【仙泉作戦】泉ヶ岳(かもしかコース〜滑降コース)【丁17.3】
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 03:22
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 699m
- 下り
- 701m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
見返平から急登が続く。雪の踏み抜きにも注意。 |
写真
感想
『星空とともに』初鑑賞から5年。そして付随山行も5年目。今年は、いくつかの候補の中から、今年の降雪・積雪状況を踏まえ、今の時期なら行けるんじゃないか?と冒険し、今なお雪に覆われている泉ヶ岳にダイブすることとした。
※『星空とともに』って何?という方は、こちらをどうぞ。
『星空とともに』 in 仙台
https://www.yamareco.com/modules/diary/7449-detail-92978
【七星作戦】星空とともに、本来の七ツ森【己26.4*】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-608420.html
【山行概要】
今年は『星空とともに』に次ぐ『星よりも、遠くへ』が公開されると聞き、9日を予備日として8日の鑑賞を企図し、バスタ新宿を発つ。足に血が溜まるのを感じ、もう深夜バスに乗れる年でもないのかなとウツラウツラ思っているうちに朝焼けの仙台駅前に到着。駅前で朝食の後、さっそく泉ヶ岳方面へ向かう。
計画段階では標高が1000m未満の山に抑えておいた方が無難ということで、泉ヶ岳の手前にある黒鼻山を主目的と考えていたが、現地で雪の状況を具に確認し、あっさりと主目的を変更。前々から泉ヶ岳を歩いてみたいと強く思っていたので、その気持ちが勝った形だ。
さはさりながら、東北の1000m峰の積雪は、関東の1500m超峰のそれに匹敵すると考えているので、山頂まで行くか否かは保留しての、恐る恐るの山行開始となった。
しかし、その不安な気持ちも実際に雪の上に立ち、濃紺の青空とのコントラストを目の前にした時に吹き飛ぶ。ベースに3月になっても雪山ハイクができることへの感動があり、その上に山や木々や草地や空、そして雪の美しさが二重三重に重なって嬉しさも幾倍増。この心の高鳴りは歩みにも影響する。
引き際潮時に留意しつつ、時折雪を踏み抜きながらも私は雪上山歩を楽しんでいた。これだけ楽しいのだから山頂まで行っても苦にはなるまい。
そして、先行するグループが私の歩みの助けとなってくれた。何しろ、急傾斜の雪道を固め、踏み抜きやすい箇所も示してくれるのだ。先立つ者はありがたきかな。故に「先生」と言うならん。
泉ヶ岳の山頂からは、まさに泉のごとく清く澄んだ風景が広がる。北側、北泉ヶ岳の向こうには船形連峰、その間に、おそらく新潟山形県境の朝日連峰を挟んで、大東岳に面白山、その南には蔵王連峰と、今後歩こうかなと思っている山々が列をなしており、西側には広大な仙台平野。そしてどこまでも青い空。
先行する大集団は早々に北泉ヶ岳に向かったが、私は今回の泉ヶ岳との出会いに感じ入って、いつまでもこの山頂にいたいと思った。
【総括】
色即是空。空即是色。全ては気の持ちようということだ。事物はいかようにも色づけられる。しかして実体は変わらない。それならば、小さなことでも大きな愛で。小さいことにも大きな喜びを。
しかし、今回の泉ヶ岳山行は「小さい」どころの話ではなかった。今回、私は標高1000mちょいのこの山で、山の大なるを感じた。是非ともこの山は無雪期に北泉ヶ岳も含め、縦横無尽に歩いてみたいものである。
〜おしまい〜
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する