続々と後続のハイカーやスキーヤーが登って来るように。自分の出発時間は他より早かったようだ。おかげでノートラックの斜面を楽しむことができた。その後は樹林帯に入るが、標高が高くて傾斜の緩い樹林帯なのでツリーランが楽しかった。雪質も良く、板がよく滑った。しかし快適斜面と快適雪質は長続きせず、標高が下がり温度が上がると雪が重くなり、更に傾斜のある斜面も出てきた。こうなると自分のスキー技量では滑るよりも安全に標高を落とすほうが優先になるので、横滑りなども交えつつ安全に下る。最後アイゼン歩行した斜面を降るがここは新雪が少なくて直ぐガリガリの雪があらわれたので、楽しい滑りとはならなかった。朝林道をカットして登った斜面を今度は下り、更に林道を滑って今日の行動は終了。林道で水がジャージャー出ている箇所は往復共にスキーのまま通過できたが、このまま雪が降らなければ、そろそろ板を外す必要が出てくるかもしれない。
3/2現在、那須塩原〜道の駅尾瀬檜枝岐までの道路状況は、どんな感じでしょうか?具体的にはスタッドレスだけで(=チェーンなしで)、到達できそうなレベルでしょうか?3/16-17の週末を狙っており。ご教授ください。
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