城峯山 - 天候にも恵まれ期待以上に充実した尾根歩きができました。


- GPS
- 07:54
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,067m
- 下り
- 1,069m
コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 7:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<登った尾根> テープ等はありませんが、薄い踏み跡もあり特に危険な場所もありません。(VR基準) 最初に取り付いた尾根は、立沢の集落手前で墓地にぶつかり進めなくなるので、集落までは、途中あるいは最初から東側に平行する車道を歩いた方がいいです。 770帯で出会う林道は山側のほとんどが崖かコンクリート壁ですが、東側に約100m移動した場所から再開できます。 800帯で唯一岩登りがあるのですが、この岩尾根途中に動物の棲家に最適な岩穴があります。直前に小柄な黒い動物が逃げて行き、猪かと思いましたが小熊だったかもしれません。東側を大きく巻くこともできそうです。 940帯で登山道に合流します。 <下った尾根> 踏み跡あります。時々テープもあり歩く人がいるようです。終盤の急斜面以外は危険な場所はありません。(VR基準) 途中(850帯)までは登山道です。 約800付近には好展望場所があります。 480帯で正に落ちるような急斜面が現れます。等高線が緩そうな尾根筋を南下せず、東側に降りることを勧めます。 |
ファイル |
計画ルート図
(更新時刻:2019/03/03 00:03) |
写真
感想
天候と帰省のタイミングが合わず、1ヶ月ぶりの山行です。
城峯山は、たぶん2回ほどしか登ったことがないのに、なぜか穏やかな印象がありました。天気がいいのとそんなイメージもあって(本当は鈍っている身体を心配して)この日はロープは持たず、代わりに日向ぼっこ用の厚手のシートを持って向かいました。
部分的にはイメージに似合わず少し険しい場所もありますが、登り下り共、全体的には穏やかでヤブもそれほどなく歩き易い尾根で気に入りました。(でも、やはりVRならロープは持つべきでした。)
特に下った尾根は、刺激が欲しい人には登る尾根としてお勧めできます。標高480帯の急斜面だけは難所ですが、東側を登れば大丈夫でしょう。
実はこの難所、無理やり尾根筋を南下しようとしたのですが、1歩踏み出した時に落葉の下の枝か小石を転がし、久しぶりに尻餅を付きました。私にはこれが何かの暗示に思え、下降ルートを東斜面に変えたのですが、これは正解だったと思います。斜度はそれほど変わらない感じですが、岩が無いので滑落しても大事に至らないからです。
チャレンジ欲求をどこまで許すか、自分との戦いは永遠に続く。ですね。
鉄塔下でのランチ休憩では、ポカポカ陽気の中で目的の一つでもある日向ぼっこができました。この日は風が少し強かったのですが、幸いココは風除けになる茅などがあり暑いくらいで、仰向けで寝ころんでいたので少し日焼けもしたようです。
この付近には他にも良さげな尾根があり、遠いのが難点ですが別のルートも検討してみようと思いました。
さてさて、思いの外満足して山行を終えたわけですが、車で帰宅の準備をしていると猟友会と思しき人が軽トラでやってきて私の隣に付けました。何事かと様子を窺っていると、少し慌てた様子で猟銃らしきものを取り出し(え?)、私には目もくれず(ホッ)川沿いのヤブに入って行ったかと思うと、ほどなくズドン。
話を聞くと、仕掛けていたワナに鹿が掛かっていたとのこと。車からすぐ近く(30mくらい)なのにまったくその気配がなかったので、既に息絶えていたのかもしれません。
それにしても、ヤブの中とは言えこんな近くにワナとは・・・気を付けねば。
写真は、手慣れた様子でさばいている場面です。う〜む、、、ノーコメントで。
コメント
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キノエさん こんばんは。
11番はホトケノザです。冬の間に根を張り、じゃがいもを植え付けるのに、大変邪魔な雑草です。ただ、根元を上手く持てば、一挙に引き抜けます。キノエさんの畑にもその内お邪魔すると思います。
城峰山の南側は、仰る通り穏やかな地形が多いと思いますが、東西に横切る林道が良い尾根をことごとく寸断しています。大変残念でなりません。
ところで、一等三角点で360度の抜群の眺望をほこる山頂電波塔の展望台には寄りませんでしたか?
puku-fさん、
ずいぶん綺麗な雑草ですね。
畝に沿って整然と咲いていたので、てっきり植えたのかと思いましたが。じゃがいもの養分があるからなんでしょうか。那須では見たことないですよ。たぶん。
林道は確かに残念ですが、低山ではある程度仕方ないですね。なので、最近はアクセント的に許容している自分がいます
展望台には登りませんでしたが、360度見渡せるんですか?遠方は霞んでいたし、10mくらい高くなっても景観はそれほど変わらないんじゃないかと。ん〜残念。
あれ?埼玉県の狩猟期間って2/15までじゃなかった?
ネットで調べたら、鹿とイノシシの罠猟に限り、1か月間延期されたようです。
止めをさす時に使う銃の使用は認められてるようです。
これで安心して山歩きができます。よかった。よかった
小熊の後に親熊が出てこなくてよかったですね
kinoeさん熊鈴、付ける派でしたっけ
この日は天気よくてうらやましいです。
日曜は今週もダメそうじゃないですか
ワルさん、
狩猟期間のことなんて、全く気にしなかったです。
と言うか、漠然と山中で猟犬を連れて行うことをイメージしていたので、罠猟と聞いて「なるほど」って感じです。
つまり、狩猟期間後はワナもなくなるってことですね。
しかし近かった割に音は吸い込まれるように意外と静かでしたよ。山中だとヤマビコ的に反響するんじゃないのかな。
熊鈴はバリではもちろん付けてます。
動物はもちろん、もしいたら人(ハンターとか)にも知らせたいので。
あの岩穴、アップしようと写真は撮ったんですが、後で見てみるとまるでわからなくてボツにしました。
そう。天気は見事なほど土
風は少しありましたが、風が無い場所では太陽の暖かさが直に感じられて、何ヶ月ぶりかのごろ寝を楽しむことができました。
ただ、遠方が霞んでいたのは、花粉なのかもしれませんねぇ。私はまだ大丈夫です。
kinoeさん、こんにちは
奥武蔵でも、このエリアは自分なじみがないのですが、やっぱりkinoeさんのレコは見ていて楽しいですね
VRの難関は、尾根へのとりつきと、くだりでは尾根から林道へ降りるところと以前熟達者から伺ったことがあるのですが、まさにそんな感じで
私有地もマズイですし…あとあるユーザーさんのレコで、林道降りようとしたら、落石防止のネットに阻まれて降りれずそのまま登り返してビバークした
林道も尾根寸断されていて、目の前に見えているのに、10m以上のコンクリの壁でザイルないと降りれないとか…
山岳地帯でなないのですが、先週ランニングしていて、最後に車道からショートカットしようとして似たようなシチュエーションで焦りました(西武ドーム近くで…
ちょこちょこ正規ルートと合流、あはは、正規ルート行き過ぎて、ハズしているというのもウケてしまいました
低山エリアですと、地形図では歩けそうなルートも実際行くと、民家、林道、その他人工物があるが故での障害物、難所、結構侮れないですよね…
先週上がった某ヘ○タ○ハイカーのレコでも、最後の最後でそんな感じの記録でした
いやしかし、kinoeさん、何だかとっても楽しそうです
そんな感じがすご〜くいたしました
マタギの話…
下山後の地元のお店で、山岳救助隊兼ねマタギの方がたまたま同席していて、話を聞いたことがあるのですが(結構生々しかったです
猟銃の音といい、すごい緊迫感と迫力なんでしょうね
マチャさん、
飽きずにコメント、ありがとね。
いや〜、久しぶりにホント楽しかったんです。距離とか時間とか、このくらいのしんどさがちょうどいい感じかな。滲み出てしまったようでお恥ずかしい。
林道の件は上でもちょっと書いてますが、許容し一つの難所として捉えるしかないんでしょうね。登る場合と降りる場合との難度(探索のし易さも含めて)の差が大きいのが困りものですけど。
ただ個人的には、林業関係者が立ち入ることもあるでしょうから、法面からそう遠くない場所に「抜け道」があるんじゃないのかなぁ。
道迷いと言うか、行きたいソコに行けない、なんかわからないけどコッチに来ちゃった、そんな状況って確かに山だけでなくありますよね。
実はこの日行き過ぎたのはアソコだけでなくて、向かう途中の皆野寄居有料道路でもそうでした。前までは終点で降りていたので出口を意識することなく走っていたら、なんか見慣れない景色になって・・・道路がいつの間にか延伸していました。
その後も幹線道路をまっすぐ行けばいいのに、脇道に入って細い道を大回りして再び元の道路に戻ったり・・・ナビが古くてだいぶ支障をきたしています。ナビ頼りもほどほどにしないとですね。
猟銃の音は、ホント想像より静かでした。例えるなら、段ボールを棒で叩く音の少し大きい版かな。ボン!って感じ。
お肉は分け合って戴くんだそうです。
今週末に計画していたルートそのまんまでビックリしました
逆回りですけど
写真7の辺りに天空のおやきの店があるんで、最後に買って帰るつもりでした。
8にも駐車場の看板写ってますね。
もうちょっと間を空けて、ほとぼりが冷めた頃に変更します
このエリアで熊に遭遇した事はないですが、やっぱり居るんでしょうね。
確か金岳でyamadanukiさんも遭ってますから。
岩場の穴は気を付けます。
yasuhiroさん、
ありゃま〜、それは申し訳ない。
楽しみを半減させちゃいましたね。m(__)m
あの岩穴は、普段絶対に何かがねぐらにしていると思いますよ。
是非カメラの電源を入れてから、そ〜っと近づいて行ってください。
な〜んて、でも行く時はマジでソコと林道越えには注意しましょう。
実は私にも、行こうと思っていた直前にyasuhiroさんに先を越されて、思い留まったルートがあるんですよ。もうスッカリほとぼりは冷めましたけど、父不見山です。だからアイコですね。
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